『海の底』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
海の底
荒々しく削ったような岩場から、震える足先をそっと水につける。
僕の自由を奪うために、僕の体をまるごと冷凍してしまうのでは無いかと言う程の冷水が、徐々に僕を覆い隠す。
沈むつもりはない。ただ、大海にひとり、うっすらと明けゆく青い世界で、手足を投げ出し寝そべるだけだ。
肺が凍りついてしまう程の冷気を、かろうじて浮いたままの僅かな部分に感じて、僕は、自分が生きているのかさえ曖昧なまま浮かび続ける。
寒いだとか冷たいだとかを通り越すほどの景色のなか、なぜか僕は心があると思しき場所に、小さな、
しかし確かな熱を感じた。
陸地にいるとき、僕は海の底にいるようで。
もう誰も、僕を見つけられなくて。
もう誰も、僕のことなど探してさえもいないようであった。
僕はもう一度だけ、海の底に沈んだまま
もがき続ける自分自身を、無情な程に寒々しい
一月下旬の大地のもとへ、浮かび上がらせることに
挑戦しようと思う。
今しがた僕の心に宿った小さな熱が、僕の凍りついた肺を溶かしたようだ。僕は大きく息を吸い込んで、
目の前に構える岩場を、海水に包まれて重くなった服と共に登ることを決心した。
海の底
地の底 海の底
違いは特にない
地が海か それだけだ
地が沈めば海になる
海が沈めば地になる
明るければ心を落ち着かせ
暗ければ心を静める
何かと思えば見覚えのある景色
海の底
海賊になりたい
自由で、勇敢で、仲間想いな、そんな海賊
麦わら帽子は似合わない
剣なんて握ったことがない
地学なんてからっきしだし
料理なんてもってのほか
遠くを見通す目なんてないし
古文も苦手
ボルトとナットの違いってなに
そもそも楽譜は読めないし
面舵も取り舵もわからない
あらたいへん
わたしが憧れる海賊の要素がを一つも持ってないじゃない!
出航2秒で海の底?
ああでもそれもいいかもしれない
深い深い海の底
沈んでいく少女が一人
大志を抱いて眠りゆく
ふらふらゆらゆら
海賊になるのはやめて、ぬくぬくベットで眠りましょう
海の底
海の底にはなにがあるだろうか?
水族館にいるような深海魚か?人間が置いていった廃棄物か?それとも、物語に出てくるような美しい人魚か?
いや、違う。どれも違う。
海の奥、深く、深く、深いところには何もない。何かあるはずがない。あんなに、暗くて汚く恐ろしいところだ。そんなところにいる事なんてできない。
いることが出来るならば、私たちの知らないなにかだろう。
君は何だと思うか?正解は無い。それが何であるかは君次第だ。
生まれてきた意味は後付けなのかすでに存在しているのか
暗闇の 遮断の奥底 謎に満ち
未だ知り得ぬ 溟海の宇宙
#海の底
ただの暇つぶしだった
街で見つけた可愛いおもちゃを
仲間たちと盗んで檻の中に閉じこめた
散々弄んで壊した後は箱に詰めて海へ捨てた
きっと今頃は海の底だ
だけど俺たちがやった悪戯は大人たちにばれて
檻の中へ入れられた
俺たちはまだ子どもだったから暫くすると
外に出してもらえた
それからまた新しいおもちゃを探して街を歩いてると
突然視界が真っ暗になった
気づいたら俺は暗く冷たい場所にいた
罪は鎖となってこの身体を縛り上げ
罰は碇となってこの魂を海の底へと沈めた
人もいない光も届かないこの場所で
死ぬことも出来ずに一生俺は生きていく
お題「海の底」
海の底へ招かれているかのように沈んでいく。
心を君に預けて。
それでいい。それ以上は求めない。
伝えるべきこと伝えたいことは全て伝えきっている。心残りはない。
戻ることのない私が君の心に永遠に残り続ける。
美しい姿で。
ああ。枯れない花が咲くが如く居座ることができる。
【海の底】
むかーしむかし、私が高校生だった頃。
美術の授業で油絵を描いた。
その時の絵の題名は、「海底の恋」
ブルー系のグラデーションの背景の中で、
異種のペンギン同士が見つめ合っている構図。
周りには、あえてカラフルなシャボン玉の泡と、
水槽で飼うような熱帯魚も泳いでいたり、
上の方にはマンタのシルエットも。
海底にペンギンや熱帯魚はいないよね?とか、
これは水の泡には見えないとか、
異種同士の「つがい」はあり得ないとか…
当時、天の邪鬼だった私は、
そういう違和感だらけの絵にしたくて描いた。
だけど「違和感」だと思っているのは自分の価値観で、
その当事者たちから見たら、それは「普通」であり、
「ありのままの姿」なんだよって事。
そういう気持ちを描いた絵。
今でも実家の玄関に飾ってあるから恥ずかしい。
今回は久し振りの投稿でした。
みんな、元気してた?
今年もよろしくね。
明日も安心安全で、素敵な日曜日を。
海の底
いつか行ってみたい
絶対綺麗だし
なにより現実と隔離されてるっていうか
落ち着けると思うんだ。
所詮、夢の話だ。
死んだはずのアイツから、電話がかかってきた。
「最近、どうしてる?」
どーもこーもない。
お前がいなくなってから、ずっと泣き通しだ。
涙が乾く暇もない。
「夜空の星にはなれなくてさ。深い海の底にいるよ。」
なんでまた。
星になって輝いてるものとばかり。
「俺の分も、幸せになってくれよな。」
電話が切れた。
泣きながら目を覚ました。
双子の兄貴。
片腕を失ったような喪失感。
二人のヨットでいくつもの荒波を制覇した。
セーリング競技の日本代表チームの中でも、
お前はひときわ輝いてた。俺の自慢だった。
死因は、居眠り運転のトラックによる交通事故。
そんなお前が何故、暗い海の底にいるのか。
ヨット界のスターだったお前のことだから、
夜空でひときわ輝いてると思っていたのに。
まあ、所詮、夢の話だ。
深く考えたところで意味もない。
ただ、ひとつ気になっているのは、
「もし俺が先に死んだら、遺灰は大好きな海に撒いてくれ。」
遺言の通りに決行したこと。
このまま、お前の分まで幸せになっていいのかな。
余計なこと言わなければ良かった、なんて、
後悔してたりしないだろうか。
まあ、所詮、夢の話だ。
だけど、ごめん、俺がもし死んでも、
遺灰は海でなく、お墓に納めてもらうようにお願いしておくよ。
俺の大好きだった兄貴が、身をもって教えてくれたことだからね。
まあ、所詮、夢の話だけど。
海の底。
空の上。
でも、僕たちが見てる景色はどれにも当てはまらない。
僕らは海の底でも空の上でもない、きっとそれより凄い景色を見ている。
それって凄いことだと思うんだ。
いくらだって可能性があるということなのだから。
望まぬ、最期。
肺の空気は、もう無い。
荒波に呑まれ、船は沈んでいく。
口から空気の泡が溢れて、上へ上へと登ってゆく。
美しい。
なんと、美しいのだろう。
青く澄んだ海の中から見る太陽は眩く輝き、
空気の泡は白く透明な丸い水晶みたいだった。
今生に悔いが無いと言えば、嘘に成る。
しかし、これほど美しい光景を最期に見られたのだ。
ならば、もう生を諦めて良いと思えた。
私は海の底を経験した事がある。
中学1年の時の初恋だ。
とても深く沈み抜け出せなくなってしまったのだ。
溺れしまい沈んだのだ。
高校に進学して、さらに深くへ沈んだ。
その人の海の底はとても魅力的だった。
高校2年の夏に勇気を出したんだ。
その人の海の底からは抜け出さざる終えなくなった。
ただ、悲しみと言う海の底には沈んでしまった。
海の底とは、深海だけの事を言うわけではない。
人にはそれぞれの海の底があるんだ。
その人は海の底のように私を魅了する
結婚式ではサムシングブルーすなわち『青いもの』は幸せを呼ぶ色とされるそうです。花嫁の純潔や清らかさを表す色でもあるとのこと。
青いシャンパンで乾杯をして
幸せになってねってお祝いをする。
飲みほしたグラスの底はキラキラしていて、まるで希望のヒカリのよう。
やがて海の底にも光は射し、空では青い鳥たちが歌うでしょう。
いいかい。海の底はね、真っ暗なんだよ。
水面はあんなに透明で、青くて、美しくても、
足元は見えないんだ。
溺れたって誰も君に気付けないんだよ。
気を抜いちゃいけない。どこでもそうさ。
たとえ陸でもね。足元はいつでも真っ暗だよ。
溺れないように、慎重に歩かないとだ。
決して誤ってはいけないよ。いいね。
『海の底』
海の底まで沈んでいきたい。
誰にも気付かれることも無く、ただひたすら沈みたい。
海の底から津田は、上がってきた。取ってきたのは、水晶だった。
手に乗るくらいの大きさだ。だがその水晶は何かおかしい。
その水晶は茶色くなったり、透明になったり、紫色になったり。
彼女の洋子は霊感が強く、洋子にはその水晶に暗いもやがただよっていることを言った。
「えっ?そんな事ないよ」
と、言う。
津田は霊感は全く失く、その水晶をもって帰ると言う
「ダメだって、海に捨てな」
洋子は言うが、津田は、
「大丈夫だって」
と、言って帰ろうかと津田は言う。
「もうっ、知らないからねっ」
洋子は言い、津田は運転席、助手席に乗った。
津田が街に近ずいてきた、
「もうすぐね」
と、言うと、洋子は右を見た。
津田は固まり、だんだんと石像になっていった。
何故かスピードが上がっていく。
洋子は、
「なんでよっ!津田さん!」
洋子は津田の車のブレーキを踏む。
だが、止まらない。
「なんでよっ!なんでとまらないの!」
電柱が前に・・・。
ガシャーン。
車は電柱にぶつかった。
運転席のフロント部分が、ぐしゃぐしゃになっていた。
洋子は電柱に当たる前に出る事が出来た。
洋子が車を見ると、フロント部分を見ると、ぐしゃぐしゃなのだが、
津田は石像になり、バラバラになっていた。
海の底には何があるのだろうか。
一般人である私には実際に目にすることはできない。
いつか行ってみたいと思う。
#海の底
君に想いを寄せているなんて自分が1番信じられなかった。
いっつも若干トゲのある言葉でいじってきて、笑ってくる。でも何故か嫌じゃなかったから、負けじと反撃して、笑いあっていた。
でも気を使っていないに気を使うのが上手くて、誰にも態度を変えずにいられる。誰とでも仲良くなれる。そんな君が心底羨ましかった、し羨みながらも隣にいることが結構嬉しかった。
雰囲気いいけど、どこかアンニュイで、お姉さんだけど、小学生よりガキって感じ。
対する私は
冴えなくて、人によってコロコロ態度変えて、せめてなにかできるように、って頑張るけど頼りない。
君とは正反対、考え方も同じだったことの方が少ない。
なんで惹かれたのか分からないけど、気がついたら全部好きだって思った。
恋だと仮定したら、解になってしまった。
でも君に恋してるって結構過酷で、同性にモテるような性格の君だから、勝手にそわそわするし、まず私が気持ちを伝えて、君が受け入れることなんてないと思うから、君の全てに勝手に一喜一憂して。なかなか辛い恋してしまった。
こんな恋ならしたくなかったって思いたいけど、君のこと好きすぎてそんなことを考えるのすら辛すぎる。
だからいっそ君への想いごと私自身が海底に沈んでしまえばいいのに。と思う。
青く暗い世界で君のことをおもっていたい