しおさいの街

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沈む夕日

沈む夕日で思い出すのは

学校が終わったら、
自転車を必死に漕いで家に帰る。
私が作る夕飯を待ってる父。
夕日が沈む前に、家に着かなきゃ!
今日は何を作ろうかな。
いつも何でも美味しいと言ってくれた父。
失敗した肉詰めピーマンも、
美味しく作れたしそ巻きフライも、
初めての試食の相手は父だった。

あ~お父さん、
逢いたいよ。
あの時間はもう戻らない。

夕日の中の学生を見ると
父の笑顔とあの頃を思い出す。


4/7/2024, 11:54:01 AM