─無色の世界─17回目の夏。とても暑くて、夏と言うにはぴったりな日。僕は君に恋をした。今まで色のなかった僕の世界。色彩のない無色の世界に居た、1人だけの僕を救ってくれた。君が救いだしてくれたお陰で、今の僕がいる。色鮮やかで綺麗なこの世界に。僕を救ってくれた君は、今日も僕の隣で笑っている。君の薬指には、僕が20回目の春にサプライズした、キラキラと綺麗に光る指輪があった。
4/18/2023, 11:16:26 AM