『溢れる気持ち』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
あれ、なんか忘れてる
あ、【書いて】を忘れてるんだ
通知来てた?
まあいっか
これからも
この溢れる気持ちを
スマホに打ちまくるわ
あんまんが売り切れだから進めない帰路がこんなに明るい月夜
君の事を考えているだけでどんどん時間が過ぎていく
君がいるといつの間にか目で追っている
君のその優しい瞳がいつか私に向けられる事を願って―
「溢れる気持ち」
「溢れる気持ち」
溢れる気持ちと言っても色んなのがあるんじゃないかな…?
何かどんよりしたモヤモヤが溢れてたまらなかったり
よく分からないけどむしゃくしゃする様な焦っているような鼓動が溢れそうとか。
もしくは…
幸せでみんなにおすそ分けしたい気持ちが溢れたり
悲しくても悔しくても悩んでも努力しても幸せでも……
溢れるのはいつも鼓動と気持ち。
文を書いてみようと思ったのはいつからだったか。いや、元々人と話すのが好きで。人との対話での文字に載せきれないこの気持ちを、何が形にしたくて、メモ帳に書き始めたのが最初だったはず。最近の事のはずなのに、文を書くのは楽しくて…つい時間を忘れてしまう。
恐らく文字を書くのは私の性に合っていたのだろう、まだ文章力が追いつかなかったり、語彙力が足りなかったり、気持ちを表現しきれないことも多いが。
いつか、この胸に溢れる気持ちを自らの手でで書き連ねたい、私の体に蔓延る、今の自分では言語化出来ないごちゃ混ぜのこの感情を、いつか。
溢れる気持ち
気楽に溢れたり溢れなかったりしよ
取りこぼしたっていいんだから
だってそれは 君自身から溢れているものなんだから
【溢れる気持ち】
去年、身内が亡くなった。2年ほど病気で入退院を繰り返していた。弱音を吐いた場面を見たことがなく、辛い治療も辞めたいと口に出さない、優しくてとても強い人だった。
私は身内の亡くなるひと月前から物の整理のために毎週出向いていた。こちらの都合で行けない週もあり、3回しか手伝えなかったのは記憶に新しい。
「---ちゃん。ありがとうね。」
「また行くね。」
これが最後の会話だった。
―溢れる気持ち―
つらくて、苦しくて
こらえきれずに 涙をこぼした
悲しさあふれる気持ち
周りの目も気にせず
思わずヤッタ−ッとさけんでしまった
うれしさあふれる気持ち
「あんなに練習したんだから
負けても悔いはないよ」
そう自分に言い聞かせてもおさまらず
夜も眠れなかった
くやしさあふれる気持ち
みんなに迷惑がかかるから
あふれさせないできた
誰かに嫌われるから
あふれさせないできた
だから・・・
たまにはいいじゃないか
いっぱいいっぱい
あふれさせても
私が居なくても生きていけそうだから、
僕の居ない日を生きていくのか。
生活必需品ではないから、ギターを抱いて寝る。
文化的な今日。
君が居なくても世界は生きる。
なにかとたいへんなことが起こる。
だからなんなのだ。
そういう気持でいることのなにがわるかった?
僕なんかいない方が、と考えたことがあった。
きっと君は幸せでしょう。
いつかは枯れる、いつか別れる。
そういう魂なのに。
忘れたくないだけなのに。
このままで居たい、痛い。
言いたい、こと、全部、いなくなればいいのに。
『溢れる気持ち』
あんなに必死に蓋をしたのに。
全部無駄だったのね。
ただ、傍に居られるだけでよかったのに。
小さな頃からずっと抱いていた。あのフリルがかわいい、あの瞳がきらきらしてきれい、あの髪型にあこがれる。そんな気持ちを紙の上に大きく描いたら、とてもとても楽しかった。
その溢れる気持ちを、今もまだ持てているだろうか。趣味を仕事にすると、それは段々と難しくなってくるということを眼前に突きつけられた。下手だダメだと言われて死ぬほど悔しく号泣したし、好きなものを嫌いになりたくなくて練習もした。そもそも知識が足りていなくて、新しいことや慣れないことがたくさんあった。それでも進まなければならなかった。止まることは諦めることと同意義だった。
そんなきれいごとばかり並べてもこの世界は実力が全てで、今もまだ上を見ては涙が出る。きれいな気持ちでいられないこともある。向いていないかもしれない、ならば諦めて別の道を探した方がいい、と思ったこともある。
でもまだこの筆を持っている。
決して美談などではない。叱咤を受けるかもしれない。ばかだなと鼻で笑われるかもしれない。けれどわたしは、せめてこんなわたしのことを、諦めが悪いと蹴飛ばすのではなくて、よく諦めなかったと、背を叩いてやりたいのだ。
溢れる気持ち
不安とか、恐怖とか、そんな気持ちで溢れ返ってたのに
今は不思議と何も湧かない。
なんにも、ただただゼロに等しくて
こんなからっぽならば
あの時のように不安に塗れていた方が
よっぽど生きていたんじゃないだろうか
No.3 溢れる気持ち
溢れる気持ち、早くなっていく鼓動。
「もうほんとにどきどきしてる!!」
「バケツにも入りきらなくて、
プールでもこぼれるくらいだよ!」
その言葉で緊張の糸が解けたのか、
君は笑った。
私の好きな優しい笑顔。
―――――――
また。
溢れる気持ち、早くなる鼓動
あの日を思い出す。
「めっちゃドキドキしてる…」
「プールでもこぼれる?」
「…うん、」
「そっか」
「好きだよ、愛してる…!」
そう言って私は紙にサインをした。
「…覚えてたんだ、///」
「もちろんだよw超可愛かったしw」
「なんか恥ず、、」
「うん!!って言ってたのが
懐かしいね〜?w」
「やめてよもう!w」
君は笑っている。
優しい笑顔は変わってないみたいだ
時折意地悪だけど、そんな所も大好き
きっと次気持ちがこぼれるのは…
式を挙げる時かな?
だといいな
私には希里(きり)という幼馴染みがいる。幼稚園と小中学生まで同じだったけど、高校は別々の所に通っている。
私はその幼馴染みが大事で大好きだった。
親友だった。
あの時までは。
高校入学当時、私は希里が心配だった。
人見知りで臆病で、いつも私の後ろに隠れていた。そんな希里に友達が出来るか不安でいっぱいだった。
最初は希里から『友達が出来ないよ~!』と連絡が来て『大丈夫だよ!希里なら出来るって!』と返していた。
本当に心配しないといけないのは私の方だったのに。
私の夢は医者。小さい頃、人を助ける仕事がしたいと言うと母が「じゃあお医者さんはどうかな」と言ったのがきっかけだった。
勉強も苦ではなかったから、頑張った。
先生にも褒められるように、皆からも好かれるように努力した。お陰で成績はいつも良かった。
でも高校を入学して、本当に私のやりたい仕事が医者なのか曖昧になってきた。
医者になるためにこの高校に入ったのに、今更違う事をしたいなど言えるわけがない。でも、好きなことをやりたい。
「あのさ......私、医者になろうか迷ってるんだよね」
だから頑張った、なのに。
両親が始めて見せた、戸惑い、怒り、呆れ、恐怖、不安。
その全てをあの日、一瞬で感じとった。
「皆、おはよう」
一年後、私は別人のように変わった。何もかもを捨て、取り繕うようになった。
私は医者が夢。それは変わらなかった。
それで良かったのだと思う。
もう、あんな失望された顔を見たくはなかったから。
でも、皆と仲良くする私をよく思ってなかった人達は進級してから私の仮面を外そうと毎日机に花を置いてくれた。
「......できた」
私は机にある物を見てニヤニヤとする。時間の合間を縫って作った自作のロボット。私はこういう物を作るのが今、凄く楽しい。そう、学校に行くよりも。
「名前は......signpostからとってサンポちゃんにしよう。サンポちゃん」
「♪」
「ふふっ...」
「ご飯よ~降りておいで~」
私はサンポちゃんを誰にも見つからない戸棚の鍵付き引き出しにしまった。
こんな趣味を持っていると、母は勉強最優先だから仕舞っておくね、と言って全て没収されてしまう。それだけは嫌だったから隠した。
「うわぁ!!海だ!!」
高校二年生の夏。私は希里と海に来ていた。
希里は私にとって親友で、一番大切な人だから一緒に来られて嬉しかった。
楽しい時間はあっという間で、帰るのが凄く名残惜しいと思った。
私は、もっと希里と一緒に居たかった。
「希里、夕日見てから帰らない?」
希里は快く承諾してくれた。やっぱり私の親友。
私は希里と浜辺で話した。
そこで気がついた。
希里が明るい、と。
私じゃ届かないような明るい光のようだった。
光が私に当てられた時、眩しさで目を反らしてしまいそうだった。
その時私は、この光があるのに此処に私は必要なのかな、と本気で思ってしまった。
「サンポちゃーん......え...?サンポちゃん...?」
希里と海に行った数日後、サンポちゃんが引き出しから居なくなっていた。
「え、嘘...どこっ...?」
私が幾ら探してもサンポちゃんは部屋に居なかった。
そして、その後知った。
「そういえば、引き出しにあったよくわからない機械、捨てておいたわよ」
「え...?いつ...?」
「いつって...一週間前よ」
サンポちゃんが部屋から無くなった時期と同じだった。
「な、なんで......あれはっ...」
「だって勉強の邪魔でしょう?医者になるんだったら勉強以外は捨てないと。そうでしょう?」
「そん、な」
「大切な物だったの?だったらちゃんとした所に仕舞っておきなさいよね。捨てる時音が煩かったから次は静かな物にして頂戴」
そう言って母はリビングから去った。
私は玄関を飛び出した。
行き先は希里の家。私は希里に助けてほしかったんだと思う。希里なら、希里ならって。
でも見てしまった。キラキラと輝く希里を。友達と肩を並べて笑いながら歩く希里を。
希里は友達と別れてこちらへ向かってきた。
「あれ優雨(ゆう)?どうしたの?」
今希里が光なら、私はまるで影のようだ。
「優雨...?大丈夫?お腹痛いの?体調悪いの?」
この希里なりの優しさが痛い。
凄く薄っぺらくて、何もわかってないこの優しさがっ...!
「......何が大丈夫?だよ...」
「優雨?」
この時の私は完全にどうかしていた。
「なんで希里ばっかり私が欲しいものを持ってるのッ!!友達と肩なんか並べて楽しそ~に!!何が友達出来ないよ~だよッ!!ふざけてんの!?希里なんか私の後ろに隠れてるただのコミュ障のくせして!!」
私の口からは希里に対する暴言が溢れるように出てくる。
「可愛くもない格好なんかしちゃってさぁ!!男子に色目使って!!恥ずかしいとか思わないわけ!!?気持ち悪い!!テストが嫌とか小学生以下なの!!?私はずっと言えなかったのに!!!羨ましいとか簡単に言わないでよ!!!」
止めたくても止まらない。
「私は希里が羨ましいのに!!!何でも出来て!自由で!!友達もいる希里が!!」
邪魔なんだよ。邪魔っ......邪魔っ...邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔!!
「希里なんて!!」
なんで、私は光じゃないの?希里の方が影に近いのに。なんで希里の方が私より。
「__________!!!」
私ははぁ、はぁと息を荒くした。
希里の顔を睨もうと顔を上げるが、希里は私に背を向けて逃げるように家の中へ入った。
私も逃げるように家へ帰った。
その日以来、希里には会っていない。
連絡も取っていない。
私は叫んでいて気がついた。
私が、希里を下に見ていたことに。今までずっと、希里を心配するフリをして心の中では見下していたことに。
最低な私。
なんでこうなんだろう。
あの時衝動に駆られて、海の中に入っていった私を希里は止めたけど、私にはこの冷たい深い海の方が似合ってたんだよ。
本当に、羨ましがる理由が無いんだよ。
お題 「溢れる気持ち」
出演 優雨 希里
いつもならコントロール出来ていた。
ただちょっと。ほんのちょっと、良くないことが重なってしまった。
朝寝坊してしまった。そのせいで朝ごはんを食べ損なった。電車でタバコ臭いひとが近くにいた。イレギュラーでちょっとだけ居残り。
そんなアンラッキーなんていつだってあるはず。
遅くなってしまったが帰れる。トボトボとした足取りは不意に止まる。
悪いことは本当に馬鹿みたいに重なるのだ。
好きな人が学校の先輩と手を繋いでた。
慌てて脇道にそれた。
条件反射のように唇を噛み締める。じわじわと視界がぼやける。
「……私の方が絶対好きなのに」
こんなのは負け惜しみで、好きの大きさなんて測れない。
遂に涙が溢れた。
「絶対私の方が好きなのに……」
溢れた気持ちも涙も預ける先がない。
溢れる気持ち
薄暗の中。小さな寝息を立てている、ぷっくりとした頬とおでこを愛でる。
朝の用意をあんなに急かさなければよかった、とか。
あのくらい、叱らなくてもよかったのかな?とか。
洗濯物なんてほっといて、もっとたくさん抱きしめてあげたらよかった…とか。
微睡む時の中で、後悔と反省が宙を舞う。
あまい匂いと抗いようの無い重力で、いつの間にか眠りにつく。
私の無骨で大きな手でも、余り過ぎるほどの愛しさ。
ふと…我が子の向こう側で、すやすやと妻が先に寝息を立てているのを確認してから、再度私は微睡んだ。
「溢れる気持ち」
あぁ、どうしよう。どうしたら良い?
この気持ちにどうやって整理をつけたら良い?
君を一目見たその瞬間から、俺の世界は色を持ったんだ。
今まで灰色だった世界が、君を中心に輝き、そして彩られた!
「最近、お前は楽しそうだな」
当たり前だ。暗く澱んでいた世界に別れを告げたのだから!
「ふぅん……なら。お前はソレをどうするつもりだ?」
どうする、だと?お前こそ何を言っている?
どうするも何もない。ただ俺の視界の中で君が鮮やかであれば良い。
「そうか……お前にはそういうふうにしか認識できてないんだな」
あいつの言っていることの意味がわからないが構わない。そう、君はいつまでも永遠に俺の見る世界の灯りになってくれればそれでいい……
あぁぁ……っ!愛しているよ!
「例え君が壊れて動かないものだとしても」
まだ少女の頃
赤毛のアンの世界に入り込み
その頃から
いつかプリンスエドワード島へ行くのが
私の夢となった
そして その夢がかない
赤土の道の先に
グリーンゲイブルズを見つけたとき
あの頃の気持が 一気に溢れ出し
私は 少女に戻っていた
溢れる気持ち
私は君が消えるまで忘れないわ。
いや、君が消えても忘れない。
この溢れる気持ち。
あぁ。溢れ溺れそうだ。
~溢れる気持ち~
溢れる気持ち
年齢が上がってから溢れるのは自分に足りないものに対して
~~がない
~~じゃない
~~できない
ないない星人