『春爛漫』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
蓮翔「ニコイザナ〜こいつ地下に連れていけー」
イザナ「あいよ〜」
マイキー「あいつらどういう関係なんだ?」
ドラケン「さぁ?わからん」
2時間後
蓮翔「(´Д`)ハァ…疲れたぁ」
イザナ「お前やりすぎな?」
蓮「うんうん…」
その後樹を見るものはいなかった
春陽が 暖かい心地で頭を照らし
香りを乗せた春風が 頬を撫でて鼻を掠める
爛漫と咲く花の光が 眩しく
歩くだけでも心地いい季節
ただそこに立っているだけで
新鮮な歓びを醸し出す
まして笑い声
鈴を転がすような声
その心良さ
美しい娘たちよ
春爛漫の花盛りの
おごりの春の
花酔の夜
春爛漫…青春している人達はそう感じられるのだろうか?
先輩がいない部活にも慣れた気がする。目に映る景色は未だにモノクロであるのだけれど。入学してからの桜は本当に綺麗だった。先輩が学級写真を撮る時、私はたまたまそれを理科室から覗いていたんだ。
「笑って笑って〜。はい、チーズ。」
あの時の誰かの声。先輩がじゃれる姿。春爛漫に咲く桜。舞い散る桜。全てが心地よく感じられた。今でもそれは…忘れられないんだ。ずっと忘れない。そんな思い出も今は昔。モノクロに映る桜に私はなんと言えば…どんな言葉を紡げばいいのだろうか?先輩が居なくなってから胸の辺りが寒くて仕方がないんだ。
ら…らん…まん。あった!春爛漫。花が咲き乱れるとかそんな意味なのか…。あぁ!新入生を迎える会の準備…しなきゃ!
「え、俺がこのボケ言わなきゃいけない感じ?」
「だって今のままじゃ嫌なんでしょ?」
「それは…。」
「ってかさ、クラスガチャ…本当にハズレだった。」
そうなんだと笑う幼馴染くん。久しぶりにそんな暖かい笑顔、見たな。
「君のこと、久しぶりに見た気がする。君に会えて良かった。」
しまった。つい素直になりすぎて言い過ぎた。少し照れていると君はへぇ〜そうなんだと嫌味ったらしく言うんだ。素直に喜べよ…こっちが恥ずかしいんだが。
咲き始めたばかりの桜が強風に煽られて少しだけ舞い散った。君が笑った途端に花が満開に咲き誇ったと私は錯覚してしまうほど…君は私の心を暖めてくれたんだよ。
花弁が舞い
暖かく、柔らかい風が頬を撫でた
様々な花が咲き乱れ
優しい匂いが漂い
まるでこの世のものではないかのようだ
なんて美しいのだろう
*春爛漫
春爛漫
テレビを見ていると、鮮やかな桜が映し出される。昭和の初期にテレビ放送が始まった。それと共にコマーシャル音楽やコマーシャル映像が続々と出てきた。まさに雨後のタケノコという感があった。カラーの時代になって口紅の色に象徴される化粧品のCMが増えた。春になると明るい化粧品、夏になると清涼飲料水、秋になるとJRの旅。冬になるとあったかホッカイロ。テレビはまさに打ちでの小づちのように思える。打ちでの小づちを持つのは大黒様だったと思う。お米とテレビの文化は日本ならではと思う。
「私とあなたじゃ住む世界が違う 第八十話」
「ラピスが警察官になってから、ガーネットは犬みたいに毎日吠え続けてるんだよね…って、最初会った時は犬だったけど」
志那は、マンションの前でアイスティーを飲んでいると、セラフィが遠くの方でこっそりとこちらの様子を見ていました。
「ラピスの呪いも解除しちゃうなんて〜。ラピスだけは、呪いに掛かったままが良かったのにぃ。ナイトメア様が邪魔者のガーネットを極地に封印して、残りみーんなをセラちゃんの物にすれば、ラピスが手に入るってアドバイス下さったから、その通りにしたのよ!でも、コレじゃ全然上手く行ってないみたいじゃない……」
セラフィは、涙目になって悔しがっていました。
「……でも、ナイトメア様はこの状況も想定内って言ってたから、きっと、ラピスはセラちゃんの物になるわよね!かーえろ」
セラフィはどこかへと行ってしまいました。
「…?今、そこに誰か居たような……」
志那は、セラフィが居た所の方を見ました。
「志那さん、この前はどうもありがとうございます」
ラピスが、志那の前に現れました。
「ラピス!」
「おや?今、ガーネットは…」
「朝、マンションから出てどこかへ行くのを見たけど…」
「なら、大丈夫ですね!」
ラピスは、一呼吸置いて言いました。
「お願いします!シトリンも助けてやって下さい!」
ラピスは、お辞儀して志那にお願いしました。
「ええっ?!……良いけど、どこに居るの?」
「三次元国の拠点に居ます」
「三次元国にも拠点があるの?」
「三次元国だけでなく、世界各地に林檎の拠点がありますよ〜」
「世界各地にって、それだけ人気があるって事なんだね。林檎王子だから、当然って言えば当然か…」
志那は、林檎王子の財力に圧倒されていました。
「どうか、よろしく頼めないでしょうか……?」
「勿論、良いよ。……戦力的にフロンティアウォーカー達で行けるかな?」
「出来れば林檎の人達もお願いしますよー…あ、ガーネットは抜きで。後々足手まといになるので」
「じゃ、呼んで来るね」
志那は、フロンティアウォーカーと林檎王子のメンバーを呼びました。
「ラピスの頼みか…」
「俺達も協力するぜ」
「フロンティアウォーカーさん、林檎の皆さん、ご協力ありがとうございます!」
「君と言えど、元々は仲間だった者同士ですから」
「じゃあ、行きましょう」
一行は、三次元国の林檎王子の拠点に向かいました。
「ココですよ」
「スゲェな…まるで中世ヨーロッパの城やんか!」
林檎王子の拠点は、中世ヨーロッパの城の様に壮大で美しい建物です。庭は手入れされていて、迷路のようになっています。
「まさに、王子様の住処だね」
フロンティアウォーカー達は、林檎王子の財力に圧倒されていました。
「どこ行けば、中に入れるんや?」
スノーは、庭を散策し始めました。
「あ、侵入者除けのトラップがあるので、俺達が案内します」
「迷わないように気を付けて」
林檎王子達は、志那達を城まで案内しました。
「デカい扉やな…」
「開けますよ」
アメジストは、城の扉を開けました。中は、調度品や家具が荒らされている状態でした。
「ど、泥棒に入られたのですか?!」
「コレは酷いね……」
フロンティアウォーカー達は、空き巣の仕業かと疑いました。
「シトリンに何かあったら…」
ローズは、不安になりました。
「シトリン!」
アンバーは、城中の扉を開けて行きました。
「シトリンを探しましょう」
アメジストを始めとする志那達も、シトリンを探し始めました。
「何処だろう…?」
「居たぞ!大広間だ!」
アンバーは、皆に大広間に集まるように叫びました。
「ウワッ……」
大広間では、痣だらけのシトリンが佇んでいました。
「シトリン、痣だらけじゃないですか!」
シトリンは、警察官の制服姿のラピスを見るなり、
「ラピス、裏切るなよ……ガーネットが可哀想だろ」
と言って、襲いかかって来ました。
シトリンは、闇覚醒を発動させて、城全体に電気を纏わせました。
「い、痛い!」
「コレは、無闇には動けなさそうだな…」
志那とカインドを始めとする一行のほぼ全員は、電気のせいで動けなくなりました。
「僕なら戦えるかも…」
キトンは、電気を交わしてシトリンに近づきました。そして、闇覚醒でヒョウに変身しました。
「グルル……」
キトンは、シトリンに噛み付いて、左腕の肉を引き剥がしました。だけど、すぐに再生してしまいます。
「獰猛な獣だな、だけど、再生は可能だ」
シトリンは、キトンに帯電網を貼り付けました。
「ウグっ……痛い!取れない!」
「電気が張り付き、痛みが延々と続く技だ。相手は脱退者と弱小グループだからこの程度で十分だろう」
「章司君を呼んだ方が良いかな…?」
志那は、スマホで章司を呼びました。
「俺も応戦するぜ!」
ガバードは、闇覚醒で背中に大きな翼を生やしました。そして、羽ばたいて空中に浮きました。
「シトリン!コレでどうだ!喰らえ、凄惨なる針の雨!」
ガバードは、シトリンの所まで飛んで行き、大量の羽根の針の雨を降らしました。
「クソっ、建物の中じゃ無かったら地震で何とか出来たのによ……」
アンバーは、悔しがっていました。
羽根の針の雨の威力は、周りの物を破壊する程の威力だったけど、シトリンは、何とか持ちこたえて攻撃を再開しました。
「……万事休すか?」
「遂に、この時が来やがったみたいやな…」
スノーは闇覚醒を使いました。
「奴に電気抵抗を無くして動けなくすればエエんやからな。まずは、水と鉄が電気を通しやすい物質や」
スノーは、志那とロードの方を見ました。
「トーチャフィールド!」
志那は、闇覚醒でシトリンの動きを封じようとしました。
「ウーワっ、危ねえ刃物だな……」
シトリンの動きが少し鈍くなりました。
「コッチも使わせてもらうで。海流龍王!」
大広間に海が出現して、龍の形をした水流がシトリン目掛けて突撃しました。
「海水言うたら、塩水やな!タダの塩水ちゃうけどな」
シトリンの服に掛かった海水が、酸で服を溶かしていました。
「太古の海水は、物凄い酸の毒水みたいやな!」
「クッ、危ねえ技だな……」
「後は、氷漬けにして動けなくすると……」
スノーは、闇覚醒を使いました。
「超低温領域」
シトリンは、−200℃の冷気で氷漬けになってしまいました。シトリンが放った電気は、全て本人の所に戻って行きました。
「ヒギャ……!」
シトリンは、倒れてしまいました。スノーは、一般人の姿に戻りました。
「スノーさん……」
「パズルには、掟があってな……闇覚醒使うたら破門、つまり、契約解除や」
「志那ー!怪我人は何処ですか?!」
「章司君、皆介抱してあげて」
章司は、救護術を使って城に居る全員を介抱しました。
「ん……?」
「シトリン、目を覚ましましたね?」
シトリンが目を覚ますと、ラピスが目の前に居ました。ラピスは、シトリンに回帰光玉を抱かせました。
「僕達、林檎を終わりにしよう……」
眩い光を放った後、シトリンは一般人の姿に戻りました。
#26春爛漫
写真
初めての小学校入学
にっこにっこでワクワクしてたね
中学入学
少し大人になったから
一緒に撮るの嫌がってたね
高校生
学生最後と思って無理やり撮ったツーショット
成人式
照れくさいけど仲良く撮れたねツーショット
きみといるとみんなが元気になるんだ
社会人になった君へ
今 大変だろう こん詰めてないで
時々はうちに、帰ってきてネ
寒かった冬が明け、段々と暖かさの感じる春。桜が咲き初めたり満開を迎えたり。卒業、進学を迎えた生徒。新入生達への入学式、入園式。そんな春らしい季節になり春爛漫という言葉が似合う季節。これからの生活に期待と不安で胸がいっぱいでしょう。困ったら先生や先輩が率いてくれます。それぞれの場所でこれからの生活楽しめるといいですね。
お題《春爛漫》
青空の開演。
青い小花の子どもたちは懸命に道端で背伸びをする。
囁くように、楽しいおしゃべり。
公園で淡い黄色のワンピースを広げる子どもや、ふわふわのワンピースが風に咲く子ども。
今日も日常には夢があふれている。
[春爛漫]
「そろそろかなあ」
月を見上げてポツリとつぶやいた少年は、腰掛けていた木の枝から飛び降りた。
着地の足音は、足元から舞い上がった桜の花弁でかき消される。
目も開けられないほどの桜吹雪と、一陣の風が吹き過ぎて。
静寂が戻ったそこには。
暗い空をほんのり照らすほどの花々と。
月明かりにも負けない満開の桜の大樹。
「よし。これで今年も春がきた」
満足そうに頷いた少年に答えるように。
まだ少しだけ冷たい風が、髪についていた花弁を掬っていった。
フォトライブラリ
スクロールして春爛漫
犬の合間に花があふれて
(ふだんは犬ばかりだ)
「春爛漫」
#72
『春爛漫』
春の心象風景。
小さな川に沿った並木道を、そぞろ歩く。
僅かに霞む空には一筋の雲もなく、春特有の淡い青色をしている。まだ日暮には早い昼下がり。降る陽光は新たな命の芽吹きを祝福するように優しく、穏やかだ。川面に反射する銀色の光も柔らかい。その日差しの中を踊るように吹く風は、朝晩の厳しさを忘れたような暖かさを含んで、頰を撫でる。
見上げる並木道の桜は今が盛りと咲き誇り、風のダンスに誘われて枝を離れた僅かな花びらが、ふわりふわりと舞っていた。そのうちの幾らかが川へと舞い降りて、ゆっくりと下流へ運ばれていく。その様を眺めると、まだ新緑の青さのない水と土の香を含んだ大気の匂いに、僅かに花の香が混ざり合ったような気さえする。
ふと道の先に目を向けると、桜並木が薄紅色のわたあめか入道雲のようにこんもりとしていて、春の柔らかな空気を際立たせていた。
春の中を牛歩の如き呑気さで歩み続ける私の元に、ひらひらと散る花弁が舞い降りる。
それと同時に、脳裏に言葉がひとつ浮かび上がった。
春爛漫。
【春爛漫】
空から
花びらが降ってくるの
不思議ね
木が病気なのかしら。
カエルの私は分からないわ。
人間のあなたに
木が病気だって
伝えられるかしら。
でもこの病気
なんだかとっても素敵ね。
花びらは
足がなくとも
飛んでいきたいところに
飛んでいけるんだから。
春......漫...?真ん中の漢字なんて読むの!
漢字が難しい!
読めない。今日は、何もかかない日
お話が書けない日、難しい漢字
難しい漢字が出てくる日は何も書けない
お話が、まあいいか
では、明日が良い日になりますように。
誰よりも、ずっと遠くへ
朝は憂鬱 世界になんて行きたくない
自分の部屋より安穏な場所がどこにあるっていうの?
外は戦場 隙を見せればほら
仮面を被った悪魔達が嘲笑ってる
ダンテみたいにスタイリッシュに決められれば
いいけど そういうわけには行かないの
だけど知ってる
私のゴールはそこじゃないって
蔓延る悪魔城のもっと先
ハッピーエンドじゃないかもしれない
でもバッドエンドも迎えてらんない
みんなをかき分けてもっと遠くへ
後ろを見ればほら
村人Aと変わらないかもしれない
夜は退屈 あなたは今日も電話にでない
一応恋人の私を放っていく街は楽しい?
愛していると 好きを見せればほら
仮面を被ろうともしないあなたが曖昧に笑う
シンデレラみたいにキレイに着飾れれば
いいけど そういうわけには行かないの
だけど知っている
あなたの隣は私じゃないって
蔓延る疑念のもっと先
決してハッピーエンドじゃない
バッドエンドにも自分じゃできない
だからあなたを追い越してもっと高みへ
後ろはもう見なくていい
昨日よりも素敵な自分に会いに行こう
動物の毛質ってそんなに変わるものかしら。
お耳はふわふわ、尻尾はちょっと固め?実家にいたあの子を思い出す手触り。
そんな様子にさすがに辟易したのか、後輩はむすっとした顔で振り向いた。
「ちょっと。それ以上したら」
「したら?」
手を止めずにくるりと尻尾を回せばむずがゆそうに体を震わせて、それから飛び切り恐ろしい顔をする。
ピンと立った耳がまっすぐ向けられ、身じろぎするなと私を固まらせた。研いだナイフのような牙がぐわりと露わになって。
「ガブッ! とやっちゃうよ!」
……なんて可愛らしいこと。これはふふ、と声が漏れ出るのも致し方なし。
実際に『ガブッ!』とされてもどうせ甘嚙みとはいえ、機嫌を損ねるのも勿体ない。陽気の中をなんとか戯れに引っ張り出した恋人の剝き出しの犬歯にキスをして、今度は毛皮のない手のひらを包む。
「じゃあこっちね」
首ごとゆらりと振って逃げ出す視線を追いかけない。私達の春はまだまだ続くので、少しくらい逃がしてあげよう。恥ずかしがり屋相手なら夜桜の下という手もありますから。
この時期はあまり好きじゃない
でも今年は好きになれたよ
君に会えたから
桜の下で健気に笑う君はとても綺麗だよ
来年の春も好きになれるようまた会ってね
朧月夜で
"春爛漫"
「悪い言葉を良い言葉に」
ねぇ、春爛漫知ってる?
春爛漫はね、春の花が咲き、光に満ちた様子
を表現した言葉なんだって!!
桜が咲いたらなんか明るくなるよね!
入学式と新学期とかに凄くいい言葉!
だって、始まりが暗かったら先なんて見えないで
しょ?
去年嫌な事あったならそれを希望に変えよう!
なんかさ、春爛漫って別の考え方で言うと希望
だと思うの!
光満ちた、、つまり希望の光だよ!
ほら!考え方をかえてみよう!
だから、悪口をいい言葉にしようよ!
例えば、ブス
これなら、ほら似てる人なんかいないってことは
世界でたった一人の自分じゃん!
最高じゃん!!
ね?気分良くなるよね!
みんながこんな感じで考えてみるとちょっと
面白いかも!!
「春爛漫」
艶やかな色が踊り
湿を帯びた風が揺らぐ
綻び緩む笑みの先には
貴方と春の花束