紅林眞叶

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束の間の休息

俺はある日、領地内の温泉へと足を運んでいた。
部下には「やめておけ」と止められたが、静止を受けずにやってきた。

しかし、その温泉にはライバルである男がいた。
お互い今は丸裸。刀は抜けない。
このまま共に過ごしている方が都合がいい。
この瞬間は、無礼講ということにしておこう。

俺は今日も、湯に浸かりながら疲れをとる。

10/9/2022, 12:49:04 AM