『泣かないよ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
新作漫才
赤鬼、青鬼、「どうも〜」と言いながら入場する。
青鬼「どうも、『紫割る2』ですよろしくお願いしますー」
赤鬼「いやさ、聞いてくれよ」
青鬼「どうした?一体どうしたんだ?」
赤鬼「そんな大したことじゃないんだけどさ、俺さ、人間と仲良くなってみたいな、と思って。」
青鬼「ほう、それはどうして」
赤鬼「人間ってなんかいっつも楽しそうじゃん、みんな仲良くてさ。おれなんかそういうのいいなと思って。」
青鬼「あぁ確かにおまえって小さい頃、角がなかなか生えて来なかったから頭ヤスリで削って無理矢理角出そうとしてたもんな」
赤鬼「それぜんぜん関係ないから!ね、関係ないこと言うのやめてください?俺人間と仲良くしたいからどうすればいいかって考えた時にさ、やっぱヒーローになるのが1番早いかなって思ったんだよね」
青鬼「木村拓哉?」
赤鬼「そっちのHEROじゃなくね、裁判しないんで。人を脅威から守るヒーローのほう!」
青鬼「あぁそっちね。」
赤鬼「だからおまえ村を襲う悪い鬼やってくれ。そこで俺が颯爽と現れて助けてヒーローになって村のみんなと仲良くなるから」
青鬼「報酬は?」
赤鬼「前金200万、あとは結果次第だ。って違うわ!ちょっと練習しよう。」
青鬼「おっけ」
青鬼「こら〜!この村崩壊させんぞ〜!」
赤鬼「大丈夫ですか?村の皆さん!私が来たからにはもう大丈夫ですよ!」
青鬼「(ナレーション風に)そこで赤鬼の魂に炎が灯る!パワーチェーンジ!!!」
赤鬼「(困る)!(アドリブでなにかする)」
青鬼「フゥー(息を吹きかける)おおっと灯った炎は消えてしまったァー!寒いよぉーねぇー父さんやっぱチャッカマン使おうよぉ」
赤鬼「おい!!!!なんだこれはオイ!なんでキャンプにきた家族になっちゃったんだよ!お父さんが手で火起こしするところ見てろよぉじゃ無さないんだよ!」
青鬼「そうじゃないの?」
赤鬼「キャンプなんて一言も言ってないから!」
泣かないよ あなたがそうと 決めたなら
自慢の子だと 送り出すから
《泣かないよ》
私の愛した人は、ある人を崇拝していました。
その人全てが優先で、私になんてちっとも振り向いてはくれなかった。
我ながら男の趣味が悪いですよね。
でも、惚れてしまったのだから、仕方がありません。
彼の崇拝する人のことを語る表情がこの世の何よりも尊くみえたのですから。
私が危険に晒されたそのときも、彼は崇拝する人のことを優先して避難させました。
そうでなければ私の愛する彼ではありません。
私のことも迎えに来ると約束してくださいました。
あのような状況で、私のことを思い出してくれた、それほど思われていたのだと、実感できた。
その瞬間は本当にしあわせでした。
私が死んだところであなたは泣いてはくれないでしょう。
あなたの全ては崇拝する彼のことで満ちている。
ただ、あなたが崇拝する彼のことを語るとき、少しくらいは私を思い出して欲しい。
最期なのだから、我儘を
変な女だった。
俺があの方を語っているとき、驚くほど優しい顔を俺に向けて、話をよく聞く、できた女だった。
いつしか、其奴にしかあの方の話をしなくなった。
他の奴ではどうしても何か物足りなかった。
それだけの、女だった。
彼奴が死んだ。
約束通り迎えに行ったときには、息絶えていた。
選択を間違ったとも思わないし、後悔もしない。
彼奴もそのあり方を分かっていたし、「お待ちしております」と言っただけだった。
人の死には慣れている。
いつものように遺体をゴミ袋に詰めようとしたが、気分が変わった。
彼奴が入るくらいの箱に遺体をしまった。
そんで周りをコンクリートで固めて海へ沈めた。
「やっぱ兄貴には勿体ねぇいい女」
それが俺たちの姐さんに対する最終の評価だ。
姐さんの恋は絶対に報われないことは明白だった。
『強いやつが偉い』が常識のこの世界でか弱くて雑用ばっかの姐さんははっきり塵芥のような存在だ。
ただあの兄貴を最期まで愛し尽くしたところで姐さんと呼ばれるようになった。
普通ノータイムで絶対絶命の自分を見捨てる判断を支持できるか?
それが愛した男だって貫けるか?
あそこまでの愛をみせつけられちゃ俺らも姐さんとお呼びするしかねぇ。
それに、姐さんの愛は報われた。
あの雑に部下に遺体をバラしてゴミ袋に詰めるように指示する兄貴が、わざわざ箱に壊れないように入れてコンクリートで固めて海へ沈めるなんて金もかかる面倒くさいこと、本当に気に入ってなきゃしねぇよ。
しかも死体を入れんのは兄貴自ら、なんてよ。
まぁ、あの兄貴が素面だと姐さん以外にボスについて語らなくなったり、酔ってても語る前に姐さんの名前を二、三回呼んで俺らを姐さんと勘違いして語り始めるんだから、なんとなく、お気に入りなんだろうとは思ってたんだけどな。
兄貴は姐さんが死んだことについて泣いたことはない。
ただ、いつも通り俺らにボスについて語るときに、ふと何か違うと首を傾げるのだ。
それは兄貴が亡くなるそのときまで変わらなかった。
僕は泣ける人に憧れ続けるのかと思うと、途端に目が遠くなる。
強くなりたい。
そう思う内は泣けそうにないな……
それでも あなたが好きで
それでも 良いですか?
あなたの気持ちも分からない
あなたの生活も体調も
私は あなたの何を好きになったのかしら
一緒にいる時間だけ
一緒にいた時間だけ
たくさんの思い出と
思い出す あなたとの記憶
なのに会えない時に分からなくなる気持ち
お願いがあります
会えない時のために会ってる時は
どうか気持ちを伝えてください
会えない時も少しだけでも…
いつでも あなたの事を知りたい
分からなくなってしまう私だから
お題[泣かないよ]
「そんなに心配しないで?私は大丈夫だから。ね?もう!それは昔のことでしょう?いい加減忘れてよ…」
あなたの視線の先にはいつでも幼い私がいる。それでも、いいの。少し違う形だけど、あなたの視線を独り占めできているんだから。
今日も自分をそう納得させて支度を進めた。
産まれた時にあんなに泣くのは、辛いことばかりのこの世に出てきてしまった事が悲しいからだ。
そう言ったのは誰だったか。
今、目の前にソイツがいたら渾身の力を込めてぶん殴ってやるのに。
一言も発することなく消えてしまった、小さな命。
白く冷たくなった我が子に呆然とする妻。
開かれることの無かった瞳は、薄い瞼の奥で何を見つめていたのだろう。
「泣かないよ?」
妻がポツリと呟く。
「·····泣かないね」
私もポツリとそう答えて、妻の体を抱き締める。
「やっと会えたのに」
妻の声は震えていた。
「·····そうだね」
私はそれだけ言うのが精一杯で。
「うぅ·····、っあ、あぁぁ――」
妻の泣き声が狭い病室に響く。
妻の腕の中、真新しいおくるみの白が目に痛い。
私は妻と、妻の腕の中の小さな命をまるごと抱き締めて、妻と一緒にこれが生涯最後とばかりに泣きじゃくった。
END
「泣かないよ」
髪も肌も
全てが白くて
美しい少女。
彼女は私に居場所をくれた。
親友。
その名が相応しいか、
私一人では判断しかねるけど
まあそれなりに親しい仲だった。
突然現れて
毎日泣いていた私を、
ぼーっと生きていた私を、
連れ出してくれて
居場所をくれて
慰めてくれた。
天使がこの世にいて
白く清く美しいのなら
彼女は天使だろうと思った。
でも違った。
彼女は人間ですら無かった。
たまたま見てしまっただけなのだ。
私が白雲峠に
足を踏み入れてしまっただけなのだ。
彼女は1つずつ話してくれた。
まるでガラス細工を扱うみたいに。
彼女はネブラスオオカミというオオカミの長らしい。
少女の見た目でも
歳はかなり行っているのだとか。
私の前に現れたのは、
白雲峠からいつも見ていて
今にも死にそうな顔をしていて
心配になったからだと。
決して不意打ちして食べようとか、
恐怖で従わせようとかではないと。
私は彼女を信じた。
人ならざる者を
簡単に信じてしまっては
いけないのかもしれないけど、
それでも信じずにはいられなかった。
私を救ってくれた
小さな少女のことを。
"Good Midnight!"
そしてネブラスオオカミは
専門機関に追われていて
見つかってはいけないらしい。
だから…と
彼女は口を噤んだ。
私はその続きがわかった。
だからなるべく優しく、
暖かく、
手を握ってこう言った。
泣かないよ。
これが最後だとしても、
あなたがオオカミだったとしても。
太陽の源
夏には不思議な静けさがあります。
それが彼女の瞳に映しませんようにと何度願ったことか。
その日は、燦々と太陽が輝き人々の熱気が天へと昇っていくような昼でした。
瞬いた彼女の焦げ茶色の瞳に私は思わず目を細めます。
「あなた、もう火照っているから部屋に戻りましょう。」
彼女の肌はヤンチャで美しい色でした。
頬は薄く色付き、素の肌の色ではじっと見つめないと分からないくらいでしたが、見つめるにはあまりに毒であります。
命の形をした彼女はいつも甘美な熱を放って居ました。
泣かないよ
泣かないよ、絶対に。
私の心は鋼でできてる。
トンカチで叩かれても、ノコギリで削られても、
傷ひとつつかない、強い鋼。
お前なんかに泣いてやるものか。
追記
すいませんやっぱこれ嘘です
"泣かないよ"
その一滴が引き金でいとも容易くゆるむナパージュ
泣かないよ
涙がもったいないから
どんなに悔しくても
「君の葬式では絶対泣かないよ」
僕は言った。
いや、お互い誓い合った。
どっちが先に死ぬか勝負してやろうと、
笑い合っていた。
ずっとその日々が続くと思っていた。
なんでこうなってしまったんだろうか。
僕の勝ちだ。
ねえ、行かないでよ。
テーマ:泣かないよ
「泣かないよ」とは覚悟の言葉か。
あるいはつまらないお涙頂戴作品の感想か。
たった一言「泣かないよ」にも受け取り方は無数にあるのだ。どれを取るかで言葉の美しさは決まると言っていいだろう。言葉の奇跡性はそこにある。
このアプリは素晴らしい。誰かの生んだ奇跡を覗けるのだからね。
泣けない、の間違いでしょう。
あなたはひどい人だから。
湿った手に握られるような
嫌なことばかりあったんですね、
まるで傷付いていないように
しないと持たなかったんですね。
近頃、感情揺れるあなたと、
俯瞰しているあなたがいますね。
以前のように、楽しく物事に
当たれなくなりましたね。
あなたはひどい人だから。
きっと幼い、純真な子が傷つくと
自分の事のように苦しいんですね。
あなたは人を
ひどく傷つけているんですよ。
自己なら許されるでしょうか。
許しません、
わたしの大切な人を傷つけないで。
……。
……また、わたしの事ですか。
『泣かないよ』
うーん、泣き声ってなんか不快だ。
産まれる時あんなにギャーギャー泣くくせに
泣くのを我慢するようになる人間ってなんか変だね
【泣かないよ】
まま。今日私誕生日だよ
ままにお祝いして欲しかったな
大人になっていく私をもっとみていて欲しかったな
でももう泣かないよ
ままがいつも近くにいるって分かってるから
もし私がままの所に行ったら暖かくお迎えしてね
だいすき
泣かないよ
泣かないよ
こぼれそうな想いを
そっと胸の奥にしまいながら
今日の私を歩かせる
泣かないよ
涙の代わりに
深く息を吸って
まだ見えない明日を信じてみる
泣かないよ
強がりじゃなくて
立ち止まったら
きっと自分が悔しくなるから
泣かないよ
でも、泣きたい気持ちまで
否定はしない
それも私の一部だから
泣かないよ
そう言い聞かせるたびに
少しだけ
前へ進める気がするんだ
眞白あげは
泣かないよ って決めたのに
あふれる涙
でも泣くのは悪いことじゃない
私が成長している証だよ
泣けないよ
君が生きると言ってくれた夏
君と一緒に過ごした夏
君を思い出して泣けないよ
だって君との約束だから
だから僕は泣かないよ