『最悪』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「最悪」
今まで
最悪も
どん底も
経験してきた
ような気でいる
でも…
これから
最悪も
どん底も
あるんだろうな
腹据えて生きよう。
最悪
連帯保証人になっていた父が借金を背負い資産を全て失った。
僕は、家計を支えるために夢を諦め働くしかなかった。
精神状態が最悪のとき、川に身を投げてこの生を終わらせようとしたことがあった。
最後に家族への感謝を残したいと思い、近くのダイソーでお菓子を2つ買おうとした。
飴とチョコレートだ。
会計を済ませ、最後の時をどう過ごそうか考えていたら、頭をハンマーで殴られたような衝撃的な言葉を店員さんから聞いた。
「”また”お越しくださいませ。」
もちろん言った店員さんは社内の規定にそって発言したに過ぎないのだろう。
だが、この時の僕には自分に再びの可能性があるのかもしれないと生きることに前向きな気持ちが沸き起こってきたのだ。
僕は泣きながら家路に着いた。
きっと誰かに自殺を止めて欲しかったのだ。
僕の場合、止めてくれたのは見ず知らずの店員さんだった。
あなたの何気ない一言が誰かの命を救ってきたのかもしれない。
僕は店員さんの一言に救われたことを生涯忘れない。
『最悪』🧡
イライラして
自分が自分じゃないみたいで
周りにも迷惑かけて
最低な人間だ。
もっと自立しなきゃ
もっと成長しなきゃ
そう思えば思うほど
空回り。
また、やらかしてしまった。
…最悪だ。
【最悪】最悪だよね。ほんとに最悪だよね。
なんでなんだろうか。なんでこんなに好きになる人には
気になる人には相手がいてるんだろうか??。
だからわたしは、恋愛話がないに等しい。それだけ良い
男なんだろうけど、想い人に想われたい気がない
わけでもないにな。よほど前世に何かがあったのかも
しれない。もう恋のない世界に私を連れて行って!
なーんてね(笑)
3 年後のpure
(最悪。)🦜
あのね。
僕の、一番の
好物はね。
《白米なんだね。》
でもね。
「僕は、まだ小さな子供だから
白米は硬くて、
硬くて、
食べられなかった。」🦜
【悔しいやら、食べたいやら、
僕・・・泣いちゃた。】
取り返しのつかない仕事のミス
早く帰れた日の運転見合わせ
朝に遭遇する姦しい女の群れ
土砂降りの花火会場
デカいくしゃみの男
腹痛
そして
熱々の明太子クリームを服にベッタリとなすりつけながら床に崩れ落ちる大盛りパスタは深夜残業を終えた私のよりどころとなる夕飯だった
この世をこそ最悪と呼ばずに何としようか
「最悪」
どんな状況だって
あっという間にひっくり返るからな
まだ諦めるな
大地を踏み締めて、願うは平穏。
覗き、水面に映るは色褪せる虚像。
隠れ、佩刀を罰するは偶像崇拝。
斜に、刃を構えるは残像像。
地に、舞うは一面の勿忘草。
大地を蹴りあげて、願えば刺激。
最悪だ
また失敗してしまった
これで何度目だろう
次は頑張ろう気をつけようと
思っていたのに
私に人付き合いは
向いてないのかもしれない
【最悪】
ガタンガタン、、、
やっと仕事が終わった。
終電ギリギリに駆け込んだ電車に人は乗っておらず、私は上がる息を整えながら座席に腰をかけた。
『はぁ、、はぁ、、』
普通の高校を出て、普通の大学を出た私が勤めた会社は何とブラック企業。
毎日毎日早朝出勤で残業三昧。
もちろん残業代なんて出なくて、上司からは自分のイライラをぶつけられセクハラとパワハラ、モラハラの地獄だ。
こんな環境で生活している私にもちろん人権などなく、自宅にはいまだに荷解きしていないダンボールが積み重なり、出し忘れたゴミなどが玄関付近に鎮座している。
はっきり言えば最悪だよね。
辞めたいけど、いつも上司に流されてはぐらかされるからどうしようもない。
『明日も仕事だー、、』
明日は祝日。
何とか休みをもらえないかと上司に直談判したけど、私がいないと会社が回らないとか何とかで結局出勤コースになってしまった。
ブルーライトの見過ぎで疲れた目頭を抑えながら、暗い窓に映った妖怪のような見た目にため息をつく。
もう何日くらい2時間睡眠の生活をしているんだろう。
いっそのこと死んだ方が、、
プアアァン
電車の汽笛が鳴り、少しだけ明るかった外が線路に入ったことにより暗闇に閉ざされる。
チカチカと電車の照明が不意に点滅し、しばらくして戻る。
『、、?』
不思議に思いながらも駅が近づいた事を知らせる車掌アナウンスが聞こえたから重い身体を起こす。
〜ご乗車、ありがとうございます。まもなく、ガガガッピー、、、〜
アナウンスが止まった。
え?何で?
思考が上手く回らず、グルグルと疑問だけが頭の中で回転する。
電車はゆったりと止まった。
ピンポーンピンポーン
扉が開く音にビクッとなりながら恐る恐る外を覗く。
暗い。
そして霧が立ち込めている。
駅のホームの看板はハゲていて駅名が見えなかった。
『ここ、、どこぉ?』
半泣き状態になりながら辺りを見回す。
スウゥッと霧が晴れていき、月が姿を表す。
光を頼りに改めて周りを見回すと、駅のホームの真下に川があった。
私の最寄駅はそんな場所じゃない。
しかもそこそこ大きな川だし、船浮かんでるし。
何で?乗る電車間違ったかな、、?
『誰かー?いませんかー?』
意を決してホームに降りた。
コッ、、
一瞬で目の前の景色が変わり、会社の近くの駅に場面が変わった。
あれ、?何で、?
プアアァン
遠くから電車の汽笛が聞こえる。
『ようこそ。黄泉の駅へ。』
耳元でそう聞こえた瞬間、私の体は機体に押しつぶされた。
本当に、最悪の1日だ。
でも、、これでもう会社に行かなくて済む、、なぁ、。
ゴシャッ
牛乳を床にこぼしたとき
ゴミ出しを忘れたとき
スマホを家に忘れてきたとき
電車が遅延しているとき
あの子と今日も話せなかったとき
うまく話せなかったとき
話せたけど
たいしたことないんだけど
別にいいんだけど
その瞬間その自分にとって
今日も最悪を更新していく
最悪
降りしきる雨の中を全力で走る
息は上がって胸は苦しいが
足を止めるわけにはいかない
くそっ…なんで…
なんでこんなことになってしまった
自分に問うまでもない
全部自分のせいじゃないか
自分の至らなさが今の状況を招いた
無事でいてくれ…
自分の代わりに苦境に立たされている
自分にとって大事な人のことを思う
どんなに考えても
その願いが叶う未来が浮かばない
だけどせめて手遅れにならないように
最悪の事態を避けられるように
今はただ走るしかなかった
#最悪
泣けない私 最悪
何を言われても笑えてる私 最悪
心の声をカタチに出来ず
イビツな思いに化粧して
取り繕えてしまう
三文芝居の女優みたいに…
可哀想な女だなんて思われたくない
今更どう変われというの?
最悪を知ったからこそ
夢を追いかけてゆける
そんな生き方しかできないけど
最悪な自分を抱きしめて
最高な明日をまた夢見るんだ
愛すべき最悪なアレ/最悪
これから君と観賞する映画が、つまらない作品であることを祈っている。
クオリティーの低い映画を一緒に見た後、君は決まって難しそうな顔をして、論評を始めるね。
最悪、時間の無駄、駄作、普通につまらない、宣伝持ち上げすぎ、有名人使いたいだけ……
眉間に皺を寄せ、眼鏡のつるを時折押さえながら、溜息混じりに、早口で。
苛立った様子で、不機嫌そうにマイナスな言葉を並べ立てる君が、私は最高に好きなのだ。
……そんなことを君に伝えたら、私に「最悪だ」、とか言ってくれたりするのだろうか。
そうだよ、私は「最悪」と零す君が「最高」に好きな、「最悪」なヤツなんだ!
毎日、良いこと悪いことが同時に起こる。成長したからか分からんけど、恋愛のこと考えるようになった。私って、人から好かれてるのかな?好かれてなかったら最悪だな。誰か私のこと好きな人いるのかな。こんなことばっかり考えてると、最悪な結末しか出てこない。
最悪。最悪ね。
最悪な日?最悪な人?最悪な出来事?
うーん、どれもピンと来ない。
まだ、私の人生では最悪に出会っていないのかもしれない。
愛犬が亡くなったとき?優しい祖母が亡くなったとき?思いついたのはこの2つだけれど、それでもまだ最悪じゃない気がする。
死は人としての最悪の状態だと思うけれど、なんだか違う。酷く悲しんだし落ち込んだけれど、最悪ではなかった。
冗談交じりで人に「最悪」と言うけれど、実際に最悪だったことはない。
うーん、難しいな。最という字が使われてるのがそもそも悪い。一番悪いことだなんて、簡単には考えつかないものだ。
そうだな、一番の悪いこと。人類にとっての最悪と言うならば地球爆発とかだろうか?
地球爆発は流石に冗談だけれど、でも最悪というからにはそれぐらいの規模になるんじゃないだろうか。
まあ、結局は日常で言われる最悪なんてものは世の中から見たら酷くちっぽけだ。
今日起きた悪いことなんて、数年後にはそれを遥かに超える悪いことが起こるものだよ。
何かが起きてしまったなら、それは未来の予行練習だ。
いつか来る本当の最悪は、きっと誰も想像つかない形で私達の目の前に現れるだろうね。
今日は最悪だ。
何故かって?仕方がない遡ってあげよう。
私は何時も朝起きたら必ず連絡が来ていないか確認するのが世間で言う、私の「モーニングルーティン」さ、
いつも通り それをして、いつも通り学校へ、
嗚呼 、言い忘れていたよ、私は学生でね、
まぁ、それを済まし帰って食、風呂、課題、
これら全てやり、今日もスマホを開く、皆さんは『書いて』というアプリを御存知?
そのアプリを開いて … 、
『 嗚呼 … 今日のお題は ” 最悪 ” だ… 。 』 ( 題 最悪 )
最悪 6/6 (木).
「もう頑張ったよね。」
私は十分に頑張ったはずだ。人間関係も勉学も、家庭環境も自分自身にも部活にも。
一つ一つ向き合って、頑張った。…ただ、結果が出なかっただけ。
十分、十分がんばった。もう無理しなくていい。
そろそろ、空に昇っていい頃だ。
私はそう自分自身に言い訳して、冷たくて塩臭い、そして
どこまで寛くて青い海に足を入れた。
…寒い。
奥深く、喉元に差し掛かるまで海に入っていった。
悲しげに、チラチラと光る月を横目に潜る。
…あつい。きもちわるい。くるしい。
海底から、月を見ようと目を開けようとしたが怖くてやめた。
私の意識は、顔を深く入れた所で途切れた。
.。o○ ○o。.𓆞 𓆜𓆛
次に意識が繫がったのは、数時間後のことだった。
医者が安堵したように、申し訳無さそうにこちらを見る。
どうでもいい話をした。くだらない話。
ここはどこですか?ここはびょういんです。
なぜわたしはびょういんに?あなたがおぼれていたからです。
だれがみつけてくれたんですか?そこのおにいさんです。
あなたをたすけるためにむちゃして、…ごりんじゅうしました。
この会話を、脳で何度も繰り返す。受け入れたくない。
ふと、隣を見ると、見知った、優しい顔のあの子がいた。
息をしなかった。眠っていて、ただ、つめたかった。
髪が、塩水で濡れていた。
『最悪』
そんな言葉をぼそっとこぼして、
この世界から逃げるように目を閉じた。
.。o○.。o○.。o○.。o○○o。..。o○
あとがき
今回は、「奇麗な鬱」をテーマに書きました。
どろどろとした鬱も好きですが、キラキラしてるのに、中身は痛々しくって、
後悔の詰まった鬱も私好みです。海も作品中に出てきたので、文中で.。o○←も
使ってみました。溺れるシーンを再現したつもりです。
ヒエログリフも使いました。やはり切なげな作品にはヒエログリフが映える。
奇麗な鬱も、たまには良いですね。それではまた。
最近季節の変わり目ですので、風邪にはお気をつけて下さい。
.。o○.。o○.。o○.。o○ 𓆡 𓆜𓆝
【最悪】
あなたは本当にバカだなぁ
私があなたの浮気に気づいてないっていうの?w
自分が上手く隠しきれてるっていうの?w
ふぅん
まぁ私は気づいてるけどね。
だけどあなたが今でも忘れられないなぁ
それはねあのとき一番幸せって私が思ってたからだよ。
本当にあなたは最低で、最悪で、一番大好きだった。
嫌なことがあると、何でも自分ではなく、誰かのせいにしてしまう。他人にそれを言うことは無いのだが、心の中で現実逃避をするようにそうしてしまうのだ。そんな自分に甘すぎる最悪な私なんか、誰にも見せたくない。だから、そんな時は一人で部屋の隅で泣いていることが多いのだ。
「おや、こんな所にいたのですか。探しましたよ」
今日も嫌なことがあり、一人で泣いていたら彼が部屋に入ってきた。一番見られたくない人に見られてしまい、さらに慌ててしまう。涙を止めようとすればするほど溢れてしまう。
「よしよし…泣きたい時は泣いていいんですよ」
そう言って隣に座った彼は、優しく微笑みながら私の背中を撫でてくれた。無理に聞くようなこともせず、ただ隣で慰めてくれたのだ。そのおかげで次第に涙も止まってきた。
「ありがとう、あなたになら話せそう」
「俺でよければ、ぜひ話してください」
そうして今日起きた嫌なこと、そしてそれを自分のせいではなく、どうしても他人のせいにしてしまうことなどを包み隠さず話した。
「ね、こんな私最悪でしょ?嫌いになるよね」
「そんな事ないですよ。何もかも自分のせいにしていたら、貴方の心が壊れてしまいます」
彼は私の自己嫌悪に対して、即座に否定してくれた。そして、私のしていることは間違っていない、人は誰しも弱い部分を持っているからそれでいいと言ってくれた。それを聞いて安心した私は、今度は感動で涙を流した。
テーマ「最悪」