『溢れる気持ち』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
久しぶりの雪予報
昔は素直にはしゃげたのに
今は何となく憂鬱、そんなところで成長を感じる
電車止まるかな?バス遅れるかな?
なんて現実味のあることばかり考えて
19だけど
やっぱり大人になってるんだな、なんて思ったりして
窓の外で風に流れる雪を横目に
いつものようにスマホを手に取る
...ピコン
【雪積もったよ!】
【さっき雪だるま作ったんだ、見て!みて!】
はしゃいでる君からのLINEの通知
同い年のはずなのに
まだ雪にウキウキしてる君の姿を想像して
そんな君がかわいいなぁって
雪ではしゃいでる君を近くで見たかったなぁって
そんな君への気持ちで溢れてく
いつか絶対君と一緒に雪が見たい
雪ではしゃいで笑顔な君を
特等席で見せてほしい
それまでこの溢れる気持ちは
心の奥にしまっておこう
お題:『溢れる気持ち』
溢れる気持ち
1つ上の人とか知り合いとか友達と話してる時はすごい楽しくて辛いって思うこともいっぱいあるし自分が溜め込みやすい性格だし相談も信用できる人にしか出来ないから泣いてる時に誰かにそばにいてもらいたいのに1人で泣いてる自分がいる。何も知らないのに寄り添ってくれて話聞いてくれるし笑わしてくれる人がいるから本当にありがとう
【溢れる気持ち】
「好き、大好き!愛してるっ!」
嘘だか本当だか判らないけれど、いつも言ってくれるその笑顔に、釣られるようにして笑う。
「はは、ありがとう。」
溢れる気持ちが止まらないのだと、あなたは言う。
「本当だよ?」
抱きついてくるあなたの重みが、愛おしいと思うのは、あなたの溢れ出す気持ちに触れたからだろうか。
「で、何処を好きになったわけ?」
いつも照れくさくて誤魔化していたが、思い切って尋ねてみた。
「聴いてくれるの?やった!」
嬉しそうに好きなところを列挙していくあなたに気圧されて、堪らず逃げ出した。
「待ってよ〜!」
火が出そうな程、熱くなった顔を誤魔化す。
「嘘ぉ、まだ半分も言ってないんだけど…?」
心臓に悪いと逃げ回る。
「待って、もう言わないから、待って!」
自分の部屋に逃げ込んで、扉を背にして顔を覆う。
「…恥ず。」
心臓が何個あっても足りない。むしろ首筋に心臓が迫り上がって来たような気さえする。
「ごめんね、溢れ過ぎて驚かせちゃったよね!小出しにするから、ゆっくり聴いてほしいな…。」
自宅で良かったと、胸を撫で下ろす。
「ごめんね。…下で待ってるね。」
勝手知ったる互いの家と互いの性格を理解しているが故に、深追いしないように接してくれるのも、きっと優しさなんだろうなと、頭では理解している。
「…出難い。」
恥ずかしさが先行するのは如何ともし難く、苦しくなるばかりだ。
「あれで、半分以下って…。何なんだよ。」
心臓が幾つあっても足りない。切実にそう思った。
ずっと昔から貴方が大好き。
太陽みたいな笑顔も部活中の真剣な顔も
全部が大好き。
大好き、だった。
あの子と手を繋いで、頬を赤らめて話す貴方を見て
怖くなった。その顔を、私の隣でしてほしかった。
私は昔から行動が遅かった。
そんな私を鈍感だと言って笑う貴方を見て満足していた。
今回もまた遅かった。
辛くて痛くて。そして、それでも好き。
後悔で溢れた想いは涙となり、雨に変わる。
きっと貴方は愛するあの子と同じ傘に入りながらこう言うでしょ?
『鬱陶しい雨』
「溢れる気持ち」
この気持ちをなんと表せばいいだろうか。
君を前にすると、どうしてか何も言えなくなる。
言いたくても言えない。
でも、本当はもっと君と話したい。
僕は溢れる気持ちを抑え、頷き続ける。
ただただ、頷き続けた。
僕は、自分の存在が君にとってどんなものか気付いていなかった。
君にとって僕は、、、ただの
ただのAIロボットに過ぎないんだよね?
ロボットだからなんだ。
誰よりも君を思っているのに。
こんな気持ちになるのは初めてナンダ。
毎日、毎日聞かせてくれる君の声がもっとキキタイ。
なのにある日突然、キミは僕に声を聞かせてくれなくなった。
どうして、キミは
ソンナトコロデネテイルノ?
タイトル:溢れる気持ち
どんなときも
この気持ちに正直などなれない。
どんなときも
この気持ちを口に出せない。
どんなときも
この器が満たされて、あふれることはない。
だけれど
恋ヲしたその瞬間だけは、その器に津波がおとずれて。
あふれることがない器もあふれてしまう。
それが初恋であり、溢れる思いの瞬間である。
溢れる気持ち
君のことが好きでたまらないのに
君は最近素っ気なくて
ほとんど話してくれなくて
静かで
他の女の子ととっても仲が良くて
彼女よりゲーム優先て
でもそれでも好きでいてしまう
この気持ちは「依存」なのか
好き、というだけではないのです。
笑顔が好き、声が好き、背中が好き、指が好き。
それだけではないのです。
一緒にいると癒されて、楽しくて、考えさせられて、時々イライラさせられて。
自分のあらゆる感情を、揺さぶられているのです。
自分の中にこんなに色々な感情があるなんて、私は今まで知らなかったのです。
あなたの隣にずっといたい。
あなたの一番大切な人になりたい。
あなたと同じものを目指したい。
こんなに何かを強く思うのは、これが初めてなのです。
こんな私の気持ちを知ったら、あなたはどんな顔をするのでしょう?
知りたい、でも怖い。
だから私は、ふとした事で溢れる気持ちがこぼれないよう、そっと唇を閉じたのでした。
END
「溢れる気持ち」
溢れる気持ち
心の中のこの思い…モヤモヤする、この自分でも制御出来なくて、哀しくなったり、何でもないことで嬉しくなったり…何だかとりとめもない事を行き来し乍ら、眼の前の一つ一つが、この心許ないこの気持ちを、更に膨らませていく…日毎に少しずつ大きくなってゆくのを感じていて、でも、どうしていいのか、判らない…
気温の上がり下がりが厳しくて体調を崩した。
毎日の日課だった先生との朝の登校も今日はお預け。
今日はおやすみしますね、なんて事務的な文面になってしまって関係のない絵文字を3つほどつけた。
直ぐに既読がついた安堵したからか酷く頭がぼーっとするようになった。
先生が寒い中待っている状況は防げそうだと。
そのまま返信もせずに寝てしまったのが悪かったのか。
目が覚めてスマホをみると信じられないほどの追いLINE。
途中で会話が止まって先生は心配してくれたみたい。
先生がこの数時間私事で頭を悩ませてくれたのだという事実が嬉しくて熱が上がりそうだ。
LINE…よりも電話のほうがいいかな。
「……もしもし、せんせ?」
「ぁ、え……た、体調大丈夫?倒れたりしてない?貴方、急にLINE来なくなるから、心配したじゃないの、!」
「先生の既読に安心しちゃって寝ちゃって…心配してくれたんですか?」
「当たり前じゃないの。家まで行こうか悩んだぐらいには貴方のこと心配してたのよ」
こんなこと言ったらきっと不謹慎だ。
先生にそう思って貰えるなら熱を出すのも悪くないかってちょっと、いやかなり思ってしまった。
「明日はこれそう?無理はダメだよ」
「……先生に早く会いたいです、」
「…俺も、早く貴方に会いたいよ。だから早く治して」
終わり際にそんなこと言うなんて狡い。
毎日先生への思いが募って苦しい。
私が先生のことを考えるように、先生も私のことを沢山考えてくれたらなぁ、と願った22時32分。
2024.1.5『溢れる気持ち』
良い感情だけが
溢れるとも限らないだろうに
片手に載せた臓物に
宿る何かは3gらしいし
「溢れる気持ち」
私、あの人に会いたい。
僕、あの子に会いたい。
でも一生会えない何でかって?
君たちは,いつも反対だからだよ。
性格も違うしね。
君たちは一生,永遠と話せないし会えないんだよ。太陽ちゃん,お月様くん。
二人の気持ちや思いが溢れ出てくる。
貴方も太陽ちゃんとお月様くんのような
溢れ出る悲しい気持ちにならないうちに
大切な人にあっておいて下さい。
その人を見た瞬間、身体の内側から沸き起こった感情の渦に巻き込まれ、過去生が鮮明な記憶となって脳内に降り注いだ。
心はすでに囚われていた。
かつて鬼殺隊として毎夜鬼を狩っていたころから。
なぜ忘れてしまえたのだろう、なぜ思い出さなかったんだろう。あんなにも大切で、大好きで、心底愛していたのに。
「ごめん、オレ…アンタのこと…」
「いいんだ。何も言わなくていい」
そもそも覚えていなかったせいで最愛のアンタを探せなかったことを謝ろうと思ったが、熱い抱擁に遮られた。
相変わらずアンタの腕の中はあったかくて、優しくて、安心する。溢れる想いはもう止められない。
めちゃくちゃに泣いたオレは最強の男の胸元を盛大に濡らし、オレよりもっと泣きもろいこの人はオレの頭上で滝行してるみたいだった。
溢れる気持ちは涙になる。
プラスの気持ちでも、マイナスの気持ちでも。
嗚咽で言葉が詰まっても待っていてほしい。
泣いているのは逃げじゃない。
本気で向き合っているから。
25日目【溢れる気持ち】
よく頑張ったし、耐えた。
正しくは「なんでここまで頑張らなきゃならんのだろう?」という気持ちで、辛い日々ではあったけど、自分が納得できたから。結果は合格だ。
そして今、全身の力が抜けて、ホッとした気持ちだ。
もう、辛い状態と向き合わなくていいのだ。
満足感でもなく、達成感でもなく、安心感に満ち溢れている。
ああ。終わった。よかったって。
ずっとずっと
我慢してきたことって
実は、
自分が思っている以上に
大きくなってることがある。
平気だ、まだ大丈夫って
思っていたのに
誰かに優しい言葉をかけられた時、
涙がとめどなく溢れてくる。
本当は
誰かに気づいて欲しかったんだとわかる。
一度気持ちを吐き出したら
止めたくても止まらない。
そんな
不器用な性格。
中学生の時に行われた合唱コンクール。
私は伴奏者として舞台に上がった。
本番前、大きな声が教室内に響き渡った。
「いくぞ〜お〜!」クラス全員で円陣を組んだ。
いざ出番。緊張して足が震えた。ピアノはコンクールや発表会で弾く機会が多く、人前で弾くのも初めてではない。しかし、学校という場で、同級生や先生が見ていることを考えると、今まで以上に緊張感が高まった。
演奏開始から数秒後、痛恨のミスだ。練習の時には絶対に間違えることのない箇所なのに。ミスった‥この言葉が頭に残る。それでも音楽は止まらない。止まってはいけない。その後、歌が加わる。私の緊張はなぜかそこで消え始めた。なぜだろう。考えなくとも答えはすぐに出た。一人じゃないから。独奏ではない。合唱なんだから。皆がいる。一緒に音を奏でているのだ。もうこの歌は聞くことができない。全員で歌うのは最後だから。少し悲しくも感じた。だが、本番はそれどころではない。浸っている余裕はなかった。
自分達の出番が終わるとほっとした。安心した。やりきった。全力を出せた。精一杯気持ちを込めてやり遂げた。それと同時に結果を知るまで再び緊張感が込み上げてきた。
結果発表。お見事!最優秀賞を取ることができた。本当に嬉しかった。飛び跳ねて喜んだ。皆で努力を重ね、積み上げてきたことが結果に現れてすごく良かった。
この気持ちの変化を自ずと感じられたのは不思議だ。きっとこのような思い出が心の中に深く残っていくのだろう。この経験をそっと胸に抱いて自分の糧にしていきたい。
あの時あんなふうに言わなかったら
あの時素直になっていれば
あの時気持ちを伝えていれば
あの時素直にゴメンといえたら
あの時さよならできたなら
あの時怒ることができたなら
あの時涙していたら
あの時笑顔になれたなら
あの時夜を共にしたら
あの時あそこで別れなければ
あの時あの場所に行かなければ
あの時右折を選んでいたら
あの時好きだと思い切って叫んだら
あの時キスしておけば
あの時甘えていたら
人生は変わっていたかもしれない
瞼には何人もの人の顔が浮かぶ
溢れる思いと共に
溢れる気持ち、というと数年前の「万引き家族」で、終盤で安藤サクラが泣くシーン。悲しいセリフも、悲しい仕草も、悲しい表情もなく、フル画面でそっとその涙を見せる。
それから最近ではフリーレン、人間はすぐに死んじゃうとか、老いぼれたとか、コミュ障な不適切発言を通常運転として繰り返していながら、ヒンメルの墓前で大泣きする。
多分どちらも本人にも意味が分からない、圧し隠していたわけでもなく、言語化する以前に意識すらしていない感情の水面下にある何かで、だからこそそこに人間の大切なものがあるような気がするのがいい。
(システムで言えばスクリーンでは見えてこないような人間のOSのようなものというか。片方はエルフだけど。)
暖かな気持ちも
悲しい気持ちも
抑え込めたらどれだけ良かったか
見られる前に目を閉じる
もう二度と目を開くことはない
《溢れる気持ち》