泣かないで』の作文集

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泣かないで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

11/30/2024, 12:15:34 PM

朝、恋人が発熱していた。彼女は無理をするタイプだから仕事を休んでもらった。
 ベッドに寝かせたあと、早い時間からやっている薬局に向かった。ペットボトル、飴、ゼリー、飲み物の総合栄養食品を買って彼女のそばに置いておく。
 もう、その頃には発熱特有の赤い顔をしていた。
 
 目が覚めても力は出せないかも……。
 
 そんなことを思いながら、一度明けて締め直す。
 
 まあ、彼女が飲まなかったら俺が飲むなり食べるなりすればいいかと思っていたから。
 
 職場に到着して、隊長に事情を話すと余っている代休消化で午後半休を貰うことが出来た。
 
 いつも元気な彼女。
 普段ひかない風邪をひくと不安になると思っていて、どうしても早く帰りたかったから助かった。
 
 スーパーに立ち寄って、消化に良さそうなものを作れるように材料を買って帰る。
 
 荷物を持っていたとはいえ、大きな音を立てないように家の鍵を開けてそっと入った。寝室も同じように入ると、起きていた彼女が起きていて驚いてしまった。
 
「起きていたんだ、大丈夫?」
「さっき起きました」
 
 まだふわふわとした表情をしているから、彼女の熱を測るために頬に触れると、嬉しそうに俺の手に頬ずりしてくれる。
 
「まだ寝てて。ご飯食べられる?」
 
 彼女はそのまま頷くけれど、言葉を発することなく俺に両手を広げる。
 潤んだ瞳に、寂しそうな表情をしていて胸が痛くなった。
 
 こういう時の彼女は絶対に寂しいと思ったんだ。
 そう思ったから早く帰りたかった。
 そばにいたかったんだ。
 
 俺は安心して欲しくて笑って、彼女を抱きしめる。
 するとしっかりと抱きついてきた。しばらくすると胸元が熱を感じる。
 
「うぅ〜〜〜……」
 
 ああ、やっぱり寂しくて不安になってたか。
 
 俺は安心して欲しくて、彼女の背中をゆっくりとたたく。
 
 泣かないで。
 
 一瞬、そう思った。
 でも、彼女が隠すことなく泣けるのは俺の前だけならば、そのまま泣いて欲しい。
 
 ずっと、ずっと。
 そばにいるからね。
 
 
 
おわり
 
 
 
一九八、泣かないで

11/30/2024, 12:13:10 PM

皆泣かないでって言わないで。。。多分私皆から泣き虫って思われてる。転んだり、痛くないのに、皆が「泣いちゃダメだよ!大丈夫?!」って言うから泣いちゃう。泣き虫って皆思ってる。泣いちゃダメなの?悲しんじゃダメなの?いいじゃん!泣いて!人はそれぞれ個性がある。皆んなが強がりだとしても、泣かない子だとしても、私は違うの!泣いていいじゃん!でもこれは友達に言えない。仲間外れにされちゃうから。でもこれが私の本心なの!私もはげますこともあるよ。。。でもそれは、心配してるだけじゃん。皆は私が泣き虫で泣かれると困るからでしょ。やっぱり人生は辛いね。

11/30/2024, 12:12:32 PM

泣かないで

ダメです。
もう頭の中がトレンチコート着た舘ひろしで占領されています。

お若い方すみません。
そういえばわたし世代間の通じない話題が多い気がします。
あぁでも、舘さんは最近だとゴールデンカムイとか出てますし、知ってる人もいますかね。
歌手だったことは知らないかもしれませんが。

クールス懐かしいですよね。
とはいえ世代では無いので名前だけしか。

個人的には泣かないでよりも、青い山脈88のほうが印象深くあります。
某ラジオのリスナーなものですから笑
ポッドキャストも毎週聴いています。


舘ひろしは置いておいて、泣かないでと言われたことは数回だけかなと。
子供相手にはよく言います。
泣きすぎると頭痛いとか吐いちゃうとかありますから、気持ちを落ちつかせませんとね。

大人相手は逆に泣いてもらう気がします。
デトックスですよ。
思うままに泣いてもらって、モヤモヤも一緒に流してもらえたらいいなと思いますので。

せいぜいするとしたら、背中を擦るとか泣き顔冷やすのに冷たいタオル渡すとかくらいでしょうか。
暗くなるようならくすぐってみるとか、笑えそうな話するとか。
でも私つまらん奴なので、そういうの大の苦手で困ってしまいます。

泣き顔もいいですが、やっぱり笑顔が一番好きです。
相手を笑顔にさせられたらどれだけいいか。
永遠の課題であり、叶わない難題でしょうきっと。


とっさに泣かないでと言われて気づく。
そうか、私泣いてるんだ。
無意識に泣いている自分にようやく気づき、心配してくれた相手にお礼をする。

そんなシーンは妄想も妄想。
でもなぜでしょう。
誰かが泣いていると、わけもなくそばにいたくなります。
涙で潤いを得ようとしているのか?
それとも浸透圧で乾いている自分が引き寄せられているのか?

どうせ妄想ならば、実は相手のほうが自分に寄ってきていて、慰めてほしいという無意識行動なのかもしれない。
そう思ってもいいだろうか?

キモいぞ!!

皆さんの心の声を先に代弁しておきました。

11/30/2024, 12:12:32 PM

泣かないでほしい

そう思う人は初めてで

僕よりも大きな目からぽろぽろと溢れる涙を拭いたくてたまらなかった

僕の掌が余るくらいの頬に触れ親指で拭う、驚いた彼女が僕を見上げる

想像して居た堪れなくなって、結局使い古したリュックから出したタオルを彼女の顔に押し付ける

ビクッと身体を震わせた彼女は押し付けられたものをタオルだと認識した後、一言発した

「汗臭い」

「うそ!?まだ使ってないよ」

焦ってタオルを回収した僕に泣き腫らした目の彼女が笑いながら言う

「冗談だよ」

もう涙は止まったみたいだ

この笑顔の方がずっと良い

そう思う人も初めてだ

「帰ろうか」

僕の問い掛けに頷いた彼女は当然のように隣に並ぶ

今この帰り道、彼女の隣は僕のもの

これからもずっと隣にいたいとはまだ言えない

11/30/2024, 12:12:27 PM

泣かないで
いつもきみは
女の子みたいで泣き虫だけど
そんなきみは好きだよ♡

きみが
泣きたくなったとき
わたしは
いつも鞄の中に
たくさんのハンカチを入れている

ハンカチは
すべてわたしの手作り
趣味でもあるからうれしい♡

わたしが
ちゃんときみの涙を
拭く役目になっている

まるで
お姉ちゃんみたいで
なんだか変な感じ

きみを例えると赤ちゃんみたい
子供をあやすみたいに
可愛い♡
よしよし
大丈夫だよって
慰めてあげたりもする

気持ちが優しいひとって
一緒に泣いてくれる
一緒になって
色々と考えて
胸が高鳴って
想いがあふれすぎて
涙に変わってしまう

泣くことは
恥ずかしいことじゃないよ
泣くことは
明日への糧だよ
泣くことは
自分自身を
変えてくれる第一歩

泣けば泣くほど
いつしか
きみの涙によって
わたしを
きみの心の中にある
涙の世界へ行ってみたい

美しい涙で作られた
お風呂とか
水の都と言われた世界の
涙のすべてを見てみたいから

11/30/2024, 12:07:06 PM

泣かないで


なんて身勝手なのだろう。
泣きたいのだ
悲しいから
辛いから
ソレを止める権利は誰にもない

だって
どうしようもない現実がそこにあるから
悔しい現実がそこにあるから
その現実から逃げられないのだから
絶対に向き合わないといけない現実は
もう目の前にあるからのだから

一瞬
せめて一瞬
この一瞬だけ。

下を向いてる今だけ
好きにさせろと思う

次、顔を上げたら
口角を上げてやってもいい
クソ喰らえ
誰がないてるって?
泣いてんのはそっちだろ
よく見ろよ
鏡みてみろよ

そっちこそ

泣いてんじゃねぇよ

11/30/2024, 12:03:01 PM

泣いちゃ駄目なの?
泣きたければ泣けばいいじゃん。
そういう時だってあるよ。
人生良いことばっかりじゃないよ。

11/30/2024, 12:01:12 PM

泣かないで、貴方が悲しむ顔が一番心に沁みる、

だから、後悔しないで、私を助けてくれた事を、

そして、今、私が貴方を助けた事を悔やまないで

悔いはないとは、言えないけれども、それでも、

貴方の笑顔を守りたかった、まだ、

終わらせたくなかった、この物語を、終止符に、

させてたまるかと、思い、体が勝手に動いて、

貴方の肉壁、いや、盾となって、救えた、

その結果だけで、幸せだったのだ、もう、私は、

間に合わないだろうけど、これだけは、

これだけは、言わせておくれよ、貴方に。

 



"貴方に会えたのは人生の中で一番幸せでした。"





その言葉に、貴方は、目を見開いて、涙が、

溢れんばかりに出して、悲しんでいた、

けど、言えた、これで、少しは後悔は減らせた、

のかもしれないな、まぁ、生まれ変わったら、

また、貴方の元へやってきます。

それまで、それまでは、悲しまず、その後の人生

楽しんでから、合流しましょうね、それでは、

お迎えが来ちゃったみたいだし、行くね。

元気で、居てくれる事を願っています。

さようなら、私の大切な貴方。

batend……?

11/30/2024, 11:59:21 AM

そんな風に泣かないでおくれ

 見ているこっちが悲しいじゃないか
 
 君は本当に悪くないよ

 あれは事故だったんだ

 わざわざ、墓参りありがとうな
 君だって忙しいのに

 元気な君を見ると、昔を思い出すよ


 ……?
  
 ま、待って、、
 君の隣にいる人は誰だ?

 見たことある…

 おい、親しげに話すなよ
 
 それに指のそれって…

 嘘だろ、、、○○、。

 だ、駄目だ!

 ○○は、優しくていつも笑顔が素敵で
 それに、あの日だって…

 君は
 僕の為に
 誕生日のサプライズをしてくれて
 ただ、君から貰った新しい帽子が
 風で……!!
 
 思い出したぞ…!
 そいつは、、

 あの時、俺の事を
 轢き殺した癖に
 そのまま逃げてそれで

 僕が幽霊になって彷徨ってた時
 ニュースでまだ捕まってないって…

 あぁ、、ぁぁあ!
 行かないでくれ!頼む!
 お前を巻き込ませる訳には行かないんだ!

          タイトル:泣かないで

11/30/2024, 11:58:26 AM

[泣かないで]#03
╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌

『…ぷはっ!』



また、できなかった

何度やってもできない

隣でやってた年下の子は

自分をどんどん追い越していく

悔しいなぁ…悲しいなぁ……



『"泣かないで"、前向いて、もう1回!』



その言葉を自分の心に言い聞かせて

息をめいっぱい吸って

また潜り込む

╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌  (夏休みに初めて泳げる数秒前の時の私より)

11/30/2024, 11:58:17 AM

好きな人ってだれ?
えぇここでは言えないよ
いいから教えてよお願い
んー、やだよ
大丈夫だから言わないよ誰にも
えーじゃあ…

めっちゃ自信満々に好きな人に聞いた
絶対私だ、好きな人私でしょ言っちゃえ

案の定違う子だった。好きな子に言われたのは

えっと、泣かないでね?

小さい私には大きい傷だったので思い出してしまう
絶対に泣くもんかと意地を張っていた小2
今は可愛く感じるもんだね

11/30/2024, 11:57:38 AM

彼が俺の腕のなかで泣きはじめてから、彼の背中をさすりながら、時折彼の肩と髪に積もっていく冷たい雪を払っていた。

「…そんなに寂しかったか、ごめん」
 背中をさすりながら冗談で言ったつもりだった。
 ツンデレな彼は寂しくても、そんなわけねえだろと食いぎみに反論してくるから。そういうところも含めて好きだった。
 でも今日はちがった。
 消えそうな声で震えるように、
「はんとだよ...っ、今までなにしてたんだよ、ばか...っ」
 なんて、抱きつく力が強められた。
「連絡しても既読つかないし、電話繋がんないし、そもそもなんも言わないで離れていくなよ...。こっちの気持ち、ちょっとは考えろよ..っ」
 毎日不安だったし、寂しかった────、と。
 こんなふうに泣いているのは、完全に俺のせいだった。
「...ごめん」
「許さない。...けど、生きてまた帰ってきたから許してやる」
 震える俺らの声が真っ白な雪に溶けてゆく。
「あと、...もう離れないって約束して。しないと許さない」
 とくん、とくん、と彼の鼓動が伝わってくる。きっと俺の鼓動も伝わっている。
「離れない、離れないよ。...ほんとごめん」
「...いい」
 雪にかき消されていく寂しい公園のまんなか。
 彼の背中に縋りながら、胸のなかで縋られながら、彼の背中をさすっては、たまに肩や髪にのった雪を優しく落としていた。



─泣かないで─ #128

(泣かないで、という言葉は個人的に好きじゃないかも。泣いて、のほうが好き)

11/30/2024, 11:55:51 AM

『泣かないで』

「でも、だって、離れ離れになっちゃうんでしょ?
もう、会えなくなるんでしょ?そんなのっ、て。」

拭っても拭っても溢れる涙に間に合わない。
私の頭の上にある貴方の手は暖かいのに遠く感じてしまう。いつもそうするように、彼は目線を合わせる為に少し屈んでくれていて距離は近いはずなのに。

貴方はあやすように優しく私を撫でてから頷いて、

「うん。ごめんね。でも、こうするしか無いんだ。
何をしてでも貴方に生きていて欲しいから。一緒に生きていたいから。
それに一生の別れでは無いよ。僕がそうさせない。
だから、信じて待っていて欲しいんだ。」

「…本当に?絶対迎えに、来てくれる、?」

「勿論。そのリボンをつけてくれている限り、何処に居たって見つけてみせる。約束はちゃんと守るよ。」

そんな風に言われたら、貴方の目で見つめられたら。断れるわけ無いじゃないか。例え可能性が低くたって貴方が言う事を疑う事なんて出来ないから。

「分かった。私、ちゃんとリボンと一緒に待ってる。なんなら貴方の事、探しにだって行くんだから。」

彼の悲しげな表情は緩み、少し微笑んで

「ああ。泣き顔も好きだけど前を向いてる方が君に似合う。君が探してくれるなら僕も負けないようにしないとね。」

撫でていた手で私の前髪をそっと上げて額にキスをする。涙の熱が貴方の熱で塗り替えられた気がした。もう、泣き顔も好きって何なの。貴方はよく私に敵わないと言うけれど、私の方がよっぽど敵っていないよ。

ねぇ、神様。今まで酷い目に遭って来た分、救ってくれたって良いでしょう?だからもし本当に居るのならどうか、彼を守ってあげて下さい。私の世界で一番大切な人を。大好きな人を。

11/30/2024, 11:50:02 AM

泣かないでって言われると余計に涙が出る

【泣かないで】

11/30/2024, 11:46:15 AM

お題『泣かないで』

 晩秋の午後、主様はコンサバトリーで秋薔薇のデッサンに勤しんでいた。
「随分前にフェネスと行った展覧会があったじゃない?あそこまで盛大じゃなくて、もっとこじんまりとした展示みたいなのができたらいいな」
 それが主様の目下の夢らしい。
 主様に目標があるのなら、それを叶えて差し上げたい。
 俺が頭の中で展示会ができそうな場所をピックアップしていると、主様はうーん! と大きな伸びをした。
「そろそろ休憩になさいますか?」
 俺の進言に主様はこくんという大きな頷きを返してくださった。そう、まるで幼な子のような。
「今日はチャイがいいな。とびきりシナモンが効いたやつ」
「フフッ、かしこまりました。それではミヤジさんを探してきますね」
 スパイスと言えばミヤジさん。ミヤジさんと言えばスパイス。この屋敷でミヤジさんほど美味しいチャイを淹れられる人はいないと思う。

 地下の執事室のドアをノックしようとしたら、ドアの方から開いてきた。出てきたのは探していた人物で、
「フェネスくん、どうしたんだい?」
とやさしく声をかけてくれた。

 キッチンでチャイを淹れるミヤジさんの手つきを覚えたくて、食い入るように見ていると、ミヤジさんが、
「私がどうこう言える立場ではないのだけど」
と、重い口を開いた。
「主様の想いへの返事を、君はそろそろはぐらかさずに伝えた方がいいんじゃないのかな?」
 小鍋の中でグツグツと煮えたぎるチャイを火から下ろすと、温めておいたポットに濾していく。
「いつかは熱い想いも冷めていくかもしれないけど、それを待つには主様の人生は短すぎると思うんだ」
「ミヤジさん……」
 二の句を次げずにいる俺に、「少しお喋りが過ぎたね」と言いながらスパイシーなお茶が香るトレイを渡してきた。
「君がどんな返事をしても、主様はいつか笑ってくれると思うよ。何と言っても私たちの主様だから」

 キッチンを出て、コンサバトリーに向かいながらミヤジさんの言葉を反芻する。
『主様はいつか笑ってくれる』
……俺は主様のことを信頼していなかったのかもしれない。それに主様ももう17歳だ。ミヤジさんの言うとおり、はっきりさせるのも優しさなのかもしれない。

 主様の待つテーブルに到着した俺は、
チャイをカップに注ぎながら、主様がいつも俺に語りかけてくださる「フェネス大好き。愛してる」を聴きながら曖昧に微笑んだ。
「……フェネス?」
 いつもなら、ありがとうございます、と笑ってみせる俺と雰囲気が違うことを察したのだろう。俺が何か言うより早く、主様のお顔がこわばった。
「主様……すみません、やはり主様のその想いに俺はお応えすることはできません。俺は執事で、その一線を越えることはできませんから」
 ワンテンポ遅れて、主様の目元に真珠のような涙がふつりと溢れ出した。
「フェネ、ごめ、今はほっといて」
 俺はそれ以上何も言えず、ただ礼だけしてその場を後にした。
 入れ替わりにやってきたミヤジさんに肩を叩かれ、それはまるで俺を労ってくれているように感じた。

 泣かないで、なんて言える資格は俺にはない。
 ですが、お願いです。いつかまた俺にも笑顔を見せてください——

11/30/2024, 11:46:12 AM

作品20 泣かないで


 今夜もいつもみたいに過ごしていた。
 いつもみたいに、なんとなくネットに触れて、なんとなく見知らぬ誰かに愛を呟いて、なんとなく気分を動かして、なんとなく口角上げて、なんとなく息をして。 
 なんとなく生きていた。
 それは、いつもと同じ。
 だけど今日は、変なのが一つ混じった。なんとなくこのままじゃ駄目だと思うよって。
 この“なんとなく”まみれの生活、なんだか悲しくないか?辛くないか?苦しくないか?この生活は明日もきっと同じなんだろ、変わることなどないんだろ?来週も、来月も、来年も。永遠に“なんとなく”。それってなんか、可哀想だな。
 そう聞かれたから考えてみる。悲しいどころじゃない。言葉では表しきれないほど苦しいし寂しい。冷たい。それはそんなのだ。と返す。
 あーあ。考えちゃった。気づいちゃったね
 漠然とした何かが私を襲ってきた。
 呼吸が苦しくなってきて、心臓が激しく動き出す。目と口から何かが零れそうになる。汚い。我慢しなくちゃ。
 ぎゅうって体を小さくすると、涙が溢れでた。声にならない叫び声も出てきた。
 何もかも全く止まらない。嗚咽が出ちゃう。嫌だ。誰かに見られたら変な奴だと思われる。笑われる。心配される。目立ってしまう。みられる。
 でもホントは、誰かに見られて、気に留めてもらいたいんでしょ?って、誰かが耳元で言う。誰なんだよお前。
 ぐるぐる考えが頭を巡る。そしたらその分、心が締め付けられる。助けて誰か。
 こういうときに、慰めと心配の言葉をかけてくれる人が、いればいいのに。泣かないでって言ってくれる人が、いればいいのに。泣くのも認めてくれる人が、いたらいいのに。何も気にしなくていいくらいに強く抱きしめてくれる人が、いたらいいのに。私が一人じゃなければ、いいのに。
 私は、これ以上泣きたくない。だれかこの気持ちをとめて。

 今夜は一人、部屋の真ん中でうずくまる。
 わたしはこどくだ。

11/30/2024, 11:45:34 AM

泣かないで


気づいたら泣いていた
迷子の子供のように
しゃくりあげて
ずっとずっと
そうしたかったんだね
泣いていいよ
私の中の小さな私
そうしていつか
また笑顔をみせて
泣かないで
私の中の小さな私
あなたはひとりじゃない

11/30/2024, 11:43:27 AM

泣かないで


「泣かないで」って
命令ですか 逮捕しますか
わたしが泣くと
面倒ですか 苦しいですか

「泣かないで」って
干渉しないで ほっときゃいいでしょ
ストレスホルモン
たっぷり流せば すっきりします

「泣かないで」って
しつこいですよ 嫌がらせですか
あなたが泣かせて
号泣させて 怒らせたのよ

「泣かないで」って
にらめっこして 笑わせる気でしょ
えっ?「泣かないでよぉー」
わたしが悪く 見えるじゃないの

「泣かないで」って
降参します わたしの負けです
やっぱりだいすき‼️
こっちにおいで いとしのネコちゃん

11/30/2024, 11:42:56 AM

僕があなたを傷つけてしまったのかな。

彼女は泣いている。

理由を聞いても、悲しいのか怒っているのかわからない。

なんて答える。

僕はどうしたらいいの。理由を話して欲しい。

言ってくれなきゃ分からない事もある。

僕に察する能力がないのかな。ごめんね。

がんばるからさ。

あなたには笑顔でいてほしいそう願うばかり。

笑顔が1番可愛いんだからさ。

【泣かないで】

11/30/2024, 11:42:28 AM

十何年かぶりにクリスマスツリーを用意した。
お気に入りの布屋さんで見つけた、赤いツリーがプリントされた生地。これを吊るせるように改造して、チープなオーナメントを縫い付ける。
てっぺんの星は、メタルっぽいゴールドで。
八芒星じゃないけど許してね。

来年のクリスマスは、きっと何もかもが変わっているから。

【泣かないで】

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