『束の間の休息』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
布団の中
閉じ込めた心が 溢れないように
泣かせないように あたためていた
小さな雨音が 僕の代弁者になってくれるような
気がしてた
扉の向こう側とか
線路の向こう側にさ いる君とかさ
分かってない 分かってないのに
どこかなにかを 想って また 忘れていく
気慣れた制服だとか
聞き慣れたチャイムでも
ただ どこか 分からないでいるままで
誰かの声がノイズみたいに
溺れていくミミズの耳鳴りが ずっと聞こえている
もしも、そのまま座っていたとしたら
私は元気でいられたのかな
もしも声を出せたとしたらさ
そこにいて
僕が太陽を嫌うこともなかったって
言えるのかな
蝶蝶結びのやり方 分からなかった時
僕は何も知らない でも笑えてたような気がしたな
縄の結び方 知ってしまった時
誰もいなかったような気がした
夕方で 緑色で 青色で 草臥れた制服はカビていた
それもどこか 私の心を侵食するみたいに
何を問いかけても 誰も、
知らないフリをしていたみたいに
荒事だって 違う誰かがすると和事になる
私が花を掴むと それは直ぐに死に至る
それは誰だって同じだと
気づいたのは生まれた頃からだった。
何かを問題にしていた
何かを問題にして ワークを解いているの
私は ステージを間違えたみたいに
この世界にゲームオーバーもなくて
スタートも求めてはいなかった
嘲笑っても 虐めても 殺しても
お前は 何をしても許されて
称えられていたらしい
なにができるの?
じゃあ あなたにいったい なにができたの?
なにがしたいのか 自分でも分からないんだろう?
それは小さな
それは 所在地、住所、言葉
名前がなければ だれも 覚えてはいなかったから
死角も 嗅覚も 考えることも
小さなあたたかみも
うみだせないことが 苦しくてつまらないって
そんなことも 何もない場所で
コーヒーの香りが鼻腔に広がる。頭ではまだ仕事の事を考えている。休むことに罪悪感があるんだろうか。ゴクリと一口飲むと体が温かくなった。
誰かに証明しなくてはいけない。僕が善良で普通の一般市民であることを。
コーヒーはすぐに空になった。
定型文で、コピペしたような言葉が毎日降ってくる。
疲れ眼をトントン、苦しみさえもコピペである。
さあ、午後も頑張りましょう…
[束の間の休息]
ビニール風情の破片無しには
歩くことすらままならない
遺伝子に顎で使われた
肉体の末路てところだろうか
彼らを後世にはこぶための
入れ物に過ぎない僕たちだろうか、
2人で、ウィンドウショッピングに出かけた。
そこには、夢が溢れていた。
冬は、家にいたい。きっと、楽しい冬になりそう。
2人には、観光地で記念日を祝うのが主流だったが、まさか、10年後以降の記念日で通用しなくなりそうで。2人で、やりたいこと100枚書いたことがあった。いろんなこと書いてたが、残念にも、プラネタリウムが休館してるし、冬は、物足りない。
2人の趣味は、?スポーツかな?(笑)
悩んでるけど、クリスマスは、お揃いのセーター着て、ケーキが食べたい❤️カラオケも、盛り上がりそう。10年後、2人は、何してるだろう?
素敵な物語書いてるか、やりたいこと見返してるか、あなたの顔が浮かぶ。…温泉に行きたいな🎵
そんな日を夢見て、写真を選んでいた。
オリジナル・ムービー、期待が、膨らむ。
彼と幸せに。
ペンを置いて、疲れ気味になっていた目を揉む。
電子化が進んだ現代においても、答案用紙の採点はアナログだ。見渡せば、自分以外にも何人かの先生が採点をしている様子が目に入った。
折角だから周りにもコーヒーを淹れようと立ち上がる。
いつかAIが採点もやってくれると良いのだけど。
今日は旦那の弟さんの家に行って来たよ 猫🐱可愛いいなぁ 欲しくなる 動物癒しだよなぁ 癒やしほしい! 何でも話できる友だちほしい
嘘だと言ってほしい。
全部私がいけなかったんだよね?
LINE送るのを昨年しなかったから。
相手は追いかけてほしかったんだと想った。
僕を必要としてほしいと言いたかったんだよね?
私はまた恋を諦めなければいけないのかな?(;>_<;)
毎日全力疾走して息が切れて
深呼吸して落ち着かせる。
それの繰り返し。
#束の間の休息
夏の超繁忙期をなんとか乗りきった
体重は夏前より5キロ減
この3日間は、本格的に忙しくなる前の
束の間の休息
よし、月曜日と火曜日は1人でのんびりするぞ
と思ったのに
月曜日は祭日…家族みんないるじゃないか
ご飯の準備、洗濯物…
あー、火曜日は温泉かな
お題では書けそうにないので、今日はお題から離れます。
自分の好きな事、子供の頃に好きだった事が少しずつ見えてきた。
自分が何がやりたいのか?ワクワクすることはなに?
問いかけてみても、全然浮かばなかった。
やりたい事をやるなんて「ワガママ」
母親なら、子供を優先すべき、
いろんな制限の蓋が重りになっていて、どんなに考えても思い浮かばなかった。
それが最近少しだけ重い蓋が動き始めたのか、
あー私、こんな事が好きだったよなーなんて事を思い出すようになった。
何かをじーっと観察するのが好きだった。
子供らしく「なんで?どうして?」とか聞くのではなくで、無言で集中して観察してる。
そんな時間がワクワクしてたなー
植物が、土の中から芽を出す時🌱
芽に押し上げられた土がちょっとだけ割れて、ここから出てくるんだと、ワクワクしたり感動したり。
そんなのを見つけると、わぁ凄いすごいってずっと見ていたかった。
料理をする叔母の様子を毎日毎日じっと見ていたり。
見られてる叔母はやりづらかっただろうなと、今は思うけど…
そんな,ちっぽけなワクワクポイントを思い出せるようになって、私ってそういう子だったんだな、今も結構そういうところあるかも?なんて思ったりしてる今日この頃。
ほんの少しだけ動いた心の蓋の隙間から、ちょっとずつ私の本質が見え隠れしている。
眠い。朝日が登っている。
5時半。窓を開ける。
冷たいなあ。
昨日の暗さがよみがえる。
冷たいなあ。
ふと思い返してはあてもなくとめどなく漂う。
冷たいなあ。
-束の間の休息-
テーマ:束の間の休息
忙しい日々にもみくちゃにされて。慌ただしい、少しだけ余裕のなくなってしまった心に、温かいココアを一杯。
ほんのりと香る砂糖とココアパウダーの苦味が口から広がって私の体に優しく染み渡っていく。
少し、昔のことを思い出した。
幼い頃私は牛乳が苦手で「学校で飲んでいるのだから家では絶対に飲まない」と宣言したこともあるほどだった。
そんなときに母が栄養不足を心配して作ってくれたのがココアだった。
母はココアみたいな人だった。
心に寄り添ってくれるような適温の、ココア独特の柔らかさが心地よかった。
コーヒーや紅茶のような香りの強いものではなく、少し子供っぽさを感じさせる甘い、甘いココア。
私の心にはいつも、母が牛乳で溶かしたココアを用意して実家の四人掛けのテーブルで待っている。
愛の成れの果てを美化しようとしたところで、君は奇麗すぎた
人生の一部分でさえ、君に感化されてしまった自分がひどく憎らしい
穢れない言葉は嫌いよ、いまなら身にひそむ核心に触れてもいいよ
束の間の休息
俺はある日、領地内の温泉へと足を運んでいた。
部下には「やめておけ」と止められたが、静止を受けずにやってきた。
しかし、その温泉にはライバルである男がいた。
お互い今は丸裸。刀は抜けない。
このまま共に過ごしている方が都合がいい。
この瞬間は、無礼講ということにしておこう。
俺は今日も、湯に浸かりながら疲れをとる。
束の間の休息
なにもしない時間
贅沢なひととき
こんなにゆっくり
空を見上げるのは
いつ以来かなって
のんびり過ぎる雲を
なんかの形に例えて
ああでもない
こうでもないと
勝手に心が楽しんでる
束の間の休息
空をキャンバスに
自由になれた心が
気持ちよく描いてる
…束の間の休息…
Am,10:00.
今日も私は珈琲を一杯飲む。
この日常が束の間の休息。
_end_
…微熱と休息…
くらくらする。
体温計で熱を測ると37.9℃だった。
やはり熱が高い。
どうやら僕は風邪を惹いたようだ。
同棲中の彼女にも伝えなきゃ。
僕はLINEのトーク画面を開く。
__ごめん。熱でた。風邪惹いたみたい。
とメッセージを送ると
即 既読なって
_分かった。今日は仕事を休んで
ちゃんと私が帰って来るまで
大人しく寝ててね。
私も半日有休を取ってくるから
帰って来て一緒に
病院に行ってみよ?
それまで待ってて。
とメッセージが返ってきた。
_うん。宜しく。
色々ごめん。ありがとう。
と返事を送ると
彼女は
またね!のスタンプを送ってきた。
こんな時に
我ながら良い彼女を持ったなぁ…。
と思う。
僕も早く風邪を治して
仕事頑張ろう。
_end_
…Am7:00の電車にて…
ゆらゆら揺れる電車に乗ってる
私は車内で今流行りのゲームを
やっていた。
すると肩をポンポンと軽く叩かれ
「あの…すみません。
隣良いですか?」
といかにも貧弱そうな男子学生が
声を掛けてきた。
私はやっていたゲームを一旦その場で辞め
「どうぞ。良いですよ。
座って下さい。」
と返事をすると
男子学生は
「ありがとうございます。」
と若干小さめの声でお礼を言ってから
隣に座り込み
ゲームをし始めていた。
あぁ…私も1年前は
こんな感じだったんだろうなぁ…。
今はOLとして働いているが…
私にも青春時代はあったものだ。
人間はいつかは死んでしまう。
長い月日が経てば経つ程だ。
歳を重ねる度に亡くなる可能性も
高くなる。
だから今を全力で楽しむしかない。
よし。私も男子学生に
負けずに
ゲームしまくろ。
ガチャ10連で推しが出ます様に!!
今日も電車の中で揺られつつ
ゲームしながら
会社に向かうのであった。
_end_
仕事をひと段落させて
こんな時間にカフェに向かう。
ブレンドのホット
それとバウムクーヘンひと切れ。
席には拘らない。
イヤホンしていつものアルバムを聴く。
バウムにコーヒーを染み込ませて
甘さに暫し、癒やされる。
そして目を閉じて外界を遮断
私ひとりの空間に浸る。
ここでは何も考えなくていい…
『束の間の休息』
「クソッ! 埒が明かねえ!」
銃弾の飛び交う戦場。敵地で逃げ場のない籠城戦。敵は増え続け、とうとう最終ラインまで追い込まれていた。
「文句言う暇があるんなら、一発でも多く当てろヘタクソ」
上官は気楽なもんだ。こんな状況なのに、ゆったり椅子に座って地図を見てる。もう作戦も何もない。
「一点突破しましょう! 俺が道を作ります。その隙に少しでも多く脱出を!」
「どこに逃げるって言うんだよ? ここは敵地のど真ん中だぞ。戦場が変わるだけだ」
「じゃあここで撃たれるのを待ってろって言うんですか⁉︎」
「今考えてる」
「なるべく早くお願いしますよ!」
最終防衛ラインという危機感、地の利の有利など、ここ一点だけを見れば戦局は悪くない。しかし時間の問題だろう。敵は物資も人員も補充し放題だ。ゆっくり囲って、煮るなり焼くなり好きにすればいい。
もうここまでか。
頭の片隅でぼんやりとそんな考えが浮かぶ。息子に、一目会いたかったな。
その時、敵軍の中心辺りで爆発が起こった。なんだ?事故か?
上空に航空機が飛んでいた。爆撃が始まる。敵は大混乱だ。
「よーし、あと少しだ! 死ぬんじゃねえぞ!」
上官はようやく椅子から立ち上がり、防衛ラインの指揮を取りはじめた。
「これ知ってたんですか⁉︎」
「当たり前だろ。他に誰が空軍動かせんだよ?」
「じゃあ…さっきまでの余裕っぷりは…」
「どうせ最終ラインまでは捨てる前提だったからな。俺の仕事はなかったし、束の間の休憩だよ」
ここまでに死んでいった仲間、俺たちの必死の敗走。それらは全て無意味だった。その事実に怒りを覚える。
「おら!ボサっとすんな! 敵さん来てるぞ」
爆撃を乗り越え、数人の部隊がこっちに向かってくる。
どうなろうと構わない。後で絶対にぶん殴ってやる。そう思いながら俺はまた弾を撃ち始めた。
『束の間の休憩』
喫茶店という異空間で
コーヒーを飲む
本を広げる
イヤホンで音楽を聴く
ほおづえ
腕組み
考えごと
色々
控えめな照明が作り出す適度な闇に
とにかく僕らは身を寄せた
束の間の休息
朝からドタバタ
お皿洗ったり
洗濯したり
ご飯作ったり
母は休日もやることが多い
一通りやることやって
つかの間の休息
皆さん、今日も1日頑張りましょう!