夜都

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…束の間の休息…

Am,10:00.

今日も私は珈琲を一杯飲む。

この日常が束の間の休息。

_end_


…微熱と休息…

くらくらする。

体温計で熱を測ると37.9℃だった。

やはり熱が高い。

どうやら僕は風邪を惹いたようだ。

同棲中の彼女にも伝えなきゃ。

僕はLINEのトーク画面を開く。

__ごめん。熱でた。風邪惹いたみたい。

とメッセージを送ると

即 既読なって

_分かった。今日は仕事を休んで

ちゃんと私が帰って来るまで 

大人しく寝ててね。

私も半日有休を取ってくるから

帰って来て一緒に

病院に行ってみよ?

それまで待ってて。

とメッセージが返ってきた。

_うん。宜しく。

色々ごめん。ありがとう。

と返事を送ると

彼女は

またね!のスタンプを送ってきた。

こんな時に

我ながら良い彼女を持ったなぁ…。

と思う。

僕も早く風邪を治して

仕事頑張ろう。

_end_



…Am7:00の電車にて…

ゆらゆら揺れる電車に乗ってる

私は車内で今流行りのゲームを

やっていた。


すると肩をポンポンと軽く叩かれ

「あの…すみません。

隣良いですか?」

といかにも貧弱そうな男子学生が

声を掛けてきた。


私はやっていたゲームを一旦その場で辞め

「どうぞ。良いですよ。

座って下さい。」

と返事をすると

男子学生は

「ありがとうございます。」

と若干小さめの声でお礼を言ってから

隣に座り込み

ゲームをし始めていた。


あぁ…私も1年前は

こんな感じだったんだろうなぁ…。

今はOLとして働いているが…

私にも青春時代はあったものだ。


人間はいつかは死んでしまう。

長い月日が経てば経つ程だ。


歳を重ねる度に亡くなる可能性も

高くなる。


だから今を全力で楽しむしかない。


よし。私も男子学生に

負けずに

ゲームしまくろ。


ガチャ10連で推しが出ます様に!!


今日も電車の中で揺られつつ

ゲームしながら

会社に向かうのであった。

_end_

10/9/2022, 12:23:52 AM