枯葉』の作文集

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枯葉』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

2/19/2023, 4:14:35 PM

枯葉

あなたに出逢うまでは
秋はそれほど好きではなかった
紅葉は単なる枯葉だとしか
思えなかったし
だんだんと寒くなっていくことが
たまらなく寂しくて…

あなたに出逢って
最初に迎えた季節が秋で
色づいて降ってくる葉に
時の流れの尊さと美しさ
生きていることを強烈に感じた

時が流れることは
移り変わっていくことは
不安や寂しいだけじゃない
あなたが教えてくれたのよ

2/19/2023, 4:10:11 PM

枯葉が散って道端に落ち

みな踏みながら歩んでいく

時折自分を重ねてしまい

同情を湧かせてしまうのは

偽善なんでしょうか

時折生命を感じてしまい

哀情を湧かせてしまうのは

偽善なんでしょうか

2/19/2023, 3:54:16 PM

「もう冬だね〜」
「そうですね」

落ち葉の上を二人、音を立てて歩いて行く。

「あ!落ち葉が山になってる!」
「すごい量、誰かが集めてくれたんですね」
「ねぇねぇ、ちょっと突っ込んでみようよ」
「え、嫌ですけど」
「迷いねぇな!?犬は喜んで突っ込んでいくってのに!」
「だって犬じゃないですし、行きたいなら一人でどうぞ」
「ぐぬぬ、でも突っ込みたい衝動抑えられない!」

うりゃ!と落ち葉の山に突っ込んだ。
すっぽりと中へ納まって彼女の姿が見えなくなる

(・・・・・・出てこない)

「あの、大丈夫ですか?」
「隙あり!!」
「!!」

腕引っ張られ引摺り込まれる。

「ぶはっ!・・・何するんですか!」
「ははは!隙をみせたそっちが悪い!」
「もう・・・・・・あ」
「?」
「頭、虫」
「〜〜〜〜〜〜っ!?!」

大慌てで頭をはらう、服の中に葉が入ったのか身体をクネクネさせて「とってぇ〜」と懇願する姿が面白くてつい笑ってしまった。

そうやっていつもアナタはわたしに笑顔をくれる。
きっと今日も、私を元気づけるためにあんなことをしたんだろうな・・・
そんなアナタが大好きで、いつもわたしは許してしまう。

2/19/2023, 3:53:30 PM

あなたのいない世界で枯葉の様に死ぬのであれば、若葉のうちにあなたのいる世界で死にたい。

2/19/2023, 3:45:35 PM

お題:枯葉


私は枯葉が地面に落ちた時が秋だと感じるんです。

枯葉が落ちるということは、冬が始まるとも言います。

自分は秋だと感じる時間が、1番少ないと感じてしまうのです。

"秋"という季節は感じる前に去っていってしまう、とても虚しい季節です。

それもあって、今の自分は秋が好きです。

2/19/2023, 3:41:06 PM

別れが来たら
2人の思い出も
“枯葉”のように

散っていくのだろうか。

2/19/2023, 3:40:48 PM

【枯葉】
【創作】【宵(よい)と暁(あかとき)】

2/20 PM 6:00

「まだまだ寒いけど、先月に比べたら
 日が延びてきてる気がするねー」

 確かに、先月までならこの時間に
 もうすっかり空が濃い藍色に
 染まっていた気がする。
 けれど今は、西側の空にはまだ
 夕焼けの赤色が幽かに見えていた。

「油断してるとすぐ春が来そう」
「暁は寒がりなんだから、春が来た方が
 嬉しいんじゃないの?」
「そうなんだけどね。でも、寒い季節の
 枯葉を踏んだ時に鳴る、カサカサって
 ちょっと耳がくすぐったいような音は
 好きだから、名残惜しくなるっていうか」
「ああ……その感覚はなんとなく分かる」
「あ、分かってくれる?
 ありがとー、真夜(よる)くん。
 宵ちゃんはあんまり好きな音じゃない?」

 カサカサ鳴る枯葉の乾いた音。
 暁はくすぐったいと言ったけれど、
 アタシは――……

「寂寞感を抱く音だと思うわ」
「せきばくかん?」
「単純に言えば、もの寂しさを感じる音
 ってことだよ」
「あー、うんうん。わたしはなんだか
 楽しくなっちゃうけど、宵ちゃんは逆に
 寂しくなっちゃうんだ。
 でも、そのセンチメンタルな感じも
 あるある! って思う」

 あるある、と言いながら、
 暁が急に抱きついてくる。

「ちょっ……何なの、いきなり」
「寂しい時はくっつくと安心するかなって。
 ねー? 真夜くん」
「……そうだな」

 暁に促されたせいで、
 真夜まで後ろから
 アタシを抱きしめてきた。

「あのねぇ……道端で人のこと
 サンドするのはやめなさいよ……」

2/19/2023, 3:32:35 PM

私だって、昔までは綺麗で鮮やかな新緑の葉っぱだったのよ?
もうたっくさんのお友達が周りにいたんだから。
あの頃は、毎日がキラキラ輝いていた。
お友達と色んなお喋りをしたり、この公園で遊んでいる子どもたちを見たりするのが、とても楽しかった。見てるこっちが、パワーもらっちゃうくらい。


……でも、今となってはもう誰もいない。
遊具もボロボロに錆びてしまった。
それに、大好きなお友達もたっくさん減っちゃったわ。
風に乗って、色んな場所に飛ばされてしまった。
私自身も、歳をとってしまった。
緑色の葉っぱから、ガサガサ肌の乾燥した茶色い葉っぱに。

あっ。

突然、強い風が吹いてきて、体が宙に浮いた。
お友達がだんだん遠くに離れていく。
突然の別れに手も振れない。

私は今、どこに飛ばされてしまうの?

そんな不安で、胸がいっぱいになった。

〜枯葉〜

2/19/2023, 3:11:51 PM

季節は春です。枯れ葉と聞くと秋を想像します。カサカサ風に流され木々の葉は散り枯れ葉となる。この世に生まれ、すくすく育ち、多くの光を仲間とともに浴び、やがてときが来れば自分は枯れ果て散っていく。木という家は守り、また次の葉が生まれる。そろそろ映える季節になります。趣がありますね。

2/19/2023, 3:05:15 PM

枝先に
今にも離れていきそうな枯葉が踊っている

ビュッと風が吹いた拍子に
はらり はらはらと
宙を舞う

ひらりと地面に着地した枯葉は
風雨と微生物の力を借りて
時間をかけて次なる植物の栄養となる

世代を越えた循環を織り成す




そんな腐葉土で思い出した話がある。
大学生の頃、砂防学の講義で聞いた話だ。

よく土砂崩れが起きた時に
「80年住んでて山が崩れたのは初めてだ」
「何十年もずっと崩れていなかったのに」
とインタビューで答えるのを聞くと思う。

山というものにおいて
80年崩れていなかったのは
安全を示す指標にならない
むしろ、危険であると思ってもいい

たしかこんな話だったように思う。

日本において、山には傾斜があり、崩れて平坦になろうとしている途中にある。
平坦になった状態が安定なのであり、傾斜があるうちは崩れるのが『当たり前』なのである。
(厳密には安定勾配で安定するのだが、割愛する)

木の葉が落ち、腐葉土となり、年々、崩れる素材である土壌が堆積していく。
崩れなかった年月が長ければ長いほど、より多くの土壌が堆積しているわけだから、「急な傾斜があるのに、長年崩壊していないところ」ほど、危険なのである。

専門家ではないため、齟齬があるかもしれない。
けれど、長年崩れていないところほど、崩れる危険があると知った時、私の中の安全神話は大きく崩れたことを覚えている。

2/19/2023, 3:02:43 PM

ハラリ、、、

 また一枚落ちていく
 木々は少しずつ冬支度をしているようだ

 落ちた葉もそれで終わりではなく
 春に向けて栄養をまた木々に送り届けている

 綺麗な花を咲かせるため

 いらないものなんてない

 季節を巡らせるための準備をしているだけ

2/19/2023, 3:01:26 PM

枯葉はなんで風情を感じさせるのか。
時の流れを感じるからなのか。

枯葉が溜まっていると
なんだかワクワクするし
枯葉が1枚だけなら
ちょっと寂しく感じる。

みんなで集まると楽しいけど
ひとりは寂しい。

なんでか、
枯葉にキャラクターをつけてしまう。

でも、どの葉もみんなこう言うだろう。
「いい人生、いい葉生だった」と、

私も、いい終わり方ができるように

日々過ごしていこうと思う。

2/19/2023, 2:49:33 PM

『枯葉』

私は秋の木が好きだ

並木に紅葉やイチョウがあって綺麗だなと思う。

桜は儚く、散ってしまうのか…と哀しくなるけど

秋はこれからのために準備して風にも負けない強さが見てると心に力が湧く

ある日祖母が言った秋の葉は枯れてるんだよって言葉に凄く驚いた

どうして枯れているのか分からなかった

紅葉はとても綺麗でそのうえ強い そんな葉が枯れているなんて…

私が秋を好きになったのは心の病気になった頃であの時の私は枯れていた。

だからなのかすごく強い秋の葉が桜の儚さよりも素敵に見えた

私は今でも秋の紅葉が好きだ 寒さにも風にも負けず導いてくれる

そんな葉がとても好きだ

私も秋の葉みたいに強く負けずに精一杯 生き足掻いてみたい。

2/19/2023, 2:23:26 PM

枯葉のようにいつか朽ち果てる人生だとしても、私は変わらず貴方を想い続けるでしょう。押し付けがましいことは決してしないけれど、そういう変なところへの自信ならあるのよ。

#枯葉

2/19/2023, 2:21:35 PM

※例によって三本立てです。



お気に入りの本を見つけました!
3日で読んで捨てました

お気に入りの服を見つけました!
古着屋で高く売れました

お気に入りの曲を見つけました!
サブスクで20分聞きました

お気に入りの店を見つけました!
見て楽しいって素敵でした

お気に入りの人を見つけました!
近すぎて嫌いになりました


…………飽きっぽいですか?


でも、

月曜日はあの本を読んで泣いて、
火曜日はあの服を着たい気分で、
水曜日はあの曲がずっと流れてて、
木曜日はあの店の商品が欲しくなって、
金曜日はやっぱりあの人が好きでした

全部、嘘じゃないです
否定なんて出来ないです

そうして思った事を、私はずっと、覚えてます

移ろいやすいこと、好きなものがいっぱいあるってことでしょう?

ね、ね、

そんな人生、素敵じゃありません?


【お気に入り】

______________________


 知人に聞いた話だと、さようなら、は、一生の別れを彷彿させる言葉らしい。『左様なら』、だ、そうだ。これにて御免、と後に続く、とも、どこかのサイトに書いてあった。

 拙いなりにイメージをした。

 意思か、運命か。ともかく、分かたれたのだ。一緒に、時に交わり、時に添うように、進んできた己らの路が、真っ二つに、割れた。岐路に立たされて、また隣のそいつと歩く事も選択できて。

 でも、なんか……嫌だったんだ。なんか、許せなくて、自分の信念とか、立場とか、プライドとか。そういうものが邪魔をして、お前がそう言うのなら、もう一緒には、歩けない。きっぱり言い切って、左様なら。軽く頭を下げて立ち去るとき、きっと振り返りはしないんだろう。

 選択だ。

 別れは唐突に、そして望まずやってくるものかもしれないけれど。さようなら、そう言ったのなら、それは自分の選択になるんだ。別れた君とは、同じ場所へ同じ様には行けない、という、選択なんだ。

 だって、いらないだろう? そんな言葉は。
 言わずとも、勝手に明日はやってくるんだから。時計の針はずっと進んで、いつの間にか24回刻んだら、それで今日は、もう、終わりだ。そんな面倒なカウントをしなくたって、刹那の連続の日々で、一瞬に前さえ決して戻れない。勝手に、過去になっていくんだ。

 でも言葉にしたかった。それは何故?


 大切な何かを決めたのかい。
 少しだけ、ブルーな気分だったりしたのかい。
 もしかして辛いことがあったのかい。

 とにもかくにも、『今日』とかいう奴とは、そいつが象徴するなんかとは、もう一緒に居れん、と。言葉に出してきっぱり割り切りたくなる時があって。今日とかいう勝手な奴に振り回されたんじゃなくて、自分でお前にエンガチョしてやったんぜと言いたくて。
 
 ぴぃ、っと一本線を引く。今日、はここまで。君とはばいばい、さよならだ。もう二度と会うこともないんだから、その感傷を、明日に持ち越さないでくれよ?

【今日にさよなら】

______________________

 
 例えば、枯葉が積もったら腐葉土になる。
 腐葉土は栄養豊富な土だ。土壌の生物が生きる上では欠かせない。
 決して、無駄にはならない。失われるものではなく、また新たな命を育む糧となる。
 或いはそれを、循環や、生の象徴と見ることも出来るだろうに。

 何故僕らの目にはそれが哀愁に映るのだろう。

【枯葉】

2/19/2023, 2:18:23 PM

枯葉は、若葉にも
新芽にもならない。
でも、若葉は
枯葉になれる。
新芽は、木にも、
若葉にも、枯葉にもなれる。
僕らはまだ、
新芽だ。
何にでもなれる。
Byそこら辺の中学生

2/19/2023, 2:13:06 PM

『枯葉』

キシリ、キシリ、と
歩を進める度に鳴るのは
裸の枝に見捨てられた私

2/19/2023, 2:10:45 PM

枝から生え、生長して枯葉になり朽ちていく。
一見、枯葉になる=役目終える って考える
でもね、枯葉はね 燃料にも使えたり、秋になるとふかふかな絨毯にもなる
ずっと人の為に生きていく。
葉っぱ って凄いんだなぁ。

# 枯葉

2/19/2023, 2:09:28 PM

ひらり 秋を呼ぶ
ほろり 苦い感情
生温いナニか 頬を伝う

荒んだ心は
堕ちる 堕ちる
其処は深淵

曲がった標識に 惑う
蜂蜜色が 光る
暗い海の底
迷子の王子が 手を引き歩く

この夢から 覚めないように
きっと世界は窮屈だから

凩は 静かに吹く
枯葉が 青年を隠す

                 お題【枯葉】
              タイトル【眠り姫】

2/19/2023, 2:09:11 PM

枯葉

  枯葉色のマフラーは
  もう冬が終わってしまうから
  君の首には巻かれていない

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