『月に願いを』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『月に願いを』した事は今までに
一度もない。そんな発想も無かった。
特に満月の夜は、ただただ綺麗だな
と眺めるだけだった。
でも、今回のお題をきっかけに今度は
『月に願いを』してみるのもいいかも
しれない。
〜お題『月に願いを』〜
『月に願いを』
月を見ているとなぜだか体が軽く感じる。
月に吸い寄せられるように。
子供の頃は 月に願い なんてしてこなかった。
でも、今は月に願いをしている。
私はこうして、また1つ大人になっていく。
1つ大人になると、1つ嘘が増える。
また1つ大人になると、また1つ嘘が増える。
私はこれを何度繰り返したのだろう。
…
こうして私は、また、嘘をつく。
#3
わたしが残したごはんをきれいにたいらげるのが可愛かった
Tシャツの柄がいつもすこし奇抜なのが可愛かった
部屋の棚にものをきれいに収納してるのが可愛かった
朝の身支度が異様にはやいのが可愛かった
一番上まで閉めたジャンバーに隠れる首が可愛かった
どんなときも楽しく過ごしていてほしいと思うくらい可愛かった
星の数ほどいるなかであの子だけ可愛かった
˗ˏˋ 月に願いをˎˊ˗
月に願いを
月に願い事をする
叶えてくれるかなんて分からない
空に願っているのか
神様に願っているのか
月に願っているのか
何を願っているのか
自分でも分からなくなる
「幸せになりますように」
と願っているのだろう
幸せを望まない生物はいるのか
「幸せになりますように」
誰がだろう
自分が? 愛する人が? 世界中の人が?
分からないや 何も
意味不明
だから願い事をするのは
良いとも悪いとも言えない
意味があるかもしれない 無意味かもしれない
でも誰かに叶えてもらうより
自分で努力して願いを現実的にする方が
憧れるくない?
【月に願いを】
10歳の頃、
オレは月と星に恋をした。
好奇心旺盛で無邪気だったオレは
毎晩 夜空を見るのを楽しみにしていた。
ギリシャ神話の星座、ロケット、宇宙人、UFO…
宇宙の世界に心をはずませ
望遠鏡で夜空を眺めながら
将来、宇宙飛行士になるのを夢見ていた。
…夜空を見上げていると
今でも10歳の頃の自分を思い出す。
成人し、働きだしてから
仕事、家事、時間と金に追われ、
それに時代も変わりスマホばかり見て、
夜空を見上げることが無くなった。
窓から外を見ようとしても
建物と明るい街灯で夜空が見えなかった。
旦那がたまに「外へ歩こう」と言って
月を見に歩く時がたまにあるが
街灯が明るすぎてその月が淀んで見え
綺麗に見えないのだ。
月を見るのなら
あの10歳の頃に毎日眺めた月を見たい。
いや、あの頃には星も一緒に輝いて見えた。
街灯の明るくて眩しい光がいくつもあると
月と星の眩い輝きが負けて見えなくなってしまう。
もしまたあの輝いた夜空を眺めることが出来るのなら
また月と星に恋をして、将来を夢見たい。
成人して諦めていた10歳の頃の夢を
もう一度思い出したいのだ。
もう一度 オレは、
…いや、『僕』は、
僕は、月と星に 恋をしたい。
月に願いをかたる。
明日も生きられますように。
好きな人と話せますように。
テストで百点とれますように。
また、あなたにあえますように。と
それは、誰でもできることだけど
とても難しいこと。
だって、優しくないと願いなんて語れないから。
人が人で在る ほんの小さな心の置き場を
常識人たちは 片隅さえも許してくれない
はやく出ろよ なんて急かしておきながら
消えてしまえ と 抉り潰して止まらない
夜逃げのよう 私は私の中で転々と迷い猫
私の名残達は 最期は石のように身を固く
消えてしまえ と 柔い己が肉を掻き毟る
国道は59号線 夜夜に急ぐ車たちは鉄の河
煤を散らして 立ち並ぶ店店は虚飾華盛り
歩き続けても 逃げ場なんて何処にも無い
眼に入る社会 眼を伏して反射する無関心
人が人で在る ほんの小さな心の置き場を
生きるために 片隅さえ許してはくれない
やがて狂気が 蒼白く路傍まで照らしても
見上げて睨め 私の行き場所は私じゃない
人が人で在る ほんの小さな心の置き場よ
夜逃げのよう こんな路傍に溶けても睨め
―――――――
(月に願いを)
今夜はあいにくの雨模様
雲の合間からちょっとだけ
見せてほしいな…
癒しの光輝くまぁるいお顔の月に願いを
今夜も甘酒で乾杯🍶✨
✴️39✴️月に願いを
私は月に手を差し伸べる
どうか恵みをお与えください
そんな願いは全て私の手からこぼれてしまう
必死にそれをかき集めてもそれは月の砂
すぐに粉々になって儚く消える
でも私は諦めたくない
何度消えても願い続ける
私の想いが消えない限り
月よ、月よ。
満ちては欠けるあなたの姿は、多くの者を魅了するでしょう。
不完全、完全。
どのような姿であっても美しい。
そんなあなたに焦がれる私が願うのはひとつ。
月夜、月夜。
月に願いを
月が綺麗ですね…
ロマンティックなひと時
…
あなたと…
月に願いを込めて…
月に願いをかけているあなた
「ねぇ、それは何を願っているの、?」
ある者は願った。
月よ、そのまま沈んでくれるなと。
その者は、永遠の夜を望んでいた。
またある者は願った。
月よ、もう二度と昇ってくれるなと。
その者は、永遠の朝を望んでいた。
その者らの願いはあまりに強すぎて、月は困惑して、やがて欠けてしまった。
その欠片が、これ。
この世界を滅ぼした、隕石。
これが落ちて大気が乱れ、ここには昼も夜も無くなった。
少々大きすぎるので今はこのように移動させることもできずそのままなのだが、研究棟に持ち帰れば天体研究の最上級のサンプルになる。
…何?なぜ科学者なのに非科学的な話をするのかって?はは、仕方ないだろ、事実なんだから。
ここは科学と非科学が入り交じる世界。そりゃ私も非科学的な話のひとつやふたつ信じるさ、それが『事実』ならね。
科学の世界に入ったって、非科学を否定する訳じゃない。
…私も月に願ってみようか。『奇跡』でも起これば、叶うかも知れないだろう?
さて、何を願おうか。
【月に願いを】
______
なんか思い付いて書いてはみたけど、
頭よさげな話、書けないっす…
『月に願いを』
夜、空を見上げて唱える
「明日がきませんように」
叶うはずがない、
明日を望む人が沢山いるからだ。
明日の目標がある人が沢山いるから、
なんて素敵な人々なんだろう。
なんて素晴らしい人々なんだろう。
〚月に願いを〛
星に願うのと同じように月に願うの。
【月に願いを】
お月様の1番下
お互いにそこを眺めながら電話する
そんな事をやって
距離を誤魔化してた
青~い記憶
物思いにふける夜
今でもついつい見てしまう
月に願いを
月に願い事したら叶えてくれるのかな。
『月に願いを』
私が進むべき道を照らしておくれ
自分では良いと思って進んでも
違和感があったりする
振り返ると、他にも道が…
私が進むべきだったのは、あちらの道だったのか?
後悔しない選択には
自分の強い意志や強い信念がいる
時には立ち止まって冷静になろう
月よ、立ち止まる私に
素敵な道を照らしておくれ
星じゃなくて月に願いを捧げるのね、ここ最近は確かにまんまるのお月様が見られる日が多いし、お願い一つくらい叶えてくれるかもしれないね。
夜の帰り道は顔を見せてくれるとテンションが上がるから、どうか雲に隠れずにいてくださいね。特に、明後日!お願いしますね。
捧げるようなものでは、ないかもしれないけどね。
∮月に願いを
平安の時代、人々は今よりも遙か澄みわたる夜空を見上げ詩を詠んだ。
天の川でさえも燦爛と輝いて見えるだろう空へ
人々は月を謳った。
その当時に生きる者にとって月とは、
夜を照らす希望であり
別れを告げる余韻であり
共に空を仰ぎみる道導であった。
星に願いを祈る私たちは、月を見ているようで視れていなかったのかもしれない
何時だって月は、太陽よりも傍で私たちを見守っている
星を探して見上げる前に
お天道様に見られる前に
月に願いを