『星空』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
満天の、に続く言葉といえば私はアレしか浮かばない。
その言葉を聞くとどうにも懐かしく胸を締め付ける。郷愁。私の故郷にきっと、そう言う場所があったのだ。この痛みは私の過去を肯定する数少ないものの一つ。私がかつて存在した証。
ここにないものを覚えていること。ここでないどこかで生きていた記憶。私のしるべ。私が私であるりゆう。じがをたもつ、こころ。
「……この世の何処にもそんな場所はない」
「あるとも。どうして君はそう、夢も何もないことを言う?」
「夢ってのはどんな味だ?食いでがあるのか?」
「質問に質問で返すな」
「悪かった。で?どうなんだよ」
「…………君は夢も希望もないからな」
それに本当に僕の回答が聞きたいわけではないだろう。
単純に、その質問に対して私がどう返しても酷いことを言いたいがために投げかけてくるだけだ。悪意も悪気もなく。
単に私が絶望するのをみたいだけだ。しないが。
「私にとっては大事なものさ、君にしたら味も食いでもないだろうけどね」
「現実から目を背ける為の幻想が?」
「幻想かどうかは私が決める。君はきみの世界と幻想の中で生きればいい」
「……結局夢の味は?」
「知るか。君の夢の味など君しか知るまいよ」
「俺に夢なんてない」
「…………じゃありんご飴の味だ、君好きだろう。それで満足しておけ」
「夢ってのはりんご飴の味がするのか」
「人による。夢って云うのは大概そいつの好みのもので構成されているから……りんご飴より好きな物があるってんならそれでもいいんじゃないか」
「ない」
「ならりんご飴だ」
「はん。安っぽいもんだな」
「ええい人の夢を罵るだけでは飽き足らんのかきみ、自分の夢は自分で誇れ、なにゆえ自分でそう貶す?」
「安いだろうがりんご飴」
「……だからなんだ」
「俺の夢の味は安いなと」
「自分の夢に類するものを安いとか言うんじゃない」
「なんだよ俺が俺の夢を何と言おうと勝手だろうが」
「そこに至るまでの過程で私の話が無きゃあ勝手にしろと言いたいがね、私と話してそうなったんなら私にも責任があるだろうが!」
「ないだろ」
「君曰くそれは『現実から目を背ける為の幻想』にすぎないかもしれないがね、よすがにしているものにとっては何者にも変え難いモノなんだよ」
「……それが?」
「無自覚でもそれをぞんざいな扱いをしてはいけない。君の夢は君だけのもの、君の夢は君自身。たとえ自分自身だとしても踏み躙ったりしてはいけない、ここまでわかるか」
「わからん」
「君なぁ!!!」
思わず声を荒げればそこにあったのはがらんどう。
そんな顔を、するなよ。泣きたくなってしまうだろう。
「俺なんて一番どうでもいいだろ、俺が何を望もうが何を願おうが無駄だろう、そんな雑音は、邪魔になる」
「ならない」
「邪魔だ」
「そんな事はない」
「俺の意思も、こころも、なければ」
「ふたつとも大事だ。君のもので大事じゃないものなんてない」
震え始めた背中を摩る。安心できるように。ここにいるよと伝わるように。彼は時折こうなる。自分に意思も心もなければと嘆く。血を吐くように呻く。彼も自分と同じだ。何処かしらが欠けている。私はそれがここにくる前一切の記憶。彼に欠けている物が何か、私は知らない。
何も知らない。
だけど寄り添うことはできる。傷ついたこころに手当てをしてやって、どうかちょっとはマシになりますようにと祈る事は、できる。
「最初からなにもなければよかったのに」
「そんなことはない」
「ぬくもりもやさしさも知らなければよかった」
君はつめたさときびしさの中で生きてきたんだな。だからぬくもりもやさしさも知る事ができたんだ。
それは君にこころと意思があったからだと私は思う。
「私はいつか君に星空を見せたいと思っているよ」
君が私に絶望してほしいのは、多分昔の自分を思い出すからだろう。追いかけきれなくなった夢や、本当は諦めたくなかった夢や、本気で追い続けたけれども届かないと悟った夢が、あったのだろう。私に諦めさせる事で自分を慰めようとしている。だからと言って他人の夢に対してヤイヤイ言うではない。赤ん坊かお前は。
私にできる事は、成功した姿を見せる事。
夢を追いかけ続けて笑うこと。
無駄ではないと示すこと。
「願い続ける事は、夢を見る事は決して無駄じゃない、と君に証明してみせる」
そうしていつか「ほらみろ、これが満天の星空ってやつさ、君の記憶のどれより美しいだろう」、って笑うのだ。
インドの星空は正に夜空に散りばめられたダイヤモンドのようだった。今でも同じように光輝いているのだろうか?
「星空」
星が夜空いっぱいに輝いている星空を見るのは好き。
とても綺麗で、わぁ〜となる。
夜になったばかりで一番星が輝く星空も好き。
他の星の光がないので、より輝いて見えて綺麗。
ばあちゃんの家で見た星空はめっちゃきれいだ。
昔からばあちゃんにめっちゃ面倒見てもらってたな〜
今度家にでも行ってたくさんおしゃべりしようっと
僕に恋すると必ず何らかの方法でその子は死ぬ。
でも僕は自分で言うのもあれだが、
ルックスには恵まれていて性格も悪くない方だと思っている。
顔は変えれないが性格は変えれるため1回素行の悪いキャラを演じたら逆に人気が上がってしまったのでやめた。
しかも僕の通っている学園はとても人数が多いため惚れる人も多い。
僕は星空が好きだ。星座とか星の位置とか考えいる訳では無いが.星空を見ている時だけ心が休まる。
これだけが僕の辛い体質の癒しだ。
ある日星空を見上げいると、
最近僕に話しかけてきてくる女の子が学校の屋上から飛び降りて自殺していた。
あの子とは両思いで、帰りも一緒に帰って交通事故などに合わないようにしていたのに、。
この時僕は僕のせいで死んだ子の死ぬところを初めて見た。僕は、苦しくてほんとに嫌になった。
僕は精神の乱れをおさえる為に星空を見上げた。
さっきなかったはずの星が、綺麗にとても強く輝いていた。
あの星は、君であって欲しい。
夜、空を見上げればそこに星が見えるから、僕と星との間には何もないんだ。それってすごく幸せだ。
お題《星空》
星空屋さんの星屑灯《ほしくずとう》
夜を照らすためのランプ。星詠である青年が幾つもの夜空を渡りその時々の、季節の、星の力を集めてつくっているらしい。
星詠である青年の好物は星屑糖。
人魚姫の物語のような泡沫の味がしたりするとか。
不夜城の光を空に解き放てさすれば都会も満天の星
題-星空
星空
見ていて落ち着く
どこまでも続いている空に
数え切れない程の星がある
私はよく知らないけど
星が大好き
私もあの空の星のひとつになりたい
キラキラ輝いて
みんなから
好かれる
星空
ぴかぴか、きらきら。ぱしゃぱしゃと足音をたてながら川を歩く。周りに浮かぶ幻想の世界が自分をお出迎えしてくれていた。
もう行っちゃうの?
うん、もう行かないと。
そっか、おつかれさま。
ありがとう。
声というものはもう出せないけれど、そんな会話を出来た気がする。
天を仰ぐ。……天だと思うところを見た、の方が正しいかな。そこには偽りの星空が満開に浮かんでいる。星空にすごく似ている、何か。
あ、川が途切れてる。ごめんね、僕ここまでみたい。出口はあっち。僕の方は入口だから、間違えて入らないようにね。
それじゃあ、おやすみなさい。
『星空』
あなたと私の距離は
384,400 km
何かが少しずつ
崩壊していくのを
見上げていた
しかし私はあなたを愛し続けた。
自分が孤独であることさえ知らずに
20億年の月日が流れ
あなたは目を覚ます
待たせてごめんね
20億年待ったのよ……。
ごめんね
愛してるよ
愛してるわ
共に生きよう恋星として
再び
寒い山のてっぺんでみんなで見上げた星空。あれを超えるものを、私は知らない。カメラにこだわると大変だ、と笑ってレンズを空に向けていた仲間たちの笑顔。たしかにスマホとはちがう、とびっくりして覗き込んだ私たち。あとはただだまってみんなで寝転んで、流れる星たちを見ていた。
その後、ふたりきりで見たこともある、だけれど、相手には彼女がいて、それ以上、ただ黙って星を見るだけで、時を過ごした。
こちらに移り住んでからは、「沖縄の離島」であることをいいことに、下心からのお誘いであったり、写真のビジネスであったり、あの頃の純粋な感じは無くなってしまったと寂しくなる。
そのかわり、「満月だ!」と夫ははしゃぐ。それでいい、それがいいと思う。
毎日仕事仕事でもう疲れちまった、そう言いつつ明日も早いのでさっさと帰って寝ようと思う。
そうして家に向かって歩いているとヒュー、ドン、と上から音が聞こえた。どうやら誰かが公園で花火をしているらしい、星空に咲く花を見ていると何だか笑えてきた、星空はあんなに大きく俺なんて塵みたいなもんだ。
そう思うとカチッと何かが自分の中で音を立てた気がした、退職代行が流行ってるんだっけ利用してみるか。
そうやって俺は星空にありがとうと呟いた。
星空
昼の、太陽の、眩しい光ではなくて、
雲で覆われた夜の、暗闇ではなくて、
優しい、優しい光の星空が好き。
日が暮れて、だんだん暗くなってゆく。
少しづつ星が増え始める。
いーち!にー!と、よく数えてたっけ。
そして、気がつけば沢山の星が頭上で瞬いている。
優しい光に惹きつけられる。
眩しすぎると、目を背けたくなる。
暗すぎても、目を背けたくなる。
だから、
だからこの星空が好きだ。
「星空」
星空には真っ黒な布にきらきらの星がちりばめられている。
私は砂時計が落ちたら真っ黒な布と星を全部回収している。皆からは、神ちゃんって呼ばれてる。
今日は砂時計が落ちたから布をかけて星を一個ずつ置いていく。そのあと私は寝るときに「おやすみ~」ってみんなにいってから、深~い夢に落ちていく。今日は森の夢を見た、あのときのことだった。
森のなかで動物たちとおはなししてたとき、知らない人がやってきてバーンって打たれて死んじゃった。
はって一気に目が覚めた、その時汗がダラダラで、落ちないようにすぐふいた。
今日は誕生日だ!ついにあの夢が叶う!私のところに大神様がやってきて夢がなにかを聞いてきた。
「何がいいかいってごらん」私はすぐにいった、
「私を1日あの世界へおろしてほしい」下を指していった。「分かったそれじゃあいってきな」目の前がぱっ~と明るくなった。
一目散にあの森にいってあいつを探した。「バーン」銃の音がした、見つけた!私は走って奴を見つけた手には生き物の死骸を何個も持っている。
「みーつけた」そして私はすぐにあれを殺した。初めは苦しめてからにしようとおもったが、時間が足りない。ならもどってから彼が星になるときにちぎってちぎって、さしてさして、一生のときと言うよりずっとあの苦痛を味わってもらおうって思ったの。
神ちゃん
「このおはなしはここでおしまいだよ!あの子はどうなったかは分からないけど、君たちもあの子みたいにならないようにきおつけてね!それじゃあね」
星空
「星空がある人生なら、幸せだろうね。」
「どういうこと?」
「……。夜って、暗くて寒くて、怖くて独り。
光なんてない。でも、そんな夜を灯してくれる
実際、道が見える程明るい光じゃない。
でもあの点一つ一つが心を暖めてくれるの。」
「……。」
「心と同じなのよ。私の心は星のない。
真っ暗な森のなか。そんな時に見方でいて
くれる人がいたら、幸せだろうね。貴方の
ように星のある心は」
「えぇ。幸せ。私はどんなに悪いことを
しても見方がいる。」
「私は今なくなったよ。貴方に裏切られたんだ
から。星は信頼。星は灯。私の心から
星を奪わないで!」
また、星空を求める。
あぁ。この暗い空を受け入れてしまったら
楽になれるのに。
はぁ。もういっそ空もなにもない世界に行ったら
楽になれるのに。
また、星空を求めてしまう。
『星空🌌』
綺麗な星空、カメラに収めたい…!
カメラがほしいよ…
静かな静寂の中で
見上げる星空は
荘厳で
自分も宇宙の一部に
なっていく
「星空」
今日は、星空が綺麗に見える場所に君と二人で来た。
「星空って何度見ても綺麗だよね!」
君は星空を見ながら嬉しそうな声で言った。
僕は頷いた。
「また、君と星空を見たいなぁ」
君がボソッと言った。
「そうだね!また見よう」
僕が言うと、
「うん!」
君は笑顔で頷いた。
家族と見た星空がとても綺麗でした
明日も家族と星座や星の話ができたらいいなぁ