『無色の世界』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【無色の世界】
何もなかった
色も何もなく
音もない
自分が何者かも分からない
そんな気がしていた
空っぽで虚ろで
何もない
そこに君が現れて
僕の世界に色が生まれた
君の声を聞いて
僕の世界に音が生まれた
無色の世界は
色とりどりの世界になった
300字小説
君の描く『僕』の世界は
無色の世界が色づいていく。君が書く物語の主人公はいつも君の分身たる『僕』だ。舞台によって子供になったり大人になったり、少女になるときもある。
君が少女の頃に書いた世界は瑞々しいファンタジー。そこで『僕』は仲間を連れ、世界の謎を解く冒険者になる。
大人になった君の書いた世界は愛憎渦巻く現代劇。そこで『僕』は愛ゆえに周りを傷つけていく身勝手な弱い男になる。
歳を重ねた君の書く世界は複雑な事件を連ねた宮廷物。『僕』は宰相となり陰謀から王子を守る。
そして……更に歳を経た君が書く世界はなんでも無い日常に愛と幸せを見つける物語。『僕』は君の愛した人のように、さりげなく何気なく優しさを贈るカフェのマスターとなる。
お題「無色の世界」
無色の世界に染まると、感情が無くなってしまう。
きっと私は、毎日過ごしていて1番怖いのは色を失ってしまうこと。
「無色の世界」
生まれた時から世界は無色で。
人の温かさに触れていくと、色が染っていく。
1度きりの人生の中で、
どれだけ彩れるか楽しみだ。
『無色の世界』
人生楽しければ
もっと世界が色鮮やかに見えるのかな。
そう思ったこともいつしかあったけど
そんなことすらもう思わなくなった。
無色の世界。
いつかまた世界を綺麗だと思えるようになれたらな。
無色の世界
何もみえないってこと?
つまらないかな
[無色の世界]
色が消える。
感情が消える。
音も消えてしまう。
色の無い世界は色だけでなく、他のものも消えてしまう。
そんな世界はつまらない。
色があるから、空や海が綺麗。
キラキラ輝く。
だから、感情もある。
きれいだ、と思える感情。
その感情を大切にしてほしい。
わたしの世界は生まれた頃から黒色で埋めつくされていた。その理由は私が目が見えないからだ。小さい頃から母親に「どうしてお前は目が見えない上に馬鹿なんだ。お前なんて産まなきゃ良かった。お前はこの家の恥だ。」そう言われた。その日からわたしの世界はもっと黒くなった。何もできない自分が悔しかった。だからわたしは必死に点字を学び障害の子たちが通う学校で一番になれるように頑張った。でも一番になっても母はこちらを向いてくれなかった。お姉ちゃんは振り向いてくれた。するとわたしの世界が少しだけ灰色に変わった気がした。わたしはこれからも母に振り向いてもらえるように頑張りたい。そして目を治せる医療を点字で学びたいと思う。
無色の世界
毎日同じ色のない生活をただ淡々と過ごして嫌になる。
楽しいことよりも苦しいこと悲しいことの方が多い。
ただ、そんな私の色の無い世界でも
本があるだけで輝くんだ。物語を書くだけで頑張ろうと思えるんだ。
学校でネタが思いつくかもしれないってそう思ったら「学校行きたくないなぁー」って暗い気持ちが少しだけ明るくなる。
笑顔になれる。
書くだけじゃなくて読むのはもっと幸せな気分になる。
小説が全てだ。
小説のおかげで毎日が楽しい。
小説と出会えたから今の私がある。
小説と出会ったあの小学生の時、ちゃんと
小説を読んでなかったら心を動かされてなかったら今の私はいなかった。
四六時中暗い気持ちでいたかもしれない。
現実なんて見たくない。辛い思いをしたくない、学校なんて行きたくない。人の視線なんて気にしたくない。
人の気持ちなんて考えたくない。
だけどやりたくないことも小説があれば頑張れるから。
色の無い世界が少しだけ色ずくから。
今日も大好きな小説を手にする。
世界に色はあるか?
無色ではないと思う。
各々思い思いに色を塗りたくって、茶に近い黒になる。
世界ってきっとそんな色。
無色の世界
無色の世界 詩
無色の世界
光の無い透明な世界
そんな世界が本当にあるなら
黒人白人の人種差別も無くなるはずだ
いつかそんな世界に行ってみたいな
最初は思わず声をかけた
君の心に触れて
君に恋をした
無色の世界
全てが壊れた
たった一夜の数瞬、一回瞬きをしただけで
気づけば辺りは赤黒い異臭と
少し明るく見えた燃える匂い
今や時代も変わった
映画だけであって欲しかったあの風景が
''戦争 を 失くすため'' なんて名前だけ借りて
他所の紛争には目もくれない
数年前、流行ったモノクロカメラ
それで写した乾いた涙腺
日の当たんない路地裏に積み上げた〇体と
瓜二つ
お題 無色の世界
短歌
ミヒヤマキララポンドクラマシク
これが無色を表す言葉
無色の世界
子供の頃は世界が綺麗に見えた。
全てに色がついていた。
けど、いつからだろう。
色が少しずつ白黒になって見えはじめたのは。
僕が覚えているのは小6まで綺麗だったこと。
校舎が、友達が、街が。
キラキラして見えてたんだ。
でも、中学に入って世界が変わった。
別の小学校の生徒と一緒になると、友達が変わった。
僕の勝手なイメージだけど、その学校の子達は皆が個性的だったんだ。
だから、同級生もその子達に染められた。
あいにく、僕には友達が少なくてね。
それが救いだった。
あんま変わんなかったよ。
人が増えれば考えが増える。
人が増えれば心の闇が広がっていく。
覚えていないけど、それを知るきっかけがあった。
もう思い出せないだろうな。
今、世界の色が霞んでいたり無色だったり。
そんな方は普通にいると思う。
きっかけはわからない。
けど、また何かに出会えたら色付くかもしれない。
汚く見えている世界でも目を向けてみて。
あなたを救ってくれるなにかが見つかるかも。
こころの色を聞かれると
透明かもしれない
こころがきれいだとか
純粋だとか
そうではない
何にも興味を持てなくなった今
何色でもない
子どものように何にでも
目をきらめかせ
正直な感情をもっていた
あの頃
わたしは何色だったのだろうか
無色とは どういうことか
思わず 調べてしまった(笑)
いや 正しくは 無色透明だが
意味は 色がない すきとおっていることらしい
色がない世界はない
水にだって 色はある
水は 青いんだそうだ
でも もしも
無色の世界が あるのなら
なんの汚れもない 清らかな世界な気がする
「無色の世界」
そのままわたしも
無になりたい
無色の世界
どういうことだろう?
色がない?
透明の世界?
でも
気持ちは色に出ると言うよね
今、考えると…
暗闇に閉じこもっていた頃は…
グレーとブラック、たまにホワイトが少し
だけの服や靴しかなかったし
部屋もモノトーン
一見、オシャレのようだが
実は闇だらけだった
今。
三度目の大きな闇から這い上がって
自分を見つめると
色とりどりの物で溢れてる
あー、
ピンクやブルーも好きだったのかとか
前の私だったら有り得ない物で溢れている❤︎
心理士さんに言われるまで
気が付かなかったが…
ヘアカラーOKの職場に行ってからは
気分によって髪のカラーも変わってる
ネイルもド派手にw
流行りとか、この年齢だから無理とか…
そんなん関係なくない?
って思うようになったのは変なのかな?
好きなものは好き❤︎
って言える世界になったらいいなと
今の私は思うんだ
日本人は謙虚だから…
人に合わせがちだけど…
だから「無色の世界」なんて
今の私には考えられない
沢山の色と
沢山の好きで溢れた世界になることを
私は祈ってる❤︎
そして、私は変人と言われても
好きを止めない!
先陣をきるねーw
今までの私は何も無かった。
朝起きて、ご飯食べて、仕事をして、帰ってきて、同じことの繰り返しをしていた。
「今日もカップラーメンでいいや。」
全てに興味が無くなった。
ただ心に寂しさと穴が空いていく。
そんな時、黒猫にあった。
「黒猫…可愛いな…。」
指輪を落として行った。
「あ…。」
金色に輝く指輪はとても綺麗だった。
何を思ったか、私は指にはめてみた。
その瞬間、意識が無くなった。
目を覚ますと、知らない天井があった。
「あ、おはようございます。主様。」
主様…?
「主様…って誰のことですか…?」
「おや、少し混乱されているみたいですね。
主様はあなたですよ。」
私は夢を見ているみたいだ。
こんなイケメンが、私に「主様」だなんて。
「これからよろしくお願いしますね。」
「その…あなたのお名前は?」
「私はベリアンです。何なりとお申し付けくださいね。」
軽く笑った、そのベリアン…さんは。
とても綺麗だった。
これが、私と執事たちの出会い。
色々と話され、私は主になることを承諾した。
この瞬間から、無色の世界に色がついた。
「…………よろしくお願いします。」
この時、私は、泣いてしまったかもしれない。
でも、この涙は…いつもより暖かかった。