柔らかい雨』の作文集

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柔らかい雨』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

11/6/2024, 1:59:25 PM

広い広い
どこまでも続く
緑の風景
この場所は植物園
花壇と雑木林と芝生
職員さん達が丹精こめて
百年間 守ってきた土
その柔らかい土の上に
柔らかい雨が降る

雨粒はすーっと吸い込まれ
土の粒子のすきまを落ちて行く
いろいろな植物の根に
触れながら

11/6/2024, 1:59:05 PM

甘い雨に上向いて口を開けて
甘い飴をつま先で跳ね上げて

オレンジジュースの降る夕立
肌に当たっても炭酸水ほどにしか感じなかった

買ってもらった大きな傘に
かわいくないって文句を言って置きっぱなし
毎日浴びてた愛はあたりまえだった頃





「柔らかい雨」

11/6/2024, 1:57:27 PM

雨に濡れるのは嫌いぢゃない 様に
ならないただの濡れネズミだが

濡れるなら優しい雨より激しい雨
「ショーシャンクの空に」みたいな

#柔らかい雨

11/6/2024, 1:56:45 PM

雨宿りできる所まで一緒に走る

どんな大雨でも「柔らかい雨」

11/6/2024, 1:55:12 PM

パラパラと

小雨が

降ってきた。








今日は
なんか
本調子じゃないけど

熱もないし
これで
仕事は
休めない。



小雨なら
きっと
今日の仕事は

室内だ。

室内のほうが
仕事の負荷は

比較的
軽い。






お願い!

この雨のまま




止まないで!


#柔らかい雨

11/6/2024, 1:54:08 PM

いつも雨の日は暗くてジメッとしていて、頭が
痛くなる。
でも今日の雨は明るくて、湿度もちょうどよくて、
いつもの頭痛もしなかった。

いつもの重たい雨がずっと柔らかければいいのに。

11/6/2024, 1:52:29 PM

柔らかい雨が、貴女の肩にかかります。
 貴女は顔を上げて空を仰ぎ、傘を使うか迷います。

 今の状況は、それに似ているのかもしれません。
 何も怖がらなくていいのです。貴女の肩にかかっているのは、ただの、穏やかな雨です。貴女を溶かす酸の水ではありません。
 ただ、冷静に見極めてください。それがどんな対応を、対策を必要とすることなのか。ありのままを、てらいなく、受け入れてくたさいね。

11/6/2024, 1:48:20 PM

柔らかい雨

ヌチヤヌチャという音が外から聞こえてきた。

1年ほど前から予報で雨の硬度1〜5が報じられるようになった。

今日は硬度2と言ってなかったかな?

ヌグチャヌグチャ、これこれこれが硬度2の雨だよ。

硬度1の雨の予報がでると、みんな耳栓をつけて生活するんだ。

硬度1の雨は嫌だ。雨音を聞きたくない。

11/6/2024, 1:47:50 PM

柔らかい雨

柔らかい雨はやさしい雨
ミストみたいに降ってるか降ってないかよくわからないくらいの雨量が好き。

梅雨時の頃に比べたら今の時期、乾燥していて過ごしやすい。でもたまに柔らかい雨が必要だ。

今年の夏は厳しい暑さだった。今は天国だ。

11/6/2024, 1:46:08 PM

お願いだ。
  私を全て消し去って、この世から消してくれ。激しく降り続く強い雨の音が私の存在を隠す。深いため息を吐いて視線を上げ、また俯き歩き出した。
  「私」が嫌になる。私だからなんでもできて、
私だから何にもできない。自分に囚われた醜い私。

 また一つため息を吐き、ゆっくりと瞼をあけた。サーッと雨音がして周りの音がよく聞こえる。傘にあたる雨音なんてしない。ずっとずっと私を包んで歩く柔らかい雨が生暖かくて嫌になる。

「柔らかい雨」

11/6/2024, 1:45:55 PM

柔らかい雨


雨はいつも重たい。
だから好きじゃない。

11/6/2024, 1:42:32 PM

心に 雨が降る
いつも 心は晴れない

でも 時々
わたしには 柔らかい雨になる

あなたのことを 考えると
わたしの心は 温かくなるの

11/6/2024, 1:40:30 PM

柔らかい水滴が頬を伝う
雨なのか涙なのか分からない
とても冷たくて寒かった
雨でよかった
君にこんな顔は見せられない
慰めや傘なんていらないから
今は1人にさせてくれ
優しい目でこっちを見ないでくれ
今頬を伝っているのが涙だとばれてしまう
雨よどうか涙を隠しておくれ

11/6/2024, 1:39:35 PM

【柔らかい雨】

ぽたんぽたんと降り出した

大切な日の空模様

誰かの息吹でそこに種が植って

地面に染み込んで色を変え

時が経てきっと大きな大きな花を咲かせて

ここら一体がお花畑になるのでしょう

きみがくれたあの音色で育った花は

また誰かのために歌うのです



2024-11-06

11/6/2024, 1:38:31 PM

雨といえば、弓道部の最後の大会を思い出す。
ひどい記憶。

あの日はひどく土砂降りで、傘を差しても道着が濡れた。
私は補欠だった。
大会には、出られなかった。
何かに、怒っていた。
どうして怒っていたのかは、もう思い出せない。
それでもただ、憎かった。

あの日降っていたのが、柔らかい雨だったなら
顔が濡れることもいとわずに、受け入れて、みんなを応援できるような
そんな雨だったならば

こんな記憶にはならなかったのに。

私が怒っていたのは、過去の自責でも、恨みでもない。
団体戦は、5人でひとつ。流れも、中りも、ひとつになってチームとして成功する。それがわかっていたから、他のなにより、弓道そのものに拒絶されたことが悲しかった。
弓道は私を待ってくれなかった。私も弓道が嫌いになった。
そこに立つべきは私ではないと知りながら、これまでの時間がそこに立ちたいと思わせるから、私は怒るしか仕様がなかった。
仲間と呼ぶべきだった人達を、私はどんな目で見ていたのだろう。
いつか、あの日の私が救われますように。

11/6/2024, 1:37:25 PM

アラフォーとなった今、「柔らかい雨」というものが若干都合悪く感じるようになってきた。

強い雨降りの日には何故か感じない、体にこれでもかとまとわりつく湿度の暴力…
雨上がりにも心地よくグッと下がってくれない気温…
気圧が右往左往すると、一緒に右往左往するメンタリティと頭痛の波…

ああ、しとしと降る雨音を聴きながら沸き上がるアンニュイを楽しむ、乙女の時代は終わってしまったのか。

あの頃の心、そして体(調)に戻りたや……。

11/6/2024, 1:34:48 PM

夜空を走る一筋の光。
 それを皮切りに、次々と光が走る
 流星群である

 人々は、暗闇のカーテンで行われる光のショーに目が釘付けだ。
 だが人間は気づかない。
 流れ星の一つが、不自然な軌道を描いている事を。
 それは地球外生命体――宇宙人の来訪を意味していた。

 人知れず地球にやってきた宇宙船は、誰もいない山に降り立つ
 宇宙船の扉は音もなく開き、その中から宇宙人――タコのような形をした二人の火星人が出てくた

「うまくいったな」
「はい、銀河連邦に動きはないようです」

 銀河連邦……
 この宇宙の平和を守る治安組織である。
 地球人は知る由もないが、地球は『未開の星』として、許可のない渡航を禁止されている。

 しかし、この火星人たちは許可を得て地球に来たわけではない。
 流星群に紛れて、銀河連邦の目を欺きこの地球にやって来た
 火星人たちは密航者なのだ。

 彼らはなぜ許可を取らないのか……
 それは彼らには、口に出すのもおぞましい目的があったからだ。
 絶対に許可が下りないことを分かっての、密航なのである。

「タイムリミットは、流星群が離れる8時間後です。
 手早く済ませましょう」
「そう急かすな。
 『アレ』は逃げたりはしない」

 上官と思わしき火星人が、獰猛な笑みを浮かべる。
 その飢えた目は、人間が見たならば腰を抜かして失神するだろう。
 彼の顔は、自身の悪意をそのまま表したようだった。

 しかし、このまま目的地に向かえば、騒ぎになることは明白。
 その騒ぎは察知され、すぐさま銀河連邦がやって来るだろう。
 そうなれば目的どころではない。
 彼は地球人に擬態するため、プログラムを作動させる。

「翻訳システム起動、擬態システム起動。
 動作チェック、オールグリーン
 ……これで、どこからどう見ても地球人にしか見えません」
「よろしい、では行こうか」
 そして彼らは目的にに向かって歩き出す。

「ですが少し遠いですね。
 現地の交通機関を使いましょう」
「そうだな」
 地図を確認し最寄駅へ向かう。
 そこから新幹線に乗り、乗り継ぎで電車を乗る……
 そうして辿り着いた場所は――

「ついに来たぞ、道頓堀。
 食の聖地!」
 上官の火星人が感極まって、喜びの声を上げる。
 周囲の地球人に不審な目を向けられるが、二人は気づかない。
 ついに念願の物が手に入る高揚感でいっぱいだからだ。

 そして火星人は冷静さを装いつつ、目的地で合言葉を発する。
 
「大将、二人分くれ」
「あいよ」

 そうして火星人たちは、作り立てのたこ焼きを受け取った。
 そして鰹節が踊るたこ焼きに少し息を吹きかけ、火傷しないよう口に放り込み――

「うまい!
 やっぱり同族の共食いは最高だ!」

11/6/2024, 1:32:56 PM

#柔らかい雨

あなたは雨男

デートの約束をしても
次の日には雨が降る

私の前髪が決まらないのは
あなたのせいかしら…?

また会う日も、きっと雨

_今日は何をやってもダメ

わけもなく溢れる感情
いくらでも求める愛情

特別なものなんて何もいらない

ただ、あなたの声が聴きたい

あなたは雨男

涙の跡を消すように
それはまるでささやかな慈雨
どこか太陽に似た温もり

過去や未来なんて今は忘れて
この身を委ねてもいいのかな

11/6/2024, 1:30:08 PM

柔らかい雨。

柔らかい雨は
2人で
相合傘をさそう。

柔らかい雨に
打たれて
「寒いね」と
言いながら。

夏より冬が
好きなのは
寒い時に
手を繋げるから。

君の
冷たいおててを
暖める為に。

11/6/2024, 1:28:24 PM

柔らかい雨が瞼に落ちた
頬を伝って首をなぞる
触れる感覚は柔らかいのに、温度は酷く冷たくて、皮膚をツンと刺す。
やがてその雨粒は垂れていき、学ランに滲んだ
ハラハラと静かに音を立ててそれはやってきた。
数粒が重なりやがて一つの大きな音となり、俺の日常の背景となる。

ぼーっと止みそうにない雨を眺めていると、隣から柔らかい声が聞こえてきた。そう…この子はまるでこの雨みたいなんだ。

「ねぇねぇみっくん、あの蜘蛛の巣、雨粒がついて綺麗だよ。」
こう言って俺の目を見て、花がほころんだように微笑む彼女の名前は、内田 華(うちだ はな)だ。そして、俺の好きな人だ。現在付き合っている。
素敵な笑顔をする人だ。
「ホントだ。今日は米粒にも満たないような小さな雨粒だから、蜘蛛の巣についている雨粒も繊細な感じがするね。」
「…ふふっ」
「なに。」
「どこでそんな色んな言葉覚えてきたの?いつも単純明快な単語しか使わないし、何なら擬音ばっかのみっくんが笑」
「…俺は元々こうだよ」
「うっそだぁ!」
「嘘じゃない。」
「まぁそういうことにしておいてあげるよ〜笑いつのまにか自分のこと{俺}って言うようになっちゃって!そうだよねーずっと{僕}じゃ恥ずかしいもんね〜!」

突然だが俺の名前は東野 海斗(とうの かいと)だ。
お分かりいただけるだろうか?彼女が呼んでいる「みっくん」という呼び名にはかすりもしない名前だ。
だが俺はみっくんということになっている。

みっくんというのはそもそも誰なのか、という話になるよな。
それは、内田さんの彼氏だ。
ん?俺が彼氏なんじゃないのかって?そうだよ。俺も内田さんの彼氏だ。だけどみっくんも内田さんの彼氏だ。
厳密にいうと、俺が内田さんの彼氏なわけではない。
みっくんとしての俺が、内田さんの彼氏なのだ。


それは今日みたいな雨の日。
下校中に道路の片隅で、うずくまって雨に濡れている内田さんがいた。
傘をそっと差し出して、
「こんなところで何してるの?」
と声をかけた。
顔をゆらりと上げた内田さんは、鼻を赤くして目からはしきりに大粒の雨…涙が溢れ出ていた。
そんな彼女を前に、俺も自然と気持ちが沈む。
ついその涙を指で拭ってしまった。
内田さんの顔に触れてしまった…!
なんて思っていると、
内田さんは、
「そばにいて…」
と細々しく呟いた。
不本意ながらも隣に一緒に座り込み、彼女へ傘を差し出しながら、そばにいた。
頭上に降り頻る冷たい雨は毛先へ雫をつくる。
冷たい雨水がズボンに触れ、滲み広がる。
学校はこの話題でもちきりだったから、情報に疎い俺も知っている。
内田さんの彼氏の早見 道翔(はやみ みちと)が、内田さんとの下校中に突っ込んできた自動車から内田さんを庇って亡くなった。


この次の日。内田さんは事があった翌日から、相変わらず普通に登校している。
俺は内田さんを何かと気にかけ、できる限りの事をして寄り添った。
「東野くんは優しいね。」
内田さんからそんなことを言われ、少し照れくさくなる。でも、彼氏の死を悲しんでいる内田さんを前に、迂闊に喜べる気にはならない。
喜んではいけないだろう。
内田さんはやがて、悲しみ、悔しさ、罪悪感、喪失感、俺には到底分かりきれない色んな感情から、俺のことをみっくんだと思い込むようになった。
何度も何度も「俺はみっくんじゃない」と伝えた。
「俺はみっくんじゃない」同じようにまたそう伝えたある時、彼女がただ静かに穏やかに、心が張り裂けそうな笑顔を浮かび上げた。
それは今にも消えてしまいそうで、彼女の腕を咄嗟に掴んだ。呼び止めようと思った。何から止めるんだ?そんなの分からない。分からないけど、今この手を放してしまえば、確実に消える。そう直感的に思ったんだ。
俺は口を開いたが、すぐに力無く閉ざすことになった。
声が出なかったんだ。少しでも音を出したら崩れ散ってしまうような脆さを感じた。
恐怖と緊迫感であふれ、自分が冷や汗でずぶ濡れになっているのに気付いたのは、
「もう、行こっか。みっくん。」
と彼女が花がほころんだような、優しくて親しみのある、愛らしい笑顔で俺に話しかけた時だった。
そんな笑顔は“みっくん”にだけ向ける笑顔。


俺はみっくんじゃないと伝えたのはこれが最後だ。
俺はみっくんだと肯定もしないが、否定することをやめた。

「みっくん」でいることにした。


「くん…みっくん!」
「えっ?」
「何ぼーっとしてんのー!バス来たよ。」
「ああ…」
「?」

内田さんが不思議そうな表情をして俺の顔をじっと見つめる。
その目はどこかあどけなさを感じる。
俺はあくまで内田さんの好きな人の代わりで、その目は俺自身を見ているわけじゃない。
俺を通して「みっくん」を見つめている。
俺は今内田さんの彼氏だけど、俺自身と内田さんでは、いつまでも恋人とは近いようで一番遠い場所にいる。
あぁ、なんでこんなことに。
なんて悲しき、運命なのだろうか。

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