『澄んだ瞳』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
君の瞳を見てると、怖くなる。
こうしてただ見つめられていると
いつか、私の全てを見透かされてしまいそうで。
#澄んだ瞳
お題《澄んだ瞳》
その瞳は、果ての果てまで見通す――。
この瞳は災いだ。
しりたくもない真実を識り、そして見せる。
それでもこの瞳は希望《のぞみ》だ。
「――この手がどれだけ血で濡れようと。俺はおまえのためなら、捨てられるんだ希望《のぞみ》を」
世界を識る者と世界を渡る者。
わたしたちが夢みた世界は、どこで違えてしまったんだろう。
《同じ瞳》を持つ者なのに。
あなたと話す時の私の瞳はどう映ってますか
あなたの瞳はどう表現したらいいのでしょう
澄んだ瞳
どんなに澄んだ瞳でも
どんなに濁った瞳でも
見えるものは同じ。
忘れないで。
澄んだ瞳のあの子も
あなたも
同じものを見ることができるんだよ。
意外だと思うかもしれないけど
そんな事は絶対ないと思うかもしれないけど
ちゃんと対峙してちゃんと相手の目を見ると
みんな そう みんな うん 全員
瞳は澄んでるんだよ
瞳は…ね
《 澄んだ瞳 》
なんか今夜は心が嵐で泣きそ……。
泣けば澄んた瞳になって明日は心が晴れるかな。
熱くないアスファルトの上を歩いている
自動販売機の横には空き缶が置いてあって
通る道にはスナックパンの空き袋が
誰かに踏まれたように、縮んでいる
そんな奴たちを風景として
僕は君の横に並び
信号の赤色が変わるのを待っている
君は花歌を歌い
僕はそれをただ聴いている
なんという歌だろうかと、問いかけてみる
君は僕に雪解けのような曲を伝えてくれる
僕は頷く。
君は花歌の続きを奏でる
ダークブラウンのその目はとても大きい
目玉がとび出そうなくらい
僕のポケットに入るくらい
君の結膜は夕焼けに照らされて、
白色が蜜柑に染っている
それを手に入れることが出来るのなら、
ぼくはその澄んだ瞳を、ずっと
眺めることが出来るんだと思う
あとどれくらいなんて
考えていない
考えるだけ、多分無駄だった
君の澄んだ瞳は、
僕のポケットには入りたくないと言う
僕は熱いアスファルトを踏んで、
自動販売機なんて無くて
スナックパンじゃなくて、矢筈豌豆が落ちている
でも、あの蜜柑だけは同じで
それだけが同じだけれど
蜜柑色の君の結膜は思い出せなくて
花歌は聞こえずに
君はどうやら枯れてしまったようだった
「澄んだ瞳」
孤独を抱えた君は
何故か澄んだ瞳をしてた
君の腕の中
安らかな寝息をたてている 孤独達
とても安心しきった顔だった
僕の顔は何故か歪みきっている
不意に君が手を伸ばす
迷う 僕
躊躇う 僕
幾度となく繰り返された問答
華奢な君の腕 か細い指先
その姿 凛として
恐る恐る はじめて触れる君に
何故か恥じらいを感じてしまう
はじめて僕を認めて受けとめてくれる
その準備はもう できたようだ
迷わず僕は君の腕の中に身を委ねる
僕を抱いた君は
澄んだ瞳をしていた
澄んだ瞳で見つめてくる君。
おやつを欲して、お手、おかわり。
芸を披露して、キラキラ見つめてくる。
「上手にできた?おやつ、ちょーだい」
誘惑に負けて、おやつを多めにあげちゃう。
可愛い。でも、肥満気味なんだよね。どうしよう。
やたらデカくて澄んだ瞳にくっきり浮かぶその黒目に映る日は果たして来るのだろうかこの私の姿。
子供の目は、とても澄んだ瞳をしていて、まるで嘘で塗り固めた私の心の中を全て見透かされているような気がして、とても怖く感じる。
いつからだろうか?
私も昔は澄んだ瞳で世界を見ていたのに、いつの間にか同調圧力に負けて、自分の心に嘘をつくようになってしまっていた。
自分では、自分に嘘をついていることさえ、もう分からなくなっていたのに。
子供や動物たちの目を見れない。
その理由に気づいた時、私が自分の心に偽り続けていた事を思い知った。
本当の私は、本当の私でいた頃は、まっすぐ目を見れていたのに。
良い大人の振りをして、良い妻の振りをして、良い母の振りをして、良い娘の振りをして、良い孫の振りをして、良いママ友の振りをして・・・
全てが作り物。
本当は良い人になんてなりたくない。
なのに、どこかで嫌われるのが怖いんだ。
母が私を憎んでいたのは、私の瞳が澄んでいたから。
今になれば、その理由がわかる。
自分が幸せじゃないのに、娘だけ幸せになってなるものか。
私の分身なんだから、あなたも幸せになるはずがない。
母はいつも母である前に女だった。
だから、自分が老いるにつれて、私の澄んだ瞳が憎くなったのだろう。
私の瞳
今はもう曇りだらけ。
満足ですか?
私はあなたから逃れられないのですか?
もう一度、嘘偽りのない自分に戻って、澄んだ瞳を見つめ返せる日が来ますように・・・。
澄んだ瞳で見つめてくる
目が合うと胸がキュンとする
可愛い可愛い猫ちゃん
澄んだ瞳を持つ人とはどんな人か。
誠実な人か。真っ当な人か。
澄んだ瞳に映るものとは何か。
綺麗なものか。美しいものか。
では澄んでない瞳には何が映るのか。
美しくないものはどう映るのか。
「澄んだ瞳」
一つの曇りすらない澄んだ瞳も
きっとどんどん汚れていってしまう
燻んでいってしまう
色々なモノを見て、知って
きっと最初のままではいられない
それなのに、澄みきっている訳ではないのに
どうして綺麗だと感じるのだろう。
色々なコトを知って、見ているのに
それでも澄んでいるように、綺麗に映る
あぁ、きっと心が綺麗なんだ。優しい心の持ち主なんだ。と
まるで瞳がその人の心を表しているように感じた。
澄んだ瞳
君が私の嫌いな女の子と話してる時の私の目
澄んだ瞳
といえばラーメンズですね。
バニーボーイの
イノセントな目で見るな!
ですね。
澄んだ瞳
見つめていたい
ずっと
「澄んだ瞳」
赤ちゃんには敵わない
君の澄んだ瞳の中に映るものは
君のように美しいものだけにしたい
君の耳が拾う音色は
君の声のように美しいものだけにしたい
でも、そんなことしたら
君にこんな汚い感情を抱く僕は君の目に映ることも
君に声をかけることも出来やしない
そんなの耐えられないんだ
だから、美しいままである事を諦めて欲しい
天使のように美しい君は
この世界でただの人間になりさがってしまう
僕のために
君よ、穢れてくれないか
娘の凜として優しくて澄んだ瞳が大好き
澄んだ瞳