『時を告げる』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
時を告げる
始めようと
今しかない
この時を逃さぬよう
始まりの鐘を
逃してはいけない
時を告げる
大切な人と食べるパンは
他の誰と食べるパンよりも
おいしい…
ずっと…大切なあなたと
…時を告げる…
叶わない夢
でも…
夢の中では…
永遠に…
皆様が私のことを指さしております。
信じられない、と言いたげな顔で、
立ち尽くしております。
せっかくの絨毯も、アンティークナイフも、
血が固まってしまって、台無しです。
時計の鳩が、三度鳴きました。
日が昇るには、未だ早いでしょう。
では、ご質問です。
私は、殺したのでしょうか。
それとも、殺されたのでしょうか。
「時を告げる」
私たちは時を告げられてる。はっきりした時間ではないけれど、この地上を去る時が来ることを。
知っているのに、すっかり忘れて生きている。
人生後半になって、もう少し上手に時間を使ってくれば良かったなって思うけれど、今しか気付けなかったんだから、今からだね。
みんなはもっと早く気付くといいな。
(現パロ)
昼休みの後、五限目の授業は古典でおじいちゃん先生の単調な声が教室に響いていた。
特に誰かが当てられるわけでもなく、グループディスカッションがある訳でもないそんな授業は、どんな時間であっても基本的に眠気を誘うものでしかないのに、昼休みの後なのだからいつもより数倍の威力を持って僕の眠気を誘うのである。
今の時刻は授業開始から十分を過ぎたところで、後四十分は残っているというのに、もうすでに上のまぶたと下のまぶたがくっつきそうであった。
この授業の先生というのが厄介で、寝ている生徒は特に起こしもせずに減点してくるタイプだった。
そんなわけでどうしても眠るわけにはいかず、隣の席のメゾに目を向ければ、目が合った彼女は少し笑ってからメモを寄越してきた。
『眠そうだね。なんかする?』
『そうだな。絵しりとりでもするかい?』
『絵、得意じゃないから』
『じゃあ最近あったことでも書いてくれよ』
『仕方ないな〜』
声ではなく文字で会話をするというのは新鮮で、そしてめちゃくちゃ楽しかった。
会話に夢中になっていたとき、授業終わりの時を告げるチャイムの音が聞こえた。
号令がかかり、慌てて立ち上がって礼をする。座り直す時に彼女がそっと囁いた。
「楽しかったから、またやろうね」
柔らかく微笑んで教室から出ていく彼女を見つめながら僕は大きくため息をついた。
「時を告げる」
本当にそんな力があれば
もっと沢山電話したのに
沢山ありがとうを言いたかったのに
もう想いは交差しない
#時を告げる
生まれて
命の幕が降ろされる日まで…
それはそれは
誰にもわからない不思議
誰が決めるのでもない
自分で最初から
わかっているわけでもない
神のみぞ知る…なんて言うけれど
そんな時に神様は
何を告げるのだろうか
あらゆる大切な時を
迎える時には
どんな風に私に
気づかせてくれるのだろう
それとも
一瞬のうちに
その時は告げられてしまうのだろうか
「時を告げる」
けたたましい人工的な音で目を覚ます。手探りでスマホを探し画面を見ると、腹が立つくらい整ったフォントの0730の数字。まずい遅刻だ。重い身体を勢いよく起こし、掛けている制服を引っ掴む。覚醒しきってない頭で必死に今日の時間割を思い出しながら、マグにコーヒーを淹れる。少しこぼした。冷ますついでに髪の毛を縛り、目についた教科書たちを鞄に押し入れる。まだ少し熱いコーヒーをあおり、マグをシンクに入れたら準備完了。これを朝ご飯とする。思い出したように再び喚き始めたスマホを黙らせ、スカートのポケットに押し込む。このアラームが鳴ったらいよいよまずい。長距離ダッシュの準備運動としてまだ夢の中にいる家族に大きな声で呼びかけ、外の世界への扉を開ける。あぁ、今日が始まる。
「いってきます!!」
【時を告げる】← change order →【奇跡をもう一度】
長いコートについた黒いフードを被る。
世界との音を遮断するために
星型のイヤホンをして、
夜の街を歩いていく。
聴く曲はいつも同じ
「月の光」。
みんなが寝ていくような
ゆったりとしたテンポで奏でられるピアノ。
私が聴くには勿体ないような曲だ。
漫画を買い、
1度家に帰る。
鳩時計が
午前3時と
時を告げる頃、
買った漫画を1冊ずつ取り出す。
最初はちょっと前に1巻目が出たばかりの
「□▲◆◎■▽○」という漫画。
夜ではなく夕方に読む方が合っている漫画だった。
次は結構前から買っていた漫画の12巻、
「✖★□▽◆★□■」の「○★▲▽◎」という漫画。
1巻目から自分の想像を遥かに裏切る展開で、
こちらはもう1時間前に読みたい漫画だった。
最後は初めて買ってみた漫画。
表紙に惹かれ、
絶対午前3、4時くらいに合うと思って買った
「★☆★☆★☆」という漫画。
"Good Midnight!"
という一言が
とてもいい漫画だった。
何より、
「月の光」という曲の雰囲気に
すごく合っていた。
この余韻に
浸って
浸って
浸り尽くして、
溺れてしまいたい、と
薄暗い部屋の天井を見つめた。
𝗺𝘂𝘀𝗶𝗰 ↻ ◁ II ▷ ↺ 𝘀𝘁𝗮𝗿𝘁
刻一刻と進む時計の針は、消して過去には
戻らないから 、
後悔しないように生きようよ ! 🙌🏻🤍
本日のお題 / 時を告げる
はじめまして!🤝🏻💞
“ 色音 ” です。 語彙力とか無いですが
頑張るので、これから宜しくね !
3ヶ月程前の事。時を告げる目覚まし時計が壊れたので買い替えようと思ったものの、気に入るものがなくて。
あぁ、もういっそ、ピカチュウにでもしようか、ピカピカ言うし、と手に取ってはみたけれど....、結局何も買わずに帰ってきてしまいました。
で、それ以降、朝はスマホのアラームで起きているのですが、なんの問題もないので、もうこれでええか〜で今に至っています。
スマホのアラームのメロディーですか?
そらもう、推しの応援歌ですよ。
時を告げる応援歌。
なにそれカッコいい。
夕焼け小焼け、さよならしましょう、と空が鳴いている。鐘の音は無機質な割に時間帯のおかげ郷愁を感じさせてくれる。じゃあね、またね。別れの挨拶をして、踵を返し、影を見下ろす。明日なんて来ないのに。知らぬ存ぜんぬで、平然と嘘をつく。
時を告げる
1日の仕事終わりの時間が近づいてくると
誰もが時計とにらめっこをしながら作業をする
そしてチャイムが時を告げる
昨日も今日も…日々時間との闘いだ
さてと、明日こそは残業無しで帰れるかなー?
時を告げる
私が生まれ育った山間の小さな部落は同姓が多く、姓でなく屋号で呼び合うのが常だった。ブンザヤシキ、ヤダイ、カネサ、元の意味など忘れられて久しい屋号がほとんどだったが、私の家の屋号トキノヤにはいわれが伝わる。時計があるわけでも鐘があるわけでもないこの家、しかしこの家の古井戸が「時を告げる」のだという。「時を告げる」のがどういうことか私は知らないが、「時を告げる」の意味がわかったと言った父はしばらくして肺がんで死んだ。「時を告げる」とはこういうことなのねとつぶやいた母はその夜脳出血で亡くなった。
時を告げる
時計だけじゃない。
太陽だって、影の長さだって、
昼時夕時のご飯を支度する匂いだって。
たくさんのものが時を告げてくれる。
たげどいつも忙しなくて、
中々きづけない。
思っているより
進みが早い時計の針に顔を険しくして、
何かと闘ってる。
いつもおつされさま。
本当にお疲れさま。
「 時を告げる 」
「 ちょっと あの 、 最期 に行きたいとこ あるんス 」
写真撮影が終わった後、手を挙げてそう言った。
「 お 、 なるほど いいよ 〜 ? 」
そう言うと目的地に繋がるゲートだろうか、そこに向かい2人とも足を運ぶ。
そこには何処までも果てしない青空と宇宙船、、らしきものが飛んでいた
「 なんここ 、 ? 」
「 ちょ 、 ちょっと待ってくださいね 、 」
何かいじって居るらしい、一体何をいじっているのかは自分には分からない
終わったのだろうか、ふと振り向くとそこにはぽつんと “ 何か ” が置いてあった
「 これ 自分のっス 」
笑いながら指差すお前に
「 え っ これ お前のなの ? 笑 」
…この時で、 「 まさか 、 」 とは思った。
「 え 、 俺の分あんの ? 俺のも出して 」
そう言ったときだった
「 .. あの … 、 その ,, 自分ちょっと … 帰んなきゃ 行けない 、 」
「 … 何 、 ? 何処に ,, ? 」
「 自分の 、、 居たとこっス … 」
「 … これで 、 !? 」
「 そうっス 、 ! 」
「 どゆこと 帰んなくて 良くない ? … 全然 、 」
素直に 「 帰らないで 」 と言える性格なら良かった。もしくは、ごねずに 「 楽しかった 」 と言える優しさがあったら、でも自分は強欲だから明日も、明後日も、次の季節もそのまた次の季節だって、一緒に居ると思ってた。
「「 呪いなんじゃないっスか ? いて欲しいってのも 。 」」
夏だけだと決まっていたのに、別れを口にしたのが直前なのも、ごねる俺を理解していたからだろう。ごねる俺を無理やり諭してお前は帰るつもりだったんだろう。何処まで大人なのか。別れを言うトコロバの声は明るく、…それで居てどこか急いでいるようだった。
……そうか、トコロバも辛いんだな。
俺のために諭す大人になろうとするトコロバ。ここまでさせてしまうのは申し訳なかった。
「 …… また 、 遊べんだよな !? 」
泣きそうになる感情をグッと堪えて強い相槌を2回。
「 はい ! 」
それならもう、、何も聞かない。トコロバばかりに気を遣わせてしまうのは、嫌だから。
ぐらぐらと離陸する飛行機が涙で滲んで見えなくなる。
震える声でそう叫んだ。
「 遅かったら 迎えに行くからな !! 」
「 夏が壊れる __ 」
2024 . 9/6
─── 時を告げる ───
川のせせらぎが聞こえる
泳いでる魚が跳ねて
水飛沫が顔に散る
太陽は空の真上
雲が流れ
そよそよ風が吹いて心地良い
誰かを待ってるわけではない
魚を釣りたいわけでもない
ただなんとなく
ぼんやりしたい時は
いつもここに来ている
今日はどれくらい居たかな
遠くから僕を呼ぶ声が聞こえてきた
お茶の時間なのだろう
お腹は空いてないんだけど
帰らないと怒られるかな
もう少しだけここに居たいな
鐘が1回鳴った。
ハッとして時計を探す。
鐘が2回鳴った。
時計を見つけて時間を見る。
鐘が3回鳴った。
出口を探し走り出す。
鐘が4回鳴った。
後ろから呼ぶ声が追いかけてくる。
鐘が5回鳴った。
建物から出て階段を駆け下りる。
鐘が6回鳴った。
靴が脱げた。
鐘が7回鳴った。
かまわず走り続ける。
鐘が8回鳴った。
門をくぐる。
鐘が9回鳴った。
服が枝に引っかかった。
鐘が10回鳴った。
後ろから大勢の足音が追ってくる
鐘が11回鳴った。
木の影に慌てて隠れ、追ってくる足音をやり過ごす。
鐘が12回鳴った。
魔法が解けた。
時を告げる鐘の音はそれ以上は鳴らなかった。
(時を告げる)
シンデレラのオマージュ
「 時を告げる 」
ピピピ ピピピ
外の明るい朝の日差しと、アラームの音
「今日も学校か~ 嫌だな~。
うわっ! もうこんな時間!」
私は重い体を起き上がらせ、身じたくをして二階の階段を急いで降りた。
一階では、お母さんが洗濯をしていた。
「お母さん、おはよう!」
そして、お母さんは私に気づいて
「あら、 おはよう。
ご飯は机に置いているから食べて。」
「ありがとう~」
私はご飯を急いで食べて、急いで家を出た
急いで通学路を夢中に走っていると、十字路で私は、
ドンッ
と、ぶつかった
この時、私の· · ·人生の終わりの時を告げた
バタンっ (車から降りる音)
「大丈夫ですか?!」