涙の理由』の作文集

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涙の理由』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

9/28/2025, 4:38:47 AM

涙の理由



悲しくて

苦しくて

辛くて

痛くて

嬉しくて

楽しくて

感動して

あくびをして

聞かれて答えられるものも、答えられないものも、
無数にある涙の理由。

でもやっぱり数には限りがあって、その何倍も多い涙には、理由がつけられないものだってあって。

そんな理由のない溢れる涙は、何として存在できるんだろうななんて、思って。

でもきっと、
悲しいからでも
苦しいからでも
辛いからでも
痛いからでも
嬉しいからでも
楽しいからでも
感動したからでも
あくびをしたからでも
説明できなくても
理由がなくても、全部普通に一緒で、目から流れてくるものは涙として流れてくる。

涙の理由なんて、突き詰めれば誰も分からないのかもしれない。

目を乾燥や汚れや細菌から守るためにとか、血の代わりに目に栄養を持っていくためだとか、身体の仕組みでいえばいっぱいあるんだろうけど。

生きていく為だけなら必要のないはずの、
感情表現に使うことが出来る涙が、
他の何でもないぼくらだけに備わってる理由も。
感情の変化で出てくる仕組みになってる理由も。
きっと本当は誰にも分からない。


存在しない涙の理由。

9/28/2025, 4:36:52 AM

彼女が育てた恋の花は、とっくに散ってしまっていた。
 ボロボロになった植木鉢には、萎れた茎と乾いた土が残されたままになっていた。
 痩せた土に水をあげるなんて痛々しいことをしているわけでもない。
 ただ、捨てられない程度には未練が残っているのも事実だった。

 相手に新しい恋の花が咲いたのをまざまざと見せつけられたとき、彼女は自分の心ごと植木鉢を捨てる。

 声どころか、嗚咽すら漏らさず肩を震わせるのは、彼女のなけなしのプライドだ。
 涙となって粉々に溢れる彼女の心を掬い取ることは、振られ続けている俺にはできない。
 俺にできたことは抵抗する気力のない彼女の目の前に立ち、壁になって視界を塞ぐことが精々だった。
 いつもより近くなった距離は、彼女の体温や匂いや感情を連れてくる。

 俺なら、彼女にこんな表情をさせないのに。

 彼女の感情の軌跡を拭うどころか自分の服にすら刻ませられないクセに、ひどく傲慢でひとりよがりな感情が、胸の内をどす黒く支配していった。

 どうせ捨ててしまう心なら、とりあえず俺に預けてほしい。
 決してあなたの生き様の邪魔をしたりしないから、と、ほかの誰でもない彼女に誓った。

 それから、ピカピカの植木鉢を用意する。
 土を入れてタネをまき肥料と水をたっぷりと与えた。
 叶うなら俺と、新しく恋ができるように。

   *

 大学の帰りだろうか。
 駅に向かう彼女の背中を見つけて俺はそっと声をかけた。

「好きです」
「ごめんなさい」

 あれから数ヶ月たった今も、俺は相変わらず彼女に振られ続けている。

「そうですか。残念です」
「告白ならもう少し場所を考えて」

 俺と目も合わせず、足を止めることなくつれない態度の彼女だったが、こうしてささやかな配慮を求めるようになった。
 どんなかたちであれ、求められることは悪くない。

「その呼び出しに応じていただけるのなら、いくらでも熟慮しますよ」
「……」

 約束を取りつけてしまえば、例え一方的なものであっても律儀な彼女は応じてしまう。
 だから彼女は無言で拒否を示した。

「では、また」
「ん。お疲れ」

 え?

 ポツリと風に乗せた彼女の言葉に耳を疑う。
 瞼が大きく見開いたときには、彼女の姿は人混みの中に紛れてしまった。
 何気ない労いの言葉の中に柔らかな笑みが乗せられた気がするが、確信はない。

 どうせ捨ててしまう心なら俺に預けてほしかった。
 流した涙も、傷の痛みも、全て俺のせいにしてほしい。

 彼女が捨てた心を拾って、ピカピカの植木鉢を用意した。
 栄養たっぷりの土を入れて新しいタネをまき、肥料と水を十分に与える。

 叶うなら、俺と新しく恋ができるように。


『涙の理由』

9/28/2025, 4:34:06 AM

"涙の理由"

涙の理由?
そんなの、心が耐えられないと叫んでいるからだろ。
正しく人間って感じがするよな。


みんな、泣いてた。
その様を、ただ、ぼんやり眺めていた。

あの夜、零れ落ちた言葉を覚えている。
僕を見ながら、僕じゃない誰かを見ていたその瞳を覚えている。
悲痛を、悲嘆を、絶望を浮かべたその色を忘れられない。

ねぇ、なんで
必要とされていた彼女が死んで、
要らない僕が生きてるの。

声ひとつ、涙一粒さえ落とせず、ただ周りの人達の嘆きを聞くばかりの何も無い自分が心底呪わしかった。

9/28/2025, 4:29:00 AM

「ところで」
「ところで?」

「まあ何かしらの背景を要求されるのだろうけど」
「また唐突に」

「お題の話だけどね」
「いつもの」

「いつもの。それで涙の理由はというと欠伸をしたというのを思いついた」
「なるほど、ストーリー性がないというか漫才みたいな」

「やはりオチがないと話として弱いね」
「それはそう」


お題『涙の理由』

9/28/2025, 4:23:40 AM

心がぐらぐらしてる
体の中心にある
軸みたいなものが
なくなったみたいに

疲れるし苦手だと思っていたことが
わたしの人生をかたち作り
心の支えでもあったと
今頃になって気付いた

あなたには
心の支えはありますか?

♪涙の理由を知ってるか
俺には分からないが
濡れた頬の温かさは
恐らくお前がくれたんだ

ダンデライオン/BUMP OF CHICKEN

9/28/2025, 4:17:10 AM

好きな人が付き合った。

好きな人『と』ではなく、『好きな人』と『好きな人の好きな人』が付き合った。幼なじみの私には関係のない話なのかもしれない。でも、好きだった。ずっと好きだった。
幼稚園の頃、泥団子を真っ先に私にくれた優しさが好きだった。
小学生の頃、ひとりぼっちで本を読んでいた私を誘ってくれた優しさが好きだった。
中学生の頃、私が辛い時寄り添ってくれた優しさが好きだった。
いつもあなたの優しさが好きだった。

でも、私が好きだったのは好きな人だけではない。

好きな人の好きな人は、私の親友。
ずっと笑顔で、華やかで、男女ともに人気のあの子。
私が孤立してる時も話に入れてくれて、彼ほどではなくとも優しかった。
2人とも大好きだった。

こんな時、どんな顔して泣けばいいんだろう

私が今泣いているのはなんでだろう。

好きな人が取られたから?
好きな人が、親友が幸せになったから?
努力なんて報われないことを知ったから?

この涙の理由を知ってしまった時、私は私のことを嫌いになるのだろうか。
もし、この涙がただの嫉妬なのだとしたら……

9/28/2025, 4:02:33 AM

笑顔の裏になにがある

たくさんの出会い
たくさんの裏切り
たくさんの怒り
たくさんの嘘
たくさんの別れ
たくさんの涙

枯らしたと思った涙も
いつもいつも流れる
いつも気持ちが揺さぶられる

出逢う人に優しくいたい
優しくされたい
密かなわたしの 願いです

9/28/2025, 3:58:25 AM

娘に語りかけるように話した。

「あなたが生まれた時に空は晴れていたの」

「でもね、泣いていた人がいてね」

娘は不思議そうにしていた

「それがね、あなたのパパ」

「あなたが生まれてきてくれた事が嬉しかったのよ」

そう話すと娘は嬉しそうに
「パパに会いたい」と呟いた

…数時間後パパが仕事から帰ってきた

ドアが開いてすぐに娘がパパに飛びついた
パパは不思議そうにしていたが

「パパ大好き」

そう娘が言うと

パパは嬉しそうに泣いていた

そして
「また泣いてる」
娘が笑顔で呟いた

9/28/2025, 3:51:00 AM

ベールの先にうつるのは20数年もの間支え続けてくれた父と、学生時代、仕事場の親しい友人達からの祝福の声、その先にいるのはずっと一緒にいれることを願った人今日から旦那となる人、ずっと温かく一番近くで支えてくれた父の手から少し離れることへの寂しさと同時にこれから一生を共に過ごす旦那との日々が楽しみで、嬉しくて、たまらない
「涙の理由」
No.6

9/28/2025, 3:50:10 AM

《アダムとイブ》愚痴    著者宮井絵莉子

ごめんね母さんが悪い…訳じゃかった…
ごめんねごめんねごめんねごめんねごめんね
母さん…母さんが、家族で一番好きなの…に
なんで…僕が、殺したの?ヘラ答えてよ!?
僕は、自殺した、バンクシー・ウィリアム
僕の本当の名前は、アダム
アダムとイブのアダムだよ…
だから…って…ヘラ
これでも、イブに、会えないの? 
日本人の宮井絵莉子(イブ)って…どんな女の子何だろう?
会って…みたかったなぁ〜
会って…
もうすぐ、地球は、凍結する。
ああ、エスパーのない、イブの方を守って
あげられなかったんだ…
彼女は、いずれ、霊体が、神様になり、リアなり、
ゼウスと会うが、もう、半分は…
どうなるかは、分からない…
分からないから…
僕は…眠るよ 

バンクシー・ウィリアムより
世界なんて、大嫌いだ!!!

追記
本当は、こう日本人だろ(笑)
だから…さると、結婚なんてまっぴらなだけ…絵莉子嫌いだからな…バカなとこ
今だよ!本音。英語で書けないのか?絵莉子。
バカなやつ。
青い振り袖の女。写真イブとよく似てる。
目がウザい…丸い。日本人じゃ美人の方なんだな
そこが、ムカつくだけだ…心残りだな?
…バンクシーと絵莉子の子
ウィリー。父さんより大嫌いだ…生きるのは、大変なんだぞ?
絵莉子的には、こう、うちの子可愛い♡
嬉しかったな?パラレルワールドでも、YouTube見れて!

バンクシーの生活は、こう、みんなに、俺が、気を使いまくりで、でも、冷たくて、俺のオーラは、しんどいのかな?みんな?殺す…
俺とウィリーが、
オーラ黒執事のシエル・ファントムファイブしとけばいいのに…絵莉子より
その人も会えて…ないよ?絵莉子(泣)2次元だしと言っている。

イギリス巡りなら、会いたくないが、来ても良った…のに…ヨークへ行け墓場アンダーテイカーがいるぞ?
キリスト教の首都だぞ?
ビックベーン
エリザベス女王陛下の国
イギリスは、日本より、偉大だぞ!

文書キモい公開NGからな、絵莉子
………
結局、会えてないけどそこが?ウケてるの?
バンクシー?
あなた…は偉大なる金髪の外国人イケメンの家族
バンクシー・ウィリアムと画家
バンクシー・ウィリー キニタツヤのYouTube
株式会社SONYお勤めてねウィリー
絵莉子ここのどうしてる?こうよ?エスパーにより、172センチ男の子のようにされて、泣いてる。それに…肩幅48センチ?人間じゃないわね?
ただし、お金ないから?イギリスなんて、行けないし、私、働いた、後、障害者にされて、足が動かないの泣けてくる。宮井絵莉子より
私、どうすればいいか、教えて欲しいぐらいよ?
あなた…と、ウィリアム一生会えないの
ヘラのせい?他は?
名前を、呼ばない方がいいわ?そいつら
危ないの…(泣)

9/28/2025, 3:18:05 AM

涙を流して、感情共有。

涙を流して、自己防衛。

涙を流して、落ちるところまで落ちる。

涙を流して、救われる。

情緒の波に揺られながらも涙は、心が最も純粋になった瞬間に現れる気がする。

あの時、自分を見つけてくれて嬉しかったな。

9/28/2025, 3:12:35 AM

涙を溢したら気づかれてしまいそうだから、子供みたいに泣きじゃくって誤魔化した。
もしもあなたが結婚したことを知ってももう泣くことはできないだろうけど、今も生活の折に姿を探している。

9/28/2025, 2:51:22 AM

ドラマで見るモデルハウスみたいな部屋で撮影しているトースターきれいすぎる。
トースターって素人が簡単に掃除できるように作られてなさすぎじゃない?
パンくず入れを掃除したところで落ちるのはパンくずだけで謎の汚れはこびりついたまま。
ほんとに何かわからん謎のシミ?汚れ?がトースター内のいたるところについている。
でも構造が複雑すぎて拭けないし、拭いても拭いて落ちない謎のシミと汚れたち。
パンしか焼いてないのに、なぜ?たしかに色んな種類のパンは焼いてるけどさあ、パンはパンじゃん。
思いっきり磨きたいけど丸洗いはできない。
新品のようなきれいさで保てるのはせいぜい数ヶ月じゃない?
ドラマで見るモデルハウスみたいな部屋に置いてある新品みたいに綺麗なトースターは、明らかに使用してないトースターだと私は思う。

これアメトークの家電芸人とかで取り上げてもらえないもんかなぁ。
エアコンとトースターは素人が掃除するには構造が複雑すぎるよ。
高価なものだから大事に綺麗に使い続けたいのになぁ。

9/28/2025, 2:47:38 AM

涙の理由

私が私であるだけで
私が私を表現するだけで

相手が心底嬉しそうにしてくれたのが
嬉しかった。

私がそこにいるだけで
私が私の事に集中しているだけで

相手が熱心に見てくれていたのが
有難かった。

相手が喜ばなくなって
避けてる雰囲気が伝わってきて

もう会えないと理解した時
悲しかった。

この時さんざん泣いたんだよね。

これらが私の目にうつる世界だった。

しかし

私が手放しで喜べなくなってた
二人会うのは避けたい現実だった。

自分がもう、居心地悪かった。

認めたくないけど居心地悪くなっちゃったんだ。

9/28/2025, 2:46:59 AM

私の涙の理由なんて知らなくていいんだもんね

君はただ
泣く私を慰める心の優しい人になれれば

私からの評価じゃなく、この場面を見た人たちの評価がほしいんだもんね

9/28/2025, 2:35:32 AM

涙の理由

 よく泣く人ではあったから、なんで泣いてるのって笑いながら茶化すことはしても、その理由を本気で問うことはしなかった。中学の時も高校の時もクラスが離れたというだけで今生の別れのほど泣いてくれたり、自分が失恋した時は今までにないほど泣きながら怒ってくれた。自分が泣きそうな時にはその人の涙が埋め尽くしてくれて、いつのまにか悲しい気持ちは消えて笑わせてくれる。本当に優しい人。その涙に何度も救われて乗り越えられたことがある。

 自分が家族のことで悩んでいて家に帰れずに泊めてもらった時も、就職でうまくいかずに飲み明かした時も、何事もうまくいかないと嘆いて深夜に電話をかけた時も。全てを受け止めて自分の代わりに泣いてくれて、あぁこんなに自分に寄り添ってくれる人がいるならなんかもういいやって思えた。

 だから、少し困惑したのだ。その人の涙の理由は自分の涙の理由であって、全てを分かち合っていると思っていたのに、急にその人が泣き出したから。でもそこでやっと気づいた。自分が関係していないその人自身の涙を知らないことを。きっと自分のように些細なことで悩み、人知れず涙を流すことだってあったはず。自分が代わりに流してあげることができなかった涙を一人で請け負っていた夜があったのかもしれない。自分はその理由を知らず、これからも知れずにいるかもしれない。

 でも、やっと気づいた。長年の想いを伝えてくれたその人はずっと泣きそうで、それでも堪えてまっすぐに伝えてくれた。その涙を分け合うのは自分でありたい。自分が代わりに泣いてあげて、なんでそっちがそんなに泣くのと笑わせてあげたいから、その人の誘いに泣きながら頷いた。

9/28/2025, 2:33:37 AM

秋の日差しが暖かく、貴女の事を思い出しました。
起きて、カーテンを開けて、白湯を飲む。
貴女は自分の理想にまっすぐ進める人でありました。
私は貴女の理想の一部でありたかった。

太陽に雲がかかり、少し肌寒くありました。
貴女は私の前から姿を消しましたね。
もう冬がやってきます。
私は貴女が隣に居ないのに越冬できる気がしません。
今暖かさを感じるのは生暖かい涙だけです。
どうか、また私の前に姿を現してください。

9/28/2025, 2:24:34 AM

涙の理由は、聞いてほしくない
かっこ悪いし、できるだけ涙は隠してたかったのに
こんなふうに君に見られるとか、最悪だよ

そんな私に、君は楽しそうに笑いながら
「そんなに感動しちゃったんだ」
って言ってくる

「だって仕方ないじゃん!あんなふうに死んじゃうなんて…主人公が可哀想だよ!」
「この映画でそんな泣かないよ」
笑いながら、それでも幸せそうな眼差しで見つめてくる君の顔を、私は見ることができなかった

9/28/2025, 2:21:07 AM

頭の中

ずっとごちゃごちゃで騒がしい

整理することもできなくて 

見て見ぬふり

ずっとほったらかし

ただ涙が止まらなくなりそうで怖いだけ

わかっているから できない


泣かなくなったのか 泣けなくなったのか

それもわからなくなった今日この頃

最近の”涙の理由”は 韓ドラ

あら、泣けるんだ〜って他人事のように思いながら

それでもちょっとスッキリした

9/28/2025, 2:19:40 AM

見覚えのないあざができていた
青の水彩に紫を数滴足したようなそんな色。
肌が白くてよかった。
綺麗に浮いたあざがまだ愛おしく思えた。大丈夫。
中世のヨーロッパではにわかにこんな思想が支持されていたらしい。「不健康であればあるほど女性は美しい。」ふざけた話だとしてもこれがその時の思想であれば求めるしかないのだ。そして、美しさを手に入れるために死んだ女性は、幸せだった。細すぎるウェスト、折れてしまいそうな手足、浮き出た血管、青白い肌その上に美貌を乗せて幸せそうに眠っていった。もし私はこのまま死んだらどんな顔をしていられる?あいつは泣くの?それとも愛してくれんの?
ねぇ泣くのは結局また私だけなの?

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