『旅路の果てに』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
こんなはずない。
求めていたのはこんなんじゃない
10年前みた写真の景色はこんなじゃない
紆余曲折って言葉がある。
その言葉通りに色んなことがあって、一緒に暮らしていた彼女と家族になれました。
俺の記憶では彼女とケンカをしたことはないけど、怒られることや怒ることは何度かあった。
回数を増すほど注意は減って、一緒に笑って、抱きしめ合う時間が増えていったから、これで良かったんだなーと思う。
まだまだ旅路の果てとは言いきれないけど、俺ひとりの旅路は終わりだ。
先を歩いていた愛しい彼女が、くるりと振り返る。
太陽の光を背負って逆光になっているけれど、満面の笑みを浮かべているのが分かった。
これからは、彼女と共に旅を始める。
おわり
六二五、旅路の果てに
旅路の果ての
その果てに
どんな世界が
広がっているのだろう、
辿り着けるかわからない
この道、
とにかく
歩き続けるだけだ、
今日も明日も、
素晴らしい何かが
きっとあるから…。
旅の果て
どこにいるのだろう。
多分、疲れてどこにもいけないのだろう。
旅路の果てに(オリジナル)(秘密の手紙続編)
俺は最期の手紙配達員の見習いをしている幽霊だ。
成仏できない人の心残りを手紙にして届ける仕事をしている。
今日の依頼人は60代半ばの男性だった。
俺の仕事を説明したのだが反応が薄く、ずっと茫然としている。
「あの、聞いてます?」
目の前で手を振ってみたのだが、全く反応がない。
猫だましのように目の前でパチンと手を叩いてようやく、彼はハッと我に返った。
「俺…死んだ…のか??」
「えっ?そこから?!」
俺は驚いた。俺が派遣されるのは明確に誰かに何かの言葉を残したい人ばかりだったので、今回のケースは想定外だ。
「えーと、最期に誰かに何か伝えたい事、あったりしますよね?」
俺は恐る恐る声をかけた。
彼はがくりと膝を折る。
両手で頭をかかえて小さくなった。
「俺の人生…何だったんだ…」
「え?」
「伝えたい事だって?何だそれ。それこそ誰かの何かになりたかった。誰かの一番になりたくて、何者かになりたくて、色々頑張ってきたさ。それなりに友達も、時には恋人もいたけどさ。何だよ、死んだら何も残らねぇじゃねぇか。…いや、死ぬ前だって何も残っちゃいなかった…生きるために頑張って働いて、働いて、食べて、寝て。何やってたんだろうな、俺」
彼は顔をあげて俺を見たが、目は虚ろだった。
「自分の葬式を見たんだ」
「はぁ」
「…夢だと思った。胸糞悪い夢だって。でも、本当だったんだな。……誰も来ちゃくれなかった。そんなもんだったんだ。俺の生きた65年なんて…」
俺の胸はズキンと痛んだ。いや、俺は幽霊だから厳密には心臓ないんだけれど。そのくらい痛みを覚えたって事だ。
人生の旅路の果てに、己の存在が、誰にも何も残らなかったと思うのは辛い。
何のために生きてきたのかと思ってしまうのは辛い。
俺は何も言えなくなって、黙って俯いてしまった。
彼は最期に何を残せば成仏できるのだろう。
俺にはわからなかった。
俺はようやくできた手紙を手に、地方に来ていた。
幽霊に距離はあまり関係ない。
今回はイレギュラーで、依頼人も一緒に来ていた。
「母さん…」
手紙の宛先は、彼の88歳の母親だった。
手紙を渡すと、彼女は無言で封を切った。
震える息子の声が、宙に溶け出す。
「母さん、俺の葬式大変やったよな。ありがとう」
母は静かに首を横に振った。
「俺…何者にもなれんかったよ。昔よう言うてたよな、立派な人になれ、幸せな家庭を築けって。結局、結婚もせん、子供もおらん、親孝行、全然できんかった、ごめん」
悔恨の滲むその声に、母は静かに返事を返した。
「そんな事ないで。信二。真っ当に生きて、最後まで誰に迷惑かけるでもなく、元気に65歳まで頑張って生きたんやろ。こんなありがたい事ないよ。そんな、卑下する方が悲しいわ。私ゃ嬉しかったし楽しかったよ。生まれてきてくれてありがとうね」
「母さん!!!」
幽霊の息子は母に縋りついて号泣した。もちろん、姿も声も、母には届かない。
けれど、母は手紙の肉声に彼の存在を感じるようで、母の顔をしてただただ微笑んでいた。
「ただ、親より先に死ぬやつがあるかい。それだけは親不孝なんだから反省しいや」
息子は涙と鼻水でぐしゃぐしゃになった顔で、うんうんと激しく頷いている。
「ごめん、ごめん、母さん」
存在を認められ、人生を肯定された。
許された。
己の人生への肯定的な想いが皆無であった事が、彼を悪霊たらしめようとしていて、成仏から遠ざけられていたようだった。
彼は満足して徐々に薄れ、やがて、消えた。
「……息子の手紙、ありがとうねぇ」
「いえ」
俺はもらい泣きして目も顔も真っ赤にしたまま首を横に振った。
「…私の言葉が呪いになっていたんかねぇ。偉くならんといかんとか。将来食うに困らなきゃ良いと思って言った言葉やったけど。良い母親やなかったねぇ」
「そんな事ないです。彼はとてもお母さんが大好きでしたよ」
成仏する前、彼は65歳の姿から巻き戻り、8歳くらいの少年の姿になっていた。あれは、彼が最も母に甘えられていた幸せな頃の姿だったに違いない。
「ありがとうねぇ。そうだ、君、飴ちゃんあげようね。不思議な手紙やったし、君も不思議な子ぉやけど、元気でおりや。元気が一番やで」
彼女は巾着の袋から飴を一掴み、俺の手に握らせてくれた。
「ありがとうございます。友達といただきます」
俺は涙を拭くと、一礼して家を出た。
(反省しいや、か)
彼女の言葉は俺にも響いていた。
俺も親不孝者だ。
胸がズキズキと痛む。
だから実家には長い間帰れていない。
友達の家に居候を決めたのは、そんな気持ちもあっての事だった。
それでも、今日は家族に会いに行こうと思う。
俺の声も姿も家族は認識できないので、俺が一方的に見るだけだけれど。
勇気の飴ちゃんを一つ口に入れて、俺は空を駆けた。
滝から落ちたり、転覆したり、枝に引っかかったり。
何度も苦難を乗り越えてお椀の舟で下った流れの旅路の果てに実は、目的地の京の都を通らない川だったとは間違えたな。
(旅路の果てに)
一寸法師のオマージュ、河川地図なんて無い時代だしね。
旅路の果てにいる人の前に辿り着いた私は、
あなたとの新しい旅路に、
この物語を
新しい物語と交換し、
この旅路をどんどん進むことを誓います。
という妄想と現実との狭間に
心地よい鏡の中に
そこに住むのは私か
それともあなたという私か
あなたというあなたか
「旅路の果てに」
私は旅に出た
小学生の時だった
「私」として生きていこうと決めた
自分のままだと
演じない自分だと
あまりにも疲れてしまう
自分と周りにとっての理想
それが「私」
優しさを求められたら優しい人になって
素直さが求められたらピュアな人間になった
怖がりだって演じた
怖いのは本当だけど自分は叫ばない
「私」だから叫ぶのだ
環境が変わる事に新しい「私」になる
だいたい3年
その周期で私は旅を初めて終わらせる
死ぬまでずっと
【題:旅路の果て】
旅の終わりとは、いったい何処なんだろう?
神様に聞いてみても分からないし、インターネットにだって、旅のおすすめスポットは載ってても、旅を終わらせるべき場所とか、時期だなんてかかれてない。
なんでどこにも情報がないんだろう。
きっと、旅路の果てだなんて、誰の印象にも残らないほどにありふれた場所なのだ。
たどり着いた人はみんな、『え~これが旅路の果て?これなら旅の途中に見たあのモニュメントとか、山から見た夜明けの景色の方がずっときれいで価値のあるものだったじゃん』と少しの不満を抱いたことだろう。
旅し始めたことを後悔したりもするんだろうか。
いや、そうじゃないと信じたい。
かの果ては、今までの旅路をゆったりと振り替えれる安寧の地なんだろうな。
先人たちはそこで今まで見た景色や自分のおかした失敗をもう一度味わって、くだらない旅だったな、と辛かったこと含めて全部を笑い飛ばしてしまうんだろう。
なんだかんだ、いい旅だったんじゃないかな、って。
今までがむしゃらに進み続けてきてじっくり自分のことを見直せなかったぶん、果てで積み重ねたものに浸ったことだろう。
まあでも、本当にそうなのかは勿論不明だ。果てまでたどり着いたものじゃないと真偽は分からない。
だから、わたしは進み続けるんだ。
先人たちと同じように、悩んで、苦しんで、迷って、たまに美しいものを見つけて、真実にたどり着けた気分を得て、裏切られて、それでも自分を鼓舞して、旅を終わらせることなく進むのだ。
さあ、旅人(わたし)よ、旅を続けろ!
君となら
この旅路の果てに
辿り着けると思えたから
健やかなる時も
病める時も
喜びの時も
悲しみの時も
2人で歩いていける
「旅路の果てに」
大きなトランクを引きずって
やっとの思いでたどり着いた
見慣れた古いアパート
塗装のはがれた階段を登り
玄関の鍵を差し込んだら
聞き慣れたドアの軋む音
床に散らばるダイレクトメール
そこら中に散乱した洋服と
流しに置きっぱなしのカップラーメン
開いたままのパソコンには
喧嘩した友達からのメッセージと
気になるあの子の新しい投稿
飲みかけのコーラ
干してあるTシャツ
冷蔵庫の牛乳
「帰ってきてしまった」
安心と落胆に、思わず笑ってしまう
ただいま、ぼくの生活
旅路の果てに
冒険に必ず訪れる、旅路の果て。
経験を積んだ人間ほど、ここ先強くなるみたいだ。
人生という長い旅路の果てにたどり着いたその時
私はどんな表情を浮かべるんだろう
それが分かるのはきっと半世紀以上だろうし、もしかするとほぼ1世紀後だったりして
…さすがに盛りすぎか
まぁいい
ともかく。私は笑ってそこにたどり着きたいものだ
イママデ
序盤の序盤にしては、そこそこ重い私の 道
キズ
二度と消えない大きな疵を外と内に抱えて
騙されて、でも信じて
思っているよりもまだまだ私は純粋で
逃げ癖があって
毒に囲まれて
自分でも気がつかなかった自傷行為してて
なんでもない時に涙止まらなくなって
それでも、周りとは普通に過ごして
日々を過ごしてる
いつか良くなるからって信じてる
だから、歩みを止める気はない。
私は私らしくこれからも過ごしてゆく
#旅路の果てに
旅路の果てに
幾つにも分かれた道を人は自分でどれに進むか選ぶことができる。進んだ道によって人生が変わっていく。でもどの道を進んでも人生の結末は変わらない。
旅路の果てに
人生は旅と言われるけれど
あまりそうは感じない
生まれ育った地域から
そう遠く離れた場所に
住んだことがないからかもしれない
旅路の果てというのは
老後の住まいだろうか
最後はひとりになるだろうから
どう生きていくかは
いつかは決めないといけないだろう
その最終地点を
居心地のよい場所を
自分で作れたらいいなと思う
(旅路の果てに。)🦜
あのね
僕は、渡り鳥。では無いから
旅には出ません。🦜
・でも僕の、お友達。。には
渡り鳥、が沢山居るんだよ。🦜
【遥かなる旅路。に 相応しい鳥が
・オオソリハシシギ、しゃん。】
❞チドリ目シギ科、の鳥で
アラスカ。から越冬の為
ニュージーランド。迄の
一万三千kmを9日間、
飲まず、食わず、眠らず。
ノンストップ。で飛び続ける。
んだね、❝
(其れで)
【旅路の果てに、想う事を聴いた。
んだよ。】
・生き抜いた、本能的安堵感。
・次なる旅路の準備。
・一番、は[帰って来た。]と
云う想いなんだだって。
✣僕は、本当に雀。で良かった。と
想ったんだよ。🦜
【故郷も 今は仮寝や 渡り鳥。】
❣旅路の果てに。・・・の答えと
僕は、感じたんだね。🦜🦜🦜🦜
🦜🦜🦜
まさか最後の最後が山登りになるとは思わなかった。
事前に地図で場所は確認していた。
一キロメートルはない距離だからと簡単に考えていた。
まさか目的地が小さいながら急勾配の山の上とは。
高低差のことを完全に失念していた。
二次元の地図の罠に嵌ってしまった。
平面では三次元の地形までは掴めないのだ。
やってしまった。
ここまで来たなら、もう登るしかない。
自分で自分にキレながらも、息を切らせて登ること小一時間。
日帰り一人旅、その旅路の果ては、瀬戸内海を一望できる山の上にある戦争遺跡だった。
コンクリート造りの廃墟を前に、息を何とか整えてから立ち尽くす。
ここだ。
ここであの人は、曽祖父は亡くなったのだ。
自分のルーツを辿る旅。
その一つのゴールがここにあった。
お題『旅路の果てに』
先 「鬱
生 で
お す
風 ね」
邪 と
で 初
す め
お て
大 こ
事 ち
に ら
を
向
い
た
題名:旅路の果てに
雨が降っていた。
傘を差し出す君と、
ずぶ濡れの私の、
記憶が交差する。
ぐーるぐーると世界一周。
誰も知らずに地球は回転。
止まらない現実は、そのせいだ。
高温多湿の世の中で、
誰も知らずに消えていく。
結露した真実なんて、壊れるの。
低温乾燥した世の中で、
私は一人枯れていく。
火事で焼けたの、理想なんて。
僕は永い人生という旅をしてきた。
人と出会い、別れ、また出会っては別れてきた。
そんな僕も、もういい年齢だ。僕、いや、儂と自称したほうが似合うだろう。白髪とシワに刻まれた記憶と思い出が今の儂を形成している。
でもそろそろ、疲れてきたよ。
友人との別れ。家族との別れ。運命は残酷な引き裂きかたをするものだ。親友は自らの手で幕を下ろした。家族は皆、病気や寿命で旅立った。もうじき、儂の番じゃろう。
この世のものをあちらには持っていけない。儂はエンディングノートをつけ始めた。山のように集めた書物も引き取り手を探さねば。元気なうちにやっておくのだ。旅じまいの準備を。
【旅路の果てに】