『最悪』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
最悪
早起きして
身支度して
余裕を持って家を出たのに
急なゲリラ豪雨に見舞われて
折角セットした髪も
この日のために買った服も
全部ずぶ濡れ…
あんなに晴れていたじゃん!
本当最悪…
傘もなく、途方に暮れた
約束に間に合わないけど
一度帰る事にするか…
《最悪》
最悪。もうあなたのこと…嫌い。なんであなたはこんなにもどうしようもない人間なの?私を1番に愛してるんじゃなかったの?なのに…浮気とか…私の心を弄んでるの?自分で言うのもなんだけど、私、結構ちゃんとやってたよ?あなたの彼女。どこが不満だったの?言ってくれれば直したのに。ああ、本当に最悪。あんたにとっては私は大人数の中の1人だったかもしれないけど私にとってはそんな器じゃなかったのに。…いや、私は浮気に対して怒ってるわけじゃない…か。浮気の女のためにあんたが私に貢がせたことに怒ってるんだ。おかげで私はお金がどんどんなくなり、今大変な状態になっている。もう…許せない。
「さようなら、私の愛した―最悪の彼。」
信号待ちで背後から
いきなり突風に襲われた
後頭部の10円ハゲを見られたかも
いや…絶対見られた…最悪
✴️50✴️最悪
「最悪」
悪いことは重なる。例えば、家電。
壊れる時は一緒。
冷蔵庫がダメ、乾燥機がダメ、洗濯機がダメ、
ガスコンロがダメ、掃除機がダメ、エアコンがダメ…。
ここ2、3年、こんなのばかり。
何度、電気屋さんに行ったり、修理の電話をしたか…。
何でこう続くのだろうか…。最悪…。
と、ため息が出ました、、
「最悪」
仕事帰りに買い物をして帰宅する途中に嫌いな人を見かけた。
「最悪だ」とつぶやく。
相手も私に気付いたようで、声をかけようとしているのが分かったので、その場を離れた。
その日は最悪な日になった。
「最悪」
最悪の気分は
人それぞれ…
最高の気分も
人それぞれ…
どっちも
人それぞれなのだ
最悪でも
最高でも
自分は
そこに置いとく
好きな人が私に寄ってきて話そうとしてくれてたのに、気づかなかった。友達が作ってくれた最高の機会なのに。毎回、いざというタイミングで話す機会を逃してる。
最悪という言葉はなるべくは言いたくないな。ネガティブな言葉は悪い状況を引き寄せるから。
いつも感謝の心で。
心穏やかでいられますように。
最悪
見えない心は些細なことで
反応する…
離れていく人
追いかけたくなる
縋りたくなるの…
とてもさみしい気持ち
思い通りにいかない
あなたがいるから…
あなたがそこにいるから…
代わりはいないのに
切り替えるまで
どのくらいかかるのだろう…
さいあく
最近怒りの感情が
コントロール出来るようになってきた
最悪怒鳴ってしまうくらい
激昂してしまっていたが
とりあえずイライラしたら
水飲んで6秒数えるくらいしている
今怒ったら疲れるよな、
損だなって思うようにもなった
アングリーノーモア
「最悪」
結構みんな言葉の勢いを付けるために
さいあくぅ〜って言うよね?
一番底辺の状態なのに
しょっちゅうそんな出来事ばかりなのか?
使いすぎじゃない?
やばいも同じだけど
なんかさぁ勢い付ける会話って
そもそもそんなに面白くない場合だったりする
それで先に勢い付けた話し方する時に
さいあくぅ〜
やばい!
なんて使っちゃうよねぇ〜
まぁ〜それでも
最悪許しちゃうけどね!
#元ヤンカフェ店員と元ギャル男モデル (BL)
Side:Yuga Hikami
「ゆ、う、が、く〜ん♪」
「…」
「勇河クン♡」
「…実琴サン声でけぇっす」
「ねーーえーー、ゆーーうーーがーーーー」
「だから声がデケェっつってんだろ!アンタのファンにバレてもいいのかよ!」
「でもさ、勇河がこっそりヴァイオリン弾いてるとこが見たくて閉店ギリギリの時間をわざわざ狙ってくるのって、俺さんくらいしかいないじゃん?」
「チッ…そういう魂胆すか」
人気モデルの実琴サンはオフの日や仕事帰りに必ず俺が働いている音楽カフェにお忍びでやってきては、ほぼ毎回必ず俺の演奏を聴きたがる。
俺がまだバリバリのヤンキーだった9年前に知り合ったからか、実琴サンの前では未だに当時の口の悪さが抜けきらないでいる。
…ったく、最悪な男に好かれちまったもんだ。
「ねぇ、勇河」
「…んだよ今度は」
「俺がモデルの仕事頑張れてるのは、勇河が演奏を聴かせてくれるおかげなんだよ?」
「ば…っ!アンタ真面目な顔していきなり何言ってんすか、いつもウザ絡みしてくるくせにキモいんすけど」
「ちょっと勇河〜!?お兄さんにだって真面目モードは搭載されてますけど〜!?」
「…その真面目モード、今秒でオフになったっすね」
「はっっ!!…とにかく!俺さんは勇河に感謝してんの!OK!?」
「…ふっ…バカみてぇ」
実琴サンがいつもリクエストしてくるエルガーの愛の挨拶を弾きながら、俺はフッと笑った。
真面目にペラペラ喋られるよりかは、いつものテンションのほうが俺の調子が狂わない。
「あっ!勇河が笑ったの久しぶりに見た!」
「笑ってないっす」
「笑ったって!いつも仏頂面な勇河にしてはイケメンな笑い方だった!」
「おいコラぶっ飛ばすぞ」
「勇河が弾く愛の挨拶が世界一好き!」
「サラッと話変えようとすんな!」
…前言撤回。この男どっちにしろ調子狂う。
世界一好きだと褒められて満更でもないと思っちまった。最悪だ。
俺は実琴サンにわざと背を向けて、リクエストにはなかったパガニーニのカプリース第24番を弾き始めた。
世界一ウザいけど世界一俺のヴァイオリンの腕前を分かっているこの男に、いいから黙って聞いとけとばかりに。
【お題:最悪】
◾︎今回のおはなしに出てきた人◾︎
・大瀧 実琴 (おおたき みこと) 攻め 32歳 人気モデル(元ギャル男)
・樋上 勇河 (ひかみ ゆうが) 受け 22歳 カフェ店員(元ヤン)
早朝4時、自宅に上がりそっと寝室に入る。
3日前のこの場所で、薄明かりの中、首から下を傷だらけにした夫が座り込んでいた。
「ごめん、うまくやれると思ったのに…出来なかった」
不倫相手を殺してきたのだ─
夫から呼び起こされたばかりでまだ頭がボーっとしていた。が、夢ではない…夢ならまだ良かったのに、これは現実なんだ。身体が震えていたからだ。
「ロープで絞め殺して、ロープを焼いて消したらバレないと思ったんだ、けど、物凄い抵抗されて…こんなになると思わなくて…」
首には無数の抵抗傷が付いていた。
爪が深く入ったのか血の滴っている部分まである。
「ここに来るまでに車でトラックにでも突っ込んで死のうかと思った…でも出来なかった」
手には凶行に使われたのだろう、ロープが握られていた。
「行こう…私も行くから、自首しよう、一緒に自首しよう」
微かに震える手で運転しながら
「待つから…いつまでも待つから」
と俯く夫にそんな話をし続けていたと思う。
警察署で私は事情聴取を受けることになっても2、3時間で帰されるだろうと思っていた。
けれど実際には日が暮れるまで終わらなかったし、帰るときも近くに住む兄が呼ばれ
「絶対に1人にしないで下さい、ハッキリとは言えませんが…少ないケースではないので」
と兄は念を押された。
兄を呼ぶときも
「まだ事件と断定されていないので、理由は決して言わずに迎えに来てもらうように」
と言われた。
けれど兄は事情を察して来たのだろう。
「ごめんなさい、こんなことになってしまって」
と言うと
「きっちり、別れろよ」
とだけ言われた。
それから家にはマスコミが押し寄せる可能性があるので、暫く寄り付かないほうがいいとこれも警察から助言があったので3日程家に戻れなかったのだ。
私達夫婦の間には子供がいない。
だが、望んで出来なかったのではない。
子供を望まない夫の意思で作らなかったのだ。
不倫していたのは知っていた。
あんな甲斐性なし、欲しければくれてやったのに。
不倫相手は絶対に産むとゴネたのだろう、だからって殺さなくても良かった…いや殺さないで欲しかった。
私までこんな目に遭うんだから。
あの時
「一緒に死のう」
と言われていたら、今頃どうなっただろうか。
勿論、死ぬ気なんかないし
「むり」
と断っても手にしていたロープで今度は私が殺されていたかも知れない。
これから裁判が始まれば証人として呼ばれるのか…結局マスコミからは逃げられないかもしれないが、乗り越えて行くしかない。
「相手の方の存在は気づいていました…」
「けど…、お腹に子供が…?」
「彼とは離婚しました。不倫は勿論ショックでしたが…私達がこのまま婚姻関係を続けることは…」
と言葉を詰まらせながら涙ながらに語ろうか。
大丈夫、最悪の局面はもう逃れたのだから。
お題 「最悪」
史上最悪と私上最悪
並べて想像してみたら
少しちっぽけな悩みに思えた
『最悪』
安心と不安の続き
最悪
最悪だ....俺は、自分の運の悪さを呪った。
よりにもよって村上と一緒に居る時に
出くわすとは....
「あれ?相澤君.... あそこに居るの
槙君じゃないかなあ?」
やばい村上が気付き始めた。
「槙 いやあ こんな所にあいつが
居る訳ないだろう村上 他人の空似だ
世の中には自分に似ている人が三人は
居るって言うからなあ」俺は村上の背中を
押してさりげなく方向転換させる。
「え....でも...」村上は戸惑いながら
後ろを振り返っている。
俺は内心あんなデカイ奴がそう何人も居てたまるかと思っていたが だから絶対
あれは槙なのだが
今の槙に声を掛けるのは自殺行為だ。
何故なら絶賛 他校の不良連中と
喧嘩中だったからだ。
しかも拳と拳を交える割とマジな喧嘩だ。
俺一人だったらそのままスルーして
道を変えるのだが 今日は、間の悪いことに村上も一緒に居る。
友達を大事にする村上は知り合いを見つけたら必ず声を掛ける。
しかも喧嘩を見つけてもまずは話し合おうと言うタイプの為あの緊迫した雰囲気に
緊張を覚えない
慈悲深い菩薩様はどんな人にも平等に
振る舞うのだ
ある意味空気が読めないと言えばそうなの
だが しかし俺はそんな村上を責めない
何故ならそれは、村上の長所であるからだ
そんな菩薩様の優しさを踏みにじる輩が
悪いのだから....
とにかく村上を安全な所に逃がさなければ
そう思っていたら....
「あ~タケちゃんムラガミ様やっほ~」
空気が読めない事が短所でしか無い男が
大きな腕を振ってこっちに大声で声を
上げた為 俺の計画は脆くも崩れ去った。
しかも喧嘩途中で声を上げた為
喧嘩相手の不良連中もこっちを見る。
(あの馬鹿せめて全部相手を倒してから
こっちに声を掛けろ!)
こうなったら仕方ないと俺は速攻で
プランを変更村上が槙に声を掛ける前に
俺は村上の手にいくつか小銭を握らせた。
「村上 向こうの方に自動販売機があったからこれで飲み物買って来てくれ
俺はコーラで槙はセンブリ茶でもトマトジュースでも何でも良いから適当で
村上は何でも好きな物買って良いから
じゃあ頼んだ」
村上は、最初キョトンとしていたが....
「うん!」と頷いて自動販売機の方へ
歩いて行った。
この隙に.....
「ほらさっさと片付けるぞ!」俺は久しぶりに拳を握る。
「えっ!もしかしてタケちゃん加勢してくれるのぉ~珍しい~」
「お前は、どうでも良いが村上に怪我させる訳には行かないからなあ」
「あっなる程 同感じゃあさっさと片付けますか!」俺と槙は背中合わせになる。
「じゃあ俺は後ろタケちゃんは前って事で
じゃあ行くよ!」
俺と槙は合図と共に飛び出した。
こうして村上が帰って来る前に何とか
片付ける事が出来た。
「ぷっはあ~やっぱり運動した後のジュースは最高だわ~このトマトジュース美味っ~」と槙はこぼれた液体を手の甲で拭いながら言った。
(おっさんかよ....こいつ...)
俺は呆れたため息を吐く。
「槙君のお友達の人にも挨拶したかったなあ」村上が菩薩像のにこにことした笑顔で言った。
「まぁあいつらも忙しいから!」槙がにへらとした笑顔で言う。
(忙しかったのは俺だ....)と俺は内心で
毒突く
まぁ片付けた奴には口止めしたし
大丈夫だろう....
しかし今日は、厄日だった。
しかし今日で最悪の運は使い果たしたはず
明日からはまた普通の平日の穏やかな
日常が待っているはず そう信じたいと願いながら俺は二人と連れ立って家路の道を
歩いたのだった。
最悪なことなんて、ないと思いたい。
今まで、生きてきてつらく苦しいこともあったけど
全部乗り越えてきて、今、生きている糧になっている。
#最悪
最悪だーって思うとなんかどうでもよくなって
なんでこんな頑張ってるんだっけ
なんのためにここにいるんだっけ
それって誰かのためになってるっけ
みたいにネガティブループにどハマりすることがある
そんな時は寝るのがいい
思考が最悪だと行動も最悪になるから
一時停止したほうが自分と誰かのためになる
「……最悪だ。」
寝ている私の隣で彼が力無く呟いた。
眠気で意識が混濁する中薄目を開けると彼は気怠げそうにガシガシと頭をかいていた。腹痛のせいで私は彼に言葉をかけられなかった。
彼は私を見下ろす形で立っていた。顔色が悪く眉間にしわを寄せて仁王立ちで私を見つめている。
私、何かやらかしたかしら……。
彼の足元には中身の無い缶ビールと、大きな水溜まり。
「救急車……、いや、まずいか。」
何をごにょごにょ言っているのだろう。聴こえない……。
…なんだか水溜まりがやけに紅い気がする。でもたぶん気のせい。
それに彼が手に持っているピカピカするのは包丁なんかじゃないのだろう
動かない私を他所に、彼は床に広がる大きな血溜まりを拭き始めた。
【最悪】
最悪
ほんと最悪!これからどうすればいいの!?
そう思った瞬間があって、もちろん間違ってなくて。
でもきっと、数年後にはわらい話。
あの時ほんと最悪だった〜!
なんて冗談交じりに語れる日が来る。
止まっちゃだめだ。生き続ければ未来はあるから。
最悪
「あ〜あ最悪、こんな事なら家族と離れて暮らしたくなかったな」久しぶりに帰省した妹がぼそっと言った。「えっ?」私は思わず聞き返した。「家に帰りたいって言ったの」と妹が悲しそうな顔で言った
私の妹は色々理由があって特別支援学校の寮で離れて暮らしている。しかし、長期休みやゴールデンウィークに帰省する度に家に帰りたいとか、寮に行きたくないなどと言っている。私はそれを聞く度にとても辛い気持ちになる。「可哀想だけどどうにもしてあげられないんだよね、ごめんね」とそれしか言えなかった。
最後に大好きな妹へ
元気でやってる?帰省すると毎回帰りたいって言うけれどどうにもしてあげられなくてごめんね。でも決まりや規則に厳しくて嫌な事や我慢しなければならない事も沢山あるかもしれないけれど私はずっと応援しているよ。体に気をつけて頑張ってね。