とある恋人たちの日常。

Open App

 
 紆余曲折って言葉がある。
 その言葉通りに色んなことがあって、一緒に暮らしていた彼女と家族になれました。
 
 俺の記憶では彼女とケンカをしたことはないけど、怒られることや怒ることは何度かあった。
 
 回数を増すほど注意は減って、一緒に笑って、抱きしめ合う時間が増えていったから、これで良かったんだなーと思う。
 
 まだまだ旅路の果てとは言いきれないけど、俺ひとりの旅路は終わりだ。
 
 先を歩いていた愛しい彼女が、くるりと振り返る。
 太陽の光を背負って逆光になっているけれど、満面の笑みを浮かべているのが分かった。
 
 これからは、彼女と共に旅を始める。
 
 
 
おわり
 
 
 
六二五、旅路の果てに
 
 
 

1/31/2026, 12:16:32 PM