『星空』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「__願いが叶うといいな」
淡い期待を胸に、私は星空を見上げた。
-星空-
星を見ていると泣きたくなるのは何故だろう
こんなにも綺麗で美しい空を見たくないと思ったのはどうしてだろう
嗚呼、心に穴が開いていたのが満たされるのは何故
こんなにも安堵しているのは何故
まるで穢れた自分を赦されているかのようで
目から星が出てくる
_____ごめんなさい、、、
見上げた空には、星は見えない。
暗い野原で、手の中のひしゃげた小さな塊を、引き伸ばし、ふうっと息を吹き込む。
頬が疲れてくる頃、夜空に紛れるような色の、大きな風船が膨らんだ。
その風船の糸の端に、銀色の短冊をくくりつける。
誰も知らない、願い事を記したもの。
そうっと、上に向かって手を離せば、やってきた風が、風船を空高くすくい上げた。
糸の先で、短冊が踊るように回る。月の明かりを弾いて、星々のようにキラキラと光る。
風船と短冊は、どんどん高く昇り、小さくなっていく。
遥かな先で、たくさんの場所から放たれた願いが集まり、星明かりとなるように。
『銀の集まり』
(星空)
ムービー
映像は全て過去
空には
思い出たちが輝いている
過去には
感動が詰まっている
どうか未来に感動を
※星空
プラネタリウム
本当の星空を見た
空気がきれいだったら
街の灯りがなかったら
夜空を見上げれば
あんなにたくさんの星が
見えるのだろう
星空の代わりに
便利な生活ができるようになった
自然と文明の力
人間にとって
どちらも大切だけど
あんなにきれいな星空を
本物の夜空で見たいと思った
ロマンティストじゃないから星空を見上げて物思いに深ける事はないし、
星はカシオペア座と北斗七星しか分からない無知野郎なんですが、
セーラームーンを通って来た女子なので、太陽系、惑星には興味がある。
私は山羊座なのでセーラームーン的には土星が守護星らしい。
やった、ほたるちゃんだ、最強じゃん。
なので、星空を見上げて土星が輝いて見えるシーズンはやっぱり嬉しい。仰いじゃう。
今年の見頃は8月~12月だそう。
南の空に見えるクリーム色の明るい星が土星です。
刮目せよ、ですね。
あー話してると天体望遠鏡欲しくなってきました笑。
余談ですが、その影響でVivienne Westwoodのお財布使ってます、モチーフが土星なので。
【星空】#20
ビルの隙間からかすかに見える光点。
それを星だと理解するには、ここは眩しすぎる。
店々を飾るネオンライトや看板。それらを避けるように路地を一本入っても、同じように明かりが続く。
ふらり。
導かれるようにとある店の看板が目に入る。
小さなスポットライトに照らされる看板。脇に立つフライヤーラック。
周囲のお店と変わりないような店なのに、何故か気になった。
地下に続く階段は薄暗く、普段の自分ならとても入ろうとは思わない。
けれど足を一歩踏み進めた。靴音が鳴る。
重ための扉を開いた。音と光が漏れてくる。
「いらっしゃいませ」
男性が気付き、こちらを振り返った。
柔和な笑みをたたえ、歓迎される。
「ようこそ。ここは欲望渦巻く星のない店。どうぞひとときの夢を――」
エスコートされた先は、外よりもまばゆい歌と踊りと演劇が織りなす絢爛豪華なステージだった。
/7/5『星空』
せっかくなので推しゲーオマージュ。
[星空]
親のオープンカー
海沿いの細い道
海岸から見る星空
星空
街頭やネオンないところでの星空はきらきらと綺麗。街の灯りがないとこんなにも綺麗なのかと思った。
街で星を見てアプリを使って星の名を探す。そこには、ロマンチックなものがない。あの星のは何だろうと思う、そのことがロマンなのだろう。
お題︰星空
星空を眺めていると決まって金平糖が食べたくなる。
きれいなものは瓶に入れたい。
けれど星は掴めない。
金平糖は瓶に入れられる星だから丁度良かった。
私の心は
ずっと曇り空
もやもやを抱えている
余裕なんてなかったんだ
そんなある日
「大丈夫ですか?」
道端で声を掛けられた
何を心配されているのか
全く意味が分からなかった
「深呼吸して前を見て」
私は無視して逃げるように走った
──つもりだった
気が付くと彼の腕の中にいた
……正しくは気を失った私を彼が支えてくれた
「……大丈夫ですか?」
私は頷いた
「良かった」
そう言って微笑む彼の背中にたくさんの星が見えた
星ってこんなに見えたっけ?
星ってこんなに綺麗だった?
星ってこんなに……こんなに──
「大丈夫ですよ」
号泣する私を彼は黙って受け入れてくれた
彼は星が好きで
よく空を見るようになった
下でなく前を向くようになって
世界は変わりはじめた
点と点が繋がって星座になるように
前を向くようになったら……
彼の隣を歩くようになったら……
点と点が繋がって……
私の輪が広まった
どんどんいい輪が広がっていく
──私は今日も
彼の隣で星空を見てる──
(2023.07.05/星空)
星空の綺麗な場所に行ってみたいな。
心が洗われるような気がする。
満点の星空を眺めながら、横で楽しそうに語る彼女の声に耳を傾ける。星に向かう細い指を視線で辿るがどれを指しているのかはわからない。正直、俺は星座なんてさっぱりわからないのだ。夏の大三角形すらわからないので、なんとなくそのときにしっくりくる星を三つ適当に繋げている。
それにしても偶然って凄いよね。と彼女が笑いかける。広大な自然の姿を前にすると、偶然の重なりが運命のようにすら思えるのだとか。
中学の頃に同じクラスだった彼女と大学で再会し、たまたま授業が全て被っていて、ある日映画を見に行ったらばったり会って、ふたりともキャンプに興味があることも判明した。これが運命ならば、このまま結ばれて幸せになるのが世の常というものだろう。
まぁ、そんな運命なんて存在しないんだけれど。
中学から好きだった彼女と同じ大学に進学して、彼女が取る予定だった授業も観に行こうとしていた映画も、キャンプが気になっていたことも全て調べがついていた。ドラマ化待ったナシのラブストーリーを演出するために偶然を装って意識を惹き付けることは、見事成功したと言えるだろう。
ロマンを抱く彼女は、勝手に俺が打った点すら繋げて名前とイメージを付けてくれる。期待通りだった。星座よりずっといい加減な繋ぎ方をしていても納得してしまうのだ。彼女はなんて愚かで可愛いのだろう。
『星空』
「今日はいい天気だし散歩でもするか」
私は夜の町を四つん這いになって歩いていた。
すると─
「ちょっといいですか?」
警察官に声をかけられた。
職質と言うやつだろうか。
私は紳士的に応じた。
「任意ですよね。だったら何も言うことはありませんファッ○」
しかし警察官は横暴にもこう言った。
「我々も仕事なもので。荷物を見せてもらってもいいですか?」
良くない。
私のカバンには日本刀3本と白い粉が入っている。
私は賭けに出た。ワンチャンこの警官を亡き者にすれば何とかなる。
暴力は力である。
「政府の犬めくたばれ」
私は渾身のカラテチョップをお見舞いした。
が、気づくと私の体は宙を舞っていた。
背負投げをくらったらしい。
私は地面に叩きつけられた。
警察の横暴に屈した哀れな庶民の図である。
私はそのまま意識を失った。
空は綺麗だった。
もうずっと、星空を見ていない。空を見上げてないわけじゃない。厚い雲に覆われ、雨が降り続き一月。この異常気象ーーいや現象。この現象の原因は未だにわからない。衛星画像からも見ることができない厚い雲の中央。神代山の丁度真上。そこに何がいるという噂が出てきたのは三日前の事だった。
星空
いつか星が、天の川が、綺麗に見える所に行きたい。
少し前までの数多くある私の夢の中のひとつに綺麗な夜空の下で自殺がしたい。だった。
私にそんな勇気はないのに。なかったのに。
私は飛び降りを何度かしていた。
首吊りを何度かしていた。
でも最後の最後で怖くなる。それどころか死にたいわけじゃなかったのかもしれない。私を傷つければそれで十分だったのかもしれない。
私には唯一飛び込み自殺という考えがなかった。
そんな勇気は出ない。
死ぬ時まで多くの人に恨まれるのは嫌だ。
それに生きている家族の将来も潰されてしまう。
私が自殺しただけでも私の家族の未来は消されてしまうだろう。
それほど家族は私の事が大切だと、私自身も感じるほど暖かい家庭だ。
何で私が自殺未遂を繰り返してたか、
死にたいけど死にたくはない。という矛盾な感情、曖昧な感情でごちゃごちゃになって整理がつかないまま実行していたのだろう。
結果しんでいいことはないと、私は気づいた。(私の場合です。死んだ方が楽な人はそりゃいます。)
私は星を見るといい意味で生きてる心地がしない
なんていうか、どこか別の空間にいるみたいなとても、綺麗な感情に入り込める。
昔の私は綺麗な夜空、星空の下で自殺したい。
今の私は綺麗な夜空、星空の下で昔の私に今も普通の生活が送れていて、生きてくれていると伝え、頑張ってくれた少し前の私に感謝を伝えたい。
追記、
前回の作文が数時間で30以上♡が付いていてびっっっくりしました…♡が励みになっています。
自己満ですが、これだけ多くの人が私の文章を読んでくれているんだととても嬉しく感じます。
いいコメントも悪いコメントも、そもそも♡だけでコメント出来ないのがこのアプリのいい所だと感じます。
星空
またここで見ようね。
あなたは何・誰を想像しましたか。
もしくは思い出しましたか?
これはあなたの物語
作者はあなたですよ。
「星空」
冬って星が綺麗に見えるよね。
だから冬は嫌いじゃない。
寒いのは少し嫌だけど。
子供の頃、生まれ変わるなら何になりたいですか?っていう質問に
「お星様になりたい」
とか
「惑星になりたい」
とか言ってたのを思い出すよ。
今としては馬鹿な答えだなぁって思うけど、あの頃は星が好きで、宇宙が好きな子供だったんだ。
好きなものがあるって良いよね。
それに夢中になれるから。
今は今を生きるのに精一杯だから、好きなものを聞かれても、嫌いなものを聞かれても、答えがなかなか出てこないけど、いつかもう一度夢中になるあの瞬間を感じたいな。
田植え後の薄く水の張られた田んぼに映る満天の星を眺めながら、街灯一つない真っ暗闇の畦道を歩く。
月明かりに黒黒と浮かぶ山脈と、ポツリぽつりと疎らに瞬く人家の灯りを目印にして。
足を踏み外さないように気をつけながら、サクサクと畦に茂る雑草を踏みしめる。
家の近くまで来ると、隣の家の塀の上から「ニャン」と猫の鳴き声。うちの猫だ。
帰りが遅くなると何時もここで帰ってくるのを待っていてくれる、賢くて可愛い三毛。
「ただいま」と抱き上げ、顎の下や背中を搔いてやりながら、また歩きだす。
三毛の丸くて大きな黄色い目が、瞬く星のようにキラキラと輝いていた。
テーマ「星空」
『星空』
いつの日か 遠いいつの日か
愛しい者達が眠る世界に
溶け込んでいく
肉体も悲しみ苦しみすら
此処に置いて 星空に吸い込まれ
ていくように