溢れる気持ち』の作文集

Open App

溢れる気持ち』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

2/6/2026, 5:14:02 AM

伝えたい 離れたくない
溢れる 本当の気持ちを誤魔化し
君とのこれからはどうしようと
1人夜は泣いたり
がえてはいけないとなればなるほど
私たちの未来は ここ止まりかもと
とため息

用事合間 ドラマとか映画も 集中できない
ぐらい 大好き
互いのためには
互いに好きなのは確かでも
別れないと いけないがある

ぜに 愛は 縁は 時に容易く
脆いのだろう 失恋がはじめてじゃない
なのに失恋に限らず
人別れ とか 出会いはじまりより
難しいだろうか

孤独だ 人は孤独だ
たが 1人ではない そうした考えで
いる私

君と私で 生きていけたらなんて
ごめん やはり 難しさを
感じはじめてる

大好きだから 君を私で壊したくは
ない また 君が私から離れないのも
好かれていてもズルさからも
私の狡さも 酷く醜くい

弱いからこそ
二人で なら 強く いける
今からなり 修正がきけばいいな
だが やはり 自分を変えれても
彼は 彼だから、
修正できたとしても
どうだろう

好きが 溢れてる良かった事
優しくしてくれた出会ってから全てな
これまで思い出が
今は苦しい

2/6/2026, 5:11:08 AM

弟は、
大好きなものが目の前にくると、
たちまち色が変わる。
ホントに不思議だ。


色が変わるのに気づいてるのは、
姉である私だけ。



ちなみに、
どんな色に変わるかというと…

お母さんは、ピンク
お父さんは、みどり
おばあちゃんは、あか
おじいちゃんは、あおみどり
お兄ちゃんは、きいろ

そして
私が目の前にいくと、
なんと、にじいろに変わるのだ!
(なんか特別感があって嬉しい)



弟はまだ産まれて間もないし、きっと溢れる思いを身体全体で表してるんだろうなあ…
と、私は勝手に思っている。



私の大切な大切な弟は、
本当に見ていて飽きないのである。

2/6/2026, 5:07:41 AM

『溢れる気持ち』


一歩引いて
あなたが倒れないよう
私が支えたい
二人に降りかかる火の粉を
あなたは懸命に払い除けてくれる
傷つき疲れて倒れ込んでも……
傍に……


―――そんなの
……もう……耐えられない


    【私が引っ張る!!!】


2人の行きたいところに
私が引きずり回してやる!
私が前に出て!私が払い除けてやる!!
私が守ってやるから!
私を後押ししないよ!!
私が危ない時?一緒に守ってよ!!
私が傷ついた時?
私を担げ!私を癒せ!!
私の手足になって進め!!
私が引っ張ってやるし!
アンタが落ち込んだなら
私が引っぱたいてやる!
だから私と一緒に来い!!!

この気持ち、
もう溢れて止まらない!!!


〜シロツメ ナナシ〜

2/6/2026, 5:02:49 AM

人と人が、真に解り合うことは決してない。

内心の自由という言葉がある通り、
自身が抱える想いの矛盾も、広がる思考の真実も、他者からは決して見えることはない。

それらが気付かぬうちに、外界に滲み出たとしても。
君からは決して、君へ向けた、私の真実が解ることはない。

同じ様に、
君の内心も、私は知る由もない。

けれど、
生涯、知る事が出来ないことを解っていても、
私は君のことを知りたいと思ったのだ。

2/6/2026, 4:43:01 AM

某カラダが闘争を求める系のゲームに、
溢れる気持ちを叫びつつ激ヤバキャノンをブッ放す
名シーンが存在するそうです、
という開幕2〜3行のお題回収は置いといて、
完全フィクションふぁんたじーな「溢れる気持ち」の小話を、2個ご紹介。

最初のおはなしは「ここ」ではない別の世界、
世界線管理局なる厨二ふぁんたじー組織が舞台。
世界の維持だの保全だの、それから世界間航行の取り締まりに航路の敷設だの、
いろんな仕事をしておる公的機関です。

局員たちの健康と衛生を預かる医療の部署に
「ヤマカガシ」なるビジネスネームを貸与された
ヘンタイ野郎医務官がおりまして。

「よし、完成した、完成したぞ!」
さて。その日のヤマカガシ医務官です。
1ヶ月ほどかけて調整しておったヘンな飲み薬を、
小瓶に入れて、光にかざして、
そして、おおいに歓喜しておりました。
「これを飲んだものはたちどころに、溢れる気持ちに素直になって、衝動のまま愛を叫ぶのだ!」

随分とヘンちくりんな薬です。
しゃーないのです。過去作2024年の10月投稿分で、ちょうど「溢れる気持ち」というか「溢れる愛」に素直になる薬を、既に作っておったのです。

で、ヘンタイ医務官ヤマカガシのヘンタイ度合いは
これを同僚たる管理局員で実験したがるという
至極迷惑なヘキによって顕著になりまして。

「記念すべき最初の被検体は、ツバメくんだ」
ふっふっふ。ふっはっはっは!
ヘンタイ医務官ヤマカガシは、本物のヤマカガシのように舌をチロっと出して天を仰ぎ、
自分の溢れる気持ちもそのままに、あらかじめ捕獲しておったところの法務部局員を、
「……ん?」

捕獲しておったところの法務部局員を、
見ようと振り返ったところ、
その法務部局員が拘束具から逃げ出して
だぁれも居ないことに気付きました。

「素晴らしい!さすがツバメくんだ」
ハハハ、はーっはっはっは!
ヘンタイ医務官ヤマカガシは仕方ないので、
新しい生贄を探しにゆきました。

…——「と、いうことがあったので、なんとか拘束具から抜け出して、逃げてきたワケです」
「そーなんだぁ〜」

2個目のおはなしは、その頃の法務部局員。
「ツバメ」というビジネスネームを貸与された管理局員のおはなしです。
管理局内に居れば、たちどころにヘンタイのヘンちくりんなクスリの餌食になりますので、
都内某所、某深めの森の中の、稲荷神社まで逃げてきておりました。

というのもその稲荷神社の宿坊を
ちょうど管理局のお嬢さん局員
収蔵課の「ドワーフホト」が利用しておりまして。

「ヤマカガシさん、あたしには、フツーに優しいだけのお医者さんだけどなぁー」
なんでツバメさんとか、ルリビタキ部長さんとか、法務部局員にだけヘンタイなんだろー。
ドワーフホトのお嬢さんは、腕の中で尻尾ぶんぶんご機嫌な稲荷子狐を撫でながら、なでながら、
パチパチ、ぱきん、炭火で遠赤外線照射中のマグロのカマの塩焼きを、見守っておりました。

コンコン稲荷子狐によると、マグロの豪華食べ比べセットを揃えて購入したところ、
お魚屋さんがふたつ、オマケしてくれたとのこと。
養殖クロマグロのカマ。あご肉だそうです。

塩振って、キレイに焼いて、
ひとつはそのまま焼き魚で、もうひとつは身を崩して混ぜご飯、あるいはピラフかチャーハンに、
あるいはオイルやドレッシングと混ぜて、バゲットに添えるのも良いでしょう。

「な〜やむぅ」
「なやむ!なやむ!」
ドワーフホトと子狐は、1人と1匹してニッコリ。
今すぐ食べたい溢れる気持ちを抑えて、
じっと、炭火を見つめました。
「おいしかったら、マグロのあご肉2個6個、管理局に買って帰ろーっと。
スフィちゃんに作ってあげるんだぁ」
「あごにく!あごにく!」
「コンちゃんも、一緒に食べようね〜」
「たべる!」

はぁ。それは、良かったですね。
その管理局から逃げてきたツバメは、大きな大きなため息を、ひとつ、吐きましたとさ。

2/6/2026, 3:50:36 AM

【溢れる気持ち】

今日は本当についていない。
早起きして良い感じに目覚めたのに
この仕打ちって…

だいたい朝からやることが多すぎる。

起きたら
掃除、食器洗い、ゴミ出し。

家から出れば旦那のために
酒、タバコ、炭酸を買わなきゃいけない。

お陰で仕事では遅刻ギリギリ。

寝不足で頭痛が起きて嫌になりながら作業をする。

家に帰ればまた旦那がうるさく怒鳴る。
「遅い」っていつも言っているが
何をそんなに急いでいるんだ?
そもそも急ぐ必要があるのか?

また風邪薬をオーバードースする日々になってきた。

旦那から人格否定されてばかりだ
「お前が悪い」「おまえのせいで」の言葉ばかり。

じゃあなんでオレとパートナーシップ組んだんだよ。

7年間?知るかよ。
こっちは結婚したくなかったんだよ。
ふざけんな

2/6/2026, 3:23:14 AM

溢れる気持ち/家族の太陽


痛くて苦しくていっぱい叫んで

生まれてきてくれた赤ちゃん
お腹で暮らした赤ちゃん
やっと出会えた・・・私の
赤ちゃん
温かくて全部小さくて
細い指を持ち上げる 、って
誰でもやっちゃうことして
本当にきゅと握る手が愛おし過ぎる

初乳を飲ませて上げるのに
抱くのも教わってアタフタ
手間取ってなかなか出なくて
口許に出せたら一生懸命吸おうと
頑張ってくれた
胸の奥までジュンとして
泣きそうになった
あげれて良かった
凄くママになったって実感した

抱き上げて肩でげっぷさせて
あげるのも初めてでなかなか出ない
焦る
背中を擦りまくって
けぷ
やっと出た
おむつを取り替えられて
気持ちよさそうに開く脚が
段々肌色になってく

心にいっぱいの幸せが溢れて
ママになれて本当に嬉しくて
パパの笑顔もいつもの何倍も
晴れてる
太陽になるんだね
私の赤ちゃん

2/6/2026, 3:10:03 AM

お題:溢れる気持ち

 コップから溢れて机に広がるお酒を見た私は、込み上げる笑いを制御できず口を大きく開いた。
「あっはっはっ」
「笑うなよ」
「だって笑うなってほうが無理! そんなこぼすなんて子供みたい」
 それをやらかしたのが普段はしっかりしてるシュウゴだから、なおさら面白い。今日はなぜか表面張力の限界に挑戦したみたいだけど結果は惨敗だった。瓶を置いたあと、シュウゴは無言でティッシュを手にローテーブルを拭く。お酒のせいであらゆるものが緩んだのか、その様さえおかしく思えて私は口元を手で覆った。
 一年分くらいの笑い声を出したんじゃないか、そう思いながら後ろに手をついて天井を見上げる。見慣れたシュウゴの家の白い天井。いつもと同じはずの蛍光灯が、今日はふんわり浮いて見える気がした。
「お前だいぶ酔ってんな」
「あんたほど酔ってないしー」
「酔っ払いはみんなそう言うんだよ」
 こぼしたお酒を拭き終えたシュウゴが言う。ずずっと音を立てて、なみなみと注いでしまったお酒を啜った。
 今日はシュウゴの姿もいつもと違って見える。恰好いいのは相変わらずだけど、可愛くも思えてしまう。さっきお酒をこぼしてたからだろうか。
「好きだなあ」
 気づけば口から溢れてしまった。シュウゴの顔は驚きに染まっていて、いまさら発言を取り消すことはできない。
 シュウゴは職場の同期の中で一番気の合う存在で、二人で時々宅飲みをする仲だ。いつの間にか私はシュウゴを異性として意識してたけど、今までの関係を壊したくなくてずっと好意を気取らせないようにしていたのに。
「ああ。お酒の話ね」
 なんとか取り繕うために一言付け足す。
 これで騙されてくれないだろうか。そう願いながらシュウゴを見つめていると、見開かれていたはずのシュウゴの目は決意を宿しはじめた。
「俺も好きだって言ったら、どうする」
 抑えようと決めたはずの好意が、さっき机にこぼれたお酒みたいにじわじわ広がる気配を感じた。

2/6/2026, 2:44:20 AM

君を見てると自分が上手く制御出来なくなってしまう。
君の笑顔、君の真面目な姿、頑張って取り組む姿。
足のつま先から頭のてっぺんまで知り尽くしたい。

この溢れる気持ちはどう制御出来るのだろうか。
僕はこの気持ちの慰め方も止め方も出来ない。
君に教えて貰ったらどれだけ良いだろうか。

2/6/2026, 2:31:12 AM

溢れる気持ち

 最近は金のことばかり考えてて心臓がばくばくいってる。これがギャンブルの熱か。

 前に三百万がどうのという話をしたけどあれから検討を重ねた結果、二百万動かすことにした。

 これだけの大金を動かすのは初めてだから今から心臓がすごいことになってる。緊張で鼓動が激しくなってるのを自覚する。

 この金を実際に動かすのはまだもう少し先だけど動かすのはもう確定。

 それで動かすのはギャンブル。よく言えば投資なんだけどこれからどうなるのかわからないものに金を入れるんだからそれはもうギャンブルと変わらないだろう。

 今まで競馬もパチンコもやったことのないギャンブルとはほぼ無縁の人生だったけどここで賭けに出る。

 この二百万は俺の貯金のほぼすべてと積み立てNISAの利益を全部合わせたもの。つまりほぼ全財産だな。

 もうおっさんなのに全財産がこれっぽっちなことに涙が止まらないけど、この現状を変えるためのギャンブルだ。

 借金とかはしないから最悪貯金が消えるだけだけどこれは俺の人生最大の挑戦になるかもしれない。今からドキドキするぜ。

2/6/2026, 2:28:31 AM

現実というのは
どうしようもなく非情だ
パズルのピースが違う位置にはまっていても
何事もなかったかのように先へ進んでしまう
全くミスのなく綺麗なパズルを完成させられる人は
砂漠の砂粒の一つくらいに
探すことすら難しいほどいないだろう
でも
習字を完璧に書けなくたって
味のある字を書ける人がいる
ミロのヴィーナスのように
完璧じゃなくたって
美しいものは世界にたくさんあるんだ
自分が愛せる不完全な友人やものごとに出会えた時
私の心は愛情で満たされていく
溢れる気持ちを
大切な友人や仲間に向けて
そしてお互いに信号を送りあって
私の世界というネットワークは発展していくのだろう

2/6/2026, 2:08:51 AM

もう、戻れない。
もう、戻らなくて、いいんだ。
夕暮れ時。世界が橙色と紺色の混濁に飲み込まれようとする時間。 寄せては返す波の音が、幸せな誘いのように低く響いている。
果てしなく続く海は、燃えるような夕日に照らされ、残酷なまでに美しかった。



世界は美しいのだと、思っていた。
青く澄み渡る空の下。人々の笑顔に包まれ、真っ直ぐに未来へ向かう。
困難は乗り越えられる。例え何があろうとも、私と皆ならできる。
身体に痛みなどない。ただ一つ、幸せを抱きしめて死んでゆく。
そんな理想は、ただの夢物語に過ぎなかった。


当たり前にできていたことが、できなくなった。
彼女はそんな自分に失望した。嫌いになった。自分自身を傷つけて、傷つけて、ぼろぼろになった。僅かに感じる痛みだけが彼女とこの世界を繋ぐ唯一の架け橋だった。
離れていく友達。
下がり続ける成績。
増える母のため息。
気づけば、美しかったこの世界はモノクロに色褪せていた。
明日が来るのが怖い。
苦しい。息ができない。
助けて。助けて。助けて。

彼女の声にならない声は、誰にも届かなかった。


いつの日か、彼女は嘘つきだと云われる様になった。
笑顔の仮面を被る彼女にクラスメイトは言った。
「本当に思ってる?」
仮面がぱりん、と割れる音がした。
道徳の教科書に載っていることを、ただ繰り返す彼女に世間は懐疑の目を向けた。
人が落ち込んでいたら、慰めましょう。
人が傷ついていたら、手当てをしましょう。
人が喜んでいたら、共に喜びましょう。
彼女には分からなかった。教科書通りにしたら、その人達は喜んでくれたのに。

「あなたの言葉には心がこもっていないの」
向けられた言葉の刃は、彼女の胸の奥にある空洞を正確に突き刺した。
喜んでいるふり。
悲しんでいるふり。
正解をなぞれば、世界と繋がれると思っていた。
けれど、なぞればなぞるほど、彼女は透明な壁に囲まれ、孤立していった。

彼女の「きもち」は硝子の箱の中で、柔らかな光を受けて緩やかに流れていた。
冷え切った指先で触れようとしても、「きもち」は器用に彼女を避ける。
彼女は触れられない代わりとして、ただ、観察することにした。
赤黒く染まりぐつぐつと沸騰する日。
ぱきり、と音を立てて青く凍りつく日。
自分の「きもち」をまるで他人事の様に見つめ続ける日々。
やがて「きもち」は真っ白になり、さらさらの砂になった。
砂になった「きもち」は、もう彼女を突き刺すことはなかった。



彼女は波打ち際へ一歩、踏み出す。
冷たい海水が靴を浸し、足首を掴む。
砂になったはずの「きもち」が、足元から侵入してきた海水に濡れて、じわりと重さを取り戻していく。
一歩、また一歩。
波が引くたび、足元が砂ごとさらわれ、境界線が曖昧になっていく。彼女はもう、自分が陸の住人なのか、海の欠片なのかも分からなくなっていた。
「……あ」
ふいに、喉の奥から小さな、熱い塊がせり上がってきた。さらさらで、何も傷つけないはずだった真っ白な砂。それが海水を含み、どろりとした「生の感情」に変質していく。
観察していただけの硝子の箱が、内側からの圧力で軋み始めた。
教科書には書いていなかった。
絶望の先に、こんなにも鮮やかな色が待っているなんて。
死ぬほどに苦しかったはずのモノクロの世界が、沈みゆく太陽の最後の一閃を受けて、毒々しいほどに輝きだす。
「…苦しかった」
唇から零れ落ちたのは、正解でも、道徳でもない、ただの独り言。
けれどそれは、彼女が初めて自分の心から直接掴み出した、形のある言葉だった。
「嫌だった。痛かった。笑いたくなんてなかった。あんな風に、分かったような顔で私を裁かないでほしかった」
一度溢れ出した言葉は、もう止まらなかった。
砂が泥になり、泥が血の通った熱い奔流となって、彼女の身体を内側から突き破る。
「きもち」が溢れる。
これまで殺してきた悲鳴が。
飲み込んできた涙が。
「普通」になれなかった自分への、剥き出しの怒りと、それ以上の愛おしさが。
視界が歪む。それが涙のせいなのか、海の深さのせいなのかはもう分からない。
けれど、彼女の胸の奥にあった空洞は、今や行き場を失った膨大なエネルギーで満たされていた。
空っぽだから死にたかったのではない。
溢れそうなほどに、感じていたのだ。
世界が、自分が、こんなにも叫びたがっていることを。
波は彼女の腰を叩き、優しく、けれど抗いようのない力で沖へと誘う。

彼女は空を見上げた。
薄暮の空は、もはや混沌とした美しさで彼女を祝福しているようだった。

もう、戻れない。
あの、正解だけを探して息を止めていた日々には。
もう、戻らなくていい。

嘘の仮面を被って、モノクロの街を歩く自分には。
彼女は最後の一歩を踏み出す。
身体が浮き上がるその瞬間、彼女の心を満たしていた「砂」はすべて、温かい潮騒の中に溶け出していった。
それは消失ではなく、ようやく彼女が世界と、本当の意味で溶け合えた瞬間だった。
残酷なまでに美しい夕闇の中。
彼女は初めて、誰のためでもない、自分だけの深い呼吸を一つ、ついた。

2/6/2026, 1:56:18 AM

《溢れる気持ち》#10 2026/02/06

 その人の何かがぼんやりと見える、なんて話を聞いたことがある。例えば、寿命までの日数が頭の辺りに浮かぶ、とか。
 そんな、SFめいたものとは、一切縁がない。と、思っていたのだけど。
 同級生の、桜子さん。背が低くて、眼鏡をが似合うおっとりさん。ある日、同じクラスの男の子に話しかけられいたのを見た。ちょっとノート写させて、みたいな他愛もないこと。
 その時、桜子さんの頭の上に、何かがふわっと浮かんだ。
『しゃぼん玉?』
 小さなそれは、黄色の光を残して、パチっと爆ぜた。教室を見渡す。誰も、しゃぼん玉を吹いてなんかいない。当たり前だ。幼稚園ならまだしも、ここは高校で。
 でも、私の見間違えなんかじゃなかったんだ。数学の授業で先生に指名された時は、どんより青くて小さな玉がポツポツと。選択科目の音楽では、名前と同じ桜色が浮かんでいた。
 ああ、あれは彼女の感情が顕れたものだったんだ。入学して以来、あまり接点がなかった桜子さんのことが、そのことに気付いてから急に親しげに感じられて。
 そんなある日、私の視線に気付いたのか、桜子さんと不意に目があってしまって。
「あ…えっとね…」
 悪いことしたかな…なんて言おう…ドギマギしている間に、桜子さんは真っ赤になった顔を机に伏せてしまって。
 その、彼女の上に、鮮やかな赤色のしゃぼん玉が浮かび上がった。いつものように現れたそれは、膨れ続けて、いつも間にか教室一杯を覆うくらいになって。
 その、しゃぼん玉の中に入り込んでしまった私には、確かに彼女の声が聞こえたんだ。
『目、合っちゃった…恥ずかしい…でも…好き、なの』

2/6/2026, 1:52:44 AM

溢れる気持ち

病院の待合室で
「あと何番目?」
私を見て、母が尋ねる。
数秒前にも同じ質問をした事など全く忘れている様子を見て、少し苛立ちながら
「8番目」
とだけ短く答える。
「まだまだだね」
ため息混じりに母はそう言った。

いつからだろう。
同じ話を繰り返す時間が数時間から数分になり、今では数秒になったのは。
それだけではない。
自分の感情を抑えられず、すぐに怒り出してしまう、
ネガティブな感情は抑えが効かないらしい。
先日も久しぶりに夫と母と3人で食事に行ったが、些細なことで怒り出し、「もう、食べない」とヘソを曲げてしまった。
「あんたはいつも私を後回しにする」
母は最近、夫にヤキモチを妬く様になった。

今年85歳になる母は、20年前に40年連れ添った私の父を亡くし18年前から私と一緒に住んでいる。
遅い結婚をした私は、そのまま母と同居しているが、母は夫の事を面白く思っていない様で、ことあるごとに夫に当たる様になってしまった。

怒り出すと収まらないのは昔からで、喧嘩をしても謝らない母ではあったが、歳を重ねる毎に自分の怒りを消化出来なくなっている様に見える。

子供の頃はお母さん子で、人前では母の後ろに隠れてしまい、母がいないと泣きながら探す様な子供だった。
私の世界が母だけだった頃の事だ。
今では、母からの溢れる気持ちを受け止めきれずにいる。
いつかこんな話も笑える日が来て、その頃には私も今の母の様に数秒で、同じ事を何度も聞き返す日が来るのだろうか。

そんなことを考えながら隣を見ると
先程と同じ質問をされ、
「あと7番目だよ」
と、ため息混じりに答えた私がいた。

2/6/2026, 1:50:40 AM

堰を切って、零れだす。
胸を打つ感情。
頬を伝う雫の味が唇に触れる。
溢れるままに流れる感情の奔流。
人はそれを「感動」と呼ぶ。

「お題 溢れる気持ち」#160

2/6/2026, 1:48:16 AM

溢れる気持ち

人生楽しもうとしたら楽しくなる
つまらないのは自己責任

2/6/2026, 1:42:06 AM

「この歌好きだな…。
ん、今度踊るのこの子にしよ」
そう決めたワシは歌のリズムを覚えるために
エンドレス再生へ切り替える。
ひらりふわりと、本番ですらないというのに
体は勝手に動き続ける。

ーー早く、踊りたい。

そんな気分だけで、帰宅する歩幅が
少しだけ大きくなった気がした。

2/6/2026, 12:43:10 AM

朝日が
背中の毛を撫でている


 名前を呼ばれる前から
 前足が
もう行き先の方向を向いていて


 気持ちが収まりきらず
 腰のあたりで
風になる


 しっぽは
ことばの代わり


 “嬉しい”が
音を持っているから
 きっと
こんなリズムなんだろう


 目は蜜の色をして
 世界のすべてを
信じきったまま


 そして、

 一直線に走る


 撫でられると
 笑っているのは
口元だけじゃない


 こらえきれず
 気持ちがはじけて


 短い声が、
跳ねる


 背中でも
 耳でも
 しっぽでも


 からだじゅうが
喜びに揺れている


題 溢れる気持ち

2/6/2026, 12:28:50 AM

"溢れる気持ち"

浸水し階下に雨が降ったとて
頑固な栓を抜くこともせず

2/6/2026, 12:00:20 AM

明日から冬のオリンピックが開幕する!  今まで数多くの感動があったが ソチ五輪の浅田真央ちゃん 世界を魅了したフリーの4分間が終わった後の溢れ出す涙… 一般人には分からない背負う物の重さ、プレッシャー 思い出すだけで涙ぐんでしまう… 今回のコルティナオリンピックでは何が起こるだろう 頑張れニッポン!!     
            ポポヤ

Next