『泣かないで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
えっ?
娘のボソッ言った言葉に、思わず振り返って聞き返してしまった。
レイナちゃん、千葉に引っ越すんだって
そうなんだ・・・
レイナちゃんって、5年生の時も同じクラスだったよね?卒業式までこっちにいるの?
ううん
娘はうつむきながら小さく何度も首を振った
おばあちゃんのうちの近くにおウチ買ったんだって、お正月は新しいおウチで過ごすから、冬休み入ったら引っ越しなんだって
ねぇ、卒アルの写真ってどうなるの?
どうなるって?
一学期に一人一人写真撮ったじゃん
レイナちゃん、東小卒業しないんじゃ載らないの?
そうだね!載らないのかもね
小さな瞳がうるうるしてきた
強がっている、早生まれの11歳が堪えているのはわかった。
でも、レイナちゃんによく聞いてきなよ、コウちゃんみたいに、引越しても6年生とかって、特別措置みたいなので、卒業まで、前の学校に通えるのあるじゃない?
そうなの?
コウちゃん、毎朝、おばあちゃんと車で来てるじゃない?あれ、北小の学区に引っ越したけど、卒業まで、東小通うんでしょ
多分そういうのできるんだけど
さすがに千葉からは通えないから、お母さんとかと、卒業するまで団地にそのまま残るとかしないのかな?
多分しないよ
娘の瞳から涙がこぼれた
一緒に東小卒業したかったなぁ
そうだね
それ以上は声を掛けられなかった。
『泣かないで』
「泣かないで」
去り際に泣くなんてずるいよ。
振るなら最後までお互い悪役でいようよ。
🍀泣かないで
泣かないでよ……
私も泣いちゃうじゃん……
泣かないで
また壁だ。
どうしてわたしだけ。
泣いて、泣いて、泣いて。
弱いわたしが耳元で囁く。
『そうそう、わたしはずっと可哀想な子さ。
この沼からは逃れられないよ』
できない
もういやだ
にげたい
つらい、つらい、つらい。
でも。
一番いやなのは
不満ばかり言って何もしない自分。
何もできない自分。
それでも。
わたしはもうあの頃には戻らない。
全てを自分のせいにして、自分を苦しめていたあの頃には。
弱くたって、情けなくたって、惨めだって、いいんだ。
泣かないでとはもう言わないで
泣いて、泣いて、泣いて。
それでも前を向いていけ、わたし。
エッセイ
「ぼっち・ざ・ろっく8話感想」
ニコ動で「ぼっち・ざ・ろっく」8話を見ました。ぼっちが覚醒したライブのシーンで感動して涙が込み上げてきました。泣かないで済みましたが、もう少しで涙腺が決壊するところでした。
正直最初は「なんか原作と違う。コレジャナイ」と思いました。
4話を見た時点で視聴を打ち切ろうとしたけど、5話が話題になっているので見たら「コレヨクナイ?」に気持ちが変化。
6話の路上ライブで「コレスゴクナイ?」になり、8話で「コレダイスキ!」になりました。
派手なストーリー展開はないんですが、キャラの心理を丁寧に描いているので凄く好感が持てます。
共感できて、キャラと一緒にハラハラしたりワクワクできて楽しいです。
地味だけど丁寧という点で「けものフレンズ」1期に似てると思います。あの作品も制作者のひたむきな情熱が伝わってきて良かったです。
久しぶりにアニメで熱くなれました。勢いで「水星の魔女」も見ました。途中視聴で訳が分からないながらも重厚な世界観に引き込まれました。1話から見てみようと思います。
アニメっていいですね。
「誹謗中傷について」
誹謗中傷は人間の本能みたいなもので、どの時代にもどの国にもあって、絶対になくすことはできないと思います。
自分は文章を書くのが好きでネットに色々アップしていますが、やっぱりどうしても誹謗中傷めいたものはたまにきます。
少し悲しい気持ちになりますが、先述したようになくすことはできないものなので、うまく付き合うようにしています。
例えば「こういうことを言う人も、まあそれなりの事情があるんだ、仕方ないのさ。彼は悪くない、社会が悪いんだ」という感じで、その人じゃなくて社会のせいにしてしまえば、不思議と恨みがましい気持ちも消えてしまいます。
すると「俺、誹謗中傷されても傷付かなくなった。やったぜ」みたいな感じで、逆に自信を付けることができます。
という訳で誹謗中傷は精神を成長させるいい機会になると思います。誹謗中傷なんかに泣かないで、したたかに生きれば人生楽しくなると思います。
「泣かないで」より「泣いていいよ」の方が嬉しいよね
泣かないで
泣き顔より、笑顔がみたいな。
笑ってよ。ね?
「泣かないで」
子供の頃から、弱虫の泣き虫だった。
「泣かないで」って言われると余計涙腺が壊れたのかと思うくらい涙が止まらなくなる。
「泣かないで」って言われて涙がすっと止まるなら最初から泣いてなんかいないと内心悔しくなって、それが「悔し涙」になって収集がつかなくなるのだ。
情けない大人だと分かってはいる。
でもたまには、いいじゃあないか。
大人げないと言われても泣いて気持ちが落ち着くならずっと泣いてやると。
光も届かないほどに分厚い雨雲。
僅かながらの太陽の温もりさえも奪う天。
なんて意地が悪いんだろうと睨みつける。
しかしながら、そんな行動になんの意味があるわけもなく。
ただ、ただ。無慈悲に降り注ぐ冷たい冷水が顔を落ちるばかりであった。
私が此処で立ち止まろうとも、時間は止まってくれはしないのに。私が此処で涙しようとも、誰かが気づいてくれるわけでもないのに。こみ上げてくる曇天よりも真っ黒な感情、これを抑える術など知らない私は、ただひとり。唇をかみ締めながら、静かに雨に打たれるばかりだった。
ばちゃばちゃと耳障りな程に煩く地面を叩く雨の音。コンクリートの上に荒々しい波紋が無限に生み出されていく。その足元にぽつり、落っこちていた小さなうさぎのぬいぐるみのキーホルダーにふと気がついた。
そっとすくえば、濁った水がぼたぼたと指の隙間からこぼれていく。元来柔らかかったのだろう毛を黒く汚して、びっちょりと水を含んでいる。その子の頭で、本来はくっついているはずのボールチェーンが外れてしまっていた。
「……君も、泣いてるの?」
当然返事などあるわけないのだけれど、何故かその誰のものかすら知らない可哀想なぬいぐるみが、私の心に小さな小さな傘をさしてくれた気がしたのだった。
“ 泣かないで”
泣かないでと言ってた言われてたあの頃
わしがその自分に言いたいそんな人に言いたいことは。
泣くことがどれだけ人にとって重要なことか。
考えてみて欲しい。
怒るは自分の意見を言うこと。
決して人を驚かすものではない。
泣くと言うことは自分に癒しを自分で自分を抱きしめることになるのだろう。
わしはそうして泣くことがどれだけ重要なのかこれからも忘れずに生きていたい。
泣けますように。なきたいときに。
思い出せないんだ
僕の大切なあの人が最後に言ってくれた言葉が、
思い出せないんだ!
どんな状況だったの?
たしか僕はあの人が眠ってる前で
自分のことを責めてた
君は?君はどんな状態だった?
僕はもう会えないって思ったら寂しくて
沢山何かが出てきて
次の日酷い顔になってたのは覚えてるの、
何かが出るって、?
多分、涙だと思う、、
目が腫れてしまうほど泣いたって事ね、、
僕が泣いてたらあの人がたしか僕の顔に手を当てて、
それで、、
〇〇〇〇〇
【泣かないで】
君を忘れるために書いてきた
でも、書けば書くほど君が恋しい
君への想いが募るばかりだ
もう、終わりにしよう
うん、終わりにするべきだね
ここに書く事に意味なんてないから
泣かないで僕の柔らかなハートよ
僕は、僕を解放しよう
12月
初めて一人で
過ごす冬
凍える冷たさ
でも…泣かないで
「泣かないで」
いいえ、お泣きなさい
おおきな声でお泣きなさい
のど枯れるまで
からだ震わせお泣きなさい
涙尽きるまで
こどものように泣けたなら
お腹がすいたでしょう?
おうちに帰りたくなったでしょう?
友に会いたくなったでしょう?
もう泣かないでだいじょうぶ
あなたがひとり
流す涙を
知っている人がいる
あなたの苦しみ
悲しみに
寄り添って
いまも ほら
あなたは知らないだろうけれど
あなたの涙には意味がある
悲しみを知る人にしか
持ちえない強さがある
あなたが思っている弱さは 実は
大きな力にもなりえるのです
#泣かないで
−泣かないで−
「なかんでいいけん。」
「分かっとし。べつないとらん。」
心配しないで。私は大丈夫だから。
【泣かないで】
零は、立ち尽くしていた。
本拠地であった建物が爆発と共に崩れ落ちていく。
長らくにも及ぶ組織との戦い。
そして今日この日、全てが終わった。
ボスを始めとした幹部らを取り押さえ、開発していた薬の重要データも手に入れた。これで小さな名探偵や、優れた研究者の少女は元に戻ることが出来るだろう。
彼女は戦い終えたのだ。
喜ぶべきなのだろう。
しかし、彼女の目からは涙が溢れて出た。
止めようとしても止まらない暖かな水滴は、差し出されたハンカチによって拭いさられた。
「泣かないでくれ。泣くときは俺の胸でと約束しただろう?」
涙を堪えきれず、しゃくり上げながらしがみついてきた彼女を、赤井はそっと抱き締めた。
「車止めてそっちに行くから先に行ってて。」
パパが言った。
「OK」
「じゃあはぐれないようにママの手か服掴んでてね。」
ママが言った。
「はーい。」
私,ママとパパとお出かけするの楽しくて好き!!
あっ,ママとパパずっとここにいる。
もうつまんなくなっちゃった。
おもちゃのところ行こ
「わぁ,かわいい!!」
動物さんたちのぬいぐるみとかリカちゃんとか
可愛いものいっぱいで楽しい!!!
そういえばママとパパどこだろう?
早く戻らなきゃ!!
さっきのところ戻れなくなっちゃった...。
もうママとパパに会えなくなっちゃう。
そう思って声を上げて泣いた。
そんな時
「なんで泣いてるの?」
そう言って私の視線に合わせて前にしゃがんで
聞いてくる知らないお兄ちゃんがいた。
心配そうな顔をしていた。
「あのね,あのね,ママとパパがいなくなっちゃったの」
そう言うと
「もう大丈夫だよ。僕がいるから泣かないで。
僕と一緒に探そう。」
優しい声でそう言ってお兄ちゃんは手を握ってくれた。
「お兄ちゃん優しいね。」私が言うと
「ありがとう。足痛くない?抱っこしようか?」
って言ってくれた。
「うん,抱っこして!!」
大きな手が私の体を包んだ。
安心してウトウトしたら。
ママとパパが私の名前を読んでる声がした。
「あっ,ママ!!パパ!!」
お兄ちゃんに抱っこされながら
ママとパパのところに行った。
「ママ,パパ」そう言うと
「どこ行ってたの!心配したんだから。」
ママの心配した声とパパの安心した顔を見て
涙が出た。
「すいません。ありがとうございました。」
ママとパパが言ったので私も
「お兄ちゃんありがとう。」
そう言ったら。
お兄ちゃんは
「次は離れないようにするんだよ」
そう言って帰っていった。
あの日のお兄ちゃんは私の初恋の人
─────『泣かないで』
No.1『優しさの呪縛』
散文 / 掌編小説 / 散文詩
わたしが泣きそうな顔をしたら、君は必ず「泣かないで」と言う。泣きそうな顔に見えるかもし知れないけれど、わたしはまだ泣いてはいなくて、泣いているのは君のほうなのに。
いつもそうだ。君のほうが先に泣くから、だからわたしは泣けないでいる。わたしが泣かないように守ってくれているつもりなのかも知れないけれど、わたしは君のせいで今日も泣きたいのに泣けない可哀想な子だ。
お題:泣かないで
『泣かないで』
いつも通りに見せる背中
風に吹かれ舞う木の葉のように
言葉もなくいなくなるというの?
ならば
振り返らないで行きなさい