『海へ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
海へ
あなたはとても綺麗だけど
時々すごく怖い部分を見せるところが嫌いです
もう少し落ち着いてほしいです
ただ曇りの日の海は個人的に好きです
海の向こうへ。
海の向こうには何があるのだろうと幼い私はふと思った
夢の島?それともずっと海が続いていてなにもないのかな?いつか行ってみたい!
幼い私はそう思ったけどそれは夢の話だった
海の向こうには夢の島なんかないただただ辛くて過酷な世界私は絶望した行ってみたかった場所がキラキラした世界じゃなかったからずっと何かと戦わなきゃ行けない
それを乗り越えてもまた戦わなきゃならないそれの繰り返しだいつまで続くの?怖い逃げたいけど逃げ場などない駄々広がる過酷な世界振り返れば後ろは海の世界戻れないあの純粋だった私に楽しかった幼き日々に
前に進み続けるしかないのだそれが出来るか?いや立ち止まろうまだ前に進まず1歩1歩進もう
いつか夢の島に行けるまで少しづつ周りじゃない私自身だ私の旅私の人生夢の島に行けても暗闇に続いてもまた新しい夢のキラキラした島を見つけ出そう1歩1歩
「海へ」
海が見たい。唐突にそう思った。
乗客もまばらな午前10時過ぎの下りの電車。天気は晴れ。私はうっかりすっかり寝坊して、もはや急ぐこともなく悠々と、三時間目の授業を目指し学校に向かっているところだった。
この前、夕飯どきのテレビでみた海沿いの路面電車を思い出す。海と並行して走る線路、ホームからすぐのところに見える海がキラキラして見えた。
いくつか電車を乗り換えたら、2時間かからずにたどり着けるはずだ。
そう思ったらもうわくわくが止まらない。思いつきで行動するのは楽しい。そういう性質なのだ。
とは言ってもビビりなのでたいしたことはできないが…。
しかしながら今日のこれは、自分にしてはなかなか思い切った案だと思う。
学校が嫌いなわけではない。勉強は好きでも嫌いでもないが友達もいて、それなりに楽しく学生生活を過ごしている。
それでも、こんな天気の良い日に教室で眠気に耐えてノートをとるよりは、だいぶすてきな一日になる予感がする。
そんなことを考えている間に、本来の降車駅に着いた。プシューと音をたててドアが開く。
迷いが生じる。まだ今なら日常に引き返すことができる。何食わぬ顔で、寝坊しちゃった〜なんて言って教室に入るのだ。足元がそわそわする。
プシュー。
ドアが閉まります。
持ちこたえた。
ドアの開放時間がいつもよりもだいぶ長く感じた。
まだそんなに長くは生きていないが、やらなかった後悔よりやってしまった後悔の方がまだマシだということを知っている。人に害を与える類のことでなければね。
さて、ささやかな非日常を手に入れた私は向かう。海へと。
海へ
海辺の夏の夜。
貴方と二人で、浜辺を歩きます。
私達の頭上には、
蒼い月が空に輝いていて、
星達が煌めきを添えています。
夜の海を見ていると、
全てを海に投げ出して、
そのまま波間に、
揺蕩ってしまいたくなります。
この想いに素直に従えば、
私は楽になれるでしょう。
ですが。
繋いだ貴方の手の温もりが、
私をこの世に繋ぎ止めていました。
ふと、貴方が。
この世から消える事を、
望んでいると、分かってしまいました。
貴方が一緒に居てくれるなら、
私は何処へ行っても幸せです。
そう言って、私は微笑んで見せました。
貴方と繋いでいたその手に、
力が籠もったのが解りました。
私も、強く握り返しました。
何があっても貴方と離れないように。
『さあ。海へ…』
ふと、暗い波間が、
私達を呼んでいる気がしました。
大丈夫です。
貴方さえ、私の隣に居てくれるなら、
私は幸せです、から。
海へ
私がこの世を旅立ったら
お墓はいりません
ほんのひとつまみぐらいの少しの灰だけ
海へ帰してください
それでおしまい
それが私の願い
海へ
これからの人生長いか短いか分からないけどいつか必ず終わりが誰でも平等に来ますね。そのいつかの時、私が死んだ時には骨を海へ、この地球へ巡らせたいと思っています。
きっかけはYouTubeで見た動画で骨を粉々にしたようなものを海に流していました。その時私はすごく羨ましいと思いました。この地球と自分が一体へとなっているような気がしました。
私はまだ平均寿命の半分も生きていないけど、自分の人生の最後のことを考えてみるのもいいかもしれないと思った夜です。
海へ
互いの気持ちはなんとなくわかり合っていた
けれど決定的な一言が足りない
微妙な関係のあなたと私
休みにはふたりでドライブや食事へ出かけた
周りからは付き合っているとみられることも
夏のあの日、食事のあとに夜の海へドライブ
いろんな話をしながら辿り着いたのは
彼の学生時代の思い出の海
駐車場に車を停めてきれいな星空を眺める
彼はルーフを開け運転席のシートを倒して空を眺める
私にも同じように倒して楽に空を見たら?と促してくれた
私がそこでどうしたかというと
「ううん、このままでもキレイに見えるよ」
と彼のさりげない私への誘いをサラッと流してしまったのである
なんの警戒心もなかったからこそ出てしまったのかもしれないけれど
今思えばなんというしくじり
もう少し何かに気づいていれば、違った今があったかもしれない
数カ月経ってからその時のことが二人の中で話題に
「あれは…もう兄のようにしか見られてないのかと思ったよ」と苦笑
その後少しだけご縁はあったものの離れてしまった
当時の私は自分への好意やキラキラしたものがやたら面映ゆく恥ずかしくて、素直に受け入れられなかった
現実の自分を晒すのが怖かったのかもしれない
「海へ」というお題がきっかけで蘇った
私の甘酸っぱく苦い思い出
今はどんな褒め言葉もお世辞も
「ありがとうございます!」と、受け入れることにしています(笑)
おばちゃんってラクよね
海へ
海へ行った時、防波堤がとても高かった。
子供の頃の話だ。
今も、あの場所へ行くと高いと感じるのだろうか?
そうならいいな、と少し思った。
海へ
異常が見つかってきた
氷はとけ
赤潮だらけ
魚はプラスチックで窒息
ウニは中身を失い
磯にはどこかの国の注射器が打ち上がる
どうか少しでも心身共に凪をなくしませんよう
【⠀No.8 海へ 】
太陽の光で美しく輝いた海は、よく映える。
そこに君がいるから、もっともっと美しい写真が撮れる。
真夏の空の下、涼しげに真っ白なワンピースを揺らし、
長い真っ黒な髪をなびかせている君。
夏らしい麦わら帽子もよく似合っている。
君がいるところだけ切り取られたみたいに綺麗で、
辺りの空気が澄んでいるように感じた。
写真家である僕は撮影用のカメラを取り出す。
つくりものじゃなく自然体な君の時間を、このカメラで
切り取りたい。
白い足で海水を少し蹴る君。
潮の香りを嗅覚でいっぱいに感じると、飛び散った海水が
宙へ舞い、くしゃっと笑う君を視覚で捉えて、体中に響くような、美しい波の音を聴覚で楽しむ。
「ね、すごく綺麗だし、水気持ちいいよ。」
嬉しそうに近寄ってくる君。
今、嗅覚には君の香りが、視覚には近くで見る君の顔が、聴覚には君の透き通った声がプラスされたよ。
「海来て私は楽しいけど、ちゃんと楽しんでる?」
「うん。だって、君がいるから。」
そう言うと少しポッと赤くなる君。
えへへ、と照れ笑いをすると、彼女は海へ戻っていく。
その様子も一部始終、僕がこのカメラと脳に保管しておくから。やっぱり、海っていうのは素晴らしいものだ。
真夏の遊びといえば、やはり海。
僕自身アウトドアではいないので気は進まなかったが
君の美しい姿を見て、来てよかったと思えた。
ここを、毎年君が楽しんで、僕が写真家としての腕がどれだけ上がったのか確認するところにしよう。
また来年もきっと、海へ。
─海へ─
退屈な日々が続いていく。
君との日々が遠ざかっていく。
君が消えた海。
僕らの街は何処に行くにしても海が見える。
いつも君の面影がある。
でも、その面影すら、月日が経つと薄れていく。
だから、忘れてしまわないように、
1年に一度君に会いに行く。
君が消えた8月24日。
君に会いに、海へ。
海へ
(本稿を下書きとして保管)
2024.8.23 藍
海へ
魚の鰭を手に入れて、広い海に身を投げて。
泳いで、泳いで、戻れなくなって、
遠くを見つめれば暗い暗い青が拡がっている。
そんな世界で、海底で。1人ひっそりと消えていきたい。
「海へ」
最近、海が荒れてる。
荒波が押し寄せてきてる。
今日、波が特別大きくなって、目から溢れた。
落ちていく水はとても重く、暗い。
頬をつたって口に入れば、ひどくしょっぱい。
大きく荒れた海は、次第に風を孕む。
風は声となり、口から溢れる。
その風は静かだが、悲しく、切ない。
低く、唸る。
波がおさまれば、海はまた穏やかになる。
溢れた水は乾き、風はどこか遠くへ。
私もまたいつも通り。
海へ行けば
何か変わるのかな
この悲しみが
少しは流れていくのかな
ずっと都心に住んでいて
ちゃんとした海はほとんど見たことがない
ちゃんとした海ってよく分からないけど
もし海を見るだけで何かが変わるなら
電車を乗り継いで行ってみてもいいのかも
そのとき靴はどうすればいいんだろう
もっと海のこと知ってたらよかったのに
海へ
お元気でしたか?最近はお忙しいでしょうね。
私も慌ただしい毎日です、その中でやっぱり
あなたの1部になりたいと思いました。
静かで冷たくて1人で
泡の割れる音の響く暖かで仲間がいる
あなたに解けて溶けてなくなりたいのです。
そうすればきっと私も私を愛せるから、
愛するあなたと一緒になった私を。
また近々会いに行きます。
あまり無理をしないでくださいね。
◯◯より
困ったらとりあえず海へ向かう。
方向感覚はからっきしだめだけど、海の方角だけは分かるから、見つけたらとりあえず帰る方向が分かって安心できる。
しんどくてもう今日は無理だっていう日も、静かに海辺を歩くだけで、波が辛さを少しずつさらっていってくれる。
#海へ
「やっぱりそうするしかないよ」
おじいちゃんが亡くなり遺骨の話
私は幼かったので分からない話だ。
「海...か...」「おじいちゃん海好きだったし...」
おじいちゃんは海が好きだった けど行ったことはなかった
そうだ
船に乗り海の中央へ
「じゃあね。おじいちゃん...」
と砂のようなのを海に流した
行ってらっしゃい おじいちゃん
題名「海へ」
子どもを連れて初めての海へ行きたかったけど、今年の夏も行けずに終った。水の事故は多いけど、一度小さいうちには連れて行って怖いことでももあるけど、楽しいところでもあるところを教えてあげたかった。来年こそはデビューしたいな!
海に
行きたいと思った事は
あまりない
が
カンクーンへ行きたくて
チケットを買った
のに
あっさり断られた
安かったし
まぁ 仕方ない…