桜散る』の作文集

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桜散る』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

4/17/2024, 10:56:14 AM

桜散る

最期に恋をした人に
別れを告げられたのは
桜が満開の頃だった
今思えば
そうしむけたのは
私だったような
気がしている

仕事中も
勝手に涙が溢れてしまう
笑顔を作っても
溢れてしまう
まるでひとり天気雨
家に戻ると
窓から見える桜が
散っていくのを
夜明けまで眺めていた

心に穴があく
本当に
ぽっかりあく

春なんてダイキライ

いろいろなもので
その穴を塞いで
ほころびを見つけては
塞いで
それを幾度も繰り返す

時を経て
春は
どこかにいる神様からの
ご褒美になった

散っても
また咲くのだ
生きている限り

さようなら
また来年も
きっと
逢えますように

4/17/2024, 10:55:49 AM

「桜か…この世界じゃ一部の地方にしか咲かないんだよね〜」
「そうなんだよな!調査大変なんだぞ」
「あの桜みたいな子、また出てきてくれたらいいよねぇ…」
「なんかその言い方、調査じゃなくてただ見たいだけじゃないか!?」
「えッ、そ、そんなこと…ない、ことはないけど…」
「ほら〜!」
「さ、さーて!早速課題を出すわよっ!」
「あ"、ごまかした!」

その様子を見ていたチャンピオンは思った。
「(別に桜じゃなくても出てくるんだけどな…)」
ちなみにチャンピオンは今日も木を揺らし木の実を採る気である。

#2024.4.17.「桜散る」
pkmnほぷくんと博士。

4/17/2024, 10:55:19 AM

桜が咲く。
合格や成功、出会いのイメージが浮かぶ。
反対に。桜散るは
不合格や失敗。別れのイメージが浮かぶ。

彼女は満開の桜綺麗だけど、桜が散って花弁が宙を舞う姿の方が幻想的で好きだと言った。

彼女は自分の好きなものに忠実な人だ。
テレビで流行しているものに、敢えて近寄らず。
自分の好きに正直に生きている。

周りが良い思ったものが正しいのだ。という刷り込みなど気にしなかった。
たとえそれが協調性のなさと受け取られても。
彼女はひたすら真っすぐに生きている。

そんな凛とした姿に憧れた。
孤独ではなく、孤高という言葉が似合う。

桜散る、桜吹雪の中を颯爽と歩き。
周りの有象無象を傍観しているかのように。

「興味がないのに、さも好きなことのように振る舞えるほど大人じゃないんだよな。私は。」

彼女はそう言った、そして続ける。

「あんたは大人なんだよ。しかも子供の頃から大人のように振る舞って忖度してきた、我慢強い子だったんだな。」

同じ年なのに、年上と話しているような感覚だ。

「好き勝手やるのは、自分で責任とるなら。やっていいの。でも無責任な奴はいっぱいいるじゃん。
その責任をあんたが負う必要なんかどこにも無いんだよ。」

欲しかった言葉をくれた。

「あんたの体も心も時間も、全部あんたの為のもの。あんたを蔑ろにする連中の為に使ったら駄目だ。
私は自分の好きなもの、人の為に使う。」

時間は良い事に使っても、嫌なものにつかっても
同じだけ流れるていく。
どんな有名人や大学教授やらが、自己啓発を本で語っているよりも。

私には彼女の言葉が響くのだった。

「私、貴女みたいになりたい。」
「あんたはもう成ってるよ。ただ自己犠牲が癖になってるから、幸せになるのに臆病なだけ。」

頑張ってるんだから、もう頑張らなくていい。
今まで尽くしてきたものを受け取る準備をしておくだけでいいんだよ。

桜吹雪の中で、神言みたいに欲しかった言葉をもたらす彼女がまるで晩春の妖精のようだった。

4/17/2024, 10:54:11 AM

さ 騒がしい夜の夢
 く 暗闇に光る目
 ら ライトを点けて踊り出す
 ち 近寄って見てみれば、一匹の猫
 る 留守番電話サービスに接続します

4/17/2024, 10:53:55 AM

【桜散る】

咲く(さく)

散る(ちる)
の間にある
「ら」。

これが「爛漫(らんまん)」という
ことなのかもね。

4/17/2024, 10:53:29 AM

お題《桜散る》


泡沫の常春に。

木漏れ陽の面差しに。



君が髪を結んでくれた、あの淡いの花散る中で。



どんなに遠く離れてても。


誰と出会っても。




俺の花は――たったひとり。



「俺が目指す世界は。俺が望むものは。――君が笑っていられる世界にすることだ」







遠ざかる記憶に散る花の海。



君を、永遠に忘れる。

4/17/2024, 10:51:18 AM

桜がちっても何も変わらない現状。でも待つしかない。

4/17/2024, 10:51:06 AM

一陣の風抜ける
制服のスカートを翻す
切り揃えた髪を持ち上げる
思わず目を瞑る
桜がざわざわと笑いあって散ってゆく
陽光が白く暖かくて 泣きたくなるほど柔らかい

だめだ
ちゃんと前を向かなくちゃ

貴方が もう卒業していってしまう

この桜の雨を
私の伸ばす手をも潜り抜けて
永遠に届かないところへ行ってしまう

恨めしきかな 散る桜
急いで散らいで良いものを
されど桜は散り際こそが華
私の恋もいずれ時の川に揺蕩う花筏となりて
根雪の下で次来る春を待ち侘びる

全てのことは たまゆらの出来事





お題:桜散る

4/17/2024, 10:49:38 AM

桜吹雪が好きだ。
散りゆくものに宿る、儚さと強さを感じる。

桜吹雪を体じゅうにあびると
不要なものが体から抜けていって
自分が一新したような気になれる。


15:桜散る

4/17/2024, 10:49:22 AM

『桜散る』


桜の散る姿は、儚げで、とても美しい。

まさにキミのようだ。

あぁ、散った桜の花びらを

写真に写すキミを、僕は写真に写す。

なんで美しいんだ。

そんなことを思っていると、彼女が近づいてきた。

近くで見ると、また美しい。好きだ。

でも、

「…貴方、誰ですか…?勝手に人を写真に撮るのは

犯罪ですよ。警察呼びましょうか?」

「僕はキミの彼氏だよ。また忘れたのかい?」

「はぁ〜?気持ち悪いですよ。

ほんとに警察呼びましょうか?」

そう言った彼女は、

※物忘若人障害 で、僕のことなんか忘れていた。



※物忘若人障害 とは、作者が人のことを忘れてしまう

障害(ってあるよね??多分??)の名前を

忘れてしまったので、勝手につけました⭐︎



おまけのおまけ 作者から

人はいつでも、大切な人のことを忘れてしまうことが

ある可能性があります。

今を大切に生きましょう。

ハートをくださっている皆様、いつも有難う!!

4/17/2024, 10:49:19 AM

「桜散る」

 この前、お花見をした場所にまた二人で来た。
ベンチに座り、桜を見ていた。
「ああ。君と見た桜も散っているね」
「ほんとだね。桜が散るのも綺麗だなぁって思うけど君はどう思う?」
「私は、たしかに桜が散るのも綺麗だなぁって思うけど、なんだか春が終わる気がして寂しいな」
「そっか。そうだね」
「この前も言ったけど、また二人で桜見よう」
「うん!」
「さて、帰ろうか」
「うん。桜、またね!」
 桜に別れを告げ、私達二人は日常へと戻っていくのだった。

4/17/2024, 10:49:18 AM

桜散る

家の庭には桜の切り株がある
今は切り株しかないけれど
一時花も見せてくれた
思い出の木

桜の花が散ると
葉桜になって
そのうち赤い実がなる
潰すと赤い汁のつくあれを
ポケットいっぱいに
幼い日の息子が集めてきた

中に桜の種が入ってるんだよ
さくらはえる?
どうかな?やってみようか

冷やしたり湿らせたり
室内に植えたり
数年かかって発芽して
さらに数年かかって
庭デビューした小さな木
ただの枝から見守って
わたしの背を越えた頃に
蕾が、初めてついた

街で見るような
満開の桜にはならなかったけど
ぽつぽつ咲く花を
まぶしく、いとおしくながめていた

ぐんぐん大きくなって
でも花はあまり増えなくて
だんだん葉が落ちて
花も葉も付かなくなって
枯れてしまったけど
桜散る季節には思い出す
ここにあった
輝く姿を

4/17/2024, 10:47:51 AM

美しいと感じるものは、だいたい儚いものだ。月に叢雲花に風とか、花に嵐とか、桜の花の儚さに例えた言葉は多く存在している。

この前まで満開だった桜も、今では散って葉桜になり始めており、浮かれていた気持ちも落ち着くどころか切なくて薄ら寂しいものになってきた気がする。

「今年も、桜の季節が終わっちゃったね…」
「そうですね…時が経つのは早いものです」

帰りの電車に乗って車窓から桜を眺めながら、彼とそんな話をしていた。その時に彼から教えてもらったのだが、桜の異名として夢見草というものがあるらしい。確かに、桜が散った時の寂しさは、楽しい夢から覚めてしまったかのような感覚に似ているかもしれない。昔の人の感性って凄いんだなぁ、と思った。

「季節の移り変わりに一喜一憂するのって変なのかなぁ?」
「そんな事は無いですよ?貴方のような繊細な心があるからこそ、美しいものの大切さが分かるんだと思います」
「そっか。花が散っても、今度は緑が育つ季節だもんね」
「そうです。良いことは長く続かないかもしれませんが、悪いこともいつか終わりが来るものです。だから、次の楽しみを待ちましょう」

なんか賢い彼なりの励ましを受けつつ、私たちはガタゴトという音だけが響く電車に揺られていた。美しく儚いもの、春は桜、夏は花火、秋は紅葉、冬は雪かなぁとか考えていると、寂しさは楽しさ、美しさを知っているからこそ来るもので、排除するべき悪い感情ではないのかもと思えた。

テーマ「桜散る」

4/17/2024, 10:47:49 AM

桜散る


肩に花びらがついていることに
気がついた

桜が満開を過ぎて
ひらひらと舞い散る中を歩いたからだろう

桜の花は終わりを告げて
葉桜へと変わりゆく

花を落とし ひとつの季節を終わらせて
葉を芽吹かせ 次の季節を迎い入れる

愛でる人は少なくなっていくだろう
それでも桜は立っている

華やかなものを失うことに
変わりゆくことに 怯えないで

花を咲かせていなくても
サクラは さくら
アナタは あなた なのだから

4/17/2024, 10:47:27 AM

花びらが

空を舞う

わたしの心も

少し浮かれている

新しい環境で

新しい出会いに

この一瞬を

一日一時間一分

大切にしたい

4/17/2024, 10:47:22 AM

目の前に落ちたひとひらいぶかしむ まだ慣習にとらわれぬきみ

桜散る

4/17/2024, 10:47:05 AM

桜散り

水面に桜が落ちる

そんな光景をぼーっと眺めていた

自分に課せられた物が

今だけは忘れることができる

私を蔑む目も

私を憎む口も

私を蹴る足も

今だけは何もない

夕焼けチャイムが鳴り響く

帰りたくない家に帰る為に

その場を離れた

お題『桜散る』

4/17/2024, 10:46:57 AM

桜散る

人々の感情、不安、喜びを、照らし散らした桃色は、
ついにほとんど見えなくなった。
ついにと言えど、たった1週間の景色。
空に広がっていた桜色。あと何度楽しめるのだろうか。
そう思うほど、見られる機会は少ないけれど、
日本を象徴する花であり、春を象徴する花であり。
大切で、唯一無二で、刹那的。
そんな思考をやめて歩き出す視界の端に、
孤独に舞い落ちる、最後の花弁が見えた。

4/17/2024, 10:45:02 AM

「桜散る」

桜が散ると同時に
私のあなたへの思いも一緒に
散ってほしかった。

4/17/2024, 10:43:26 AM

ひらりひらりと
河津桜の今年最後の花弁が
君の面影をなぞって
風に溶け消えた。

はらりはらりと
透明な花弁がその跡を追うように
私の眼から頬をなぞって
足元に散り落ちた。


テーマ『桜散る』

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