『溢れる気持ち』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「日常。」
いつものように学校に行き、
授業を受け、
親に作って貰ったお弁当を食べ、
部活に行き、
美術室で絵を描く。
私は美術以外に得意な科目が無かったから。
私は絵に溺れ、
入り浸る日々。
私は親に愛された事など無かった。
いつも弟ばかり。
「どうして。」
私の方が何十倍も何百倍も何千倍も
努力してきたのに。
これが運命なら、
私は神に逆らう。
愛されないと分かっていても。
そんな私にも友達が出来た。
「ねぇ、君名前は?」
私はいっつもバカにされ、
いじめられてきたのに
彼だけは話しかけてくれた。
絵に溺れた私に手を差し伸べた様に。
そうだ、名前を言わなきゃ…
「…私の名前は、______」
そう言いかけた瞬間、
私の気持ちが抑えきれず溢れ出す様に
視界がぼやけた。
私の手に1粒の雫が落ちた。
彼は私を抱きしめ、
「我慢しなくていいんですよ。」
そう言われた瞬間に、
私は
今まで溜め込んで居た気持ちが溢れ出した。
君のことが好きで好きで
毎日飽きずに君の写真ばかり見ている
君にはきっと素敵な人がいて
幸せでいてほしいと心から願っている
君が今日も笑っていますように
素敵な時間を過ごしていますように
推しがいる生活って最高だ
«溢れる気持ち»
あなたはこの気持ちを受け止めてはくれない
真剣に作業する時メガネかけるとこ
私が体調悪くしたら心配しに来てくれるとこ
甘えんぼうなとこ
腕の血管、白い肌
強引なキス
ねぇ、なんで
なんで私だけこんな溢れそうな気持ち抑えなきゃいけないの
私だけを見てよ
溢れる気持ち
走る
走る
走る
坂道を一気に駈け上がって
切れそうな息なんてがんばって無視して
走る
走る
走る
歩いても構わないのだけど
浮き立つ心がじっとしていてくれなくて
走る
走る
走る
玄関の引き戸を思い切り引き開けた。
「おかーさーんー!! 今日すき焼き、牛肉ってマジー?!」
お題:溢れる気持ち
⚠️BL要素があるので苦手な方はスルーしてください
主人公目線
俺は最近この溢れる気持ちが抑えられない
その気持ちはおそらく恋?だろう
先日親友からキスをするかと聞かれてからなのだが、
絶対ないと思っていた前の俺はどこいったんだ…
あいつはどう思っているんだろうか。そんな気持ちが
ずっと頭から離れない
冗談だ。と考えるとモヤっとするのは何故なんだ
ダメだ考えても埒が明かない。今度あいつに直接聞いてみるか。
親友目線
やってしまった、気が付いたらキスをするかなんて
言ってしまった。
あーあ引かれちゃったな…
あれからあんま話せてないし、俺もうあいつの親友で
いられる自信ねぇよ…
いや待てよ?いっその事この気持ちを伝えちまうか?
意外といいかもしれない。うんそうだな、伝えるか
まぁ引かれたら離れればいいだけだ!無理だけど、
よーし!伝えるぞ!!
偶然続きを書けそうなお題だったので書いてみました
そろそろ普通路線に戻しますのでご安心ください。
続きは気分です
溢れる気持ち
もしも貴方が優しい笑顔を浮かべて私の名前を呼んでくれたら、雨がぽつりぽつりと降り出し、眠る蕾達に合図を送るでしょう。
もしも貴方が私と同じ気持ちならば、雨は止み、次に太陽が顔を出し、じんわりと暖かくなる感覚と共に淡く美しい色に染まった花々が咲き誇るでしょう。
――私の世界に春が訪れるでしょう。
日々家
なんかやり直したいなって
ふと思いました
全部壊したいなって
出てくる言葉は出せば出す程
自分を惨めにしていきます
出てくる言葉を出せば出す程
涙があふれていきます
ボクはずっと我慢してたんだって
思い知らされるのです
【溢れる気持ち】
溢れる気持ちは
まるで噴水みたいに
勢いよく出て行って
あなたにぶつかりました
あまりに突然のことに
その気持ちの持ち主である私も
ぶつけられたあなたも
驚いて顔を見合わせます
言うつもりのなかった、隠しておくつもりだった
「好き」という言葉
そしてそれに乗っかった気持ち
溢れて溢れて、とうとう口から漏れ出てしまいました
『溢れる気持ち』
ある日、母と喧嘩をしてしまった。
原因はテスト期間なのにも関わらず、私がずっとゲームをしているからだ。
私は点数が悪い訳ではなかったたので、
「別にいいじゃん!」
と、つい言ってしまった。
しばらくして、やっぱり謝った方がいいかな……
と思い始め、私は母に素直に謝り、勉強をすることを伝えた。
すると母は、
「……お母さんも、さっきは強く当たってごめんね。謝りにきてくれてありがとう。」
と言ってくれた。
私は「ありがとう」という母の言葉に思わず笑顔になった。
「溢れる気持ち」
久しぶりに「ムカつく」という言葉が
口から出た。
仕事でどうにも怒れて、
電話を切った瞬間思わず
「ムカつく」を言ってしまった。
溢れる怒りの気持ちが、
どうしても止められなかった。
少ししたら冷静になり、
言ってしまった事に反省…。
300字小説
気持ちは同じ
書斎で出版社からの連絡を待つ。ベストセラー作家だった妹が亡くなったのが五年前。その後、妹は心残りのせいでライターだった姉の私に取り憑き、私は彼女との才能の差に打ちのめされながら、私の名で彼女の作品を発表してきた。その結果が解る。
『先生! 今年の直谷賞は先生の新刊です!』
スマホの向こうで担当が叫ぶ。
『やったわ! ありがとう、姉さん!』
声と同時に妹は離れ、彼岸に旅立っていった。
あれから数年。私は作家として執筆している。本の売上も減り、連載も減ったが、彼女が憑いて気付いた『書きたい』という溢れる気持ちを大切にして。
「そのうち、びっくりするような本を書いてみせるわ」
妹の遺影に笑み、今日もキーボードを叩く。
お題「溢れる気持ち」
『溢れる気持ち』
私の心が
ぽろぽろと
こぼれていく
この想いに蓋をしようと
ぎゅーって
おしてみたの
でもね やっぱり
ぽろぽろ
こぼれちゃう
ねぇ
この溢れる気持ちを
貴方にお裾分けできたら
こんなに意識しなくて済むのかな
溢れる気持ち
表現としてはいいとして
溢れて
広がって
よせかえって
始めて確認出来るんじゃないかな
そこに波がある
この波だけが気持ちではない
波だけが広がって繰り返されてる
それを感じて見ている
身体があれば血は巡る
身体も気持ちだし
血も気持ちだから
変化だと捉えらるくらいな
そんな体感なのかな
溢れたことはほぼない
溢れそうならあるかな
ただ制御は出来た
踏み止まれたと思う
あれはなんだったのか
それがわからない
この場合それを気持ちだと思う
その方が無難だけど
おそらくは気持ちではない
溢れる気持ち
ああ神よ、お許しください…
私は祈りました。
私の手は見るに耐えないほど血で染まっております。
それも気にせず一心不乱に土を掘る私は異常者なのでしょうか。
ああ、異常者なのでしょう。異常者なのです。
それでもこの欲求は止められません。
「おぉ、やっと顔を見せてくださいましたね。」
死んだ妻の顔がやっとでてきました。私は土を掘り続け、ついに妻の全てを暴くことに成功しました。少し腐敗が進んでおりますその女体から放たれる芳しい死臭で私の男性器は…
「ああ妻よ、お許しください…殺すつもりは…なかったのです……」
本当に、殺すつもりは、なかったのですよ。
なかったのです。ですが、貴女があまりにも美しかったから…仕方がなかったのです。
それに、貴女ときたら、息を引き取ってからさらに美しくなったように思われます…
妻の身体には大量に蛆虫が湧いております。貴女はいつから虫にまで体を許したのですか。私は嫉妬で狂ってしまいそうです。
こんな一人の紳士を惑わせて…貴女は魔女なのですか?魔女なのでしょう。酷い人ですね。
私は冷たくなった妻を抱きしめました。愛情をたくさん込めて抱きしめました。
そのまま私は妻と愛し合いました。妻は何も言いませんでした。けれど私にはわかります。妻は私を愛しているのだと…
『溢れる気持ち』(創作)
一歩、一歩、足を踏み出す。
鼻がツンとする寒さの中、ひたすら前に進んだ。
まだ山頂までは先が長い。
一歩、一歩、歩み続ける。
この登頂は俺の夢だ。
もうすぐ夢が叶う。
溢れる気持ちを抑えつつ、力強く歩を進める。
一歩、一歩、頂上まで。
雪がシンシンと婆ちゃんが言ってた
寒さに口数少ない方言で言ってた
故郷の雪景色思う言葉で言ってた
子供の頃に送られてくる小包?
いや…あれは毎度、大包でした…♪
新米 りんご わらび 味噌 キノコ
たまに…お小遣いも(笑)♪
母さんの歌の歌詞に
「囲炉裏の匂いがした…」
親父が包を毎度開けては故郷を感じ
囲炉裏の匂いを噛みしめて…
踏ん張りここで生きてた
親父世代は地方から都市に
就職列車に夜通し揺れて…
気持ちたくさん揺らして…
朝ぼらけの中に
上野駅18番ホームに到着して
1人背負うの15歳春のスタートさせた
子として…
この新時代の雪に感じるよ…
団塊が故郷恋しいと知り都会に雪が舞う…
甘えたい誰かに誉めて貰う事ができたのかと?
大空に旅立ち誉めて貰えたかと…
今夜の都会的な雪景色に俺は思ったよ…
………
窓と外に舞う雪に願う
記憶の温かさに貴方の健康を願う
都市の暖かな春もビル風の寒い夏も貴方の健康を知らせる
心包を待っています
これは催促ですかね…
そう思われてもかまいません…
貴方が あの夕景が美しい郷に
健康で変わらず優しい笑顔のままで居てくれるなら
俺は…敢えて恥ずかしさを望みます。
怒りとか悲しみとか そういった負の感情は、何か起こる度に多分コップのような何かに溜められて、ゆっくりゆっくり気が付かない間に満たされて、それから表面張力が耐えられなくなった瞬間に決壊し溢れ出すにだと思う。
だから、突然キレただとか冷たくなった訳ではなくて、今まで堪えていたそれが限界に至ってしまったのだろう。きっとあのひとも。
「……ごめんなさい なんて今さら」
言えやしない。
その言葉は所詮自己満足に過ぎないから。謝る権利も自分にはなくて、許されたいだなんて傲慢だ。
テーマ : 溢れる気持ち
なんて言葉で表せるかな
もどかしくて、心地よくて、寂しくて、懐かしい
探せないのに、突然現れる瞬間があって。
一気に私を包みこんで離れない感情
白く染まった心のなかに小さな花がぽつんと咲いている
【溢れる気持ち】
俺はきっと、君のことなんか好きじゃない。
気付くのが遅すぎたんだ、恋に色づく君の横顔がこんなにも綺麗なこと。
「あー!絶対今の子先輩のこと好きだ!」
「そんなの分かんねーよ、用事があっただけだろ?」
「ふふ、女の勘を侮るなよ少年?」
そう言ってはにかむように笑う、薄く色付いた頬。
あぁ、また君の事を好きな俺が揺らぐ。
自分本意で最低な俺が出てきてしまう。
「...なぁ、放課後暇?」
どうか、どうか俺が最低な奴になる前に
今日まで耐え抜いた健気が無駄になる前に
その女の勘とやらで気付いてくれ。
【溢れる気持ち】
屑籠が溢れている
押し込めばまだいけると思った
一瞬収まったかに思えたそれは
時間と共に膨らんで
屑籠から溢れている
散らばったそれを拾い集める時ほど
惨めな気持ちはなくて
溜め込むと捨てるのも一苦労だから
掃除はこまめにね
『溢れる気持ち』