『海の底』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ざぁさぁ、、、ざぁさぁ、、、
海の音が聴こえる。
あぁなんて綺麗な海なんだ!!!
それが今から汚れるようになるなんて実に残念だ。
ううっ、、、ううっ、、、
あぁそろそろかな???
「おい!!!ここはどこなんだよ!!!」
あぁ目覚めたのかい!ちょうど良かったよ
今用意が終わったところなんだ!
何をするのか???
あっははははははwww
笑わせないでくれww
君があそこから逃げなければ話は
変わっていたのに、、、
あぁ残念だ、、、
まぁ済んだことはしょうがない!
「ずっと愛してる♡」
ザバァーン
________________________今回ので何人目かな???
約15人目ぐらいかな??
本当に困るよ、、、
なんでみんな言うことを聞いてくれないのか、、、
今日も海の底には???が眠る
泳いで 泳いで
海の底に 辿り着いた
何処までも 深く
何処までも 潜れ
泳いで 泳いで
海の底に 辿り着いた
心は海の底へ
そっと 沈むばかり
泳いで 泳いで
海の底に 辿り着いた
何処までも 暗く
此処は何処か 前も見えず
泳いで 泳いで
海の底に 辿り着いた
私は 海の底へ
そっと 沈むばかり
私は鯨だ
海の底まで 泳いでいく
#海の底
『海の底』
かえりましょう
かえりましょう
いずことしれぬはらのうちへ
かみのざすかたわらに
ははのえみてならぶ
むかえてくれるとしっているよ
かえりましょう
かえりましょう
あなたもわたしも
そこからきたのだ
母なる海
墓場でもある海
最後の日
予感があったのか
「行きたくない」
そう言っていたと
彼を飲み込んだ海は
彼を返してはくれなかった
幼馴染で
初恋だったあの人は
永遠に
海の底
「海の底」
【海の底】
波を いちまい いちまい めくって
辿り着く
白く あわただしい 毎日に
擦り切れた記憶の そこ
そのまた奥に 横たわる
何も無いように いきる
ここは果て
小さな港みたいな 哀しみから出発した
ここは果て
息を潜めながら おもう
涙とおなじ 波の音を
「ぷはっ!」
長い潜水時間を終えて、海面から勢いよくマイが姿を現した。
真昼の日光を燦々と浴びながらゼイゼイと肩で息をするマイに、私は呆れ顔を隠せない。
「もうやめたら?海の底に伝説のお宝が眠ってるなんて、そんなのおとぎ話でしょ」
「お、おとぎ話じゃないよっ!言い伝えだよ!?きちんと伝承されてるんですー!」
「……信憑性ゼロ。しかもシュノーケルとか持ってないんだから、そんなに深くまで潜れないでしょ」
「うう、でもでも!こう、潜ってればいつか見つけられる気がするんだよね。海底にピカピカーって、光る何かをさ!」
何かって。頭上に輝く太陽と同じくらいの煌めきを放つマイの瞳を前に、私は大きく息を吐いた。
確かに同年代の友達の中でもマイは幼い方だけど、まさかこんな「海の底には海賊が隠した伝説のお宝がある」なんて子供じみた"言い伝え"を本気で信じるとは思わなかった。
「ほらほら、ミツも休憩終わったでしょ?もいっちょひと潜りと行こうよ!」
「えー、いいよ私はもう……」
「そんなこと言わないでさ、ほら、いっくよー!」
せーの、とマイが大きく息を吸い込み、まだろくに準備もできていないあたしの手を引いて再び水中の深くへと身を投じる。
お宝なんて、そんなに欲しいもんかね。
コバルトブルーの海の中で、マイが声を出さずにあたしに笑いかける。いたずらっ子そのものの笑みだった。
あたしにとっては、あんたとこうしてふざけてる時間の方がよっぽど宝物なんだけどな。
海の底
そこは暗く 音もせず 人が生きられない
まさに暗黒の世界…
そう思ってはいないか…
そこに生息する深海魚からすれば
そこは過酷でも唯一無二の安息の地
彼らからしてみれば
地上の世界が暗黒の世界なりうる
人種 国 言葉 性別
一方的な考え方は
勝手に相手を不幸のように思わせる
今の世界はそれが溢れている
都合が悪いことには
目を瞑り 耳を塞ぎ
仮面をかぶって周りに合わせて自分を無くす
果たして 本当の海の底は
我らか深海魚が住む世界か
あなたはどちらだと思う?
#海の底
あなたの首にまわした手のひらには、生命線が彫られていて、そこから心臓が蠢いている
その線をぷちりと断つこともないままに、ステンドグラスの落す陽にうとうととして
あたしはそうやって無駄に死にきれないあたしが嫌い
海の底
海の底で物言わぬ貝になりたい。
これはいつも想うことだ。
思ったことを口にしてしまうことで、何人もの人、その人の大事なものまで傷付けてしまった。
その度に「海の底で物言わぬ貝になりたい」と想うのだ。
海の底は暗いかもしれない。でも、見上げれば光の差す水面が見えるかもしれない。光を反射する魚達は、さぞ綺麗だろうな…。
最近は、言葉の遣い方を間違えて、誰かを傷付けるくらいなら、話さないほうがいい。話して、誰かを怒らせて、自分の中の何かが壊れる音を聴くのは苦しい。
そう想って、話すのを控えて生活するようになった。大事な人との衝突は減ったが、会話と言えるような会話もなくなるようになった。
ある時限界が来て、ひとり、子供のように泣いた。
泣いても何も変わらなかった。変えようと想えなかったからかもしれない。ありのままの自分は誰にも受け入れられないことを知っていたからだ。
それから、自分は、ハシビロコウみたいに一点を見つめて、心の中は歌うように囀るカナリアになった。
いつまでも、この静かな鳥かごを飛び回る、人間になれない可哀想な鳥。
まだ、翼は折れていないから、海の底へは行けないけど。いつか、行ってみたいな。
深い深い海の底へ。
海の底に沈む地図。不思議だけど、ちょっと不気味で怖い。
だからこそ、色々な物語があった…。
沈んで、沈んで、沈んで、
みんなが恐れる深い青だけが
私を光から隠してくれる。
親切な最後の危険信号は
マイナスの熱に痺れてしまえ
音のない穏やかな地の始まりは
まるで時が止まったようで
どうかこの時間が続くように
静かに泡を吐き出した。
―――海の底―――
海の底に積もる砂の歴史を思うとぞっとする。
その地中深くにあるのは人類が生まれる前からある砂なのだろうか。それが現実に存在しているという事実に気が遠くなる。
むかしと今は地続きなのだと思い知らされる。
/海の底
『母』
音を立てて
綺麗な青に吸い込まれた
クラリクラリ
光が揺れて
コポリコポリ
泡が産まれた
無限の色が踊っている
母なる海に吸い込まれた
巨大な青は
冷たくて恐ろしい
だけどそれは
この世の全ての母と同じ
いつも水仕事で冷えた手で
抱きしめてくれた母と同じ
進むべき道を誤ったら
叱ってくれる母と同じ
冷たくて恐ろしくて何もかもを包んでくれる
だから寂しくない。
真っ暗な海の底で
己の体が朽ちようとも
母さんのもとに還れるのだから。
僕は懐かしい夢ををみながら
どこまでも沈んでゆく。
沈んで、沈んで、ここまで来た
落ちる、という感覚でもいい
海の底は地上より魅力的だ
実際に見たことない、という時点で魅力的だ
その分、未知である恐怖は変わらない
……なんか、社会みたい
海の底、
それは人の感情の奥底だと思うんです
なんでって、表でにこにこしていても
裏ではいつも泣いている、そんな子もいると思うんです
そんな、表裏のある子の、本当に伝えたい感情が
ほんとに深い、海の底のようなところにあると思うんです
私はそんな海の底のようなところにある本当の感情を知りません
……知りたくないんです
私は私のことが嫌いだから、生まれてこなかったらみんな幸せだったんだろうな
と思う、自己肯定力の欠片のない人間ですもの、そんな感情知りたくありません
だけど、自分の海の底を確かめなくては、そろそろダメになってくる時期です
他人に見てもらいたいけれど自分のことなのだから
それじゃ何も解決しない。というか私の本当のことなんて、私しか分からないのですから
意味が無いのです。
でも、きっかけを作ってもらうことは出来ると思うのです
そんな、きっかけを私は作ってくれる人を見つけたかった、
今考えれば私の本当に感情というのはこれだったのかもしれません
でも最近、そんな人を見つけたのです。
まるで、海に光る海月が一桶やってきたかのように、私の心は少しだけ明るくなりました
海の底を照らす、ひとつの光のように、私は、それを頼りに
自分の心の中を、感情の奥底を、
歩いて、本当に感情を
見つけなければいけないのですね
そうなのでしょう?私にきっかけを与えた人よ
でも、心はとても広いものです。感情も。
まるで海の底のように。
だけど、そこを私は度々君を思い出して歩いていきますよ
-海の底-
好きなアロマをたいて、黒い薄布を被せた室内用のプラネタリウムを付けたら部屋の電気を消す。
週に一度、私の真夜中の楽しみだ。
真っ暗な部屋のそこかしこに、弱々しい光で人工の星々が投影されて、まるで、海の底みたい。
宇宙みたいの間違いじゃないかって?
いいや、私にとっては海の底だ。
もっとも、本当の海の底はTVで見たことがあるだけで、よく知らない。
でもきっとこんな感じなんじゃないかと思う。音がなくて、お魚も隠れてて、プランクトン? がほんの少しの光に星のようにキラキラ煌めいてるイメージ。
だから私にとって、この空間は海の底。
アロマは気分でおまけのようなものだ。ほら、静かな場所でいい匂いを感じるなんてステキでしょ?
誰もが寝静まる深夜、私はアロマの香りと共に僅かな光でベッドにうずもれる。
こうして眠りにつくと、本当に海の底で眠っているみたいでよく眠れるのだ。
何も聞かなくて良いように
出来れば何にも見なくて済むように
忘れてしまいたい思い出なら
海の底に沈めてしまいたい
ふとした時の香りや
何かのタイミングで
聞こえた音で
気まぐれに思い出してしまわないように
ゆらりゆられ
眠りにつきたい
海の底
海の底
光が届かない真っ暗世界。
陸地の動物など生きてはいけない過酷な環境。想像するばりの海の底。
ゆったりとした海流、ゆらゆら泳ぐ面白い格好に進化した深海魚たち。
時間さえ無いような世界。
そこには唯一で、
美しく整ったことは無いのか?
醜い人間の欲望が入ってこないこと。
そこかもと思う。
いつの間にかお弁当が
底上げされていた
海はすごいなあ
どんなに不景気でも
底上げしないんだから
「海の底」
私は海が怖い。
小学生の時に海でビニールボートで遊んでいて誤って横転して、子供の足の着かない深さで溺れたとき、近くにいた大人は誰も助けてくれなくて、死を覚悟した。
だけど、砂浜で私を見守っていた父が猛ダッシュで助けに来てくれて事なきを得たから命は助かった。
潜水艦式の遊覧船に乗せてもらった時、薄暗い海の中を幾多もの藻が海底をうごめいていた。
私は海の魚がみたかったけど、長く太い藻が目の前をゆらゆらと揺れている記憶しかない。
水族館の深海魚コーナーはぞっとする。
深海に馴染むよう退化した海の生き物達はなぜか不気味さを感じさせる。
Googleで世界地図を見たとき、マリアナ海溝がある辺りを見ているともの知れぬ恐怖を覚えた。
夜の海は怖い。
昼だとしても無骨な岸壁から見下ろす海は怖い。
海の底へ引きずり下ろされてしまいそうな恐怖がいつだって私を手招きしているから。