#03 日差しいつの間にか季節は巡っていた。あなたが居ない事にも慣れて、それはそれで、それなりに快適な毎日だったように思う。ほんの少し背伸びして買ったワンピース。憧れだったピンヒール。覚えたてのメイク。それらも全て、あなたの為だと言えば、きっと面倒な女だと思われるんだろう。もう、日傘はいいかな。私は私のままで歩く。今日の日差しはやけに痛い。
7/2/2024, 2:48:53 PM