紅黒零茜

Open App

「溢れる気持ち」

あぁ、どうしよう。どうしたら良い?
この気持ちにどうやって整理をつけたら良い?
君を一目見たその瞬間から、俺の世界は色を持ったんだ。
今まで灰色だった世界が、君を中心に輝き、そして彩られた!
「最近、お前は楽しそうだな」
当たり前だ。暗く澱んでいた世界に別れを告げたのだから!
「ふぅん……なら。お前はソレをどうするつもりだ?」
どうする、だと?お前こそ何を言っている?
どうするも何もない。ただ俺の視界の中で君が鮮やかであれば良い。
「そうか……お前にはそういうふうにしか認識できてないんだな」
あいつの言っていることの意味がわからないが構わない。そう、君はいつまでも永遠に俺の見る世界の灯りになってくれればそれでいい……
あぁぁ……っ!愛しているよ!


「例え君が壊れて動かないものだとしても」

2/5/2024, 3:59:30 PM