桜散る』の作文集

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桜散る』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

4/17/2024, 2:14:29 PM

ついこの間まで満開だった桜はもう緑の葉っぱを生やし、宙に舞っている。
ココ最近は雨も多く、何回も「(あぁ、今日で桜も最後かな…)」と思った。しかし、次の日も桜は咲いている。雨ごときでは桜は無くならない。
一見、儚く一瞬のように思える桜だが案外根強く、この短い春を生きながらえようとしている。
誰かに救われたいと願う訳では無いが、人ではない生命の執念見て何だか背中を押されたような気分になった。
人でなくとも、意志がなくとも、理由がなくとも
『生きながらえたい』
こう思うのは生きているのなら仕方の無いことだ。
誰でもそうであるのだから、生きてさえいれば良いのかと、私は思う。
何はともあれ桜の散る季節になりましたね。
もうそろそろ疲れが溜まってくる頃ではないでしょうか。生きてさえいればいいのだから、寄り道して帰るのはどうですか?

4/17/2024, 2:12:57 PM

散ってゆく花びらたちに
何と声をかけようか。

少し憂鬱にもなるこの季節に
上を向く機会をくれて
ありがとう。

また、満開の笑顔を見せて。


「桜散る」

4/17/2024, 2:06:42 PM

なんであんなこと、言ったんだっけ?考えても答えなんてなくて、涙も出なくてこの感情をどこにぶつければいいのかわからない「ばかだなあ」呟いたのは誰に向けた言葉か、腹が立ってるような気もして、でもこの怒りはどこに向けるべきものなのかわかっていない「何やってんの」上からかかる声にふらりと顔を向ければ、寺島が目を細めてこちらを見下ろしている。その表情は蔑むようにも、なにも考えていないようにも見える「終わった」「やっと?」「ハハ、やっと、だわ」全然笑えない「結局家族が大事、なんだってさ。そりゃそうか〜」いつも会う時は薬指の指輪を外してくれたじゃない。君しか愛してない、ってそう言ったじゃん。はやく一緒になりたいね、って「全部うそじゃん」悲しいとか悔しいとかカッコ悪いとか、全部丸めてぐしゃぐしゃになって雫になって落ちる。あんなにカラカラだった瞳から滝みたいに流れる涙は血液「ほんと、バカだよ」本当にバカにしたような声なのに、私の頭を撫でるのは優しくってあったかい手のひら「でもよく言ったね、よくできました」

桜散る

4/17/2024, 2:05:19 PM

不登校の私。
一年前から自殺を考えている。
この事は誰にも言っていない。
死ななくてはならない。そう思う。だって、生きていけないし、迷惑とか言われてもどうすればいいの。
学校に行けなければ課題もできない。家事も勉強もそんな私にどうしようもなく不安が崩れ落ちて迫ってくる。
その圧迫感は考えただけで、もう、私には言い合わせない感情になるのだ。
実際今無意識にため息をついたらしい。
横の母にため息は幸せを吐いてるんだよぉ
と言われた。
幸せとかもうどうでも良い。

そして、遂には歯磨きやお風呂にも入れなくなり、寝転がって天井を眺めるのすら色々な嫌な感情が出てきて、意味もないのに布団に潜り込んで芋虫になったような気持ちで、億劫になり、無心に近い状態になれるかつ、依存度が高いスマホ、ネット、SNSに何十時間も見てしまった。
そして、なんと言っても、頭が痛いのに、寝れない。
疲れているのに眠れない。眠たいのに眠れない。
とにかくとにかく、眠れないのだ。
布団に入って目を瞑っていれば良いとお思いだろうが、違うんだ。
そんな事すら出来ないんだ。すごくしんどいんだ。
家族とご飯を食べるのも出来なかったし、外に出るなんてもってのほかだった。
精神科から処方された薬も飲めなかった。
外なんて一歩も出れなかった。

詳しい人はお分かりだろうが、これは主にうつ障害の症状と言える。

外傷は目立つが、心の奥底に秘められた気持ちを見透かせる人間なんて居ない。どんだけ血が出てぐちゃぐちゃになっていようが、気づかない。

それどころか、あろうことが本人がだらけていると、思い、その傷口をえぐり、自分が何をしているかも知らず、去って行ってしまう人がいる。それも、大数派だ。

今の言葉を読んでいて、大袈裟だなと笑った人がいると思う。
それは否定させてほしい。鬱は立派な障害なんだ。

目が見えない人の考えてる事、見えているもの、気持ち、分からないでしょう。
理解しようとしなくて良い。でも、傷口に塩を塗る事は絶対に避けて頂きたい。


それと、最初の一人称の「私」には続きがある。

外に出られないまま一年ぐらい芋虫のような生活を送っていると、「フリースクール」という言葉に目が留まった。
フリースクールとは私と同じように、学校に行けなくなった子達が通うところ。
私は一年を通して色んな事を考えた。
いや、実際なんも考えていなかった。
でも着々と経験値は上がっていた。エネルギーは溜まっていた。
私はフリースクールに、行っていることにした。
生徒達は明るくて、かっこいい子もいればギターが凄い子もいるし、パソコンができる子もいた。
先生と明るかった。
正直、アホらしく話している姿を見ていると、ついていけない。やはり私は何をしても駄目なのか。
と思っていると、一人の女の子が、話しかけてきた。
名前はNちゃんとする。
Nちゃんは一つ年上の女の子で優しい子だった。
思えばその日から変わったのだ。
一年間芋虫みたいに生きてしまった罪悪感は、自分の過去を他人として、客観的に見る事ができるようになるにつれて、消えていった。

生きてても良いんだ。

と感じる瞬間は、柄にも泣くような性格をしていないが、目尻が熱くなる。


私は、変わったんだ。今までの自分とは違う。
もう、生きててもいい。死んでもいい。
選択肢はずっとあったけど、ずっとずっと選びそびれた。

私は、人の少ない時間だと、外を歩いても良いということに気がついた。
今では1日に必ず10km以上歩くようにしている。
まだうつ病という精神のハイエナから、身を萎めてしまう時もあるが、
過去の自分に言ってやりたい。大丈夫と。

4/17/2024, 1:58:08 PM

No.5 桜散る

もう桜は散って葉が目立ってきてるんじゃないだろうか。

私はあっという間に散っていった木が葉が生い茂っていても少し、寂しく思う。

卒業式で泣いたときの桜が今でも頭に残っている。

でも、花の花弁といえものは、いずれ散っていくものだと知っている。

それは、人間でも同じだと思う。

まあ、考え方は人それぞれだ。

4/17/2024, 1:57:52 PM

桜散る

桜散る
コップ酒に一片の桜
花より団子の春うらら

4/17/2024, 1:57:43 PM

「桜散る…いつかのきみへ」

実家の前の古寺に大きな桜の木が立っている
明治生れの彼女の写真にもう今と変わらぬ姿で写っている、その木は大層なお歳だ。

そう想いながらその木が花弁を散らすのを見ていた。

そういえば生まれたばかりの彼女を抱いた彼女の父が、その危なっかしい手つきで彼女を抱いていた日も木は花弁を散らしていた。

彼女が乳母車に乗ってやって来た日も
ランドセルを背負ってやって来た日も
セーラ服を着てやって来た日も
振り袖を着てやって来た日も

そして
おんぶ紐をしてやって来た日も
夫と息子の入った白い箱を抱いてやって来た日も…。

独り泣きながら
桜散る姿を見上げに来た日も

両手に子供の手を携えて
やって来た日も

大きなその桜の木は
そこに立っていて
見上げる彼女に
花弁を散らしていた

泣きながら見上げたり
微笑みながら見上げたり
微笑み合いながら見上げたり

また、独り見上げたり
苦しみながら見上げたり
腹立ち紛れに見上げたり

彼女は何度も何度も
桜の木の下から
花弁が舞う姿を
眺めていた

やがて月日は流れて
彼女が召され
土に帰り
その木の下で眠りにつき

春が来て
彼女は花弁になって
私の肩に舞い降りた

「おかえり」 

彼女の声を
私は確かに聞いた

桜散る午後

久かたの 光のどけき 春の日に 
しず心なく花の散るらむ     小倉山荘


2024年4月17日

心幸

4/17/2024, 1:55:36 PM

桜は飽きられる前に散ってしまう。ですが花言葉は、

「私を忘れないで」

どんな人でも、植物でも関係なく忘れては欲しくないものですね。

4/17/2024, 1:55:35 PM

桜散る日々
 私の最近の1日は充実している
 大変なはずなのに
 平気そうな顔をしながら机に向かう
 友と他愛もない会話をする
 これが青春なのだと感じながら

 昨日担任の先生に
 お前は頭がいいから何も心配はないと言われた
 他には何も言われなかった
 勝手に先生に失望した
 結果主義は受験だけにしてくれと思った
 私は先生に頑張りますとだけ言って
 桜が散るかのような静かさでその場を去った

4/17/2024, 1:55:28 PM

桜散る


桜のように舞い散るとか聞くけど

無理だよ💦
どうすればそんな綺麗に?

ふーちゃんはきっとあれだ!

布団叩いたらホコリやダニが舞い散る
みたいな感じだよ(,,꒪꒫꒪,,)


散らぬ!舞わぬ!咲き誇らぬ!

4/17/2024, 1:55:27 PM

桜散る


今年こそ、君と一緒に桜を見たかったのに。
それを君に伝える事は…出来なかったな。

今度の休みに、一緒に桜を見に行かない?

以前は、簡単に言えた、
こんな飾り気もない単純な誘い文句も、
今の私には、君に伝える事が出来なくて。
もう遠い昔になってしまった、
君と一緒に桜を眺めた記憶と共に、
眼の前で散りゆく桜を、独りで眺めてる。

桜は散る時も美しい。

君が未だ私の隣に居てくれた頃。
君はそう言って、散りゆく桜を、
少しだけ淋しげな顔をして眺めていたね。
枯葉が落ち、生命の灯火が消え逝く、
晩秋の景色を愛した君らしい言葉だと、
その横顔と共に、今でも良く覚えてる。

桜散る。
君への想いも、未練も、恋慕も。
もう一度、一緒に桜を見たいという、
小さな希望さえ。
君に、何一つ言えないうちに、
今年の春も、舞い散る桜の花弁と共に、
終わりを告げる。

4/17/2024, 1:53:32 PM

「桜散る・・・」
お母さんがつぶやいた。
「何いきなり」
「昔ね、受験に落ちるとそう言われたんだ。今はもうそんなことは言われないのかな」
お母さんがそう言って笑う。
桜散るが受験失敗の暗号?なんて意味がわからない。
桜散る・・・あたしがこの言葉から思い浮かべるのは、自分の居場所を見つけた小人だ。
ワタシハココニイルヨ。
そう知らせるために、春風にのって舞い続ける。
そんなふうに考えた方が楽しくないか。
なんてことを考える、ある春の昼下がり。

4/17/2024, 1:52:28 PM

『桜散る』

「桜散る頃に、また会いましょう」

交わした約束は果たされなかった。
約束をした桜の木の下で僕は1人きり、貴方の事を考えていた。
厳密には約束じゃない。
ただ僕が1人でそう言っただけで、貴方は最後まで返事をしてくれなかったから。
だから果たされなくても、貴方が悪い訳じゃない。
どちらかと言うと約束してくれないだろうとわかりつつも、そう言った僕が悪いのだ。
足元にある桜色の絨毯を汚す土色、それがきっと僕だ。
貴方はきっと持たなくて良い罪悪感を感じているだろう。
それでも卑怯者の僕は、それを喜んでしまう。
貴方がどんな感情であれ、僕の事を考えてくれる。
それだけで僕の胸は喜びに震えてしまう。

「あぁ、貴方に会いたいな」

会えなくても良い。一目見られたら嬉しい。
そう思って貴方の家へと向かう。
貴方が居たら、きっと驚くだろう。
もしかしたら、泣いてしまうかもしれない。

「楽しみだな」

わざと桜の花びらを踏みつけながら歩く。
大丈夫だよ。
泣いて、怯える貴方も素敵だから。
僕に無断で何度引越したって、何度だって探して見つけ出すよ。
貴方が好きだから。

4/17/2024, 1:51:42 PM

『桜散る』
新年度。新たな場所で、新たに出会う人たちと、新たな生活を始める時期。

そんな俺も社会人になった。
朝起きて、スーツを着て、出勤する。
早く出たのをいいことに、いまだなれない会社までの道のりをゆっくりと歩く。

まだ大きなランドセルを背負った小学生、まだ新しい制服を着た学生、初々しい姿が通り過ぎていく。
桜が散る中、歩いていく彼らに過ぎ去った青春を思い浮かべる。すでに懐かしい友達との日々。

桜も終盤。葉桜も見えだしている。
俺も新しい葉をつけて成長していけるように、移りゆく桜と子どもたちを見ながら気合いを入れる。

「よし!頑張れ、俺!」

進む足取りはさっきよりも軽く、しっかりと踏みしめていく。

4/17/2024, 1:50:34 PM

緑が増して

春が消え去る。

きっとそれは、新たな始まり。

*桜散る*

4/17/2024, 1:46:39 PM

ソメイヨシノは実をつけない。だから挿し木をしてクローンみたいに繁殖させる。ただ春が来たら花を咲かせて残りは葉っぱを生やすだけの機械みたいだ。散ったあと腐って茶色くなった花たちも、さくらんぼが実れば意義のある犠牲だっただろうに、何も殖やすこともなくただ機械的に青い葉をかわりに生やすだけ。でも機械的に季節を過ごして生きる僕もそう変わりない。何も生まず、何も世界に影響をあたえることはない。ただ、ソメイヨシノも僕も、この世に生まれ、この世にあり、生きている点は紛れもなく事実だ。意味なんかなくとも事実はある。

4/17/2024, 1:45:26 PM

満開を過ぎ
散っていく桜

「桜散る」は
残念な結果だけとは
いえないように思える

花が散れば
すぐ緑の若葉が出てくる

待ってましたとばかりに
季節が変わる

明るく強まる日差しに
まだ見ぬ新たなステージへの
期待感が膨らむ

4/17/2024, 1:40:25 PM

桜散る


まだ北海道は咲いてもないのに何言ってる!!

これから桜咲くよー!


出会いの季節だよー!

わくわくしながらやることと、テンション下がったままやること、同じやることでもやった後の気持ちが違うらしい。

だから、やりたい!と強く思う時にやりたいことをやればいいさ!

4/17/2024, 1:34:44 PM

桜散る途中の、
緑と混ざった美しさが好きだ。
雨や風なんかで、一気に散ってしまうと悲しい。
ちょっとずつ移り変わっていって、
「いつの間にかもう夏だね」って、
気づかないうちに散っていってほしい。

4/17/2024, 1:33:52 PM

お題 桜散る


バス停までうつむいて歩いていると、地面に散っている桜の花びらが目に入った。
先日の雨で地面が濡れ、その上を人が歩いていったからか、花びらが道路の上に張り付いている。
それを見て初めて、この時期がちょうど桜のシーズンだということに気がついた。

頭の上を見上げると、すでに葉が出始めている。この桜の道で満開の桜を見るのは、おそらく来年の今頃だろう。
でも、ここに来ることがあればだけど。

ここは通勤路だった。
でも、朝は5時出勤、退勤は11時。
週に6.5日出勤という、そんな日々が続いてはや一年半。一度も桜のことを考える暇もなかった。
そんな花見のはの字もない一年を過ごした結果、体がついて行かなくなり、結局退職した。

だからこの通勤路を、もう歩くことはない。
これから私はここから離れ、地方でゆっくり療養することにしたから。

地方に行けば、今度は落ち着いて満開の桜を見ることができるかと楽しみにしながら、新幹線の駅に向かうバスに乗る。

あの葉桜は、もう見えなくなった。

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