『流れ星に願いを』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
流れ星に願いを3回唱えれば願いが叶う
なんて言う言葉を小さい頃にたくさん聞いた。
流れ星に3回なんてどこかのテレビ番組で科学的に無理だと言われてたような気がするけども。
流れ星に願いを叶えてもらえるなんて素敵なことだろう。だけど、僕は叶えてもらう願いも無ければそんな事を信用なんてしてないから。
ファンタジーチックでとても現実主義の僕の心はもう純粋な頃には戻れない。
皆、子供の頃の純粋には戻れないんだからさ。
じゃあ、新年に神社で形だけのお参りをするようにさ
ふざけてでもいいからさ
流れ星に願いを祈ろうか?
[流れ星に願いを]
流れ星に願いを
言えたためしはないのですが
流れ星を見られたら
それだけですごく幸運な気がするので
満足です
暗い時間に外へ行かない今日この頃
星すら見ていないのでした
またひとつ星が落ちた
ギラギラと惹かれるあの星は光を失っていく
宇宙からはみ出た星はゆく宛もなく落ちていく、温かな銀河に巡り会えても落ちていく星を眺め嘲笑っているようだ
落ちた先に幸せなど残っていない
またひとつの夢が砕け散ってしまったのだ
異様なものに惹かれる馬鹿と煙たがる惑星がある
彼ら惑星は運命がそっと閉じた時「幸せだ」と嘘をつく
私もその惑星の一部であった
眺め嘲笑い夢を持っていた小さな星であった
ある時惑星に隕石が降ってきた
「またか」と仲間たちと呆れていた瞬間、私は宇宙から離れてしまった
あぁ、なんという運命…
振り返った先に仲間たちが長め嘲笑っていた
私はあの間抜けな星になってしまったのだ
怒り、憎しみ、不安、様々な感情が込み上げてくる
もう目の前は途方もない暗闇が私を取り囲んでいた
長い年月が経った…
目を閉じても目覚めても暗闇なことには変わりないこの風景にも慣れてきた
たくさんの惑星が私を嘲笑い続けてきた
最初の頃は涙の粒を宇宙に浮かせ心がギクシャクしていた
だが慣れてしまった
何も感じない心を与えられてしまった
集団からはみ出たものは異端とされ人権が無くなる
夢を持っても狂った大人たちに切られてしまう
弱音を吐こうものなら大人の荒げた罵声が耳を劈く
耳を傾けても何を話しているかよく分からなかった
1つ聞こえた言葉は「貴方だけじゃない」と固められたつまらない言葉
なら私などいらぬでは無いか
それを口に出せば結末がどうなるかなど分かりきっていた
大人は夢など語っては行けないらしい
自分には小さすぎる箱の中で水星のように眩い光を見つけていなければいけないらしい
そんな大人になりたくない
私はあなた達と違う
大人になんかなりたくない
堕ちていく思考
私はあの時惑星に落ちていった隕石になった
END
流れ星に願いを
「自然災害なんてなくなりますように」と幼い男の子が、星空の下で願った。その子の家は地震の津波で流されてしまった。男の子は、幼稚園の弟と両親それにペットの犬を含めた四人家族で、そのうち弟は津波で流されて亡くなってしまった。両親は未だに行方不明だ。男の子は今、祖父母の家で暮らしている。男の子は、自分の部屋の窓から外に向かって毎日お願いした。そして今夜もお願いした。「お母さん、お父さん会いたいよ……」そう言うと男の子の目から涙が一筋流れ落ちて、そっと頬を濡らした。男の子は本当は寂しくてたまらないけれどおじいちゃん達の前では心配させないようにと、わざと明るく振る舞っていた。「お母さん、お父さん」男の子はもう一度呟いた。「クゥーン」いつもそばで一緒に遊んでいる愛犬のゴローは、尻尾を振って男の子を慰めた。その思いが伝わったのか、男の子は傍にいたゴローを思わず抱き締めた。そして「ゴロー、良かったよ君が生き残ってくれて。君までいなくなったら僕どうしようかと思ったよ。ありがとう」涙を流しながらそう言った。ゴローもそうだねと言う様に「クゥーン」と鳴いた
この男の子の様に、お正月の地震で被害を受けた人は沢山います。今も家族と離れて暮らしている人も居ます。だから私達は当たり前の日常の大切さを忘れてはいけないのです。
自分の書きたい文章を、飾り付けすぎずシンプルに綴れるようになりますように。
関わってくれた全ての人が幸せでありますように。
平和な世の中でありますように。
流れ星を脳内で降らせてひたすら乞い願う。
これは祈りだ。届け。届け、
『流れ星に願いを』
「流れ星に願いを」
家族となった貴方と見たのが記憶の中で一番新しい流れ星かな。
あの時、空を見上げて流れ星が見える度に笑顔で喜びを分かち合い願い事について話をしたのを覚えてる。
星が流れてる間に3回って難しいよね…なんて話してたかな?
あの時、私はきっと貴方といる事を願った気がする。
流れ星への願いは叶う事なく私自身がお別れという選択をしたけど
それでも、きっと私は流れ星を見ては
その時最大の願いを込めて3回唱えるだろう。
そういう気持ちにさせる流れ星って不思議だね?
あの流れ星は、
いったいどれだけの人から、
お願いをされているんだろう。
日本に星が流れれば、日本中の人がお願いをする。
もしかしたら、
日本以外の国からも見えているかもしれない。
そうしたら、お星様は一人で、
いくつの願いを叶えなければならないんだろうか。
きっとそんなにたくさんは、叶えられないから、
たくさん努力してる人を見つけてあげるんだろうな。
︎︎◌ 流れ星に願いを ◌
流れ星に願い…ね……
そんなもので願いが叶うのなら、こんな所にはいないさ。頭のすぐ上を素通りしていく星々を見て思った。吐いた息が白い。全身が凍てつく程に冷えきった空気を僕が今生きるために吸う。
足場が悪い。視界がぐらつく。食料は昨日の夜で尽きてしまった。酸素すらも足りない。あと少しで奴のところにたどり着けるはずなのに。涙が出る。凍る。涙が出る。溶かす。凍る。何度繰り返したことだろう。ひたすらに目の前を続く山を、崖を登る。登るうちに目の前にでかい洞穴が現れた。中からは熱いと錯覚してしまうような冷たい風と異様なまでの存在を感じる。間違いない。ここに奴は、神は、いる。
飛び込む。そこにはおぞましいような、それでいて美しいような、異形のそれがいた。
「あれ?人間じゃないか!どうしてお前らみたいなのが一人ぽっちで俺のところまで?すごいねぇ!!何がそこまでお前を動かしたんだ?」
へぇ、人間の言葉を話してくれるのか神様は。随分話が早いじゃないか。
「せっかくひ弱な人間がこんな所まで来れたんだ。何かしらご褒美があったっていいと思わないか?」
気が遠くなる。
きっとこれが僕の最期なんだろう。
オーロラを眺めながら思う。この世界は綺麗だと。美しいと。だが君が居ないんだ。君が見たいと言っていた景色を僕だけが見ている。この世界を美しいと教えてくれたのは君だったのに。
飽きたな…いつか書くことにしよう
流れ星に願いを
子供の頃、同じ病室の子に教えてもらった
流れ星にお願いをすれば
どんな願いも叶えてくれるって
だってあのお星さまは
僕たちより先にお星さまになった子供だからって
それから毎日、病院の屋上庭園のベンチに座って
星を見上げている
何度同じお願いをしただろう
『明日もお星さまにならないですみますように』
そう願わないと、怖くて眠ることさえできない
誰か僕のベットの横で手を握って
『大丈夫だよ』と言ってくれ……
その命 燃え尽きようという星に
今から願いを托すだなんて
/お題「流れ星に願いを」より
「流れ星に願いを」
夜空にばかり憧れて
大事なことを見落としていないかな。
足元に散りばめられた
星のカケラを集めてみて。
何だってできる気がする。
流れ星に願いを、かけたいんだが、
ヤツらは足が速い。俊足である。
…ふーざけんなよ?(*´艸`*)きゃ🖤←怒りの波動を増幅する、黒い微笑み☻。
🌠💦←その闇の波動に囚われゆく呪われた流星。
が、隕石となって落ちて来るのを待ち受ける私😈。
に、落っこちてくる隕石☄
が、命中して昏倒する私。_(┐「ε:)_きゅう。
教訓⭐呪えば呪われる。氣をつけられたし(^_-)-☆
流れ星に願いを
もう何年も前に仕事仲間と行ったキャンプで
流れ星を初めて見た。
その日は昼から飲んでてベロベロで
酔い覚ましに歩いていて展望台みたいな所で
誰もいないからと床に大の字に寝っ転がって
空を見ていたら
キラッと流れるものを見つけた。
「こんな一瞬で3回もお願い事唱えるの無理じゃん!」
って言いながらも
星が流れる度に皆が無言になっていたのは
今思い出しても面白い。
あの時私は
何を願っただろう。
思い出せないってことは
願うほどでもないことだったんだろうな。
…
「杏さん!!今星!流れたよ!!!」
「ほんと!?どこ!!」
「ほら!…あっ!!また!!」
「…わっ!ほんとだ!!!」
それから何年も経った今。
再び見ることが出来た流れ星に
隣にいる大切な人と一緒に願う。
こんな楽しい日々が
一日でも多く過ごせますように。
そのための努力は惜しまないから
どうかお願いします、と。
見えた時には通り過ぎた後
一時間前…一月前…
もしくは何年か前に通り過ぎたのか
黙って通り過ぎていくから…
中々声かけれないけど
いつの日か君に出会えたら
そんなに急がなくて良いよと伝えたい
もう少し綺麗な姿を
自分に見せてくれないか
『流れ星に願いを』
星を見ていると君を思い出す。
3年前突然僕の前からいなくなった君を。
今君はどこで何をしているのか。
生きているのか
笑えているのか。
ふと流れてきた星に願う。
君が幸せで暮らせていますように。
流れ星に願いを。
「流れ星に願いを」
「流れ星が流れないかな」
星空を見ていた君が独り言のようにポツリと言った。
「何か、願い事があるの?」
「あるよ」
沈黙の後
「あっ!流れ星だ!早く流れ星に願いを!」
僕達の他にも星空を見ていた子供の声がした。
僕達は願い事をした。
君は願い事が出来たようで、嬉しそうに僕を見た。
「君は何を願ったの?」
「内緒にしたいけど、君とこの先もずっといられますようにって願ったよ」
僕は驚いて笑ってしまった。
「どうしたの?なんで笑っているの?」
君は首を傾げた。
「だって、君と願い事が一緒だったから、僕達は以心伝心だなって思って」
笑いながら僕は言った。
「そうなの?同じ事思ってたんだ。嬉しい!」
「君が嬉しそうに言うから僕も嬉しいよ!」
君は笑顔だった。
流れ星を見れて良かった。と思った流れ星が流れた夜だった。
【流れ星に願いを】
もしもし流れ星さん
その背中にしがみついてもいい?
宇宙を見たいの
飽きたら手を離してひとりでどこかに漂ってゆくから
それまで少し お世話にならせて
お願いします
「流れ星に願いを☆彡」
人はなぜでしょう。
流れ星を見ると
思いの丈を願うのですか?
あっという間に夜空に線を引く
ように、儚くきえてしまう。
その昔、流れ星は|彷徨う《さまよう》
魂だと言い伝えられてました。
その一瞬の輝く光に、願う事により
彷徨う魂は天国へ導かれるといわれるように
なり、その名残で人は自然に
流れ星に願いを、伝えるようになったのです。
先祖からの、隠れた遺伝なのでしょう。
そんな言い伝えから
わたしも流れ星を見たら
多分、願いを伝えると思う。
その願いは?
秘密です。
もし、このメッセージを
読めば、分かるはず?
めぐみより☆彡
戻りたいのか。
止まってほしいのか。
いっそのこと
ふっ、と消えたくなったりもして。
未来におびえて
未来がくるのを少し遠ざける。
時間は誰にも触れない。
結局、願いは届かなくて
泣いた先の朝空があまりに綺麗で残酷で
思わず笑ってしまうんだ。
叶いもしないのに、願うことをやめれなくて。
流れ星だなんて、何年も見てないな。
「今日見れるらしいよ。ね、願い事しようよ」
「えぇ、無理だよ。第1、言えたって叶うわけがないんだし」
「もー、もうちょっと夢見てもいいんじゃない?そんなに頭カチカチにしたっていい事ないよー?」
あ、流れ星!って、貴方はまるで子供のようにはしゃぎながら願い事とやらを連呼し始めた。
ここは母校の山裏。昔は結構人がいたんだけど、最近になって忘れられたかのように人が来なくなった。
でも、ここから見える夜景は絶景なのだ。小さい頃も、こうやって貴方と流れ星を見ていたな。
「昔は君も、願い事を私みたいに沢山言ってたんだよ?」
「もう昔のことでしょ。今は、願い事なんて……」
「じゃあさ、小さい頃の願い事言えばいいんじゃない?ほら、まだ叶ってないでしょ!」
早く早く!と、貴方は私を急かす。逆になんで私の願い事を覚えているんだろう。
小さい頃の願い事……、私は思い出して、たまたま流れてきた流れ星に願いを乗せた。
「貴方と死ぬ時まで一緒にいられますように」