去年の夏、思い切って1万4千円の日傘を買った。国産の完全遮光のやつ。
それまでは雑貨屋で買ったさくらんぼ柄のかわいい布日傘を使っていたのだけれど近年の連日の猛暑日、痛いほどの日差しの中でこの薄い布に果たして日よけ効果はあるのか?一体何を防いでいるのだろうか。と思うほど猛烈な日差しが布を突き破ってきたので、ついに私も高級日傘デビューを果たしたのである。
この完全遮光の日傘は確かに高いだけあって日差しを完全にカットしてくれる。
試しに日傘をさした場合とささなかった場合で真夏の炎天下の中数分歩いてみた結果、汗の噴き出方が明らかに違っていた。
ただ、この完全遮光系の日傘、SNSでインフルエンサー?のような人がこぞって「この傘を刺すと涼しい!」と言っているのだが、ハッキリ言って涼しいわけがない。
体温よりも高い気温の中、目玉焼きができそうなコンクリートの上を歩くと地面からの照り返しが日差し並みにすごい。すごいというか、もう痛い。目もサングラスがなければ開けていられないほどである。
日傘は頭の上にさすものだからもちろん下からの照り返しからは守ってくれない。
できることならシャンプーハットをさらに大きくしたものを襟巻きのように首に巻いて地面からの照り返しをカットしたい。
完全遮光の日傘と、完全遮光の襟巻きを使ってやっと「涼しい」と言えるのではないかと思う。
やらないので一生断言はできないけれど。
7/2/2024, 2:35:41 PM