『時を告げる』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
時を告げる瞬間。
夕方の放送で音楽が鳴ったら、もう夕方か〜と分かる。
近所の子ども達も、まだ遊んでる途中であっても
きっと放送が鳴ったら
「まっすぐ帰ってくるんやで!」
と口酸っぱく言われてるかもしれない。
時計を持たない子ども達にとっても、分かりやすくていい。
定番の曲は「夕焼け小焼け」だと思うが、町によっては違う音楽もあったりするのだろう。
テレビで、地方ロケで流れた音楽はなんとX JAPANのYOSHIKIさんが作曲された「Forever Love」。
さすがは出身地もなかなかイケてるではないか…。
時を告げる
小説家になりたいと初めて自分の中で強い目標ができた小学5年生のあの日。
あの日からずっと迷って迷って迷りまくってきたけど、結局親には言えない。
お姉ちゃんは「本当になりたいと思ってるなら言えるはずでしょ?」そう言うけど、言えない。
だって怖いから。反対されるのが。お前には無理だって。現実見なさいって言われるのが。
怖い。
今、私は小さいやつだけど、小説を書いて選ばれたら今までよりは多くの人に見てもらえる企画にエントリーしようと小説を書いている。
それで結果が出たらちゃんとやって言いたい。
あの日、小説家になりたいと思った日から何も成長してないって前は思ったけど、一歩踏み出してみる。
上手くいくか、選ばれるかはわからない。
でも、とりあえず今はいい小説かけるように頑張ろう。
「書く週間」という素敵でありがたいアプリで私の小説を見てくれる人もいるんだから。
せめて、今を精一杯頑張る。
昨日の自分を越えられるように。
時を告げる
それは始まりの合図
答えのない迷路を進む
人生の始まり
そうして生きて
それぞれのゴールに
いつかたどり着くために
最後の時を告げるそれは
音色だろうか
目覚めをうながす
あなたの枕元のスマホのアラーム音?
時を告げる……。
時を告げる神様に訊きたい。自分の人生は、あとどれくらいか……を。
あのゲス女に台無しにされた人生、長生きしても喜べない。
人のおもいを躊躇いもなく踏みにじった売女……犯罪者・今井貞夫の娘、人でなしの今井裕子。
時を告げる……。
最近、時を告げる時計、あまり見なくなった。
チクタク、チクタク、ボーンボン!
振り子の音が、煩いとか。
秒針の音すらも、煩く聞こえるから……な。
【時を告げる】
あんなにさ、
私たち通じ合っていたのに、
2人で育んできた時間
その秒針が今、静かに鳴り止む
私たち、
別れの時が来たんだな
時を告げる鐘が鳴る
幸福の鐘
何事も平凡
些細な事件は起こるけど
いずれは解決
時を告げる鐘が鳴る
君と僕が出会い
恋人になるためのカウントダウン
幾度と鳴るコングに
重なるバトル
負けても諦められないんだ
時を告げる鐘がなった……
最後の別れまでの秒針が
静かに鳴り響く──
その時は静かに静かに近づいている──
(2023.09.06/時を告げる)
夏は夕方5時
冬は夕方4時半
子どもたちに帰宅の時を告げる
チャイムが鳴っている。
茜色の空に黒い陰。
誰そ彼という言葉から
黄昏という素敵な言葉が生まれた。
黄昏時というのは、一日で考えれば本当に僅かで
日の出と同じ様に特別な一時だ。
そんな特別な時間を
ノスタルジックな気分にさせるのに
チャイムも一役買っているのかもしれない。
どんなに楽しくてもこのチャイムが鳴ったら
友達との時間はおしまい。
「また明日ね」
「バイバイ」
明日も友達に会えるのが当たり前で
特別な事とは思わなかったあの頃。
大人になって変わってしまったものだらけの中
あの頃と変わらないチャイムが今日も
黄昏時の空に鳴り響いている。
9/6「時を告げる」
鐘の音が鳴り響く。夜が動き出す。
始まるは不死者たちの宴。人々は恐れ、家に引き篭もり扉を閉ざす。
そして、私は目を覚ます。狩りの時間だ。
並み居る不死者たちをなぎ倒し、叩き潰す。腐り果てた黒い体液は私をより黒く染め上げる。
闇に紛れて闇を狩る。それが私の定め。私に刻まれた呪い。
鐘の音が鳴り響く。朝が静けさを取り戻す。
そして、私は眠りに就く。
私の存在は、誰も知らない。
(所要時間:8分)
時を告げる。
時を告げるのは
本当に寂しい。
でもスキマジカンの
【またね】を聴いたら
次に逢えるまで
頑張れる。
時を告げるのは
もうこれしかないと
言ってた私が
まだこんなにあると言うのは
伸び代?
時を告げる。
飛び降りる前に時報が鳴った
君からの連絡も、いや…通知が鳴った
最後君の連絡見れて良かった。
そこから彼からの連絡は途絶えたとさ。
時告げる鐘の音。
伽藍の天上に描かれたフレスコ画。
この教会には、今日も神はある。
大きな十字架が、掲げられているが、信徒の姿は見えない。
ステンドグラスから、薄光をともなって、降りてくる光の粒は、教会の静寂さに拍車をかけている様だ。
「シスター、相変わらずの奉仕精神の欠如は、如何かと思うが、それは従順な愛なのかね?」
と、ガブガブ頭に噛み付いて来るシスターを、払い除けながら、私は血のたれた額を拭った。
「アガペーとは神の愛。これ即ち、神しか持ち得ません! ましてや、人の愛など、打率の低い打者のごとく、当てになりませんわ」
話が見えない……。
結局のところ、このシスターが信心深すぎて、頭がイッちゃってるのは、どうしょうもないことだ。
それには、誠心誠意、秩序と律法を持って、接しなければならない。
私は私なりに職務を全うしているという、事実が必要なのである。
「それより、神父様。今度の復活節の、イースターエッグは、どのようにいたしましょうか?」
「皆で飾りつけをしよう。あ、君は去年、無茶苦茶な絵を描いた経歴があるから、ベンチにいてくれたまえ」
「ピンチヒッターという訳ですね」
昔の話だけど、聞いて欲しい。
高校に入って、元々友達って言える存在なんか中学の頃から居なかったけど、ようやく出来たんだ。
そいつはそこら辺に居るようなクズみたいなやつらとは違って。
いつだって誰かを受け止める体制を持ったやつだった。俺は昔、そいつに聞いた事があった。
『泣きたくなる時って、ないのか。』
そしたらあいつは不思議そうな顔をして。
『いや?俺だって人間だもん、そりゃあるよ?』
少し拍子抜けをしてしまって、
『なんだよ〜変な顔すんなよ〜笑』と言われてしまった。悪かったと思ってる。
でも俺、本当は知ってたんだ。解ってたんだよ。
お前が、誰も居ない所でしか泣かない事、泣けない事。意地とか、責任とか、そんなんじゃなくて、もう染み付いてるお前の根本的な所なんだろうな。
だから俺は、お前が泣ける世界が来るまで、このクソみたいな世界で抗おうと思う。
俺ならきっと、またお前に会える気がするから。
お前ならきっと、また笑ってくれるから。
12時の時計が時を告げる。
お前は静かに1000年の眠りについた。
「俺が不老不死だったらな。笑」
そんな本気の願いを笑いながら言うくらいには、お前がいつか目醒めるという事実が、堪らなく嬉しいかったんだろうな。
「 。」
「ん、?あれ、なんでお前、?」
「 笑」
「え〜?笑 」
「 ?」
「まぁ、、、そーだけど、 久しぶり。」
「 。」
「ん。ありがと、笑」 ポタッ
『ちゃんと泣けて。良かったな。』
いつもは「またね」なのに
今日は「さよなら」なのね
会うのは今日が最後だったのね
知らなかったな
早く言えよ
もっと言いたい事あったけど
仕方ないね
さよなら!
//時を告げる
時を告げる
過去に縛られ
未来を怖がる
いまを生きる
かげかえなさを
忘れて過ごす今
心の目が縛られている
ただ今だけを
今日という時を
今しかない気持ちを
優しく抱き締めて
生きるという希望
心の奥底から湧いてくる
本当の思いに気づいて
今日という日と共に
時を告げる今の向こうへ
小夜啼鳥が鳴いている。
「ごめんなさい…………」
隣で眠る恋人は、謝り、涙を流した。
その涙を親指で拭い、頭を撫でてやる。
「おまえは、悪くない」と囁いた。
救いたい。全ての敵を遠ざけてやりたい。
おまえの心に潜れるなら、そうするのに。
ふと気付けば時を告げる音がした。
懐かしい振り子時計の音。
おじいちゃんの家で聞いた時と同じ音だった。
…。
もう引き返すことは出来ない。
あたしは意を決して目の前の扉を開いた。
私は今朝から動画を見続けている。だから、時間は気にしていない。その時、私の部屋にお母さんが来た。
そして、お母さんは時を告げた。「あんたもう23時59分だよ」私は絶望した。実はまだ宿題をやっていない。しかし、もう終わらせることができない。どうしたらいいのかわからない。
少し愛着の湧いてきた図書室で本を読みながら、校庭のグラウンドに目を向ける。長距離を走る陸上部、走り込みをするサッカー部、あ、そろそろ五時かな?なんて初めは新鮮だったこの時間と学校にいつしか馴染めてきたみたいだ
ほんとに時を告げられた気がした。
どこからか、時を告げる声がする。
やめてくれ。まだ。
まだだ。
まだ……。
まだ、寝ていたいんだ。
アラームうるさい。せめてあと五分寝かせてくれ。
『時を告げる』
時を告げる
あなたとの
他愛無い話
でも…
わたしには大切な時間
電話を切る瞬間
寂しさに襲われる…
また、静けさが
時を告げ…
あなたから
離れ…
1人ぼっち
もっと…
話したい
もっと声を聞きたい
そう思う