『日差し』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
日差し
彼女は夏が嫌いらしい
肌が焼けるからだそうだ
「日差しつよ、無理焼けちゃう。」
また泣き言を言っている
「健康的でいいじゃん。」
「はぁー?舐めてんの?」
どうやら彼女の気に触ったらしい
だけど本当に良いと思う
夏の日差しに照らされてる君は
なんだかすごく綺麗だ
帰り道。
夕方の、赤い日差しを受けたアイツの横顔が、どうしようもなく好きだった。
【日差し】
差し込んだ一筋の光
その日差しは
わたしを導いてくれた
あんなに真っ暗だったのに
その日差しは
こんなにも世界は明るいことを
教えてくれた
一歩、踏み出せた
大丈夫。だって
こんなにも眩しい
#日差し
朝カーテンの隙間から差し込む日差しが鬱陶しい。
毎日朝が来ないで欲しいと思っている私を嘲笑うかのように差し込んできやがる。もういっそのこと窓ごとコンクリートで閉ざしてしまおうか。
#03 日差し
いつの間にか季節は巡っていた。
あなたが居ない事にも慣れて、それはそれで、それなりに快適な毎日だったように思う。
ほんの少し背伸びして買ったワンピース。憧れだったピンヒール。覚えたてのメイク。
それらも全て、あなたの為だと言えば、きっと面倒な女だと思われるんだろう。
もう、日傘はいいかな。
私は私のままで歩く。
今日の日差しはやけに痛い。
空と雲の間に太陽の光が盛れ出している。
黄金色に染まった光を見て何時も思う。
あそこには、神様がいるのかな?
何かを願えば叶うのかな?
太陽がだんだん雲の間から出てきた。
僕はふと自分の足元を見た。
地面には、大きな水たまりが出来ていた。
春の日差しは優しくて
夏の日差しは力強い
秋の日差しは心地よくて
冬の日差しは暖かい
こんな人になりたい
日差し
雲の切れ間から覗く青空…その青空からは、眩しい光が零れてくる…天使の梯子とか聞いたことがあるけれど…
本当に、貴い何かが舞い降りて来そうな、そんな光の筋に、何となく目が離せない…そして、願い事してみたくなる…勿論、其れは、あなたともっと親密になれます様に、って…
お題・日差し
午前中、知らない街に散歩に行くことにした。初めての景色を堪能しながら歩いていたら、ふと公園を見つけた。小さめの公園で1本の大きな木が生えていた。日差しが強いのもあり木陰で休むことにした。水を飲みながら休んでいると、家族が水遊びをしに公園に来た。暑い日差しの中楽しそうに遊ぶ姿を見て、こちらも微笑ましくなった。家に帰ったら家族に、「久しぶりにプールにでも行こうか」と声をかけてみよう。そう心に決めた。太陽が頂点に差し掛かろうとする中、帰るために歩を進めた。
日差し
薄っすらと光り輝くカーテンを開けると
眩しいばかりの日差しが差し込んでくる
手をかざして、目を細めて
眩しさに目を慣らして伸びをする
身支度を整えて荷物を背負ったら
冒険の準備は完了
後は扉を開けて
この日差しの中へ足を踏み出す
「日差し」
田舎の畑で、野菜を収穫していた。
あの日の日差しは、ジリジリと暑かった。
都会に来てもそれは変わらない。
全く違うようで、同じなんだ。
去年の夏、思い切って1万4千円の日傘を買った。国産の完全遮光のやつ。
それまでは雑貨屋で買ったさくらんぼ柄のかわいい布日傘を使っていたのだけれど近年の連日の猛暑日、痛いほどの日差しの中でこの薄い布に果たして日よけ効果はあるのか?一体何を防いでいるのだろうか。と思うほど猛烈な日差しが布を突き破ってきたので、ついに私も高級日傘デビューを果たしたのである。
この完全遮光の日傘は確かに高いだけあって日差しを完全にカットしてくれる。
試しに日傘をさした場合とささなかった場合で真夏の炎天下の中数分歩いてみた結果、汗の噴き出方が明らかに違っていた。
ただ、この完全遮光系の日傘、SNSでインフルエンサー?のような人がこぞって「この傘を刺すと涼しい!」と言っているのだが、ハッキリ言って涼しいわけがない。
体温よりも高い気温の中、目玉焼きができそうなコンクリートの上を歩くと地面からの照り返しが日差し並みにすごい。すごいというか、もう痛い。目もサングラスがなければ開けていられないほどである。
日傘は頭の上にさすものだからもちろん下からの照り返しからは守ってくれない。
できることならシャンプーハットをさらに大きくしたものを襟巻きのように首に巻いて地面からの照り返しをカットしたい。
完全遮光の日傘と、完全遮光の襟巻きを使ってやっと「涼しい」と言えるのではないかと思う。
やらないので一生断言はできないけれど。
2、『日差し』
今日は、日差しの強い日だった。でも日差しが強いはずなのに目の前は暗くてくすんでいる。
「きっと大好きだった彼と別れてしまったからか」と納得した。この人の為ならなんでも出来るというぐらい大好きな彼だったがそれはただ「好き」と言う気持ちだけでなく「依存」していたのだ。
だから、彼が酷いことをしていて辛くても少しの優しさに惹かれ我慢ばかりして結局自分を見失ってしまった。 そして大好きな彼も失ってしまった。でも何故か少し楽になれた気がする。
いつか、彼の思い出をいい思い出として心の片隅にしまい前を向いて頑張ろうと思えるように。そして彼が私に愛される幸せと別れる辛さを教えてくれたことに感謝して次に進もうと私は決意した。
するとその瞬間、目の前が急に明るくなった。
「あぁ、太陽ってこんなに暖かくて眩しかったんだな」と思った。
よし、進もう!
私は、私で幸せになるから貴方も幸せになってね。
今は、ただそれだけを願う。
・5『日差し』
稲光を確かに感じたのに次の瞬間には夏の日差しに戻っていた。急に怖くなった私は廊下で腰を抜かしてしまった。
家主は落ち着いた声で
「貴方はまだ若い。なのに欲がないんだねぇ」と言う
振り返って男を見上げるとさっきより溌剌としているように見える。声もハリがある。
座り込んでしまった自分がひどく情けなく感じる。と、同時にさっきまでペンを握っていた老人をただの変人だと、痴呆も入ってるかもしれないと思い込み礼儀を欠いていたのではないか?という気がしていた。
自分を天気を操れる神様だと言った男を
私は下に見ていたのだ。
【続く】
俺にとっての貴女は、温かい日射しを投げかけてくれる、太陽のような存在です。
貴女がいるから、俺の世界は存在しています。
貴女を中心に、俺の世界は回っています。
俺は貴女を守るためにここに存在しているので、当然のことではあります。けれど、生きていた時も、貴女は俺にとっての太陽だった。
その光を再び浴びたいという願いだけを心の支えにして、俺は貴女に言い遣った五年間の放浪を終えました。
そして貴女の元に帰った時、貴女はもうこの世を去っていました。俺の太陽はもう二度と昇らない、そんな地獄のような世界で居きることはできない。そう思って、俺は生きることを諦めました。
命を捨てた後、貴女という存在はひとつの魂であり、何度も肉体を得て転生していくのだと、俺は知りました。貴女という太陽がまた昇るのだと知って、俺がどれだけ歓喜したことか、貴女には分からないでしょう。
貴女は太陽のように、生を得て昇り、命を失って沈み、また昇っては沈みます。
いつか太陽がなくなるのと同じように、貴女の魂もいつかは個としての終わりを迎え、二度と昇らなくなります。
その最後の日まで、貴女の放つ温かい日射しに包まれて、俺は幸福に過ごすでしょう。
黒い羽根を拡げてあの子に逢いに行かなくちゃ。
黄色いドレスを着るあの子。
きっとよく似合うことだろう。
普段は眠っている時間だからか、幾ら羽根を羽ばたかせても
上手く飛んで行けないわ。
嗚呼。突き刺す光が躰を灼いているのかしら…
とても暑くて、躰が上手く動かせない
早く、、早く--あの子の所に行かなくちゃ。
私の躰が灼け尽きてしまう前に
#日差し
『かげをおくれ』 テーマ:日差し
よく晴れた日のことでした。
天気が良かったので、わたしは外をお散歩することにしました。
公園のそばを歩いていると、同い年の子たちが「かげおくり」をして遊んでいました。
「かげおくり」は、近所の子たちの間で流行っている遊びです。今日みたいによく晴れた日、地面にある自分の影をまばたきせず十秒じっっと見ます。それから空を見ると、自分の影が空に浮かんで見える、らしいのです。
前に学校で「かげおくり」をしたときは、あんまり上手くできませんでした。その日はくもりで、影が見にくかったのです。
だからまた「かげおくり」がやりたくて、公園の子たちに声をかけました。
「いーれーてー」
けれど、みんなはわたしを見るなりびっくりして、逃げていってしまいました。どうしたんだろう。いつもみんな遊んでくれるのに。
わたしは自分をじっくり観察しました。くるりと背中を向いて、思わず飛び上がりました。なぜなら、自分の影もぞもぞ動きだしたからです。
影の方もさぞ驚いたのでしょう。夏のプールサイドにいるみたいに、ぴょんぴょん飛び跳ねていました。もしかしたら逃げたかったのかもしれません。でも、ここはだだっ広い公園。影の居場所はどこにもありません。影は縮こまって、ぽつぽつ身の上を話し出しました。
どうやらこの子は、影に隠れて暮らす「影の子」なのだそうです。
しかし、今日は天気がよく、隠れる影が見つからずに仲間とはぐれてしまったようでした。おまけに、日差しが強くて自分の姿がくっきりしてしまい、わたしに見つかった、というわけだったのです。
仲間に会いたいとめそめそする影の子に、わたしは提案しました。
「わたしが「かげおくり」であなたを空まで送ってあげる。ね、空から仲間を探してみようよ」
わたしはお日さまに背中を見せて、影の子をじっっと見ました。
「動かないでね。上手くできないかもしれないから」
わたしがそう言うと、影の子はぴたりと止まりました。まばたきしないよう気をつけながら、しっかり10秒数えます。
それから勢いよく、顔を上げました。青空がちかちかと瞬いて、白い影がすうっと浮かびました。
「やった!」
喜んでいると、浮かんだ影の子がせわしなく動き始めました。
しかも、よく見るともぞもぞ動く影は一つじゃありません。
「あれ、もしかして……」
気づいた途端、おかしくって大笑いしました。
影の子たちはどうやら、ずっと一緒にいたみたいです。
2024.7.2
『 日差し 』
夏が始まった。
ミーンミーン……
セミの鳴き声も聞こえる。
暑くて、汗が滲む感覚がする。
ふと、空を見上げたら、
強い日差しが、眩しい笑顔で私を見ているようだった。
彼女は夏は苦手。
「日差しが強くて暑いから。」
それでも僕は夏が好き。
だって君が日差しに照らされて
より輝いて見えるから。
日差し
夏の日差しが
背中を押して
君への思いを
言葉に託して
日差しのよに
熱い思い胸に
いざ、ゆかん
恋の決戦日に