梅雨』の作文集

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梅雨』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

6/1/2024, 1:56:57 PM

梅雨空に思う。
貴方の心持ち。
ずっとぐずぐずして、晴れない心。
いつまでも続く雨。

それでも。
高い高い青空が広がる夏を、待っている。

6/1/2024, 1:54:33 PM

梅雨

私、雨女なんだ

俺、晴れ男だよ

最強の組み合わせだね

雨と太陽が合わさったら虹ができるでしょ

6/1/2024, 1:54:32 PM

打ちつける
窓の向こうに
広がるは
一昨日よりも
静かなる街



【梅雨】

6/1/2024, 1:52:41 PM

梅雨

長い雨と、湿気と、雨の日の独特のにおい。
それがきらいで、嫌な季節。

6/1/2024, 1:51:44 PM

『梅雨』

 目を覚ますと、湿気のにおいがした。そして脳が覚醒すると、サーという音が聞こえてくるのに気づく。ああ、またか。そう思いながら、私はベッドから抜け出した。
 今は六月。雨も真っ盛りの季節だ。恵みの季節ともいう。昨今梅雨といっても、長期でないうえに大ぶりで、恵みというより最早災害といってもいいような雨ばかりであったので、ここ数日の小ぶりの雨にはどこか安心感を覚える。といっても、洗濯はできないし、外にも出にくいのはやはり雨の良くないところかもしれないが。
 外は相変わらず雨が降っている。さて、どうしたものか。今日は休みなので一日中家にいてもいいのだが、なんとなく外に出たい気分もあった。悩んだ末、濡れても問題ないような服を着て、傘をさして家を出た。
 特に意味もなく、大通りを歩く。普段はごった返している通りだが、雨だからかいつもより人は少なかった。誰もかれも雨から隠れるように傘をさし、少しうつむきがちに歩いている。今の私のように。
 実際、私自身は雨はそこまで嫌いじゃない。不規則に鳴る雨音も、増えていく水たまりたちも幼心を思い出して楽しくなれる。こういう歌もあるだろう。「あめあめふれふれかあさんが」から始まるあの歌だ。今となっては忘れ去っている人も多いだろうが、私は雨が降る度この歌を思い出す。
 ところがどうだ。今の私は、周りの目を気にして、周りと同じように行動している。雨に濡れないように着込み、水たまりを避けながら歩いている。なんとなく外に出たい気分であったのに、歩いているうちに何故出歩きたくなったのかわからなくなってきた。このまま歩いていてもみじめになるだけだ。ここの道を左に曲がって、そのまま家路につくことにした。
 帰り道に、簡素な公園があることに気が付いた。そこはもう公園といってもいいのかどうか怪しいくらいに遊具のない公園であった。あるのは古びた滑り台とベンチだけ。滑り台のおかげで空き地と言われずに済んでいると言っても過言ではないのではないか。まあ、最近だとよくある公園だ。そのまま通り過ぎた。
 家について、濡れたところを軽くタオルで拭い、窓辺に座る。雨はまだ、降り続いていた。
 どんな形であれ、梅雨はやってきて、そのまま去っていく。いつも通り。いつも通りに。きっと私も変わることはできない。いつも通り。空虚な自分を自覚しながら、私はゆっくり目を瞑った。

6/1/2024, 1:51:22 PM

「雨は髪がうねるから嫌いなんだよね」

窓の外を見て彼女は零した。確かにこの時期は湿気で蒸し暑いし、朝は降ってたのに帰りにはすっかり止んでて傘がお荷物…なんてことはざらにあるし、女子からしたらせっかくセットした髪が崩れてたまったもんじゃないだろう。

けど、雨上がり、空にかかった虹を見て僕に1番に報告してくれる君が、水溜まりに反射するその姿が、どうしようもなく愛おしいから。


嫌いじゃないよ、この季節も。


ー 梅雨 ー

6/1/2024, 1:50:22 PM

お題:梅雨
【季語:卯の花腐(くた)し】
・卯の花腐し来ぬ友思い空仰ぐ
・満員の車内卯の花腐しかな
・広縁の卯の花腐し本を読み

***

【ひとりごと】
 プレバト!!を観ていても、俳句の本をいくら読んでも、今ひとつ俳句の詠み方がわからない今日この頃。
 俳句の講座で、「俳句とは座の文学だ」と教わったのだけれど、一人でああでもないこうでもないと無い頭を捻っても、ちいとも良い句は生まれないのだろうなとひとり思う。
 かといって、自治体の俳句サークルみたいなものに所属するとして、場にいるのは確実にご年輩の方々な訳で……。
 結社なんかに所属するのはすごく力のある人たちなイメージがあって、なんだか気後れもするし……。
 仕事で年配の方に接する時の距離感なら分かるけれど、趣味の集まりの中では一体どう接するものなのかなと考え出すと、なかなか勇気が出ず今に至る。

6/1/2024, 1:46:22 PM

#梅雨

「はぁ…」
盛大に溜息をつく私を見て、彼がゲラゲラ笑い出す。

「もう、笑わないでよ…」

「ごめんね。でもあまりにも感情漏れていたから…」
そう言ってまた笑い出す。

今日は初めての結婚記念日で出かける予定だったのに、朝から雨が降っている。

「天気予報は晴れだったのに…」

「確かに。まさか土砂降りになるとはね…」

初めてデートした公園へ紫陽花を見に行く予定だった。
付き合って初めての記念日から毎年行っている思い出の
場所だ。

「今まで雨なんて降った事なかったのに…」

「まあまあ、きっといい事あるよ。
 お家でお祝いしよっか。
 材料とかケーキとか買いに行こうよ」

「…うん」

この日を楽しみに1週間頑張ったから、中々気持ちが
切り替えられない。
梅雨の時期だからしょうがないけれど、
今まで晴れだったから初めての結婚記念日も同じ場所でお祝いしたかったのに…。

私が切り替え苦手だから、彼にも申し訳ない気持ちで
どんどん負の連鎖になっていく。

「切り替えなきゃ…」
無理矢理、笑顔を作ってみる。
せっかくの記念日なのに、可愛くない…。

「わあ…!」
沈んだまま出かける準備をして、玄関を開けると
虹がかかっていた。

「ねえ!見てみて!」

「おお〜!いい事あったね」

「…うん!」

「公園行く?」

「ううん、お家でお祝いがいい」

「いいよ、特別バージョンだね」

「うん!」

彼はいつだって私の心を晴れにしてくれる。
これからきっと雨が多くなるけれど、
2人で楽しんでいこうね。

6/1/2024, 1:41:06 PM

『梅雨』


「雨音が、響いていますね」
「え……」

彼女から発せられた言葉の意味が分からないから、僕は驚いたのではない。

今は梅雨時期で、いつもなら雨が降っている。
けれど、今日の空は、束の間の晴れ間を見せている。
雨音が響くわけがない。
つまり、彼女は、別の意味を含めて言っているのだ。

――あなたを愛していました。

あの言葉には、この意味があるに違いない。

彼女は、僕の行きつけのカフェの店員だ。
そこまで多くの交流は無いが、全く知らないというわけでも無い。
ただのカフェの店員と客の関係だ。
そのはずだった。
けれど、彼女は、ああ言ったのだ。
いつから、僕に好意を寄せていたのか。
全くそんな素振りも見せなかった。いや、僕が気が付かなかっただけかもしれない。
頭の中で様々な考えが渦巻く。

ちらりと彼女の顔を見ると、困ったように眉尻を下げて、緩やかな笑みを浮かべていた。

「早く、やむと良いですね」
「……っ」

彼女のぎゅっと力の入った唇を見て、申し訳ない気持ちになる。
ごゆっくりどうぞ、と言って去る彼女を見ることもせず、運ばれてきたコーヒーに口をつける。
苦味を無理やり胃に流し込んで、左手の薬指にそっと触れた。

6/1/2024, 1:40:53 PM

梅雨


梅雨は雨もだし、
髪のうねりとか、
生乾きのにおいとかが嫌だ。

雨は傘が好きじゃない。
傘をささなくていいなら雨も好きになる。

6/1/2024, 1:40:16 PM

【梅雨】 6.1

遅刻しそうになって慌ててドアを開ける
「いってきまーす」
「あ、おはよう!そろそろ梅雨の時期だね」
『そうだね」
「そっか〜梅雨かー髪うねるの嫌だなー」
『髪がうねってもあなたは可愛いよ」
「もうありがとう〜笑」
《あら、○○さん誰と喋っているの?》
「あ!○○さんおはようございます、ただの独り言ですよ」
《そうなのね、行ってらっしゃい》
「はーい」

.......もうすぐ貴方が無くなって1年しかもこの梅雨の時期に
一緒にいたかったけどわがままはだめだよね
私も前に進まないと、、
いつまでも止まってらんないわ、
うん、そうね、ありがと、ありがとう、
......『うん』

6/1/2024, 1:39:45 PM

梅雨

この季節に雨が降らないと、作物は育たない。

植物にとっては恵みの季節だが、人にとってはジメジメ・鬱々・不快感を感じやすい季節だ。
恵みの季節と喜ぶ人は、少ないのではないだろうか。

作物を育てている人は、恵みの雨と喜ぶのだろうなと想像していたら、雨降りの先生が脳裏に浮かんできた。

雨降りの先生とは、「つむじ風食堂の夜」(著:吉田篤弘)の主人公だ。

友人の営む小さな編集プロダクションからの雑文を請け負って生計を立てている。
人工降雨を研究テーマに風俗史的な視点から文献にまとめたいと本人は思っているが、生計優先のため、研究は二の次となってしまっている。

住まいは、月舟アパートの屋根裏(人が絶句するような場所)。
「雨を降らせる研究をしているので、空に近いところがいいのです」と冗談を飛ばした結果、それが町内に広まり、「雨降りの先生」と呼ばれるようになった。
十字路にある食堂の面々からは、「先生」と呼ばれ親しまれている。

そんな雨降りの先生のエピソードで、特に印象に残っているのは、雨降り先生が若かりし頃のガールフレンドに用意したとっておきのセリフとそれに対するガールフレンドの返しだ。
───────────────────────
「ほら」
私は彼女を屋上のへりまで連れて行き、そこから、金網越しに雨に濡れた街を眺めおろした。
「すべて平等に雨が降っている」


「そうね」
こちらの意に反し、彼女はやはりどこか遠くの世界の方へと視線をさまよわせ、それから、
「でも、雨って、そのうちやむからいいんじゃないの?」
さも当たり前であるようにそう言った。


そのときの彼女の言葉が、いまでも頭の中に繰り返され、そのたび私は思わず「え?」と声が出てしまう。
────────────────────────

雨は、やむからこそ喜べる。

いくら水が必要な作物であっても、やまない雨を前にしたら根腐れして枯れてしまう。
逆に快晴ばかりもまた、干ばつの危機に瀕し、枯れへと繋がる。
どんなに必要なものであっても、過剰は身を滅ぼす原因となってしまうものだ。

雨が降ったら、やむ。
やんで、曇りや晴れの日があるからこそ、恵みの雨と喜べる。
何事も終わりがあるからこそ、良いのだろう。

ガールフレンドの主張に頷きたくなる一方で、雨降りの先生の「すべて平等に雨が降っている」という言葉の主張もわからなくはない。

雨が降っている範囲(屋内を除く)は、等しく濡れる運命だ。
雨の前では、偉い人だとか、子供だとか、男だとか、女だとか、何かである理由で差別されることはない。

きっと、先生にとって雨とは理想的な平等を体現しているものなのだろう。だからこそ、現実的な彼女の言葉に対して「え?」という反応に繋がったのかもしれない。

どちらの考えも一つ一つを見れば間違いではないけれど、肝心な部分で絶妙にすれ違う。
案外、そんなすれ違いばかりがこの世界では起きているのかもしれない。

理想と現実を纏った雨の季節─梅雨は、もう間近だ。

6/1/2024, 1:39:02 PM

【梅雨】

雨音が響いて

色とりどりの傘が開く

雨音に混ざって聞こえる溜めた息

それを傍目にくるくると回る傘

雨粒が弾けて楽しげなリズムを奏でる

薄暗い世界に幸せを生む音

傘を持っていない僕は

視界を世界を遮るものがなくて

偶々その音に出会えた

じんわりと身体を包む温度でさえ

僕に何かを伝えようとしているようで

触れられないきみを感じて

この雨粒を全身で受け止めていた

2024-06-01

6/1/2024, 1:37:03 PM

梅雨と聞くと、ジメジメした教室を思い出す。
また、結露して水浸しになる廊下。その廊下を滑って進む男子と、危ないから止めなさいと注意する先生。
季節ならではの思い出。

6/1/2024, 1:35:35 PM

梅雨の時期は偏頭痛のオンパレードで辛すぎる。ガンガンするし最悪だ。雨が降らなくても曇り空なだけで痛い。梅雨じゃなくてもなるけれど梅雨はレベチに頻発する。五月病が長引いてる所に来るとダブルパンチでヤバい。ヤバいとか表現出来ないのが逆に面白くなってくる。吐き気も来るしもうね、涙も止まらんし目を開けるのも無理すぎる。あーあ、早く梅雨あけろー。暑っつい夏が来るけれどそこはもうギリ許すからお願いどっか行って!!

6/1/2024, 1:35:07 PM

梅雨

気が滅入る雨。そう言われがちだが、よく見れば良いこともある。まず、あじさい。日本は青いあじさいがよく見られる。心が安らぐ気がする。次に、雨の音。室内にいるときの雨の音は、とても優しく、心地よい。気が滅入るより、落ち着くのほうが梅雨にあっていると思う。

6/1/2024, 1:33:30 PM

「梅雨」

最近梅雨入りしても梅雨ってかんじがしないわねと毎年のように思っていたような気がするが、去年の梅雨の感想なんて一年後には忘れているのである

6/1/2024, 1:29:29 PM

今日から6月。梅雨の季節になった。雨は、どちらかと言うと好きかな。雨の音って、落ち着くから。

6/1/2024, 1:27:42 PM

8.


梅雨は嫌いではない。

雨の匂いは好きだ。

湿っぽい気温も、嫌いではない。

でも、梅雨は、私の彼を殺した。

あの日、雨さえ降らなければ。

天気予報は晴れだった。

あの日、雨のせいで防犯カメラが壊れなければ。

事件の証拠は消えず、犯人も捕まっていたかもしれない。

あの日、雨で車が渋滞しなければ。

私の彼は、助かっていたかもしれない。

梅雨は嫌いではない。

でも、あの日を境に憎いほど大っ嫌いになった。

6/1/2024, 1:26:02 PM

梅雨は好きだ。雨音、雨の匂い、傘の羅列。いろんなものが夏の始まりを示していて楽しくなる。頭が痛くなるけど雨は好きだ。

お休みなさい(いつも♥ありがとうございます。)

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