『旅路の果てに』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
せっかくだから、
ここまで続く足跡を辿りながら
帰ることにしよう。
旅路の果ての結果が思うような結果でなかったにしても、それだからと言って旅の過程が否定されるわけではない。目標を掲げ日々努力をしたけれど、目標に到達しなかったら、今までの努力すべてが否定されたような無力な気持ちを味わう。しかし、目標に至る過程がすべて否定されるわけではなく、破れた目標とその目標に到達するための努力の総ぐるみが人生の経験となる。それらの経験が我々を深みのある人間へと成長させ、人生の深い知見へと導いていく。失敗をしない人生は羨ましいように思うが、全く傷のない人生はつるつるで、つまらないものだろう。
旅路の果てに 1/31 (水).
「人生」という、ものすごく、永く永く、果てのないような旅路がある。
人は、生まれながらにしてその旅路を歩くことを義務付けられるのである。
その旅路をどのように彩り、苦痛を乗り越え、どのような結末を望むのか。
それはその人にしかわからない。
その旅路の最後、いや、終点はどのようになっているのか。
それは私も、僕も、俺も、わからないのである。
そもそも、この旅路の終わりが幸せなのか。
苦しみに満ちた旅なのか。それすらもわかっていない。
それでも手探りで探し続ける。
旅路の果てに、自分の望む結末があることを信じて。
「旅路の果てに」
前の見えない手探りの中で
私はゴールを見つけられるでしょうか。
【#33】
少年はプランを立てた。
目的の場所へ辿り着くまでの完璧なプランだ。
詳細は教えない。
彼と旅を共にする仲間にも秘密だ。
そして、夢のような時間が過ぎてゆく。
奥深いジャングルを小さな船に乗って進んでゆく。
野生動物や原住民と遭遇し、
急流を落ちたり、滝の裏側をくぐったり、
あるいは、海の上で戦いに巻き込まれたり。
またある時は、
谷底を途方もないスピードで走り抜ける列車に乗って、
古代生物の遺骨を目の当たりにしたり、
漆黒に包まれた岩のトンネルをくぐり抜けたり。
そしてある時は、
この世ならざるものと遭遇し、
怯えながらもあちらの世界を垣間見たり、
色とりどりの華やかな世界には歌があふれ、
彼方には美しい城がそびえ立つ。
そんな冒険を乗り越えて、
少年達は旅路の果てに、ようやく目的の地に辿り着いた。
そこは、伝説の生き物が住むという小さな家。
彼の名はミッキー。
夢の国を旅して、やっと彼のもとに辿り着いた。
彼を探して、彼の姿を写真に収めるんだ。
背後で盛大に花火が上がる。
どこからか、パレードの賑やかな音楽が聴こえてくる。
あ…しまった、彼はあっちか…。
仲間からの、冷たい視線が痛かった。
「旅路の果に」
やりきった人生の先に
出てくる格好いい言葉だと思う
いつか
自分にもその時が来たら
やりきった人生と言えるように
今を一生懸命生きたい
旅路の果てに
(本稿を下書きとして保管)
2024.1.31 藍
旅路の果てに
何があるのか
知りたい
そうだ、私が行けばいいのか
道具は最小限に
胸の内は最大限に
磨きあげよう
私の人生
旅路の果てに
諦めずに…
あーあ、死んじゃった
もう1回か
旅路の果てに
良い事か、悪い事か、
何が待ってるのか、どこに向かうのか、
誰にもわからない。
蒼く輝く海
遥か上から照らす太陽
路面が剥き出しの電車が僕の横を何度も通り過ぎ
夏のはずなのにジメジメとしている
どこに行っても人は居て
どこに行っても太陽はあるし
どこに行っても汗はかく
特別な場所なんてどこにもない
見つけたのは自分の心持ちだった
旅は人生にもたとえられるし、昔の人は、死ぬことも旅の一つと考えたらしい
つまり、僕も旅の途中にいるわけだ
行きつく先は、まだわからない
旅路の果てに何があるんだろう
そのとき僕は、何を思うんだろう
何か一つでも成しとげることができたなら、満足して旅を終えることができるだろうか
死に場所は、世界の端がいい。
小さい頃から、人が好きだった。色んな場所に行き、色んな人と関わるのが好きだった。それでも最期は、他の誰でもない、自分自身と向き合いたいから。
飛行機から降りた私は、長い長い悪路を歩み続け、ついにただ1人で辿り着いた。そこはテーブルマウンテンと言われる奇妙な山の頂。山頂なのに地面が平らというのは奇妙だ。すぐ下には青く澄んだ海がある。
私は随分長く生きてきた。何十年経ってもこの身は老いず、12歳の体のまま300年が過ぎた。ありとあらゆる場所に赴いて来たが、これ程までに美しい景色を見たことがあっただろうか。
少し冷たい風が、頬を撫でる。私はやっと自然の一部に還れると感じる。どれだけ長く生きても、どれほど多くの知識や教養を得ても、やはり死には逆らえない。たとえ体が老いずとも、自分の死期くらい、なんとなくわかる。
長いようであっという間だった旅路の果てに、この絶景を見られたことに、私はひとり笑みを浮かべ、美しい世界を前に、ゆっくりと目を閉じた。
思い立って世界を一周してみることにした。
無計画かつ、家族を置いての単独での旅だったが、様々な景色や文化、そして、また家族の元へと帰ることを考えると、前へ進むことができた。
長い年月をかけ、ついに世界を一周し、久しぶりに会う家族の元へと急いだ。
だが、待っていたのは、岩石に潰された我が家だった。
300字小説
無名の馬鹿
旅路の果てに俺は未開の惑星にたどり着いた。地質調査をして驚いた。この星、ほぼ全てが恒星間航法に必要とされるレアメタルだ。
地球を旅立って幾年月。ようやく、後ろ指を指して笑った奴らを見返すことが出来る。
惑星に降りる。更に驚いたことに原住民がいた。しかし文明は地球の産業革命前。人も良く親切だ。これなら言いくるめて惑星ごと手に入れるのも容易い。俺はついている。
今思えば欲の皮をつっぱねて、他者にこの惑星のことを漏らさなかった自分の浅はかさに感謝しかない。
調査を兼ねて暮らして解った。惑星も住民も侵すことは出来ない。記録は全て消す。俺は無名の馬鹿のまま、この惑星で最後を迎える。
これで良い。これで良いのだ。
お題「旅路の果てに」
ー旅路の果てにー
旅路の果てに君の笑顔がありますように
僕はそう願う
もう会えない君との過去を
一つ一つ手に取るように思い出を噛み締めた日々
気づけばこんなにも時が経っていた
君がいない世界は色褪せていてとても長かった
今ようやく君の元に行くよ
8."旅路の果てに"
自分探しの旅路の果てに
果たしてどんな自分が待っているのだろうか。
自分探しの旅路の果ては
果たしてあるのだろうか。
"自分"を探して
"果て"を探して
今日わたしは旅に出る。
終着点はあるのだろうか
人生は長いのか短いのか
志半ばで終えたくはない
あなたに会えたその時は
死期を意味するのだろう
あなたは質問するのです
「何を大切にしましたか」
『旅路の果てに』
【旅路に果てに】
私の人生の最後はどんな感じなのだろうか。
未練はあれど後悔はないような
「なんやかんや幸せだった」で終われる人生だといい。
"生きててよかった"とか"生まれてきてよかった"
とかまだおもえないけど思える自信もないけど。
それでもそんな人生の中で
骨を沈める覚悟があるほど大好きな推しがいて。
彼らがいてくれたからくそみたいな人生を
笑って生きていけます.
"僕が死ぬ時だって君のそばにいたい"
明日死んでも君らを愛せたまま死ねるのは本望だよ。
荒野も宝石も海も星も見尽くしたあとに野菜を選ぶ人を見て何より美しいものを見た気がした
『旅路の果てに』
毎日色んなことに出会う嬉しい,楽しい,悲しい,イライラする事沢山あるでもその全てを抱きしめて私は明日も生きる