【梅雨】雨音が響いて色とりどりの傘が開く雨音に混ざって聞こえる溜めた息それを傍目にくるくると回る傘雨粒が弾けて楽しげなリズムを奏でる薄暗い世界に幸せを生む音傘を持っていない僕は視界を世界を遮るものがなくて偶々その音に出会えたじんわりと身体を包む温度でさえ僕に何かを伝えようとしているようで触れられないきみを感じてこの雨粒を全身で受け止めていた2024-06-01
6/1/2024, 1:39:02 PM