梅雨』の作文集

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梅雨』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

6/1/2023, 1:46:09 PM

「北海道に梅雨入り発表が無いってのは、そこそこ有名なハナシよな」
ようやくエモネタ以外のお題が来た。某所在住物書きはため息を吐き、椅子に深く体重を預けた。
「あと梅雨といえば、何だ。アジサイ?てるてる坊主?ちょっと前バズった『カエル』?」
なんだかんだで自然系天候系の連想が多いけど、なんか変わり種になりそうな発想無いもんかな。
物書きはあれこれ考え、うんうん唸って、
「『つゆ』違いで『麺つゆ』……いや書けねぇ」
ひとりで勝手に飯テロを妄想し、勝手に自爆してグーと腹を鳴らした。
「明日の昼メシ、そうめんにでもするか……」

――――――

6月になった。
去年度まで部署内で猛威を振るってたオツボネ係長が去年度いっぱいで左遷になって、
かわりに来た新係長は課長にゴマスリして部下に大量に仕事を丸投げするようなゴマスリ係長で、
上記オツボネにいじめられた新人ちゃんが、5月いっぱいで辞めてった。
そんな私のとこの職場だ。新しい年度が始まって、やっと2ヶ月過ぎて、そして6月になった。
つまり梅雨だ。
東京はザ・6月、ザ・梅雨なスタートをきった。

「無事か」
梅雨シーズンは大嫌いで、ちょっと好き。
「無理をするな。つらいなら、少し私に回せ」
湿気で髪型がヤバくなるし、なにより雨で服が汚れる。それから気のせいかもしれないけど、気分がバチクソ沈む日が多くなる。大っ嫌いだ。
「私が手を付けても良い作業は?ソレとコレか?」
でも大抵この梅雨シーズンから、暑さ対策と称して、雪国の田舎出身という先輩が職場に水出しのお茶を持ってくる。それを私にシェアしてくれる。

「勝手に持っていくぞ。ミスが出たら私を恨め」
今日も休憩室のプラスチックグラスに氷を入れて、おやつの低糖質クッキーと一緒に差し入れしてくれた。
だから、梅雨シーズンはちょっと好きだ。

「今日のお茶なに?」
「あさつゆの、……緑茶のただの水出しだが」
「『あさつゆ』っていう品種?」
「そう。深蒸しだ。鹿児島産だったかな」
「この『つゆ』は好き。『梅雨』は嫌いだけど」
「お気に召して頂けて、何より」

気分が上がるまで、少しそれで休め。
付け足して私の仕事ちょっと取って、自分の席に戻る先輩。自分の水筒のフタを開けて、自分用の氷入りマグカップに、緑色の「つゆ」をとくとく注いでいく。
「お茶ありがと。飲んだら仕事戻るね」
ペットボトルのお茶と少し違う、先輩からシェアしてもらったお茶を、そのグラスの中の氷を少し揺らしてカラリ鳴らすと、
先輩は別段こっちを見ることなく、多分お礼不要の意図で、私に右手を小さくプラプラ振り返した。

6/1/2023, 1:46:02 PM

【梅雨】 梅雨台詞?

「今日も雨……?また洗濯物が外に干せない」

「梅雨って湿気がすごいから、髪をセットするのにすっごい時間かかるんだよね〜……憂鬱だなあ」

ーーー

「梅雨、ですか。私の住んでいるところではほとんど雨が降らないので、少しだけ羨ましいです」

ーーー

「雨の日が続くけど、私たちのライブで、みんなに元気を届けられたらいいな!」

2023/6/1 #1

6/1/2023, 1:45:43 PM

梅雨が来た

雨の薫りに

草の唄

夏の予感に

紫陽花のゑみ


【梅雨】

6/1/2023, 1:45:29 PM

梅雨は、どちらかと言うと嫌い。濡れるし、セットした髪型が崩れるし、何よりも心が晴れない。あと、頭も痛くなりがちかも。

一番憂鬱になりやすい時期かな。


初めてのお題『梅雨』

6/1/2023, 1:40:14 PM

梅雨が開けて空を見上げても、雨を被った花を見ても何かが足りない。君が隣に居て君が笑っていた居間に行っても何も変わらない。はずだったのに、君がそこに居るような気がして何だか哀しくもイラつきもしてついには泣いてしまった。今年も一緒に見ると決めていた花火は悲しげに散った。

6/1/2023, 1:39:14 PM

雨は、正直嫌いじゃない。
雨がないと、生きていけないせいもあるし、何より、雨のお陰で美味しくなるものもある。
後は、そうだねぇ。
”梅雨”ごとに強くなる、なんて言葉もあったような?
……あれ? 梅雨だっけ??
まぁ、ド忘れする時もあるよね?



梅雨

6/1/2023, 1:34:58 PM

梅雨って今年あるのかな。もう梅雨明けくらいの暑さの日もあるしよくわからないね。気温差激し過ぎて地球も情緒不安定だったりするのかな〜

雨の音聴きながら読書するの大好き。
ここにいる人たちってどんな本読むんだろ。おすすめ聞きたいな〜。

6/1/2023, 1:30:48 PM

「ずっと降ってるね」
「明日も雨だって」
「梅雨入りしたからね」

静かな室内。かすかに届く雨の音。
時折、ページをめくる音、キーボードを叩く音、衣擦れの音、床を擦れる足音、二人の息づかいが響く。

「何か買いに行こうか」
「いいよ。雨だし」
「そう。……コーヒーでも飲む」
「うん」

ケトルに水を注ぎ火にかける。豆を砕いてフィルターに落ちる。お湯を注ぐと芳醇な香りが湧き立つ。

「ありがとう」
「どういたしまして」

雨音が鳴り続けている。
心地よい静けさが部屋を満たしている。

雨の休日が穏やかに過ぎていく。

6/1/2023, 1:28:18 PM

【梅雨】

梅雨と言えば六月である。
そこから連想したのはジューンブライド。
梅雨に結婚式を挙げるのかなと、
ちょっとどうでもいい事を考えた。

けれど、由来は海外らしく
日本は梅雨どきだが、海外は違うらしい。

6/1/2023, 1:24:57 PM

「一回り大きいよね」


「え?」

「コンビニの傘」


確かに、大きすぎるとまではいかないが、
コンビニの傘は大きい。私たちで丁度良いくらいだ。

どちらかが傘を忘れた雨の日は、
同じ傘の下、お互いが濡れないようにと、
こうやって肩を寄せ合って帰っている。

今日は私が傘を忘れた。

ことになっている。

というのも、今は梅雨の時期真っ只中で、
家を出る時に雨が降っていなかったとしても、
折り畳み傘を持っていくのがマストだ。

もちろん私も例外ではない。
今もカバンの奥に折り畳み傘を忍ばせている。

いや、忍んでもらっている。

授業中、雨が降る窓を横目に、閃いてしまったのだ。

この子と相合傘ができる、せっかくのチャンスを
逃すわけにはいかなかった。

今は踏切、私とこの子の家の中間地点だ。
だから、もう少し一緒にいられる。

踏切前での軽い沈黙。声を張るのが苦手な私たちは、
無理に話そうとするよりも、この短時間、
休憩を挟むことにしている。


「…さっきさ、」

珍しく、彼女が口を開いた。小さく相槌を打つ。


「あなたが帰り支度してる時にね?
 鞄の中、見えちゃったんだけど」



あ。




「傘、持ってたよね」







やってしまった。やってしまった。やってしまった。
ばれていないと思ったのに。

爪が甘かった。


私の体が震えたと同時に、冷たい風が吹いた。

前髪が薄い仕切りを作る。

乱れた前髪の隙間から、お互いの視線が交わった。


怖い。


「怒ってるわけじゃないの」


「…この傘だって、」

「この傘だって、大きさで選んだような物だし。」


「あなたが傘忘れたって聞いて、私、

 チャンスかもしれないって」

電車が近づいて来たようだ。

彼女の声も大きくなる。


「もしかしたら!」

「同じ気持ちなのかもって!!」

こんなに都合の良いことがあるのだろうか。
考えている暇も、

私はその返答をすべく、この雨音と電車の音に
負けないよう、大きく息を吸った。

6/1/2023, 1:23:40 PM

梅雨....か

どちらかといえば嫌いかなぁ

雨降るし(濡れる)

電車がいつもより臭いし(満員だから)

髪はおかしなるし(とかしにくい)

服は濡れるし(拭くのめんどい)

靴も濡れるし(靴下濡れる)

片手使えないし(スマホ不便)

閉じる時手濡れるし(タオル出すのめんどい)

他の傘とぶつかるし(衝撃で水飛んでくる)

偏頭痛ある人は可哀想だし(嫌いな人以外)

兎に角良い事無しだから嫌い

でも、雨が降った後の匂いは...

僕はなんか好きなんだよね

# 20

6/1/2023, 1:21:08 PM

「わぁ!あなたはだれ?」

しとしとと降る雨の中、アオイは立ち止まる。
青や紫の色鮮やかな紫陽花の花が、しゃがんだアオイを見下ろしていた。

「こっちに、おいで!」
「アオイ?誰と話しているの?」
「ママ!この子だよ、小さいの」

アオイが小さな指で指した先には、茶色く汚れた子犬が一匹。捨て犬だろうか?それとも、迷子だろうか?

「わんちゃーん」

アオイの呼びかけに、子犬は小さく返事をした。

「この子、ひとりぼっちなのかな??」

キョロキョロと周囲を見渡して見るが、他に子犬の家族らしき子や、捨てられた形跡も見当たらない。

「そうみたいだね…今日は夜から雷雨になるって言ってたよ。」
「らいう?」
「雨と雷がたくさん降るんだよ」
「この子、おうちはないの?カミナリ、こわいよ」
「そうだね…でも、家でも飼えないしなぁ…でも、見つけちゃったら放おってもおけないね…」
「ママ、一緒におうちへ帰ろうよ」
「…ひと晩だけなら、泊めてあげられるけど…その後はどうしよう」

頭の中で、近所の動物病院を必死で探した。そうこうしている内に、雨足は早くなる。
パタタ、パタタタ
薄紫の傘に当たる雨の音が大きくなった。

「猫が居るから家では飼えないけれど、連れて帰るからには、なんとか幸せにしてあげようね」
「うん!!」

雨に濡れ、土がこびりついて、柔らかいはずのその毛は硬くなっていた。手を取ったからには付いてくる、重い責任がずしりと腕で震えていた。

「アオイもだっこする」
「帰って洗ってあげてからね!…雨強くなってきたから、走るよ!もうすぐ家に着くからー!」

ピンクの恐竜かっぱを着たアオイは、雨の中を跳ねるように走る。小さな長靴で、水たまりの地面を蹴って。


梅雨はまだ、始まったばかり。

6/1/2023, 1:19:23 PM

「なんで」
今日、クラスメイトから無視をされた
大親友からもだ
私は、気が弱かったのですぐに心が壊れた。
けど、いつかはきっと報われるだろうと思い毎日学校に通った
ある日の事。
その日は、梅雨に入った日だった
雨の雑音が外から聞こえてくる。
大親友が、ある言葉を言った。
「ごめんね」
私は、そんな言葉が不思議に心に響いたのか
私は、勇気を振り絞って言った。
「助けて」と
けど、翌日もそのまた翌日もいつもと変わらぬ日だった。
そんな日が続き、私の心はまた壊れた。
一週間。
私は、もう諦めた。
先生だって気付いているのに
何もしてくれない、助けてくれなかった
そんな事を考えながら私は、沢山の涙が溢れながらベランダへ出た。
外は、暗く雨の音が深く響いてくる。
そして、雨と一緒に墜ちていった。
(フィクション) 梅雨
虐められていた娘の話です
最後は、一体?

6/1/2023, 1:17:00 PM

梅雨

雨が続く日に会いたい人は本当に好きな人だと思う。





昭和の梅雨は、小さい子の黄色い長靴にレインコート、カタツムリやカエルが似合う雨だった。

今は土砂降り・豪雨で、小さい子が水たまりがどうしたとか、そんな感じではない。





しとしとと降る雨に、楽しいところに出かけられないから会わないのか、出かけなくても会いたいのか、好きを判定する。



肌寒さにホットコーヒーが美味しくて
洗濯物が乾かないからコインランドリー行って


好きな人に会いたい。

6/1/2023, 1:16:49 PM

お題《梅雨》


窓の外を彩る深い青の紫陽花。


しとしと降る雨音。


気怠い身体。


起き上がる気力もなく、ベッドに身を沈める。



傍らに緑茶の湯気揺らぐ。



あと――時間したらごはんを作って、洗濯機を回して。



恋人がプレゼントしてくれた、レモンキャンデーをご褒美に食べよう。

6/1/2023, 1:14:03 PM

あぁまた梅雨の時期がきた。

雨が降り注ぐ。蒸し暑い。空気が重い。



けど君が隣にいるなら、僕の心は今日も快晴だ。

6/1/2023, 1:13:00 PM

私の梅雨の思い出は他愛ないもの。
 電車のうかない採光の車窓。山間を通った時の雨に濡れた深緑の美しさは、十数年たった今でも目に焼き付いて離れない。
 いつかの大雨の日。余りの冷え込みに押入れから冬服を引っ張り出してきたことは、失敗談として胸を離れない。
 梅雨。
 体感として初夏と夏の間。
 寒くて、濡れる深い緑の季節。

6/1/2023, 1:11:41 PM

傘(かさ:umbrella)
カサ科 カサ属

・雨が降ると見ることができる
 人工的に咲く花。
 土がなくても咲くことができる。

・特に梅雨の時期に咲く日数が増え
 夏にかけて太陽が眩しい時期にも咲くことが多い。

・色とりどりに咲き乱れ、
 デザインも様々である。


もう時期たくさんこの花が咲く季節。

私も花を咲かせる一人。

–梅雨–

6/1/2023, 1:09:41 PM

「今日も雨だ。」

梅雨はなにかと嫌だ。
じめじめ湿気で髪の毛はやられるし
どんよりするし
気持ちもブルー。



でも、、、



プシュー
ピッ
発車しますのでおつかまりください

普段は自転車で通学してるが
雨が降るとバスを使う。


(あ、、)
君だ。
雨の日だけに出会える君に恋してる私は

梅雨、、そんなに嫌いじゃない、
そう思えるんだ。

君に、会えるから。

6/1/2023, 1:09:37 PM

会社から出てから
尾けられている気配がする。

どこにいるのか
隠れているのか
それともビルの上の階なのか
わからないけれど
確かに ずっと私を見ている
何も言わずに ただ不気味に
じっとわたしをみている。

いつもはコンビニでスナックを買って
電車に乗るが
もしもやつが私に追いついてきたら
店の中では逃げ場がない。
そう思って
今日はそのまま電車に飛び乗った。

いつもならこんな駆け込みはしない。
なぜなら少しでも やつから離れたくて。

車内では規則的な電車の音と
機械的なアナウンス。
辺りに気を配るが、
この車両には どうやらいないらしい。

束の間の安心を他所に
駅につくと再びやつの気配。

私は小走りで改札を通り抜け
ひたすら走った。
人通りの多い道を選び
人混みの中を縫うようにして。

やすやすと捕まってなるものか。



マンションのエントランスを入り
エレベーターへ駆け込む。

急いで「3」のボタンを連打する。
今日に限ってゆっくり閉まる扉に
イライラしながら。

震える手で玄関の鍵を開け、
急いでロックする。チェーンもかけて。

ようやくホッとしてパンプスを脱いで
ビショビショになったストッキングも
脱衣場のランジェリーネットに入れる。

リビングのカーテンを閉めようと
窓のカーテンに手をかけた途端

       やつがいた。




そいつは窓に両手を張り付かせ

生唾を飲み込むかのように

白い喉を震わせながら

私に向い ケケケと嘲笑う




きゃあああああ!!!!


大っきらいな 

    ア マ ガ エ ル!!!




恐怖の季節がやってきた。




          「梅雨」

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