『本気の恋』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
本気の恋をした
けれどあの子にはもう大切な人がいて
僕は一途で人を大切にするあの子が好きになったから
僕は友達のままでそばにいることを選ぶ
ずっと大好きだよ___。
詩(お題)
『本気の恋』
本気の恋
ガチ恋?
推し活動も本気の恋かな?
浮気な恋
ハンパな恋
それも恋だしウソではないかな?
ときめきたい
溺れたい
本気の恋は
あとだしジャンケンでもいいかな?
タバコは吸わなくて
服はすぐ脱がせないし
夜中に呼び出したりしてこない
エモいなんて言葉でくくらない
ねぇおばあちゃんになっても
おじいちゃんになってもさ
2人でポテチあけてマリオカートしてたいね。
ー本気の恋ー
無条件
あなた色
大胆
未来
嫉妬
わがまま
不安
時の流れに身をまかせ テレサ・テン
ハングリースパイダー 槇原敬之
本気の恋
若い頃は自分から好きにならないと絶対嫌だった。
なので追う恋ばかりして疲れたものだ。
年齢を重ねると自然と相思相愛になる穏やかな恋がラクでいい。
ドッジボールじゃなくキャッチボールが出来る相手がいいね!
お題『本気の恋』
「『本気にするとは思わなかった』って……何!?」
強く握ったグラスの中、氷がかしゃんと音を立てる。
目の前にはブルーライトを煌々と浴びせてくる四角いモニター。普段ならその起動と共に繋がっているはずの世界は、先ほど怨嗟の言葉を最後にぶち切ったところだ。
「あんだけ好き好き言っといて言わせといて、“ごっこ”のつもりだったって!? お互いそうだと思ってた、だあ!? ふざけんなっ!!」
どれだけ吐き出したところで炎は醜く燃え上がるばかり。お気に入りのスクリーンショットから初期画像に戻したデスクトップを睨みつける。あれは加工も上手くいって、本当にいい出来だったのに。
「ボイチャもしたのに、そのために一から環境整えたのに! だいたい、先に声を掛けてくれたのは向こうだったじゃん……!」
喜んでくれていると思っていた。同じ想いだと信じ込んでいた。幸せだった。私だけだった。
グラスを口元に寄せて乱暴に傾けた。酒は飲めないので麦茶だ。
溢したし、酔えもしない。
「……くそぉ……」
わかっている。悪いのは私だ。画面の向こう側に本気の恋をするなんて、きっと普通の感性じゃありえない。私の異常性が全ての悪であり、私を切り離した世界が正解で。
だけど。
……だけど。
「…………もう、好きになっちゃったんだよ……」
氷がかしゃんと音を立てる。
叩きつける度胸も無かったグラスから、ぬるい結露がぼたぼたと滴っていた。
まさか恋に落ちたのか?
バカな、
心は天にも昇るような気分なのに。
目が合う。
その人から目が離せない。
「会いたかったわ。」
気が付いたら、互いに走り出して、互いに抱きしめあっていた。
「私も会いたかった。」
もう一度、彼女と目が合う。
涙が溢れて、ピントが合わない。
「もう会えないと思っていた。だから、本当に嬉しい。」
彼女から木綿の手縫いを手渡されて、涙で濡れた顔を拭いた。
「わたしも、あなたに会えて本当に嬉しい。遠路遥々、ありがとう。」
彼女は、泣きながら笑っていた。
「こちらこそ、招待してくれてありがとう。」
私は、精一杯の笑顔でそう言った。
君が好きだ。
でも、今の僕では君に見合わない。
そう思ってたくさんのことをした。
今までちっとも気をつけたことがなかった、
というか向き合うことから逃げていた身だしなみに気を使うようになって。髪も服装も体型も変われるように色々調べて試してみた。
考え方もそうだ。もっと自分を好きになれるようにやれるだけやってみようと思ったんだ。
まだまだ成長途中の僕だけど、
少しは変われたかな。なんて。
もう少し足掻いてみるよ。
ー本気の恋
初恋を拗らせている。正確に言うと初恋は実らないと聞いたことがあったので、他に恋をしていた。そっちは拍子抜けするほどあっさりと叶い、あっさりと終わった。
そりゃそうだ、あいつへの恋を初恋にしないためのツナギに過ぎなかったのだから。
今考えると相当女の子側に失礼なことをしている。
それも懲りずに何回も。間違いなく女性の敵だ。
でももうご安心ください、第11回目の彼ヘの恋をもって一途になることを決めました。
この恋を終わらせようと思います。
そばにいれるだけで十分ーーなんてお前ほど出来たことは言えへんけど、散々振り回したことの贖罪は受け入れようと思う。
きっと俺が望めばお前は全て与えてくれる。身体も心も、命でさえも。でもそれは俺が望むからでお前の意志じゃない。
それを10年くらい前の俺は、自分だけの特権だと思っていた。お前を俺は好き勝手出来ると。
でも気づいた、お前から望まれたことは何もない。
もともとあの男にはそれほど欲がない。パブリックイメージが独り歩きしているだけで、本来人の為にしか生きられない奴なのだ。俺が作った設定だったのに、独りで歩かせている内にすっかり抜け落ちてしまっていた。とんだ役者だ、演出していた人間に、演出させていることを忘れさせるなんて。
でももう俺はヒナじゃないとダメなのだ。俺を欲しがってくれないと嫌だ。相思相愛ってそこ含めやろ。
互いが互いを求め合ってこそやろ。重い?なんせ20数年物でしてね、さらに重くすることは出来ても軽くはならない。
でもそれはおたくもそうやろ。一蓮托生って言うたもんな。
そこに漕ぎつけれたら御の字って?全然足らん。
俺は諦めるつもりは無いからな。
この恋を終わらせる前に絶対に今世でお前を手に入れる。
『本気の恋』ってやつに今度こそ向き合って、もう一度初恋を始めよう。
(ジンクスなんぞ打ち破ったるわ)
作者の自我コーナー
いつもの。負けず嫌いの彼はきっと運命にもジンクスにも打ち勝つのだろうな。
本気の恋、だと思ってた。
終わるまではいつも。
終わってから、自分が相手になにを望んでいたのかに気づく。そしてそれをもう何度も繰り返している。
こんな私でも、いつか「本気の恋」に出会うことができるだろうか。
損得とか打算とか、そういうものをふり捨てて向き合える人に出会うことができるだろうか。
いつか、いつか…。
もしあの頃に戻れても
私は何もできないから
今更後悔したって無駄だけど
あなたが帰ってくると
やっぱり気持ちは落ち着かない
忘れたいのに視界に入ってこないで
もういなくなってほしいの
何度想像したことだろう
この孤独を誰かと分かち合えたら
彼が手を差し伸べてくれた時
彼女が頷きながら話を聞いてくれた時
私にもまだ居場所があるって思えたと同時に
欺き組織の輪を広げたことを正当化し
あなたもそうだと願う
そんな私に嫌気がさして苦しかった
今でも思い出すけど
正当化した自分が悪いとは妥協できない
精神的 侮辱を味わったこと
それだけは あなたにはしてないと断言できるから
だから早く消えてくれ
#本気の恋
本気の対語ってなに?
嘘?
常に嘘もなく目の前にいる人をこころから好きだった。
ただ自分が未熟でそんなに未来を見据えて考えることが出来なかったり、長く気持ちが続かなかったこともあった。
相手の気持ちがわからずきずかず、しれーとしてたり、きっと心が育っていなかったと今ならわかる。
最近、みんなどうしてるかなーて、会いたいなーて凄く思ってる。あの頃はねーて、いろいろ話したいな。ふふっ。
「もう終わりにしたい。」
貴方にそう言われた時、何かが崩れる音を確かに聞いた。私という存在が不安定になるのを感じた。
でも、そんなこと貴方に悟られたくない。だから私は眉を下げて、笑いながら「わかった。」この一言だけ伝えた。
本当は泣きわめいて縋りつきたい。「終わりだなんて言わないで」って言って貴方を困らせたい。
でも、そうしないのはこれが本気の恋だったから。
貴方には綺麗な私を見ていて欲しいから。
その代わり、何年か先の未来で「そういえばこんな恋人が昔いたな」って。「いい女だったな」って。少しだけ私のこと、思い出してね。
書きもの No.1 「本気の恋」
相手を追うような、
必死になるような本気の恋はもう一生しない。
元恋人に振られてそう思ったのに、また毎日好きな人のことを考えてしまう、いっぱいいっぱいの日々を過ごしている。
無意識に相手のことを考えてしまう、
それはもう「本気の恋」に落ちているんだと思う。
ああ私はまた落ちてしまったんだな、懲りないな。
でも好きなんだから仕方ないか。
「君に土下座」
自分で言うのもなんだが、顔がまあまあ良くて、人当たりも良いから、女の子たちとはそれなりに交流していた。
特定の子と付き合ったりはしなかったけど。
そんな俺の行動が、君には理解出来なかったみたい。
いや、だって、男ってのは、女の子に声かけられたら嬉しいイキモノなんだよ。
付き合ったりはしないけど、それなりに楽しくやれたらいいなーって、そんな軽い気持ちだったんだ。
でも、それが君を傷つけていた。
今さら何を言っても信じてもらえないんだろうな。
それこそ物心つくかつかないかの頃から、ずっと、ずっと君のことが好きだ。
そのことを、どうしたら信じてくれるだろう。
本気なのは君だけだって。
「そんなこと信じられるわけない」
デスヨネー。
日頃の行いって大事だよな……
過去の自分をぶん殴ってやりたい。
なんだかんだで君は俺のそばにいてくれるから、調子に乗ってしまったんだ。
土下座しても、言葉を積み上げても、きっと足りない。
────本気の恋
不出来な案山子ゆえ
覚束無い足取りに
コンクリートでひび割れた皮膚
ずっしりと重たい
チョコレートケーキを頬張って
胸まで塞がった気怠さ
慰めた白いカーテン
ひらりひらり
遠い
あなたの生きている質量
これが最初で最後の本気の恋。
今まで恋愛なんて柄じゃないと思ってた。
柄じゃないというか、どちらかと言えば追われる恋が多かった。
追われる恋も面倒なもので振り払いたくなった。
でも今は違う。
真っ直ぐに貴方を追いかけたい。
ステージで笑顔を振りまく貴方を最期まで追いかけたい。
「好きだよ、権力者のこと」
ユートピアは毎日が同じ日常の繰り返し。いや、そもそも日常という概念がないこの世界では当てはまる表現は見つからない。それでも目が覚めてから寝るまで、大体の人間は、同じルーティーンを繰り返している。
だから『今日』も『昨日』と同じ日常が繰り返されると勝手に考えていたのだ。だってこれまでそうだったからこれからもそうだろうと、そんな浅はかな予想を立てていた。
それなのに、今ボクの目の前にいる彼はボクが今まで予想してなかったような言葉を吐いてきた。
冗談だろうと思った。だって本気で好きなわけがない。彼とボクは敵対しているし、そもそも身分が違いすぎる。恋心をボクに向けられるなんて都合のいい夢くらいでしか起こりえない。だからなるべく落ち着いたような様子でボクは答えた。
「いつもキザのセリフばかり吐いているけれど、とうとうそんなことまで言うようになっちゃったんだね、君は」
僕がそう言えば冗談だよと誤魔化してくれると思った。いや、誤魔化すんじゃない、そもそも事実ではないなのだから。
でも、彼は真剣そうな顔でボクの肩を掴んで答えた。
「冗談じゃないんだよ、権力者。本気で僕はきみのことが好きだと言っている」
「ありえないよ、そもそも立場が違うじゃん」
「そういう逆境の方が燃えると思わないかい?」
「…………身分だって違うし」
ひねり出すように、そういえば、彼は肩をすくめて言った。
「きみは僕の恋心は諦めさせたいのかもしれないけれどね、諦めるつもりはないよ。だってこれは本気の恋だ。たとえきみに拒絶されようと無理矢理にでも僕のものに落とす自信があるよ」
光のない瞳でそう言われた時、背筋がゾクッとした。この人は冗談で言ってるんじゃない、本気で言ってるんだってそう思った。
でもそう確信したのは、恋心の話じゃない。たとえ僕が拒絶したとしても、本気で彼のことが嫌いだったとしてもいつの間にか彼の手中に収められているんだそう感じてしまったのだ。
薄々敵わないような気がするとは思っていたけれど、思ったより彼はボクの何倍も強い気がした。ううん、身をもって分からせられたような気がしたんだ。
いつだって終わった後で気付くよね、あれが本気の恋だったって
「本気の恋」