『星座』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
星座占いに小さくガッツポーズ
占いに一喜一憂するなんて
ちょっと子供っぽい?
でもいいや
ラッキーカラーとラッキーフードでゲン担ぎして
昨日の0点は今日の100点に
書き換える!
#星座
"星座"
約束より早く着いてしまったので、時間を潰すのにいい場所は無いかと調べていると、近くにプラネタリウムがあるらしい。プラネタリウムかぁ…。時間的に丁度いいか。それに、プラネタリウムって行った事無いし気になる。
てことで今、絶賛初プラネタリウムを満喫中。リクライニングチェアに体を預けて、ドーム型の天井に映し出された星を観ている。
思ったより綺麗だなぁ…。天井いっぱいの星空にうっとりする。秋の星座が次々に映し出され紹介される。
しだいに、周りの薄明かりとゆったりとしたアナウンス、今の自分の態勢とが相まって、うとうとと瞼が上下する。瞼が閉じ切ると瞼をビクリと急上昇させる。そしてまたうとうと…、という繰り返し。…いや聞いてる、ちゃんと聞いてる。今は神話の、アンドロメダが「生贄にして」的な事言ってるところで…。そんな調子で意識が揺蕩う中、天井の星空を眺めていた。
上映が終わり、天井の星空が消え入った時と同じ光量の明かりがつく。ゆっくりと起き上がってプラネタリウムから出る。
「うぅ…」
まだ少し眠気がある。とりあえず近くの自販機で缶珈琲を買って開けて、中の珈琲を少し胃に流し込んで眠気を覚ます。疲れてんのかな…?用事済ませて帰ったら少し仮眠とろ…。
目に映るのは、空一面に広がる、反転した星座だった。
秋の大四辺形は無く、代わりに春の大三角形が見えた。
勿論、形は逆だったけど。
「どこ…ここ」
急に暗闇に包まれたかと思ったら、いつのまにか、この星空の下に立っていた。
辺りに明かりは無く、何処からか変な匂いがする。
例えるなら死臭。そんな匂い
「だ、誰か居ませんかー?」
恐る恐る、暗闇に向かって声をかける。
しかし、帰ってくるのは、無言。
流石に怖くなってきた
「と、取り敢えず歩こう。うん」
自身の恐怖を打ち消すように、声を出す。
人、せめて明かりがある所に向かおうと、何歩か歩くと、遠くから遠吠えが聞こえる。
まるで、自身の縄張りに入ってきた存在を、仲間に知らせるような、そんな音。
「!?お、狼?」
咄嗟に、その場から離れようと走り出す。
運動が出来ない体のせいか、中々スピードが出ない。
スタミナも勿論無いため、どれだけ走れるか分からない。
後ろを見ると、暗闇の中に2つの赤い光が見えた。
さっきの狼だ もう追ってきている
絶対に勝てない。
そんな出来レースに、焦りと恐怖が、足をこわばらせる。
「も、もう無理!」
スタミナが限界になり、声を漏らしたその瞬間。
何かを斬るような音が、後ろから聞こえた。
「え?」
振り返ると、そこには大きな鎌を持った同年代ぐらいの少年が立っていた。
どうやら、鎌で狼を斬ったらしい。
「え、あ、あの」
「すまない」
急な謝罪に驚く
「俺の不注意のせいで、あんたを巻き込んでしまった。」
「責任は取る 俺の後に着いてきてくれ」
そう言って、少年は走って行ってしまう。
「あ、待って!」
やっと見えた希望の明かりを見失わないように、限界になったスタミナに拍車をかけ、着いていく。
「あ、貴方いったい」
「俺は、鎌森風真。高校2年」
「あ、同い年だ。えっと、出雲雫(いずもしずく)です。」
狂った星空の下で、ぎこちない自己紹介をしながら、2人の少年少女が駆けていく。
お題『星座』
SF
300字小説
闇に願いを
「……昔、インカ帝国ではね、あまりに星が見えすぎて、夜空の星の無い暗い部分を動物とかに見立てて星座を描いていたんだよ」
そう彼が言ったのは遠足に行った宇宙エレベーターの展望台だったか。そこから見る銀河系の中心は無数の星が瞬いていて、確かに、その間の暗黒星雲くらいしか形をたどれるものは無かった。
「いつか、僕もあの星の中に……」
彼はその後、銀河系の中心を探索する調査団に入った。
古のような帰ることの無い探索。無事に目的を果たせるかも解らない危険な調査だ。
「行ってくるよ!」
それでも瞳を煌めかせて船に乗り込み旅立った彼。
煌めく光は宇宙放射線を伴う危険な星域。その隙間の黒い影に彼の姿を描き、私は無事を祈る。
お題「星座」
星座占いが当たってるのかどうかはともかくとして、それでも毎月のように気になるのは確かだ。
だが、参考にしているかというと数分後にはすぐ忘れてしまうので、ほとんど意味は成さないかもしれない。
その時だけの娯楽として楽しめばいいのではないか。
そう思うと気が楽になった。
さて、今月はどうだろうか?
時間やスケジュールがタイトになる…その上で、自分を大事にせよということだ。
では今日も、私は何をしたいかを自問自答しようか。
今夜は厚い雲に覆われて、
星は見えない。
だけども私のベッドは窓辺にあって、
枕の位置から空が見える。
今もそこに横たわって目を閉じた。
音が聞こえる。
向かいの駐車場で誰かが車に鍵を掛けた。 ピッ。虫の鳴く声。
かすかに聞こえるヘリコプターの音。
重なり合う車とバイクとバスのアナウンス。救急車のサイレン。
たくさんの気配、光の移動。
どうかご無事で。
ふと音は遠くなり、視界は深い青。
そして数えきれない星、星、星。。
深呼吸ひとつして目を開けた。
視界に雲に覆われた夜空が飛び込んでくる。
思わず笑みがこぼれてしまう。
目を開けたら見えなくなった。
目を閉じたら苦もなく…雲なく見えた。
無数の星たち。
私は一人、星が綺麗な夜を歩いていました。ふと立ち止まり、花壇に咲いている月下美人を見ながら思いました。
何時もなら、貴方と一緒に、この綺麗な夜道を歩いていたでしょう。ということについて。
ですが、もうそんなことはありません。気づいてしまったのです。
貴方が私の事を嫌っている事を。もう、昔から気づいていたのかもしれません。
ですが、それを考えたくは無かった。そう思うと、胸が苦しくなってきます。
だから私は今の今迄、その事を無いものだと思っていたのかもしれません。
しかし、もう貴方の近くに居ると今まで以上に貴方を苦しめてしまいそうで、
私は貴方から離れました。
すると、綺麗な宙が目に入りました。星々を見ていると、星座のことを考えます。
だけれども、私は正直、星座はよく分かりません。今見えているあの星々は何座かなんて、私には分かりません。
ですが、貴方なら分かるのでしょう。貴方は私より博識です。半年以上も毎日話していれば分かります。
星座のこともよく知っている筈です。だって貴方は星空が好きなのですから。
そう考えると私が今見ているこの景色は貴方の影響なのかもしれません。
本当、貴方に色んな影響を受けましたよ。
なんて言える訳がなく、ただ一人呟くだけ。
──この呟きも、貴方への思いも、貴方からの影響も何もかも、宙の美しい星となって
星座になってしまえばいいのに。
なんて、奇怪で可笑しいことを私は思っていました。
星座
夏の第三角も12星座も知らない自分に
ロマンを感じる資格はあるのか
夜半を過ぎればあれは咲く。そうだな、星座に見立てていただいても良い。真実にも寿命があるらしい。わかっているような顔をして、恋人のような顔をして、未来のような顔をして、この身に居座っている。あふれるだけのゆるい光が、あれの輪郭をどうにも煙に巻いて、私にいつまでも空を見上げるだけしかさせてくれない。
"星座" 8月生まれでしし座のわたし…
星座はあまり詳しくないけれど、線を結べばたくさんの形が見えてくる。
わたしも、光り輝く星座のように1つの線をたどって、これからの未来を進んでいこう。
I.m.
今までやってきた事が僕にはある
それは空の観察
月を見たり
雲の形を見たり
1番気になって見てるのは『星座』である
星座は動いているようで殆ど動かないが
1年の間でかなり星の形はかなりかわる
矛盾を言ってるようで悪いが事実なのだから
仕方がないのだ
星を繋ぐ。
繋いだ星には神話が与えられる。
あなたは私と手を繋ぎたいとねだる。
返答はにこやかに、勿論。
繋いだ手に与えられる物語は、どうか悲恋でありますように。
私は星に願いを馳せた。
~星座~
実家の屋根は平らだったから、夜空が綺麗なとき、お父さんが屋根の上にのせてくれた。
考えてみれば、地面と10メートルも変わらない。それなのにどうしてこんなに、星が近くみえたのだろう。
また今日も
あなたの星座の順位を探して
今日はいい日になるかなって願ってる
もう届かない思い
どうか
あなたの横には誰かいて
今日はなんの星座が見える?
俺は今夜も尋ねる。
君は何度も答える。
多分、俺らはベランダに立っている。
君の熱を、片腕に感じる。
風が吹いた気がする。
俺には余計に冷たく感じる。
君は今夜も答える。
俺は今夜も応える。
俺は宇宙とか星とか大好きだったんだ。
だから本当は分かってるんだ。
見えなくても頭の中に星が見えているんだ。
それでも、
視力がなくなってもなお、
君だけはいなくならなかったから。
俺は今夜も尋ねる。
君はきっと明日も答える。
「星座」
「書く習慣っていうアプリやってる人おいで!!!!」
というオプチャの管理人です!
ぜひ来てください!!
待ってます!
【69,お題:星座】
「星って何万年も前の光が見えてるんだって」
そう言ったとき、兄はすごく驚いたような顔をして
少し狼狽えたあと「そう、なのか...和真は物知りだな」って、へにゃりとはにかんだ
まったく、腕っぷしは強いくせに何でこうも世間知らずなのか
俺に兄の記憶はない、実際に兄の口からそう告げられるまで知らなかったし
何なら今でも、からかわれてるんじゃないかとすら思っている
兄がいうには、俺が生まれる前に引き離されて俺は腹違いの兄弟らしい
自分に弟が居ることを知ってから、ずっと探してくれていたんだとか
兄がどんな人生を送っていたのか俺は知らない、でも顔や腕の傷を見るに
俺なんかよりもずっと大変な生活だったんだろう
「大変だな、生きるってのもさ」
真っ暗な中、2人で肩を寄せあって寒さを紛らわす、もう秋だ最近は随分と冷え込む
雪が降る前にちゃんと寝れる場所探さないと
「あ、ほらあれが秋の大四辺形、四角くなってるの見えるでしょ
んで、そっからこう斜めに行くと、カシオペア座そのとなりがペルセウス座」
眠ってしまうといけないので、得意な星座の話をしてみる
兄は全くわかっていないような顔をしながらも、あれも星座か?向こうのは何だ?と
沢山質問をしてくれた、今まであまり話を聞いてもらえなかったから少し嬉しかった
「和真は、星が好きなんだな」
「まあ、皆よりは知識はあるかな」
溢れんばかりの星が輝く夜に、空き地の草むらに踞って共に夜を明かす
もう何度目か、そろそろ慣れてきた
「俺らが見てる星は何万年も前の光って話、さっきしたじゃん」
「ああ」
「なんかそれって俺たちみたいだなって、何となく」
ずっと求められず、自我を殺して生きてきた
自分がどういったものなのか、自分ですらわからなかった
そんな自分を、兄はずっと探してくれていたんだ
腹違い、半分他人であるにもかかわらず
吐き出した息が白い、きっと数日後には雪が降るんだろう
「寒いね」
「...だな」
星に名前を付けられるなら、どうしようか?
世界で一番特別な人の名前を付けようか。いや、重いかな? それは今更かな?
ただ、おまえは全ての例外になってしまったから、どうしても考えてしまう。
最初は、エラーだったんだよ。でも、例外処理をしたせいで、おまえはオレに祟られた。カワイソーに。
絶対に離さない。あの輝く星が燃え落ちても。
10/5「星座」
伝説の英雄たちは、神によって星座になったらしい。
そんな話を聞きながら、じゃあ俺のてんびん座は何なんだ?と聞いたら、正義の女神が善悪を量るための道具だという。
「詳しいな」
「好きだからね!」
と、にっかり笑う。そんな顔もまたいい。
気配を感じた。背負った大剣を構え、背中合わせに戦闘態勢を取る。ビルの谷間から現れた魔物は2体。
「俺が死んだら何座になるかな」
「大剣座とかじゃない?」
「もうちょっと何かないのか」
ぼやきながら、大剣を振りかざした。星座になるのは、まだ先でいい。
(所要時間:9分)
星座……。
星占いなど、信じないタチだ。星に祈ったところで、あのゲス女に台無しにされた人生がバラ色になる訳じゃない。
人のおもいを躊躇いもなく踏みにじった売女……犯罪者・今井貞夫の娘、人でなしの今井裕子。
星座……。
何故か不思議と、冬の星座をよくカラオケで歌う。
何故か不思議と、心がなごむ。
星座
星座占いは好き
太陽星座と月星座の両方をチェックする
で、自分が好きそうな答えを意識
占いはそんなふうにちょっと適当がいいかな
大昔の人は目が良かったんだね
星を見て何かをイメージできるくらいにさ
うらやましいけど
視力を落とす要因の多くのことは楽しいことが多いので現状を受け入れる