『時を告げる』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
時を告げる
あんまりいいの思い付かない…。
最近スランプ。
そういうときは、好きなアニメみる!
私、今年13だけど、シティーハンターが
好きなんだ!りょうの普段とのギャップも
かっこいいし、なにより曲がいいの!
聞いてみて!本当に心を抉るような刺さる
メロディなんだ!
「ずっと、一緒にいようね。」
俺は、けして叶わない恋をしている。
余命一週間の女の子。今はすっかり弱っていて、苦しそうにしている。
久しぶりに彼女の体調がすぐれているとき、最後の別れを告げた。
数分後、彼女は旅って行った。
-数日後-
葬式の日、俺は彼女に別れを告げた
-数年後-
今年も、彼女の命日がきた。仏壇の前に座って、お線香をあげる。
今日も、時を告げている。
小さな教会の、小さな庭の片隅で、ぼくはきみと出会った。家にいるのがいやで、逃げるように駆け込んだ出入りの少ない街外れの教会。最初、驚いたように毛を逆立てていたけれど、ぼくに慣れてくれたのもすぐのこと。
きみとの出会いは、偶然だろうけれど。ぼくにとってはとても大切なことだった。きみにはそんなつもりはなくとも、たしかにぼくの心の無聊を慰めてくれたのだから。
それから毎日、ぼくはそこに通っていた。そうしているあいだは、心穏やかでいられた。時は緩やかに停滞していた。それでいいと思った。
あくる日、きみは物言わぬ存在となっていた。生まれたての小さな体では、箱庭のようなこの庭でも過酷な環境だったのだろう。きみはもう、ぼくの手を舐めたり、にー、と言ったりはしない。
教会の鐘が鳴る。立ち止まるな、と言うように。きみだったものをそっと土に還して、立ち上がる。
宝箱に仕舞っていたいくらい、たいせつな、陽だまりのような時間だったけれど。時間はぼくの手の中からこぼれ落ちてしまったみたいだから。
湿った土の小山に花を添えて、ぼくは箱庭から抜け出した。
テーマ「時を告げる」
時を告げる
作業BGMのように耳を通りすぎる教室の音声
小さく聞こえるノートに黒を乗せる音
頭の中はぼんやりしていて
瞳が映した黒板の白をただ書き写す
視界に入る何人かが正面の壁の右上辺りを見ている
先生も左手首に視線を移した
♪︎
聞き慣れた音が学校に響き、授業終了を告げた
動画途中に広告が流れた時のように
本編の内容が一旦停止される
チャイムが鳴り止むと、授業終わりの挨拶をした
次にチャイムが鳴るのは、下校時間を告げる時。
目を覚ませ
朝だ起きろと
音が鳴る
まだもう少し
昨日に居させて
《明けぬ朝は無い》
(刀剣乱舞/にっかり青江)
草木も眠る丑三つ時、にっかり青江は目が覚める。
「はぁ....」
理由というのは悪夢を見たからである。
刀も夢を見るのかと思ったが、実際見ているのだから仕方が無い。
かつて自分が斬った女と子供の幽霊が出るのだ。
あの人おなじ笑みを浮かべた女と、無邪気に近寄ってくる子供の姿にゾッとして飛び起きる日々。
とはいえ解決しないままでは困る為、"夢の中"という特殊な状況にうってつけの刀・姫鶴一文字に"夢の中にもぐってもらう"ことにより、解決の糸口を探すことにした。
夢の中ではあの日のように女の霊が幼子を腕に抱いて笑っている。
「っ.....」
逃げ出したい気持ちを抑える。
その時、隣にいる姫鶴が「あの女の人、なんか言ってない?」と呟く。
青江は「え?」と声を漏らし、改めて女の霊に向き合う。
「.......」
確かに何か、口が動いてるように見える。
「斬っちゃダメだかんね。あの人の伝えたい事を聞くのは、青江の責務だかんね」
姫鶴の言葉に青江は頷き、一歩近づく。
霊は笑ったまま青江に近付く。
そしてようやく音が聞き取れた。
「私たちを斬ってくれてありがとう。あなたのお陰で苦しみが無くなったのよ」
そしてフッと霊は消えたのだ。
目が覚めると朝日が昇り、時告鳥が鳴いている。
「ははっ....。なんだ....それを伝えたかったんだね....」
長い夜の終わりを告げる時告鳥の鳴き声は、青江にとっての暗く終わりの見えない夜の時間に終わりを告げていた。
呪いとも呼べる己の逸話に苦しむ時間は、ようやく終わったようだ。
# 時を告げる
おわかれの時を告げる。気づいた頃にはもういなかった。あなたは私の前から消えてしまった。
一人っ子だった私にとってあなたは唯一の姉のような存在だった。空気が読めなくて少々オテンバ。時々ミーハーで、たまに大雑把。悩み事を打ち明ければいっしょに悩んで考えてくれる人。嬉しいことがあれば真っ先にあなたに報告しに行っていたのだけれど、いつもいつも全力で喜んでくれた。反対に悲しい話をすれば、私よりも泣いてくれた。冗談のつもりで「姉のような存在だと思っていますよ」と言ってみたら執拗にお姉ちゃんと呼ばせようとしてきて正直鬱陶しかった。自分の感情のままに天真爛漫に、周りを明るく照らしてくれる人。
大好きだった。
あなたとお付き合いをしていた彼が最期を見届けたみたいだけど、彼は「一人になりたい」とぼそり告げてすぐどこかに行ってしまった。
あなたはもう消えてしまった。祈ることでしかあなたには会えない。
あなたの世界はもう見えない。
人生は苦労が7割…
良い事が3割…まあ、比重で言うなら
そんな感じかな…
一生で考えても、1日で振り返っても
楽しくて良い事の方が断然少ない…
修行に来ているのだから当たり前なんだが
しんどい事がず〜っと続くと頭では理解
していても、気持ち的には段々キツくなる
どんなに大変な案件にぶち当たったとて…
「あと、1年の辛抱だから頑張れ!」
…なんて、終了の「時を告げる」システムがあれば、もっと楽に構えられるのに…
後は、いかに自分自身が物事をふわっと
受け流すかだけだな…
結局、苦か楽かを決めているのも
我が心ひとつでどうにでもなる訳だ…
時を告げる
授業終了のチャイムが鳴る。
待ちに待った昼休みだ。
午前は数学とか理科とか,難しい科目ばっかりだったからしんどかった。
午後にも物理がある、あー金曜日って最悪。
でもそれはそれ。今は昼休みなんだから休むべきだ。
午前頑張ったからご褒美にちょっと奮発して購買でチョコパン買った。
友達に「太るよ?」とか言われたけど。
焼きそばパンをむしゃむしゃされながら言われても
説得力無い。
疲れた時は、好きな食べ物と、馬鹿みたいな無駄話の組み合わせが一番身体と心に効く。
その分,時間はバカ早く過ぎるけど。
そうこう言ってるうちに予鈴が鳴る。
眠たいツラい午後の授業の始まりだ。
はぁ、次の楽しみは放課後の無駄話か。
授業がんばろ…
「時を告げる」
毎日正しく時を刻んでくれる時計。
正午になると鳴る自治体の音楽放送。
時間通りになる近所の学校のチャイム。
入学式、卒業式、成人式、入社式。
時が経った事を知らせてくれる。
誕生日、記念日、金婚式、還暦のお祝い。
思い出を振り返りながら、時間の経過を告げてくれる。
でも、一番正確に毎日の時間を告げてくれるのは、自分の腹時計だったりする、どうでもいい様な事実······
「時を告げる」
その時は突然やってくる。
心の準備もないままに。
ある日突然。
時を告げる
時を告げる音が鳴る。
なんの音か、どこで鳴っているか分からない。
だが、いつも正確に同じ時間に鳴る。
少し遠いようで、聞こえはするがうるさくはない。
近隣の施設の何かの時間だろうか。
何にしろ、私にとってはちょうどいい時報だ。
時を告げた、朧月。
僕はもう、ここにはいられない。
最初から約束されていた。
僕だって最初から分かっていた。
それでも縋ってしまった。
時を急かす、朧月。
まだ貴方のとなりにいたい。
叶わない願いは七夕に。
あの日吊るした願い事は燃やされてしまったかな。
この想いもあのときに消えていたらな。
時を告げる、朧月。
ずっと、ずっと、貴方のことが、────…
─時を告げる─ #56
別れの時を告げる
発車のベルの音。
窓の向こうで
泣き笑いの君の顔、
今も
時どき、思い出すんだ。
君は、
今、
どうしているのかと…。
時を告げる
街に鐘の音が鳴り響く
公園のベンチに座り
行き交う人々や
二階建てのバスを眺める
そんな風景に憧れたこともあった
今は噴水がきれいな公園の
ガラス張りのカフェから
時を告げる鐘の音を
一度聞いてみたいものだと
遠い空に思いを馳せている
時を告げる鐘がなった
また7時
今日もこのアプリで
画面の中で出会っている
詩(お題)
『時を告げる』
にわとりが朝を告げる
腹のムシが空腹を告げる
工場が正午を告げる
子供の声が夕方を告げる
おギャーと命を告げて
入学式が巣立ちを告げて
受験が戦いのゴングを鳴らし
成人式は死への一歩目
時を告げる
この顔に
神様の下手な絵が
鏡に映る
時を告げる
この脳に
いっぱいの思い出が
生きてく足だ
始まりの時を告げる言葉
それは同時に終わりを告げる言葉でもあった
たとえば友人から恋人へ
たとえば家族から他人へ
終わりがあるから次の始まりがあるのか
始まりがあるから終わりが生まれたのか
なんとなく考える時がある
言葉とは絶対的なものだ
信じなくても信じてもそこに心が宿るから
私の始まりは何にしよう
何で終わらせて何で始めよう
浮かぶのは
「ありがとう」
「好きです」
「さようなら」
こんなありふれたどこにもない言葉だ
「起きなさい!」
と、耳を差すご近所のモーニングコール。
昨年まではカレンダーの黒文字以外で聞こえていたものだが、すっかりご無沙汰になっていた。
たしかおとなりさんのご子息が中学校を卒業して、高校進学と同時に聞こえなくなっていたのだったか。しかし今は夏休み、遠くで一人暮らしか寮生活かはわからないがきっと帰省中なのだろう。
「起きなさい!!!」
ふふふ。本日三度目のコールがかかった。毎日午前十一時から十分おきの、ある程度正確なアラーム。
よし、久しぶりに早めの昼食としてみようか。
今は西暦何年だ?あと何回ループすればいいんだ、、、どんなに未来を変えても、俺は必ず同じ時間に死んで、またこの時間に戻っている。俺は何回死ねばいいんだよ、、、
神様、俺を殺してください。もう嫌だ、、、もう、終わらせてください…そして、次の死で俺がループすることは無かった。