『日差し』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
日差しが射す。あったかそう。
日差しが指す。あつそう。
日差しが刺す。焼かれそう。
日差しが差す。同じ文字続いてなんか変。?。
日差しが挿す。よくわからん。
わたしは、日差しの良い部屋です。 だから、いつも暖かいです。だから便利です
眩しい。眩しすぎて目が開かない。だけど、頑張って目を開けて、顔の上に手をかざし、柔らかく浮かぶ雲のある空をを眺める。その時、心地よい風が僕を撫でる。耳を澄ますと、木のざわめく音も聞こえてくる。遠くで聞こえる人間達の声も。
坂のきつい道を歩いている
道は一本道で数メートル先は
ゆらゆらと視界が揺れる
道の周辺は右も左も ずっと先も
田んぼしかない
田んぼ「しかない」というのは語弊か
田んぼの脇には林があり
林からはミンミンと蝉の合唱が
鳴り止む様子がない
近くの商店まで行くのに
あとどれくらい歩けば良いのか
都会しか知らない故
身体と精神が やられそうだ
色々あって ここへ越してきたが
果たしてうまく
やっていけるのだろうか
雲一つない太陽が
容赦なく肌を照らす
額に手を翳し 尚も歩き続ける
暫く歩き ようやく店へ着いた
頑張った褒美にアイスを選ぶ
袋に入ったイチゴのカキ氷か
あずきバーか
実に悩ましい
【日差し】
プラットホームの上がりきったシャッターを隔てて
外側に立って電子タバコを吸っては吐く
その姿を
夏直前の日差しがくっきりと浮かび上がらせる
私にはあまりにも眩しい
吐かれた煙が風に乗って
どこかへ散ってしまうのが
惜しい
半年前には優しかった君の眼差しが、いま僕を焼き殺さんとする。
君が変わったのか、僕が変わったのか。
時の流れに変わらぬものなどないのか。
会いたーい!!!
って叫べるくらいに会いたい
それ以外のことは
どうでもいいとも思える
それくらい
私は貴方のこと好きなのに
貴方は振り向いてくれない
こんなに切ないことは
ないだろう
約1年の私の片思い
日差しがぎらりと輝く
鉄板みたいに熱くなった
コンクリ地面を見て
僕はぽつりと呟く
「あの時みたいだな」
お題『日差し』
今日も日差しが強い
目を焼くほどに
そこまで暑く照らすのなら
俺のことも灰にしてくれればいいのに
ガタンガタンと体が揺れる。
私たちは妻と息子の3人で、『銀河鉄道』に乗っていた。
目的は、地球に住む親に孫の顔を見せる事。
息子が生まれてから、初めての帰省だ。
自分たちの住んでいる惑星から地球は遠いので、なかなか踏ん切りがつかなかったのだ。
理由は、惑星を移動するには、お金がかかるし時間もかかるから。
というか面倒くさい。
そんな訳で行きたくなかったのだが、『金なら出す』という親と、『銀河鉄道に乗りたい』という息子、『いいかげん諦めろ』という妻の意見により、多数決で出発が決まった。
多数決なら仕方がない。
そんなわけで乗り込んだ銀河鉄道だが、さっきも言ったように目的地に着くまで長い。
列車特有の心地よい揺れに眠りかけるも、なんとか意識を保つ。
幼い息子が危険な真似をしないように見張る必要があるからだ。
一方で妻はと言うと、すでに幸せそうに寝入っていた。
いつも暴君である息子の相手をしているのだ。
日頃の疲れが溜まっているのか、椅子に座った瞬間眠りに落ちた。
普段の苦労が偲ばれる。
今だけは平和に寝かせてやろうと心に誓う。
そしてその元凶である息子はと言うと、普段の暴君っぷりが嘘のように静かに窓の外を見ていた。
初めて乗った列車から見る景色は格別らしい。
窓越しに見えるのは、黒い空に浮かぶ星々の輝きを、息子は熱心に眺めてみる。
星に興味があるのだろうか?
将来は天文学者にあるのかもしれない。
そうなると、この列車は息子にとって天国みたいな場所だろう。
『銀河鉄道』の名の通り、この列車は星々の中を通ってるのだ。
なにせ360度、どこを見ても星、星、星。
星が好きな人間にとっては、幸せだろう。
私?
私は一瞬で飽きた。
いつまでも続く黒い空は私にとって眠くなるものでしかない。
その上、この振動……
ヤバい、眠い。
「ねえ、お父さん」
さきほどまで窓の外を見ていたはずの息子が、肩をゆすっている。
いつのまにこんな近くに……?
もしかして寝てた?
「なんかあったか?」
焦る気持ちを隠して息子に尋ねる。
すると息子は、世紀の大発見をしたような顔で窓の外を指す。
「変な星がある」
「変な星?」
息子が指を差した方向を眺める。
見つけられるか自信が無かったのだが、『変な星』というのはすぐ分かった。
なるほど確かに息子は正しい。
その星は、他の星とは違い、青く光っていた。
「あれが爺ちゃんと婆ちゃんが住んでる『地球』だよ」
「地球!?
アレが!?」
息子は、もっと見ようと窓に顔を押し当てる。
そんなに焦らなくても、すぐ見えるようになるのに……
忙しい子である。
息子と一緒に地球を見ていると、急に『帰って来たんだな』という感情が芽生える。
「ただいま」
自然と口から言葉が漏れる。
聞かれたかと息子を見るが、息子は地球に夢中で気づいていない。
まあ聞かれたところで、何があるわけでもないのだが……
私はもう一度息子の肩越しに窓の外を見る。
窓越しに見えるのは、10年ぶりの地球。
地球を出た時と変わらない、綺麗な星であった
日差し
頭に浮かぶ黒い考えと、白い光が交差する。
みんながキラキラ輝いて見えるから、私は逃げてしまいたくなる。
わたしにもいい考えがあるから、みんな聞いて!
眩しい君から逃げなくてすむように私も叫ぶ。
日差しが徹夜明けの体に刺さった。
生まれて初めて、決して垢抜けない長文(校正をしてくれた友人は「作品」と言ってくれた)を、赤の他人の前に晒した。
やりきった達成感と、小スライムの移動のような、ほんの僅か世間への侵食感。
あぁ、眩しい。
穏やかな春の日差しは
心を優しく包み 解きほぐす
うたた寝を誘っては人々を甘やかす
ジリジリと照りつける夏の日差しは
無防備においそれと近づいてはだめ
決して甘くみてはいけない
肌と髪を守って、こまめに水分補給をして。
そうすれば、快く受け入れてくれる
光を味方につけて、顔を上げたら
きっといいことが待っている
91:日差し
日差し
日差しは日光が元。
私は何が元?
って言いたいけどキリが無いから性格にする
私の性格の元
それは先輩かな〜
いつも話聞いてくれて
一緒に考えてくれて
そばに居てくれて
私の性格の元は先輩
日差し暑すぎ~
日差しは人みたい
いつも笑顔で明るくて
でも
毎日暗くなる時間がある
雨が降る時がある
日差しも人も
似ている
【日差し】
暖かく柔らかい日差しが
私を照らしている
日焼けなんて気にせず
その暖かさを感じていられたらいいのに
ルッキズムが溢れる現代では
白い肌も憧れの対象だ
だから日焼けなんてしていられない
何も手入れをしていないと言っているようなものだからだ
けれど子供のころは
日差しなんて気にせず
朝から夕方まで外で遊んでいた
もちろん日焼けなんて気にしたこともなかったし
日焼けしている子を見ても別になんとも思わなかった
自分も周りも
素直に日に当たらなくなって
日焼け止めを塗りたくったり
暑いのに上着を着たりするようになったのは
いったいいつからだろう
日差しは今も昔も変わらず暖かいのに
窓際で「こーごーせー」を始めだす君にため息さみしいなら言え
題-日差し
火傷しそうなほど照りつく日差しに手をかざす。
「熱中症には気をつけなさい」と母から持たされたスポーツドリンクはすでにぬるくなっていて保冷剤代わりにはならない。
すると、スターターピストルのけたたましい音が鳴り響いた。
それと同時に選手は走り出し、応援の声が湧き上がった。
「あついなー」
炎天下の中行われている体育祭は、日差しに負けないくらい熱気を孕んでいた。
ナツキとフユト【29 日差し】
ナツキは、子供の頃にインコを飼っていたという
「ピーちゃん、おいで」
ナツキが優しく話しかけていると、やがて落ち着きを取り戻したインコは、そっと差し出した手に乗った
フユトは、駅前のデパート内にあるペットショップに、ケージとエサを買いに走った
「日光浴は大事だけど、この時期は熱中症にも気をつけないと」
そう言って、ナツキはインコの入ったケージを窓辺に置いた
(つづく)
べたべたと身体にまとわりつく汗の不快な感覚で目が覚める。眠っている間に肩で押し潰していたスマホを寝ぼけ眼で手に取る。私の体温なのか動画を再生しっぱなしによるオーバーヒートなのか、スマホは熱々状態だった。季節は夏、昨日から7月に入った。夜は肌寒くてタオルケットを肩まで掛けていたはずなのに、朝になると足元にまで蹴飛ばされている。つくづくこの季節は好きになれない。じわじわと焼かれるような暑さが近づいているのを意識するたびひたすら憂鬱な気分になってしまう。手の中で夏真っ盛りとばかりに熱を発するスマホでいつものようにSNSを開き、スクロールする。大して面白いわけではないけれど、なぜか無意識に開いているのは我ながら現代っ子を謳歌していて恐ろしい。暑さでだるい身体をやっとの思いで起こし枕元のカーテンを両手で開くと、もう日差しがカンカンと照りつけていた。外に出たら冗談ではなくとけそうだと無意識に眉間に皺が寄せつつ、冷房のリモコンに手を伸ばした。今日も一日が始まる。
日差し
「やあ、あんたに日差しはダメだったね」と言ってくれる人がいるのが不思議でたまらない。そういう親しい台詞を言う人がいなかったせいでどう答えていいかわからない。夕暮れ時の日差しくらいは大丈夫と言おうとしたが夏至すこし過ぎた夏の日もすでに暮れて暗い。日差しは鬱陶しいものでしかないし足元に絡みつくこいつらはなんだ、犬は苦手なんだと言っておいたのに。でもなんだろう、こんなに懐いて言うことを聞いてくれる生き物を私は知らない。夏至の日差しは、この時刻にはさすがに暗くなり、日差しの問題ではないのは私にもわかる。明日からは話し合おう。でも今夜はおやすみ。
***
昨日はだいぶ酔って書いたので意味がわからない…