『溢れる気持ち』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
溢れる気持ち
時々出てくる
逃げ出したくなる気持ち
それをなんとか
折り合いをつけて
しのいでいる
自分のキャパを超えると
どうしようもなくなる
実は嬉しさで溢れる気持ちを、感じたことがないんです。
悲しい、そんな気持ちでしか溢れる気持ちを、感じていないんです。
いつかは、嬉しさで溢れる気持ちを感じてみたいものです。
いつだったかなぁ
歴史の授業で先生がこんな話をしたのよ
真面目にきいてたわけじゃないから
うろ覚え、なんだけどさ
大昔の文明は大きな河の近くにつくられることが多かったんだって
でも、ときどき雨が降りすぎたりするんだったかな
それで、大きな河でもね
そのうち溢れちゃうことがあって
そうすると、文明にあったものは流されちゃって
家とか、お城とか、畑とか、家具とか、馬とか、
…人間とか
それでね、あとにはなんにも残らないのよ
全部、海の方へ流されてっちゃう
そういう土地は、そんなことがしょっちゅうだから
後の時代の学者さんたちは、
文明にあったものを遠くの海の底まで探さなきゃで
とっても大変なんだって
でも、洪水が起きることで
河の上の方の栄養のある土が流れてくるおかげで
それで、作物がたくさんとれるようになった
そういう文明もあるんだって
あたしね、先生が言ってたこと
どういうことかあんまりよく分かってなかったの
でもね、
ついこのあいだまで、あたし、ずっと
毎日毎晩、あの人のことを考えて
やり場にこまったのをどうにか溜めこんでたら
心がいっぱいいっぱいになって
文明の、大きな河みたいに溢れかえっちゃって
色んなものを巻き込んで、荒れ狂って、
…ふと、われにかえってみたらね
なんにもなくなってた
全部流れてっちゃってた
生活とか、思い出とか、趣味とか、友達とか
…あの人とか
なんか、多分そういうの全部、どっかいって
だから、しばらくはなんにもないところで
ひとりでぼーっと座り込んでた
それで、ようやく立ち上がろうとして、
ちょっと手をついたら
そこが、すごく柔らかくて
海の風と森の土をまぜこぜにしたみたいな
なんかいい匂いがして
それであたし、思ったの
あ、ここを耕したら
多分、いい作物が育つなぁ、って
先生が言ってたことってそういうことなのよね
きっと
【溢れる気持ち】
もうすぐ定期テストだ
だから、しばらく顔を出さないかもしれない
でも、その間いっぱい頑張って
終わったらここに顔を出して、
また本心なのかも分からない文を書く
書いたあとはみんなの投稿をみて、
すごいなぁって独り言を言う
そんな気持ちもある。
もっとみたいって思ってくれる人が
今回はどれくらいいるんだろうっていう
ひねくれた気持ちもある。
みんなの投稿を読んでいると
自分は何しているんだ、と独り言
そんな中、心の中の"2人"が問う、
『こんなことやっている暇はあるのか?』と裏が
『君には他にやることがあるんじゃない?』と表が
それに乗せられ「何やってんだろ、僕」という言葉で
頭がいっぱいになる。
そんな色んな気持ちが重なったのか、
生活の疲れなのか、
今、僕はベットで寝込んでいる
熱もないし咳もない鼻水も出ない
ただただ だるいだけ
だから"自分に怒られるんだ"
少しはサボったっていいのに、
少しは休んだっていいのに、
真面目すぎて…
キャラを演じ、部活でも同じように
表裏一体に見えるように、
お金がかからぬよう塾に行かずに1人で頑張る
ある日 身体に異変があったが大したことではないから
気にせず頑張る。
そしてその異変に押しつぶされ、寝込む
バカだな、どこが真面目なんだか、
せっかくだからこの疲れを使って
その"頑張る"を考え直そうぜ、
____筆者の溢れる気持ち、崩れた身体
この気持ちは、どこに表せばいいのだろう。
もう心の内だけでは留めておけない。
1度出してしまえば、もとに戻ることも
出来なくなる。
だけど、留めておくことが出来ないくらいの
想いだから、今、苦しいんだ。
私だけの大事な『溢れる気持ち』
隠してもきっと滲み出てしまうのだったら
今、伝えてしまおう。
溢れる気持ちは
溢れた後はどこに行くの?
あの人に届くの?
それとも消えてなくなるの?
『溢れる』
完熟のトマト缶 溢れる溢れる
あり地獄に蜘蛛の糸 溢れる溢れる
悲しむ林檎 溢れる溢れる
100m走男子女子 溢れる溢れる
ぼくわたしみなみなみなさん 溢れる溢れる溢れるかえる
納得のいかないことを仕方ないと無理やり押し込めて。
増えた負担を時間と体力でなんとかこなして。
久しぶりの孤独な負荷を耐えて。
あ~充実してる~とか体重落ちて体締まってきたなとか、自分も騙して。
乗りきった先の言葉に。
溢れる気持ちは止まらない涙になった。
なんて、よくある話。
「好き」を自覚する瞬間は一体いつなのだろう。頭が良くてスポーツも出来て、皆に優しい。違う、それは好きの"理由"であって、きっかけじゃない。
校舎裏、彼を呼び出したわたしの心臓は早鐘を打ち、無限に汗を流していた。断られたらどうしようと、気持ちがすぐマイナスになる。やっぱり無かった事にしてもらおうか──。
「えっと……大丈夫?」
気が付くと、彼が目の前に来ていた。大きくて固い彼の手がぽんとわたしの頭を包み込んで撫でた。その瞬間、霧が晴れたようにわたしは"その気持ち"を自覚した。
嗚呼、そうだ。頭の中でずっと彼の事を考えて、優しくされたら嬉しくなり、些細な事で言われた礼に、今度はもっと喜んで欲しいと意気込んでしまう。
僅かな「好き」が蓄積して、いつしか気持ちが溢れていく。洪水の如く、積み重なったこの思いを相手へと伝えるのだ。
さあ、勇気を出して──。
「好きです、付き合って下さいっ」
【溢れる気持ち】
この電車に乗っちゃえば
君とはしばらくさよならになる
それは嫌だ 凄く嫌だ また会えないなんて
溢れる気持ちが言葉になって
「僕と一緒に…住まない?」
「好きか分からない」は「好きじゃない」
好きだったら「好きか分からない」とか
そんな気持ちにまずならない。
好きだったら自分でも分かるくらいベタ惚れしてるし
気付いたら写真とか見てる。常に会いたいって思う。
「ゆみって好きな人、、とかいねーの?」
「好きな人?うーん、いるっちゃいるね、うん。いるわ」
「マジ?!」
「耳元でうっさい」
私の名前は白神ゆみ。高校一年生だ。そして私に好きな人がいるかどうかを訪ねて来たのは夏目春樹。隣の席のヤンチャないわゆるDQNだ。でも根は良い奴なのだ。
「誰?誰?」
「言わねーよ。」
「えー、いいじゃん!教えてよ!!」
「うるさいからやだー」
「夏目漱石でしょ、あんたの好きな人」
「え?夏目漱石ってあの夏目漱石?文豪の?」
「ちょっと優里ー。なんで言っちゃうかなぁ」
この子の名前は佐久間優里。ショートヘアの私とは対象的に長い綺麗な黒髪。顔はアメリカ人と日本人のハーフ。学校の男子からモテモテなのだ。本人は自覚ないみたいだけど。そして優里は私の幼馴染。家が近所で親も仲が良い。私が歴史オタクで文豪の夏目漱石にガチ恋しているという事を知っている数少ない友人の一人である。まぁ私が夏目漱石を溺愛しているという話は優里にしかしたことがないのだが、何故だか私が仲良くしている子達に広まっていた。まぁみんなアニメオタクとかだしそこら辺理解してくれるから良かったが夏目春樹、コイツは違う。
どちらかというとアニメやゲームはせず外で友人数人と遊ぶような部類の人間だ。きっとそういうのに理解がない。
「ええー。まじか、、」
ほらな。まあ、普通は引くよ。歴史の人物にガチ恋だなんて、普通の人間からしたらあり得ん話だ。そう頭でわかっていながら私はつい反論してしまった。
「仕方ないじゃん!好きなもんは好きなんだもん!好きになった人がただ昔の人だったってだけでしょ?!いーじゃん別にぃ!」
「いや、悪いとは言ってねーよ。恋愛は人それぞれだし。」
「じゃあさっきの反応は何さ!絶対引いてたじゃんか!」
「いや、引いてたとかじゃなくて、、ガチで恋愛的に見てんのかなーって、推し?とかとは別なの?」
「いや、あんね?私もさ、初めは推しだったのよ?でもね、TikTokで流れてきちゃったのさ。夏目漱石に対する想いを熱く語ってる動画が!その動画見たらね普通の推しなら共感できるんだけど、夏目さんは違ったのよ。なんか動画見てたらイライラしてきたし、嫉妬?って言うのかな?好きな人にする嫉妬に近い感情が生まれてきてさ!この溢れる気持ちを!恋と言わず!なんというんだ!クソが!」
「な、なるほど」
「てかさー。アンタも苗字夏目だよねー。」
「ん?あー確かに。」
「苗字くれよー」
「ふぇ?」
いきなり素っ頓狂な声を出すからびっくりした。春樹の方を見ると少し頬が赤い。なんで?私変なこと言ったかな?そう思っていると
「そ、それってどういう意味?」
と、春樹が口を開いた。
「女の私に言わせないでよ」
「…え?」
「アンタが苗字寄越せば実質私は夏目さんと結婚したことになるじゃん?!」
「んなことだろうと思ったよ」
バシッ
「いて、、何すんのよ。優里」
「全く、、アンタって子は。はぁ。春樹くんの純粋な恋心を弄ぶだなんて、、最低ね、、」
ゴミを見るような目で優里はそう言った。私が遊び半分で優里の胸を揉んだとき以来だ。
「えー?ただ苗字交換してほしいって言っただけじゃん」
「なんだ、そゆことか。はぁ」
怪訝そうな顔でため息をつく春樹。何なのだ一体。私なにか悪い事をしたのだろうか?
-完-
苦しい
辛い
めんどくさい
だるい
沢山出てくる
私の涙と共に
愚痴なんて
吐いたところで何も変わらないはずなのに
声にならない
掠れて自分以外には聞こえない
ただ静かな夜
静かな部屋で
音を殺し
息を止め
小さく
息を吐き
しんどいなぁ
すき 、殺したいほど 。
君といるこの時間が私の生きている時間 。
私が息をするたび 貴方は現れるの
とても綺麗な姿で 私のだいすきなその姿で ..
Kiss
君の中は甘くてどす黒い
その舌、噛み切ってやりたい
なぜだろう、涙が止まらない。
この涙はなに…?
死んだはずのあなたに会えた感動の嬉し涙?
あのとき私が何かできたら、という後悔?
それとも空気がただ乾燥してるから?
―――あなたの墓石の前で幻覚を見た。
それはあのときのあなたそのものだった。
気持ちが溢れて涙しかでない。言いたいことはたくさんあるのに。
――ハンカチで涙を拭ったとき、もう彼はいなくなっていた。
テーマ:溢れる気持ち
趣味も恋も仕事も、なにか理由や動機であったり自分を動かす何かきっかけがなければ成り立たないだろう。魚が好きで、捌いて料理をして美味しく頂くという一連の流れが好きだからと魚釣りをする人もいれば、単純にファイトをしたいからとルアーフィッシングやジギングを楽しむ人もいる。好きな曲を好きな音色で奏でたいから、楽器を演奏して音楽を楽しむ人もいる。人の笑顔に幸せを感じるから、お笑い芸人になる人もいる。小さな特別を感じて欲しいからパディシエになる人もいる。あの人のことが大好きで独り占めしたくて、誰にも渡したくないからと自分の気持ちに愚直に恋に走る人もいる。
何かをする時、そこには大小様々な気持ちや想いが存在している。堪えきれないような悲痛の叫びを胸に秘めている人もいれば、何者かになってやるんだとハングリー精神旺盛に心を滾らせる人もいる。そして、これらの心の声というのは本人にしか分からず本人でしか処理できないものである。他人が干渉できるものでは無い。寄り添うことは出来ても、その人の気持ちや想いを汲むことは出来ない。、その人の心に触れることはできない。しかしながら、人というのは実に分かり易くい。それでいて掴みどころのない不思議な生き物だ。本人でさえ、心の内を理解していないことがある。己の本音を知らず、自分自信を追い込み傷つけることがある。かと思えば、意図せずして自身の心を軽くすることもある。繊細故に盲目的なところがある実に複雑な生き物である。
人が自らの想い気持ちに触れるのはどのような時だろうか。突然にして漠然と「あれがしたい。これがしたい」と思い立ったり、「あの人のことが好きかもしれない」と恋に鼓動を早くしてみたり。これらはいつだって、自分自身でさえ気がついていなかったその物事や人に対する想いや気持ちが少しずつ蓄積した結果に、表面張力を打ち破って溢れ出した時では無いだろうか。これはあくまでも私の考え方にすぎないが、物事というのは深く考えれば考えるほどに曖昧になっていくものだ。 同じものを見続けた時にゲシュタルトが崩壊するが、気持ちや想いというのも焦点を当てて見つめ続けていると却って理解できなくなるものである。人は無自覚無意識のうちに、溢れ出た心の音に素直に従って生きている。想いが張り詰めている時というのは、表面が湾曲しているために輪郭は歪み、透けて見えるものを屈折させ、より不可解にしている。しかしそれが溢れ出た時、先程までの不鮮明で不可解だったものが透き通って鮮明に見えるのである。人が衝動的に何かをしたくなったり、突然恋に落ちたりするのはこうした時なのだろう。寡黙で温厚な友人や知人は、
普段であれば声を荒らげることはないが些細なきっかけで見たことがないほど激怒したりする。少しの毒も吐かぬ優しい同僚が、先方との電話を終えるや否や罵詈雑言を口にする。
人という生き物は、基本的には倫理観といあとのを持ち合わせておりそれぞれの理性でもって自分自身をコントロールしている。ところが、これらが機能しない時には暴走といあ結果を招くのだが結末というのはその事象により様々である。日々抑え込んでいた怒りや憎しみが爆発して、大きく強い口調で罵り罵倒する。友人同士であったが、好きという気持ちに嘘つけず突発的に好意を叫ぶ。周りに合わせて取り繕い、嫌いなものや嫌いな人を好きなふりで誤魔化してきたが耐えられなくなってことは間を選ばず思いのままに本音をぶつける。理性や倫理観というのは万能ではない。人は物事を深く考えることの出来る能力を持っているが、そのために要らぬ気配りや忖度といった無駄なことにまで思考を巡らせる。もちろん犯罪行為や迷惑行為、公序良俗に反する行いを起こさない人は至極冷静で物事を客観的に捉えることが出来る。自らの言行が及ぼす影響を深く考え行動することが出来るが、己を強く律しすぎる事で縛りつけていることがある。本当にやりたいことでさえ、人に気を遣い遠慮して萎縮してしまって何も出来ない。そうして様々な気持ちを胸の内にしまい込んでしまう。それがいつか火山のように爆発的に飛び出して、見たこともないような行動力に繋がることがあるだろ。川のように強く激しくなった流れを抑えきれず溢れ出した時、ふと冷静になってつまらない忖度や遠慮を流しさって新しい自分に出会えるだろう。
人は常に多かれ少なかれ、数え切れないほどの感情の起伏を繰り返す。いつどこで、どのように抱いた気持ちも胸にしまい込むことで場を繕う。人の行動力の源は、その強い思いや動機といった目的あっての考えであったりする。しかし、そのどれもは実は誰にでもある胸の内にあって見えない樽から溢れ出た気持ちなのではないだろうか。誤魔化して、無視してきたことで見えなくなっていた自分自身の本当の姿であって素直で曇りのない心の声では無いだろうか。
溢れる気持ちは、自分自身を映し出す鏡のように嘘偽りのないものだろう。
好き。殺したいほど。
嫌い。好きになるほど。
殺して。好きだから。
好き。好き。
溢れる気持ち
面白すぎて吹き出してしまうってそんな事ある?
って思ってたけど本当にある
30年生きて4回
激レアな体験である
#.hpmiプラス(?)stk夢主が🎲の部屋に侵入する話
(お題:溢れる気持ち)
「好き…大好きなの…。ううん、それだけじゃ留めておけないの、こんな私を許して」
私の目の前には……誰もいない。
それも仕方ないだろう。この部屋の主は女の子と遊びに行っているのだから。
私はずっと彼――有栖川帝統という男のことが好きだった。ギャンブルに有り金全てを溶かし、友人から借りた生活費すらもギャンブルにまた溶かしてしまうというクズっぷり、そこにとても惹かれたのだ。
どうか私が隣で支えてあげたいと思った。それなのに彼の隣にはいつも女の子がいた。
三度の飯よりも、恋愛よりもギャンブルが好きな彼から言わせれば、行く先々に勝手に女が着いてくるのだろうが、それを良しとしている時点で満更でもないようにも見える。
「これでよし…っと!」
最後の監視カメラと盗聴器を仕掛け終え、一息ついたところで、ギィ、とドアの開く音が聞こえた。ああ、帰ってきたんだ。
なんで鍵開いてんだ?なんて声も聞こえたけれど、当たり前じゃない。帝統のことならなんでも知ってるし、滞納してた家賃代払ったの、私なんだから。
「…お前誰だ?」
私は世界で1番帝統を愛してる女。
もう溢れる気持ちを抑えきれなかったの、だから責任、取ってよね?