『沈む夕日』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
沈む夕日
沈む夕日で思い出すのは
学校が終わったら、
自転車を必死に漕いで家に帰る。
私が作る夕飯を待ってる父。
夕日が沈む前に、家に着かなきゃ!
今日は何を作ろうかな。
いつも何でも美味しいと言ってくれた父。
失敗した肉詰めピーマンも、
美味しく作れたしそ巻きフライも、
初めての試食の相手は父だった。
あ~お父さん、
逢いたいよ。
あの時間はもう戻らない。
夕日の中の学生を見ると
父の笑顔とあの頃を思い出す。
沈む夕日は人気者だ。
綺麗で、みんなの目をひく
誰がどんなに美男美女を見ていても夕日の魅惑には勝てない
でも僕は違う。
僕は夕日を見ているんじゃなくて、まるで沈む夕日を操るように太陽の光が似合う彼女に見惚れているんだ。
彼女の姿が僕にとって何もかも吸い込んでしまいそうに綺麗な沈む夕日だ。
「僕の沈む夕日」
沈む夕日に向かって
坂道下って行く
オレンジの光に照らされて
今日も一日お疲れ様
自分に優しくなれる時間
今日は 休日
めったに 日曜は休めないので 嬉しいものだ
せっかくの 休みだけど
何もせず ダラダラと過ぎて しまった(笑)
沈む夕日を 見て 思う
あぁ 今日も 一日終わりか
明日から また 仕事頑張るか!
END
文章というより 今日の出来事の
つぶやきに なってしまいました(笑)
最近 このアプリに 投稿するのが
楽しみになっています
見てくれた方 ありがとうございました(^o^)
沈む夕日
遥か遠くの空に見える沈む夕日を見て、
その日の終わりを感じる。
楽しかった今日のこと、
すぐに訪れるきっと楽しい明日のこと。
暖色に染まっている空を見上げながら、
漠然とそんなことを考えた。
また明日、夕日が沈むときにはもう、私のゆく道は決まっているの
夕日が沈むように目を閉じて
星を数えるように羊を数えて
月影を辿るように夢路を辿り
朝日が昇るように目を開けて
夢見た世界は揺らいだままだ
/お題「沈む夕日」より
「沈む夕日」
沈む夕日を見てると、綺麗と思うのと同時に
今日が終わっちゃう…と切なくなる。
別に明日になるのが嫌とかではないのに。
切なくなるということは、1日が良い日だったのかな?
だからまだ終わらないで、もう少しこのままでと思い
切なくなっちゃうのかな?
オレンジ色のオーバーレイがかけられた世界。
虫の声、カラスの声、公園ではしゃぐ子供たちの声。もうすぐスピーカー越しの『ゆうやけこやけ』が辺り一帯に鳴り響くのだろう。
いちにちの中で、私はこの時間がいちばん好きだった。
「でも君、夜は嫌いだって言ってたじゃないか。暗くて、不安で、さびしいからって」
あちこち塗装が剥げた緑色のフェンスに寄りかかり、ぼうっと空を眺めていた友人がそう呟く。
昼間の清々しい青色はもうすっかり明日の方に追いやられていた。
今日は濃い橙色。赤色もあれば、紫色から薄桃色まで、夕方の空はいつも飽きない色を見せてくれるのだけれど、やっぱりこの色が『夕』という字にとても似合っているように感じた。
「夕焼けなんて一瞬で、あの陽が山の向こうに隠れきってしまえば、もう夜を迎えることになるのに。
嫌いなものへの一方通行を愛しているだなんて、変なやつ」
つん、とすました態度は相変わらずで、私の感性にきみがまったくそうだと頷く日はきっと来ないのだろう。
きみは寒い夜に手を擦り合わせながら見る新鮮な星が好きで、私はあたたかで懐かしさを感じる太陽の『また明日』を見送るのが好きだった。
ずっと、昔からずうっと、私たちがぴったりと合うことはない。
それでもこうして、ただ横に並びながらなんでもない時間を過ごすのは苦にならなかった。
「でも、きみは眩しい朝が嫌いだって言ってただろう。そのために過ぎ去る夜が好きなのにね」
「……明日になればまた来るじゃないか」
言い返してやった私の言葉にほんの少し眉をしかめたその横顔が愉快で、ふは、と思わず吹き出した。
どうせ過ぎ去るのだ。どの時間を愛したとて。
それでもまたいつか同じ感覚を味わえると知っているからこそ、私たちはいつだってそれを好きだと言えるに違いない。
「じゃあ。また今度、一緒に星を見ようか」
もう太陽がおやすみを言い残していく。もう夕焼け色が深い藍色に乗っ取られていく。
それでも『次』は来るから。
伝えることこそないけれど、空の色が変わろうと、目に映る景色が何色に照らされようと、私はきみと並ぶ時間そのものを愛している。
【沈む夕日】
沈んでいく夕日とともに
私はあなたのことを思い出にします。
忘れるんじゃなくて、思い出にするの。
あなたと一緒にみた夕日は1番の思い出だから。
沈む夕日
例えば、君の目が好きだ。
真っ赤に燃えてるように見えて
本当に"触れたら火傷"するかもしれない。
ここは地下だし、例えるものは
こんな安っぽい炎しか思いつかないね。
でも見て、空と雲と太陽、それから月。
うちにあった白石で書いてきたの
本で読んだよ、太陽は眩しいから白いけど
時間が経つと赤くなって海に潜るんだって。
だから多分、君の目は炎と太陽の色だ。
題 沈む夕日
今日も沈んでいく
丸い大きな優しい光
ここで見ているとどこか物悲しくて・・・
でも、その物悲しさがまたいいなと感じる
私は今日も砂浜に座って夕日を見てる
静かに空の色が変わっていく
オレンジに、淡い紫に、水色に藍色に青に黄色が混ざってあらゆる色が空に広がっていく
まるで絵の具のパレットみたいに広がっていく色に見とれる
暖かい気候になって、風がほんのり頬を撫でる
こんなに素敵な光景は何度でも見に来てしまう
毎回唯一無二の色遣い
他に同じ彩り、景色を見ることは出来ないから
私は自然のキャンバスが見たくて、きっと明日もここで沈む夕日を見ているだろう
《沈む夕日》
地球の公転・自転
太陽系の為せる技
『愛かお金か』
学生の頃は、卒業したらほどほどの企業に入ってほどほどに 働いて数年経ったら結婚して…なんて思ってた。
でも 実際は全然そんなことなくてやりたいことが増えて増えて仕事が楽しくて。
恋愛もしてた。
でももう少し年収がある人がいいな とか 将来を見据えて まっすぐ見れなくなっていく。
お金で苦労したくない。
お金を稼ぐために悩むのだ。
恋愛面はなかなか難しくて
同級生の友達と、
30までにお互いいい人がいなかったら結婚する?なんて約束したり。
けれど それは虚しくなって、白紙にした。
愛妻家のあの人も裏で遊んでたりとかこんな人が遊んでるんだとか色々な人と知り合って 夢も見れなくなった。
いつか 素敵な人が現れて恋に落ちて…
少女漫画を見てそんな風に夢見てた時期もあったな。
お金がある生活をして数年。
お金があったら あったで
自由にしていいよと言われた時
私は私の中にやりたいことがなかった。
たくさん いろんな 習い事をしたし興味を持って勉強したけど満たされない。
これだというものがないのだ。
彼はとても優しくてお金があって何の不自由もない 生活。
理想の生活だなって描いていた通りになったのに。
優しいけれど 満たされない
そこに愛はあれど 私は与えられるばかり。
愛を注ぐとは 愛するとは?
私はうまく人を愛せない。
愛し方がわからない。
いつも失敗しちゃう。
ひと周り以上年の離れた相手とばかり付き合うようになって、ふと同年代の異性と話したくなった。
今私の同世代の男は一体どんな人がいるのだろう。
そんな時 目の前に現れた君は
愛の塊だった
常に相手の喜びそうなこと考えて
思いやりに溢れてる。
年上の人以上に愛の伝え方が上手だった。
これが愛されるということか。
私は今までお金で愛されていた そんな感覚だった
だから 満たされなかったんだ。
心じゃなくてお金で解決するようなことばかり。
そうじゃないんだ。
愛か、お金か、どちらを選ぶ?
きっとあなたと過ごす日々は
お金がなくなったとしても
きっと心が幸せで満ち足りてる。
それを教えてくれた。
お題:沈む夕日
初めて音に触れた時は
何も思わなかった
私の変化は自分の好きな音
それを自分自身が奏でた時だった
音楽を始めた時は
ただ楽しくて毎日弾きたくて
周りに音が増えていくのが
嬉しくてしょうがなかった
でも、音楽を知っていけば知るほど
いろんな欲が出てくる
上手くなりたい、いい演奏をしたい
聞いて欲しい、認めて欲しい
楽しさと欲は今の私には別の入れ物には
入れれないようだ
欲が強ければ、楽しさが薄れ
楽しさが増えれば欲する為の成長が薄れ
私の中に芽生えた
音楽に対する愛情は
音に対する楽しさという自身に向けたものと
伝えたいという相手に向けたものを見つけ
1度、幼く熱く燃える日は
ゆっくりと1日目を終えるようだった
沈む夕日
しゅんしょう(春宵)に
ずじょうにかかりし
むすうの彩雲
夕日にかくれど
日はまた昇る
まじ無理end
今日は綺麗な桜を見ながら
楽しい時間を過ごすことができました。
この出来事は時計が止まったまま
一緒にいた方々とゆっくり過ごしたい。
夕日が沈み、夜になってしまうと
また明日も嫌な仕事が待っている。
ろくに休みが取れない私は
休みの日の夕日が沈むことで
憂うつになってしまうのです。
「武《たけし》君。最近君の目を見つめようとすると、露骨に目をそらすよね。なんで?」
帰り道、隣で歩く幼馴染に私は問いただす。
さりげなく目を見ようとするが、目をそらされる。
「それは……見つめらるのが苦手だから……かな」
「ダウト。何年幼馴染をやっていると思うの」
「うぐ」
図星を突かれた武君は、嫌そうに表情をゆがめる。
分かりやすい。
「そういう咲夜こそ、なんで俺の目を見ようとするのさ」
これ以上、追及されまいとする意図が見え見えの質問をしてくる。
だけど、この問いに対する答えは、私にとって恥ずかしいものではない。
「言ってなかったっけ?好きなの、あなたのその黒い目。綺麗だし」
「え、好きって……」
『好き』という言葉に過剰反応する武君。
思春期か。
「それに私の目、少し茶色が入ってるでしょ。ちょっとコンプレックスでね」
「そんなことないぞ。咲夜の目も、その、綺麗だ」
「ありがとう。という訳で、武君の目を見せてもらうね?
その代わり、私の目は好きなだけ見ていいよ」
「は、バカか。やるわけないじゃん」
くそ、引っ掛からなかったか……
もう少しだったのに……
それにしても、嫌がり方が普通ではない。
まさか――
私の頭に閃きが走る。
「ははーん、分かったぞ」
私の言葉に武君の体がビクッと震える。
「さては目を見られると、頭の中読まれると思ってるんだね。 安心していいよ、私にそんな芸当は出来ん」
「はあ、ちげーし」
がっかりしたような、安心したような複雑な反応を見せる武君。
反応を見るに、私の推測は間違っているらしい。
だ・け・ど。
「隙あり!」
「あっ」
私は素早く武君の正面に回って彼の顔をガシッと掴み、息がかかるほどの距離まで自分の顔に近づける。
「コレで目をそらすことは出来まい」
武君が何やら言っているが無視だ無視。
さて武くんの目をじっくりと堪能することにしよう。
と思ったのだが、意地でも目を合わせたくないのか、いきなり目をつむった。
「武君、そんなに嫌?」
「それは……」
「嫌だって言うなら、二度と言わない」
それを聞いた武君はビクッと大きく体を震わせた。
私も、武君がどうしても嫌だと言うのなら諦める。
私も嫌われてまでやろうとは思ってない。
拒否されるだろうなという予想とは裏腹に、武君はゆっくりと目を開けた。
OKてことね。
じゃあ、存分に見させてもらおう。
ふむふむ。
相変わらず綺麗な黒い目である。
心が洗われるようだ。
それにしてもこの嫌がりっぷり、もしかしたら武君の目を見る機会はもう無いかもしれない。
いったいいかなる理由なのだろうか。
これは理由を知って解決しておくべき問題だと、私は考える。
武君には黙ってるけど、実は他人の目を見ると人の心が読める。
さっき、心が読めないって言ったな?
あれは嘘だ。
まあ、ここまで近づかなければ読めないし、簡単な感情しか分からないけどね。
では早速、心を読んでみよう。
さて一体何を考えて……
と武君の目をじーと見つめてみる。
すると瞳に浮かび上がるのは……
ハート?
そしてハートの中に私の姿が見える。
何これ?
一瞬ぽかんとするが、すぐさまその意味を理解して、武君の顔から突き飛ばすように離れる。
武君は驚いたようで、目をぱちくりさせていた。
「どうしたの?」
「……なんでもない」
武君の心配そうに声をかけるも、ぶっきらぼうに答えるしかなかった。
私は衝撃の事実に頭がくらくらしていた。
『武君が私の事が好き』
ということは……
ということは……
つまり、武君と両想いって事!?
なんてことだ。
勝手に私の片思いだと思って、ギリギリ何でもないフリが出来たのに……
向こうも私の事が好きだとか、そんなの知っちゃったら、もう恥ずかしくて目どころか、顔すら見れないじゃんか。
そこから家に帰るまでの記憶が全くなかった。
のだが、家に帰って冷静になったら、『付き合えば毎日好きな時に、彼の目を見ることが出来るんじゃね』ということに気づいた。
よし、明日会ったらいっちょ告白するか――
◆
そうしてまた一組のカップルが生まれた
そのカップルは、時間さえあればいつもお互いを見つめ合い、学校で一番有名なバカップルになったのであった。
めでたしめでたし
「夕日は沈むもんだろうが! 沈まない夕日があるなら持ってこい!!」
「夏井先生かお前は」
「夕日ってさ、ズルいよねー」
「?何が」
「皆んなから美しいと思われてるところ」
それのどこが?とキミは聞き返す。
「同じ太陽なのにさ、夕日とか朝日とか、自分が見ることができるようになって初めて皆んな美しいと思うじゃん」
本当に美しいと思われるべきは日中の照らしてくれる太陽のことだと私は思う。
断言した私にキミは笑った。
「君は変に詩人みたいなところがあるよな」
いいじゃないか、それでも、とキミは静かに呟いた。
「始まりと終わりだけでも誰かが見てくれるなんて幸せなことだよ。世界はそうじゃない奴ばかりだ……」
その横顔が悲しそうに見えた。
「じゃあ私はキミの終わりまで一緒にいるね」
叶うか分からないことを思わず口にしていた。