『無色の世界』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
不信という名の
怪物が
わたしを捉えて離さない
孤独な夜
不安と哀しみの狭間を
彷徨うことにも疲れ
眠りにつこうと
目を閉じても
先の見えない暗闇に
落ちていく心は
加速度を増すばかり
わたしを呼ぶ
あなたの声だけが
明日への道標となる
✩道標 (110)
(無色の世界)
無色の世界
無色の世界を想像した。
無色の世界といっても景色はほとんど真っ白な映像だった。
なぜか音もなく静かすぎて、無機質な空間で、
飾りのない黒髪の女一人が立っていて、
黒い瞳で、
こちらを、
真っ直ぐ睨むように見ていた。
どこまでも区切りのない空
凛々しい草花
みずみずしい果実
めいめいに、生命活動をするいきものたち
いとしい者の瞳や頬
身体中を駆け巡り、湧き上がる血液
彼女は、そういう、色にあふれた世界を欲して
あんなに苦しそうに息をしているのだろう。
私は無色の世界を覗くのをやめた。
─無色の世界─
17回目の夏。
とても暑くて、夏と言うにはぴったりな日。
僕は君に恋をした。
今まで色のなかった僕の世界。
色彩のない無色の世界に居た、
1人だけの僕を救ってくれた。
君が救いだしてくれたお陰で、
今の僕がいる。
色鮮やかで綺麗なこの世界に。
僕を救ってくれた君は、
今日も僕の隣で笑っている。
君の薬指には、
僕が20回目の春にサプライズした、
キラキラと綺麗に光る指輪があった。
無色の世界 2023.04.18
私の眼から色が消えた
ぜんぶ漫画のような世界だ
だが、それはフィクションだけで良い
色がないと美味しくない
色がないと想像できない
色がないと楽しくない
誰かパレットを準備して
かつて、世界には色があったそうだ。
でも、争いが起きて神様が人々を見捨てたから、無くなってしまったと旅の人から聞いた。
この世界には、色がないから皆ただ寿命が終わるのを待つのみだ
私には見えている、ほとんどの人は透けていて、でも伝説を教えてくれた人は、不思議な暖かさが見えた。これが色なんだ
色の無い世界に、色が見えるわたしが生まれたのはなんでだろ
その答えを探す為に、旅に出る
ここから、始まるんだ
お題「無色の世界」
無色の世界
無色と言っても今自分が存在してれば色は生まれる
自分がいなきゃ君がいなきゃ俺の見ている世界は
視覚的な変化も気持ちの変化も変わらない
だからこそ良い?
俺はつまらないから嫌だ
生きるにはなにか刺激が必要だからね、
無色の世界
「無色の世界」とは、どんなものだろうか。
なーんて、ちょっと小難しく考えてたらダメよ。
無色。色のない世界。何もない世界。
すなわち、眼が機能していない、視界。
なんて、きっと私たち「有色の世界側」、つまりは目が見える側には、分からないもの。きっとね。
だって、そうでしょう。
無は有に成れず。有は無に慣れず、よ。
だからこそ。
無は無を制せる。
つまり、無を受け入れることで、無である自分を、解るの。
そして、有も又、無を解れば、共に在れるの。
一応、それなりに簡単に言うとね。
目が見えないひとは、ほぼ目が見えるようにはなれない。
目が見えてたひとは、いきなり目が見えなくなることを、すぐには受け入れられないことが多い。
でも。
目が見えないことを、良しとすることで、自分のことが理解出来る。
自分の身体を、初めて本当に理解することで、見えない自分を、そのままで有ろうと思える。
そして。
目が見えるひとでも、理解し、尚且つ望めば、見えない目に寄り添うことも、きっと出来る。
……まあ、この話はね。あなたがもっと大きくなったら、お父さんに聞いてみるといいわ。
ふふ、仏頂面で、今とおんなじように答えてくれるはずよ。
なんてったって、私たち二人の考案のものだから、ね。
まるで色も音もない。
そんな世界で生きているような。
なんかつまんなくて、退屈で。
これぞ平凡な生活というか別に特に何もなく。
それはそれでいいかくらいな。
そんな僕の毎日を変えたのが君。
君に出会ってから
世界が、僕のいる世界が明るくなった。
こんなことあるんだ。
楽しい。
嬉しい。
こんな単純なことがこんな幸せだとは。
間違いなく君のおかげ。
『あのさ。その、なんかありがとう。』
「え?なにどうしたの?笑こちらこそありがと?笑」
ふふっと笑う君が本当にかわいくて優しくて、
僕も笑みが溢れた。
無色からカラフルに。
無色の世界。
無色の世界では
どんなに
嘘をついても
バレる。
無色の世界は
寂しいから
2人の色に
染めてね。
色のない世界とは モノクロなのだろうか
それならシマウマは見分けられる
色のない世界では みな透明なのだろうか
流星群は見えるだろうか
色のない世界では 光も明暗もないだろうか
それでは聴覚や嗅覚が発達するかもしれない
耳が大きくなってクルクルとよく動いたり
超音波を使いこなせるようになるのかも
においや声で誰だかわかったり
感情の変化にさえ気づけたり
深海生物も 夜行性の生物も
元気にうまくやっているから
それはそれで
なんとかなるんじゃないかな
「無色の世界」
#80
私の世界は無色だ…
誰かが笑っても
色が戻るどころか
醜い気持ちが渦巻いて
色が消えていく…
消えた色は思い出せなくて…
全ての色が無くなったとき
私は空っぽになった
笑えない
楽しくない
でも、
嫌なわけではない
辛いわけではない
苦しいわけではない
どうすればいいか分からなくて…
生きている理由も分からなくて…
あぁ、色が、感情が無くなった私は…
みんなは黒いものがキライ
うしろのコはシャツについたミートソースのシミをわらわれた
となりのコはおでこのホクロをペンでつつかれた
まえのコはクラスのうわさでムシされた
みんながわるいの
わたしはこんなに白いのに
~無色の世界~
無色の世界
僕は、いじめられている。
でも、親には絶対に言いたくない。なんでかって?
そりゃあ、親に言っても「ふーん」としか言われない。友達もいない。これこそ無色の世界。
次の日、また父に連れられ学校に行った。
「こっちは、学費払ってんだぞ」だってよ。
まぁ、親に反抗したら生きる場所ないし黙るだけが一番いい。
そしてその日は、女子からのいじめ奥の女子は怖がって青ざめていた。前のいじめられてた人か。
やっと、昼休み靴が何もされてないか下駄箱へ行った。するとそこには、一つの手紙があった。
どうせ、放課後いじめられるんだろうと思って、中身を見てみると、体育館裏に来てと書いてあった。
行ってみると、一人の女の子がいた。
すると「好きです。付き合ってください」と言われた。
そして今、僕の無色の世界が恋色の世界に広がった
気がした。
無色の世界
それは … 人の特徴が掴みづらい、どんな人なのか分からない、塗り絵ができない…そんな世界。
色って大切なんだね。
【無色の世界】
この世界には何から何まで彩りがある。
青い空、白い雲、茶色い机、、、。
黄色い歓声、緑の先輩、赤の他人、、、。
ブルーな気持ち、黒い心、、、、。
そこに無色透明は存在しているのだろうか?
自分から色を塗り足すことは出来るのだろうか?
壊れた心は何色なのだろうか……。
そんなことを考えながら、私は今日も眠りについた。
/無色の世界
この世界には無色の膜が張られている。
僕と、世界を分ける透明の膜だ。
僕には見えない世界を、みんな見ている。何が見えているのか分からないけれど、その世界はどうやら、とても楽しいらしい。
僕にはとても理解ができない。僕には、世界が酸化して見える。
そんな世界に色と輝きをくれるのが、彼だ。彼といるのは楽しい。彼といると、死のうと思う気持ちが和らぐ。
僕は、それが苦しくて仕方がない。
苦しい生を引き伸ばす意味がわからない。早く死んでしまいたいのに、いつも彼が邪魔をする。
彼は僕に生きる意味を与えようとしているらしい。余計なお世話だと言うのに、時折それに安心感を覚える。
おかしな話だ。
けれど、みんなはこの安心感を幸せと呼ぶのかもしれない。
#無色の世界
きっと…
キミが居なければ
無色 透明な世界だ…
キミが居るから
1秒ごとに色がついている
毎日が違う色で
同じ色はない…
1年で365色
もう何年も一緒だから何色になるんだろう…
色とりどりで面白いね〜
キミは空気みたいで
無色 透明
邪魔にならない
そして空気みたいに大切な存在
私が生きていくのに必要不可欠な人…
だから
空気が居なくなったら
私は…
きっと苦しくて
直ぐに死んでしまうんだろうなぁ〜
🌈黒猫のつぶやき🌈
無色の世界ってどんなかな?
ピースを繋げてもずっと真っ白な
ミルクパズルみたいだね…
おはようございます
朝がわからないまま
誰もいないベットで話してみた。
まだ体はベットの上で、
今日は「なに」をしよう。
まずはカレンダーが二日分めくっていない
カレンダーの日だけが、今日を教えてくれた。
カーテンを開けてみても、
今も無色だった
無色の世界
無職の世界ですか?貯金があれば気持ち楽に生きられますよ。
そうじゃなくて無色ね。
私には見ることができない世界。無色の世界があるのならば。
私もそこに存在することができるんでしょうか。
すべての色を失った世界は透明なのでしょうか。
空気を読まなければならない
ルールは必ず守らなければならない
「普通は」、こうあるべき
恋愛で我を忘れるのは良くない
夢を追わず、現実を見るべきだ
#無色の世界