『泣かないよ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
地面に小さな靴が
片方だけ落ちていた。
私は妄想を膨らませる。
駄々っ子が
親に抱えられて、
足をジタバタさせて、
靴はポロリと外れる。
それに気がつかない親は進む。
家に帰った時、
はたまた、
車にでも乗せた時に
初めて、
靴が片方ないことに
気がつくんだろう。
その頃には
すっかり、子の涙は
他の感情に
塗り潰されてる。
そうやって
強くなるのかな。
泣かないよ
君のことは忘れられない
何度でも思い出してしまうし
何度でもその記憶に傷ついてしまう
もっと傍にいれれば
もっと隣で笑い合えれば
どれほど良かっただろうか
悲しみが尽きることはない
虚しさも尽きることはない
しかし涙はもう尽きてしまったんだよ
何度君の記憶に引き戻されても
何度でも僕は前に進むよ
それが僕の選んだ道だから
泣かないよ
たとえ幸せではなくても
泣かないよ
「きみの葬式では泣かない」と薬指に約束をはめ少し泣いた
題-泣かないよ
私は泣かないよ
泣く代わりに私はねるねるねるねを練る
涙のエネルギーが色に変わるから
ただ泣くだけよりは、建設的なのさ
泣かないよ
もう泣かないって決めたから
あなたを困らせないって決めたから
心配させないように
不安にさせないように
許して貰おうとして泣いているわけじゃないから
泣きたくて泣いてるわけじゃないから
だから、もう涙は見せない
そう決めていたのに
……よし。泣かないよ
弱いけど、我慢しなければならないけれど
私はもう泣けないんだ
誰よりも、泣かないって決めてても、
いつも誰よりも泣いてる。
泣いたところを見たことがなかったあの人も、
感情が溢れることがある。
泣かないよってその一言は、
強がってるだけ。
#泣かないよ
「泣かないよ」
言っとくけど…
そんな事しても、泣かないよ
全然、怖くないもんね
毎日毎日、ご苦労さま
言っとくけど…
そんなへなちょこパンチじゃ、泣かないよ
やるんなら、もっと派手にやれば?
何、ビビってんの?
私はどうやら、死ねないらしいから
何がなんでも、生きなきゃいけないんだよ…
だから弱虫じゃ、やってられないんだよ
泣いてる暇なんか、ないんだよ…
泣かないから面白く無いと思うけど
やりたいならやれば…
28年前の私へ
″よくがんばったで賞″
どんなに辛くても
君の前では泣かないよ
君の方が辛かっただろうから
君の前では大丈夫って
強がっていたい
死ぬまでずっと
【泣かないよ】
泣くことは悪いことであろうか?
そうではないと思う。
なぜなら、弱いところを出すのも
正直であり、感情を隠すのはどこかで
歪が出る。
心と身体が一致しないことは、自分に
嘘をついていることになる。
そして、身体が悲鳴をあげているのに、
仕事を無理してやるのは、あまり褒められ
ることではないと私は考えている。
身体が悲鳴をあげているのに、生活のため
に我慢してやりたくない仕事を、続ける
ことにメリットはあるのだろうか。
いづれ、もっと身体がおかしくなることは
目に見えている。
そのような世の中にした支配者層に
問題があると私は言いたい。
まあ、彼らは搾取するのが目的なので、
働く人への罪悪感はまるでないのが、
事実である。
だから、組織に頼るのではなく、
自分自身が本当に楽しくできて、
地球に優しく人にも優しい仕事を
多くの人たちについてほしいと、勝手に
願っている。
話は、大きくそれたが、嫌なものは嫌だと
はっきり言って後で泣かないほうが
よほどよいと思う。
元々私たちは、3次元世界の地球を楽しむ
ために生きてきたのだから。嫌なものを
無理してやる必要はもうない。
もう、多くの人たちはやってきたのだから。
泣くなら、嬉し涙、感謝、感動で泣きたいと
私は思う。
『泣かないよ』
自慢できるのでは、というレベルで私は泣き虫です。
映画ならベタなお涙頂戴シーンで号泣するし、仕事で落ち込む事があると泣きに泣いてストレス発散するタイプ。末っ子なのもあって、子供の頃とかは特に「泣けばどうにかなる」と思っていた節もあるのかな。
でも成長の過程で、ある程度は「泣いていい場面」と「泣いてはいけない場面」を弁えるようになった。
仕事関係のストレス発散に泣くにしても、当事者はもちろん職場の人に確実に見られない場所…とかで。
「泣く」という行為は、高確率で相手を悪者にするから。
背中を丸めて弱者を演じる卑怯者じゃなくて、背筋を伸ばしてまっすぐ相手に応える実直さを、忘れないでいたいから。
泣かないよ。
泣かないよ。
今日で
西島くんの
ドラマが
最終回。
でも2人で
見るから
泣かないよ。
大人になると
泣くのが
恥ずかしいよね。
『泣かないよ』 3月17日
「またいつか、絶対に会おうね」
目の前の少女が言った。
生温いだけの風がやんわりとカーテンを膨らます。
転校することはもう随分前から聞いていた。
彼女は新学期にはもうこの教室には帰ってこない。
やっとつまらない親友ごっこから解放される。
放課後にカラオケに連れて行かれたり、移動教室もトイレもずっと隣にいたり。今思えばこの一年、彼女に振り回されて散々だった。
二度と会ってやるものか、そんな言葉を飲み込んで地面を見ながら小さく頷いた。
見つめた地面にぽつり、雨が降ってきた。
また一つ、また一つ。小さな雫が染みをつくる。
「泣かないで」
彼女は言った。
泣いてないよ、泣くわけないじゃん。
前が滲んで床が曲がって見えた。
あなたぽっちじゃ、涙なんか出てこないんだから。
泣 か な い よ
ど ん な に 悲 し い 事 が あ っ て も 泣 か な い 。
『 推 し が 声 帯 ポ リ ー プ の 手 術 を す る 』
と 言 わ れ て も
『 推 し の 声 が 変 わ る か も し れ な い 』
と 言 わ れ て も
『 ネ ッ 友 が 自 殺 し た 』
と 言 わ れ て も 俺 は 泣 か な い 。
あ ,,,,,, そ っ か 俺 は
泣 け な い ん だ
12 作 目
私の好きな貴方は
画面からは出てこない。
いわゆるガチ恋勢とか夢女子ってやつ。
辛くないのかって。
辛くないわけない。
だって会えないし話せないし
決まったことしか聞けないし。
名前なんて呼んでもらえない。
私の気なんて知らずに貴方はにこにこしてるのが
すっごく精神的に来たりもする。
だけど私は泣かない。
泣きたくなんかない。
だって
貴方の隣が似合う女はきっと笑顔が素敵でしょ?
苦しいけど…
泣かないよ。
嘘。
少しだけ泣いてしまった。
だから、
きっと明日は大丈夫!
泣かないの、男の子でしょ!
まだ乳幼児の息子に言ってしまう
ごめんね。ママ余裕がなくて。
寝顔を見て
『明日は今日よりいっぱい抱きしめてあげよう』と思いながらひとり反省会
“泣かないよ”
私は勉強がほんッとんにできない私
みんなによく「その点じゃねぇ。」「だからみんな
にバカって言われるんだよw」「頭空っぽなのかよ
お前は!」「バカバカバーカw」「高校行けなくな
よw」
「もっと頑張ってよ。」などお母さんや友達からも私
のことをバカにし私はいつも毎日辛かった。
(私だってこんな点とらなかったはずだよ!)
と辛すぎて私は部屋で毎日のように泣いてた。
もう私はダメなのかな?生きてる意味もないんじゃい
ないかなっと自殺したい気分でした。
ピーポーン誰かが来たのかな?と思いドアまで行き
開けたら、そこには大親友のゆみちゃんでした。
「遊びに来たよ!話なんでも聞いてあげるよ!」
ニコッと私の前で微笑みました
「もぅまた泣いたの?目真っ赤だよ。」
私はさっき泣くのをやめてバレないようにかおをあら
ってはずだったのに…ゆみにはかなわないなぁ…
そぅゆみとは幼稚園から一緒にいた大親友だったんで
すので、よく分かっちゃうのです。
「アハハッちょっと花粉症でね。」
私はゆみに心配されて欲しくなかったので嘘をついた
「嘘だぁ話聞いてあげるから。ね!」
今は夏だったので花粉症って嘘をつくわけない
っと思ってたんです。
そのあと中に入れて今まであったことを話しました。
「そうだったんだね。辛かったよね…今までよくが
んばったね!すごいよ!こんな辛かったのに学校い
けたんだから!」
「ゆみ…」
私はゆみの言葉に嬉しくて目から水が溢れゆみを抱きしめました。
「強いんだから!もう泣いたら何も始まらないよ!」
そうだね、そうだよ。勇気を持って行けば。
「うん、泣かないよ!」
そんなのむりだよ 泣いて泣いて泣きまくって
それでもやるんだよ
弱い姿を、あまり見せたくないから
余計な心配を、掛けたくないから
...なのに、なんでだろう
そんな、私の意思とは反して
まるで壊れたダムの様に、目からは涙が溢れてくるの
...嗚呼、私って弱いなぁ...
---二作目---
昔から、人前で泣くことが怖かった。
辛くて、涙が溢れそうになる事もあったけれど。
それでも、俺は泣きたくなかった。
頼れる人は、居た。
けれど、頼りたくはなかった。
迷惑を掛けると、そう思ったから。
...一度だけ、あいつの前で泣いてしまったことがあった。
辛くて、苦しくて、我慢できなくて。
泣かねぇよ、っと言っていたのに。
...嗚呼、嫌われる、幻滅される。
そう、思っていたのに...あいつは、俺を抱き締めてくれた。
優しく、でもしっかりと。
なんだか、それにすごく安心してしまったのか、沢山泣いてしまった。
声もあげて、みっともなく。
「...泣きたい時は、素直に泣けばいい。辛いなら、俺を頼ってくれ。...一人で全部抱え込む事は...もう、しないでくれ」
なのに、こいつはそう言ってくれた。
辛そうに、絞り出すような声で。
...この時、俺はやっと理解したんだ。
泣かない事で...俺はあいつに、余計な心配をかけていた事を。
それを機に、俺はあいつに弱音を吐いたり、偶に泣いてしまうようになった。
でも、どんな時でも、あいつは俺を優しく受け止めてくれた。
...泣いて、甘える事も、していいんだな...そう、思えたんだ。
#泣かないよ
243作目
いつか、どこかの誰かが言っていたじゃない?
「死ぬこと以外はかすり傷」
「生きてるだけで丸儲け」
その言葉があったから、
私は今、強く生きてると思う。
泣かないよ。
簡単に涙なんか、見せてやんないよ。