【題:旅路の果て】
旅の終わりとは、いったい何処なんだろう?
神様に聞いてみても分からないし、インターネットにだって、旅のおすすめスポットは載ってても、旅を終わらせるべき場所とか、時期だなんてかかれてない。
なんでどこにも情報がないんだろう。
きっと、旅路の果てだなんて、誰の印象にも残らないほどにありふれた場所なのだ。
たどり着いた人はみんな、『え~これが旅路の果て?これなら旅の途中に見たあのモニュメントとか、山から見た夜明けの景色の方がずっときれいで価値のあるものだったじゃん』と少しの不満を抱いたことだろう。
旅し始めたことを後悔したりもするんだろうか。
いや、そうじゃないと信じたい。
かの果ては、今までの旅路をゆったりと振り替えれる安寧の地なんだろうな。
先人たちはそこで今まで見た景色や自分のおかした失敗をもう一度味わって、くだらない旅だったな、と辛かったこと含めて全部を笑い飛ばしてしまうんだろう。
なんだかんだ、いい旅だったんじゃないかな、って。
今までがむしゃらに進み続けてきてじっくり自分のことを見直せなかったぶん、果てで積み重ねたものに浸ったことだろう。
まあでも、本当にそうなのかは勿論不明だ。果てまでたどり着いたものじゃないと真偽は分からない。
だから、わたしは進み続けるんだ。
先人たちと同じように、悩んで、苦しんで、迷って、たまに美しいものを見つけて、真実にたどり着けた気分を得て、裏切られて、それでも自分を鼓舞して、旅を終わらせることなく進むのだ。
さあ、旅人(わたし)よ、旅を続けろ!
1/31/2026, 11:57:48 AM